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■■『人生をより美しく』発売! イーサン・ホークからの動画メッセージ■■
6カ国語に翻訳された名著『心で弾くピアノ』の著者であり、ドキュメンタリー映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』(イーサン・ホーク監督/2016年に日本公開)の主人公にもなったシーモア・バーンスタイン氏の新著『人生をより美しく シーモアさんとの対話――音楽、友情、家族、そして創造』が発売になりました。
今回は、詩人・精神学者ハーヴェイ氏との対話集ですが、今作でも心に響く名言の数々と出会うことができます。彼の言葉や人と接する際の姿勢には、ピアノの生徒たちはもちろん、人気ハリウッド俳優・監督のイーサン・ホークといったセレブから街で出会った市井の人々まで(動物も!)、誰もが魅了され、心を開き、癒されてしまいます。
「なぜ、音楽を学ばなければならないのか」「どのように音楽とつきあって生きて行けばよいのか」と自問してしまうプロ、アマの音楽家や指導者をはじめ、芸術に関心のあるすべての方に読んでいただきたい1冊です。
人気ハリウッド俳優でもある監督イーサン・ホークも、本書の原書を手にし、日本の読者にメッセージをくれました(今年の1/18にNYで行われた上記映画の再鑑賞会にて)。
「オーケー、これはシーモア・バーンスタインだ。ぜひ注目してこの本を読んでくれ。愛してるよ! イーサン・ホークより」
ぜひ、お読みください。(ま)
***好評発売中***
『人生をより美しく
シーモアさんとの対話――音楽、友情、家族、そして創造』
著:シーモア・バーンスタイン&アンドリュー・ハーヴェイ
(訳:小野山弘子)
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=148080
お店もあります
「オンカク」セミナーの様子(2020.1.29オクターヴハウス)
【「オンカク」セミナーって? 動画をチラリ】
確定申告の時期(2/17~3/15)が近づいてまいりました!……とともに、『音楽家、指導者、フリーランスのための確定申告・税金ガイド オンカク』(著・栗原邦夫)の注目度もますます高まっています。
また現在、各地で開催中の「オンカク」セミナーも“面白くてためになる”と大好評。「確定申告って何?」という初心者から知識のアップデートが必要なベテランさんまで、また音大生から音楽教室の先生や大学講師まで、さまざまな方にご参加いただいています。
動画は、先日開催された池袋・オクターヴハウスでのセミナーの様子ですが、ご覧のように、「難しいんじゃない?」という心配はご無用! お気軽にご参加ください。(ま)
■オクターヴハウス(池袋から徒歩1分)
◎「オンカク」基礎編
一般1500円、会員1000円、学生・卒業後1年目の方は無料
2/7(金)13:30~16:30
2/18(火)10:30~13:30
◎「オンカク」書き方編
一般1500円、会員1000円、学生・卒業後1年目の方は無料
2/26(水)10:00~19:00
3/8(日)10:00~19:00
■ヤマハミュージック池袋店
◎「オンカク」発売記念ミニセミナー
参加費無料
2/21(金)9:30~11:00
**好評発売中**
『音楽家、指導者、フリーランスのための確定申告・税金ガイド オンカク』 栗原邦夫・著
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=211730
新刊情報
高橋千佳子先生の新刊
『言葉で味わうリズム唱入門
~抑揚をつけて唱えよう』で
楽しくリズムを味わいましょう!
『夢をかなえたピアノ講師~ゼロからの180日』著者・藤拓弘氏メッセージ
『夢をかなえたピアノ講師~ゼロからの180日』著者・藤拓弘先生からのメッセージ動画です。
メッセージ動画
【『気になる子へのピアノレッスン』
著者・福田りえ先生メッセージ動画】
『できた!を明日の自信へ 気になる子へのピアノレッスン~事例でわかる グレーゾーン・障がい児指導』の著者、福田りえ先生のメッセージ動画です。最後に宮地楽器 ららぽーと立川立飛店での講座の様子も、ほんの少しだけご紹介しています。
ドイツ・グラモフォンから最高齢ソロ・デビュー!
そ、そ、そして、今年10月の来日公演が決定!!
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◆訳者・瀧川淳の「プレスラー追っかけ記」11◆
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またしても、94歳プレスラーさんがやってくれました!
プレスラーさんの新録音「月の光~ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ:作品集」が3/21にリリースされましたが、94歳でのソロ・デビューは、ドイツ・グラモフォン最高齢記録。ぜひ、お聴きになってみてください! 訳者・瀧川さんからは別途ご紹介していただきますが、プレスラーさんの作りだす響きの「魔法」、深い音楽性が堪能できるはずです。
そして、そして……今秋、再びプレスラーさんが来日。サントリーホールでの10/13(土)夜公演が決まったようです。今度は、シューマン「子供の情景」と、世界最高のリート歌手のひとり、マティアス・ゲルネ(br)との共演で「詩人の恋」。ご体調は大丈夫かしら?などなど心配は尽きませんが、まずはこの喜ばしい第一報をお届けしました。
さて、続いて「追っかけ記」もあります。
またまた長~~いのですが、今回は、瀧川さんが訳者の立場から『メナヘム・プレスラーのピアノ・レッスン』の読み方を熱く語ってくださっています。
インタビューでは、指導を通して「教えること」を学んだのですと語っていたプレスラーさん。では、彼が一貫して生徒たちに伝えたかったのは……??
↓↓どうぞ↓↓
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■プレスラー追っかけ記 No.11<訳者流トリセツ>
~「音楽は心と耳の言語。知識だけではダメ」~
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3/21に、待望の新録音CDリリース。こちらはまた後日ご紹介しますが、プレスラーさんのオンエア関連も、1/7のドキュメンタリー(Eテレ)に始まり、1/31には「クラシック倶楽部」(BSプレミアム)でのライブ放映、そして2/28の「ベスト・オブ・クラシック」(FM)、さらには3/11の「クラシック倶楽部」(BSプレミアム)と、NHKには珍しく一人の演奏家を集中的に複数回取り上げていて、まだまだプレスラー・フィーバーは続いています(今後は過去の放送も含めて再放送していただきたい!)。
さて、いつもFacebookやオントモ・ヴィレッジでこの連載を楽しみにしてくださっている読者のみなさんには本当に感謝です。『メナヘム・プレスラーのピアノ・レッスン』をすでにお読みの方もいらっしゃるし、そうでない方もいらっしゃると思いますが、今回は、訳者流トリセツ、つまり本書の読み方についてお送りします。
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「教えることは、最もやりがいのある仕事です」(p. 52)
ボザール・トリオのメンバーとして、1年のほとんどがツアーやコンサートのスケジュールで埋まっていたプレスラーさんは、行く先々で若者を育てるためのマスタークラスを開催し、またインディアナ大学でも60年以上教え続けていました。それほどまでに教育へ情熱を注いだのです。
それはあたかも自分が受けた「教育=愛」を後世に引き継ぐことを使命にしているかのように(彼の受けた教育については『メナヘム・プレスラーのピアノ・レッスン』3〜5章に詳しく書かれていますが、連綿と受け継がれた系譜はなんと、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェン、バッハにまで遡ることができるのです! p.148)。
そして、プレスラーさんについて書かれた本は何冊かありますが、『メナヘム・プレスラーのピアノ・レッスン』は、彼が人生で最も大切にした「教育」について詳述された唯一の本なのです。
ではプレスラーさんは、若き音楽家たちに何を伝えたかったのでしょうか?
インタビューの際、彼は私に「日本の読者は、私の言わんとしている芸術観やピアノ芸術に対するこだわりをわかってくれるだろうか」(本連載No.10 <インタビュー編:その3>」)と問いかけました。この問いかけからも、プレスラーさんがただ演奏するだけに飽き足らず、多くの人に音楽の素晴らしさ(そして厳しさ)をわかってほしいという想いが痛いほどに伝わります。
「多くの人が気づかない行間にあるものが重要なのです。そこに美しさがあるのですが、それを行間から見つけるには大変な精神力を必要とするのです。(中略)ですが音楽は心と耳の言語なので、知識だけではダメで(中略)、感受性と細やかな感性が必要です」(p. 77)
プレスラーさんが生徒に一貫して伝えたいことは、これではないでしょうか!
ちなみに、NHKの放映やDVDなどで演奏しているときのプレスラーさんを見ると、特に彼にしか出し得ない弱音を解き放つ(つま
新刊『もっとピアノが好きになる! 樹原涼子からあなたへ“贈る言葉”300選』発売にあたって、著者・樹原涼子先生よりメッセージをいただきました。
9月15日にヤマハミュージックリテイリング横浜店で行われた西尾洋先生の公開講座。そのほんの一部をお見せします。