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国書刊行会は、1971年学術資料書籍の復刻出版を目的として設立、『明月記』『玉葉』の復刻版刊行によって産声をあげました。1975年の『世界幻想文学大系』(第12回日本翻訳出版文化賞受賞)の刊行を契機に、海外文学・幻想文学まで刊行分野を広げ、現在では歴史・仏教・国文学・美術などの学術書からミステリ・SF、ホラーやオカルト、美麗な画集まで、「国書刊行会らしさ」を追求することをモットーに、コンスタントな出版活動を続けています。

【新刊】★〈オーストリア綺想小説コレクション 1〉『廃墟建築家』(ヘルベルト・ローゼンドルファー著/垂野創一郎訳)廃墟建築家の設計した巨大地下シェルターに誘いこまれた語り手が夢みるのは、カストラートの七人の姪が語る不思議な物語。音楽への愛に...
16/12/2024

【新刊】

★〈オーストリア綺想小説コレクション 1〉
『廃墟建築家』(ヘルベルト・ローゼンドルファー著/垂野創一郎訳)

廃墟建築家の設計した巨大地下シェルターに誘いこまれた語り手が夢みるのは、カストラートの七人の姪が語る不思議な物語。音楽への愛にあふれ、オーストリア・バロックの粋をこらした魔術的遠近法。

さて少々長くなりますが、以下に本シリーズについての解説文を転載しておきます。全3巻。よろしくお願いします。

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千年の歴史を誇り、最盛期には広大な領土を保有していたハプスブルク帝国。しかし第一次世界大戦が終わると、それは中欧の小共和国と化してしまった。いままで存在しているとばかり思っていた「帝国」は空疎な幻だったのか。 しかし失われた帝国への想いは、その後も見果てぬ夢として、もともとあった奇矯さを誇張されながら生きながらえ、ある種の作家の尽きせぬ霊感の源となった。そこでは世界は迷宮でなければならない。煩雑な官僚制度が支配していなくてはならない。モーツァルトが絶えず奏でられてなくてはならない。何より、その日その日を愉快に暮らすために存在する巨大な遊園地でなければならない...... このコレクションは、今まであまり知られていなかったそうした作家・作品を精選し、オーストリアの豊饒な幻想世界をその一端なりとも紹介しようとするものである。
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※第1巻書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076809/

【再版】★『物語要素事典』(神山重彦著)刊行なるや各方面で話題騒然、即刻品切れのためたいへんご迷惑をおかけしました。函入B5判・1368頁・2.8kgを製作するのはひと苦労ですが、ようやくの再版出来。ぜひこの「ミニチュア版バベルの図書館」を...
10/12/2024

【再版】

★『物語要素事典』(神山重彦著)

刊行なるや各方面で話題騒然、即刻品切れのためたいへんご迷惑をおかけしました。函入B5判・1368頁・2.8kgを製作するのはひと苦労ですが、ようやくの再版出来。ぜひこの「ミニチュア版バベルの図書館」を今度こそ貴方の手中に。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076458/

【再版】★『ナポレオン戦争(上・下)』(デイヴィッド・ジェフリ・チャンドラー/君塚直隆・糸多郁子・竹村厚士・竹本知行 訳) 1793年のトゥーロン包囲戦から1815年のワーテルローまでのナポレオン自身が参加した会戦を戦略・戦術的に分析した、...
05/12/2024

【再版】

★『ナポレオン戦争(上・下)』(デイヴィッド・ジェフリ・チャンドラー/君塚直隆・糸多郁子・竹村厚士・竹本知行 訳)

1793年のトゥーロン包囲戦から1815年のワーテルローまでのナポレオン自身が参加した会戦を戦略・戦術的に分析した、現在に至るまでナポレオン戦争について書かれた最も体系的、網羅的な書籍。
お待たせしました! 稀覯本と化していた旧版全10巻を2巻に圧縮した話題のお買い得復刊、ようやく再版出来です。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076083/
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076090/

【新刊】★『東急 暮らしと街の文化 100年の時を拓く』(世田谷美術館 編)渋沢栄一が「田園趣味の豊かな街」の創出を目指し、始祖となる田園都市株式会社を設立して以来100年を超える時の中で、精力的に活動を展開してきた東急。その暮らしと密着し...
05/12/2024

【新刊】

★『東急 暮らしと街の文化 100年の時を拓く』(世田谷美術館 編)

渋沢栄一が「田園趣味の豊かな街」の創出を目指し、始祖となる田園都市株式会社を設立して以来100年を超える時の中で、精力的に活動を展開してきた東急。その暮らしと密着した企業文化のすがたに迫る。

東京・世田谷美術館で開催中の同名展覧会の図録です。
この展観が美術館で開催されていることにはなかなかの意味がありまして、「郊外」という住居地域が関東大震災後に誕生して以来の文化的集成が今回、芸術作品も含めて多数展示されております。これはなかなかの見応え。鉄道に限らず、日本の近代文化全般にご興味のある方はぜひ本書とともに、お近くでしたら展覧会にもどうぞ。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076847/

【新刊】★『エリザベス・ボウエンの短篇を読む』(エリザベス・ボウエン研究会 編)20世紀英国文壇を代表するアングロ・アイリッシュの作家ボウエン。生涯約100篇の短篇をものした幻想的作品の名手を、12人の論者が多面的に浮き彫りにする意欲的試み...
03/12/2024

【新刊】

★『エリザベス・ボウエンの短篇を読む』(エリザベス・ボウエン研究会 編)

20世紀英国文壇を代表するアングロ・アイリッシュの作家ボウエン。生涯約100篇の短篇をものした幻想的作品の名手を、12人の論者が多面的に浮き彫りにする意欲的試み。ボウエン自身による優れた短篇論3本を併録。

エリザベス・ボウエンはこの十数年で地道な紹介が続き、我が国でも次第にその名が知られるようになりましたが、その本質を理解する筋道となる研究・批評はまだまだ少ないままです。本書はその間隙を埋める貴重な仕事となりました。英米文学に関心のある方々、ぜひ本書にじっくり取り組んでいただければと存じます。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076892/

【新刊】★『キネマと文人 『カリガリ博士』で読む日本近代文学』(川崎賢子著)近代日本の文学者は『カリガリ博士』の何に魅せられ、そこから何を汲みとったのか。日本のモダニズム、ミステリ・ジャンル、幻想とホラー、表現主義の受容、そしてこの百年の映...
02/12/2024

【新刊】

★『キネマと文人 『カリガリ博士』で読む日本近代文学』(川崎賢子著)

近代日本の文学者は『カリガリ博士』の何に魅せられ、そこから何を汲みとったのか。日本のモダニズム、ミステリ・ジャンル、幻想とホラー、表現主義の受容、そしてこの百年の映画と文学の深い交渉について考察する画期的研究。

たった一本の映画が、これほどにも近代日本文学に影響を及ぼしていたとは。どうも本書を繙くと、恐ろしいような心持ちにさえなってしまうのですが、名前だけはよく知っていた『カリガリ博士』という前衛的映画の、実際の影響力の凄まじさよ……文学研究の面白さが、この約500頁の大著にはみっちり詰まっています。
『カリガリ博士』のみならず、その他の映画の近代日本文学への強い作用も明らかにされている本書は、戦前期の文化全般を考えるときに必須の文献となるに違いないでしょう。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076939/

【新刊】★『昭和初期⇔平成・令和 日本定点写真紀行』東日本編・西日本編(二村正之 編)およそ100年前に撮影された日本各地の景観を、平成・令和の今、同じ場所、同じアングルで撮影すると――新旧写真各約800点を収録、47都道府県を網羅した、タ...
20/11/2024

【新刊】

★『昭和初期⇔平成・令和 日本定点写真紀行』東日本編・西日本編(二村正之 編)

およそ100年前に撮影された日本各地の景観を、平成・令和の今、同じ場所、同じアングルで撮影すると――新旧写真各約800点を収録、47都道府県を網羅した、タイムトラベル写真集の決定版。

類書と呼べるようなものがないわけではありませんが、そのほとんどが単にムードとして新旧の変遷を比較するか、ごく少ない資料でお茶を濁すといったもの。
それに比して本書は全国を徹底的に縦断、写真の画角は精密に一致させ、写真資料、地域資料として揺るぎない価値のあるものとなりました。消えたものと残されているもの、これら2枚一組の写真から様々な物語が見えてくることでしょう。

個人で購入するにはなかなかなお値段となりましたが、ぜひ地元の図書館などに購入のリクエストなどいただければ幸いです。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076410/

【新刊】★『明治・大正・昭和 メダル全史』(藤井明 著)明治初めに誕生し、大正に一大ブームを迎える日本のメダル。オリンピック、高校野球、内国博覧会、皇室の即位、創立記念、従軍記章などの約280点の美しいメダルから、その歴史と美術的価値を詳ら...
20/11/2024

【新刊】

★『明治・大正・昭和 メダル全史』(藤井明 著)

明治初めに誕生し、大正に一大ブームを迎える日本のメダル。オリンピック、高校野球、内国博覧会、皇室の即位、創立記念、従軍記章などの約280点の美しいメダルから、その歴史と美術的価値を詳らかにする、初のメダル大図鑑。

今まで見落とされていたジャンル、というものが目の覚めるような形で眼の前にまとめられて現れると、「なぜこれに気づかなかった!」という思いに駆られますが、典型的なものがまたやって来ました。メダルか……こんなに身近なものなのに、こんなにも知らなかったことだらけ。
見ているだけで楽しく、また日本の近代史を反映したその歴史は興味深い限りです。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076205/

【新刊】★『霊的最前線に立て! オカルト・アンダーグラウンド全史』  (武田崇元・横山茂雄 著)オカルト・ブームの立役者にしてスピリチュアル業界の影の支配者・武田崇元と、UFOからナチスまで何でもござれの学術的オカルト研究の先駆者・横山茂雄...
20/11/2024

【新刊】

★『霊的最前線に立て! オカルト・アンダーグラウンド全史』
(武田崇元・横山茂雄 著)

オカルト・ブームの立役者にしてスピリチュアル業界の影の支配者・武田崇元と、UFOからナチスまで何でもござれの学術的オカルト研究の先駆者・横山茂雄(稲生平太郎)が、オカルトの全歴史を語り尽くす!
霊統は異なる二人が知られざるオカルト・ムーヴメントの辺境最深部を掘り起こす、前人未到空前絶後の超濃厚対談がついに実現。

ものすごい煽り文句ですが、70年代以降の時代精神的なもの、出版史、風俗史、もっと引いた目線で言うならば社会史そのもの陰画を知り尽くしたお二人の貴重な証言がいま記録された意味はまことに大きいかと思います。各方面必読の書。ぜひ。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076380/

【新刊】★『物語要素事典』(神山重彦著)古今東西の文学、映画、演劇、落語、昔話、歌舞伎、神話、マンガ、都市伝説――あらゆる物語の核心を縦横無尽に照らし出す無類の大事典。時代もジャンルもメディアも異なる物語に、共通する発想が潜んでいる。あまの...
06/11/2024

【新刊】

★『物語要素事典』(神山重彦著)

古今東西の文学、映画、演劇、落語、昔話、歌舞伎、神話、マンガ、都市伝説――
あらゆる物語の核心を縦横無尽に照らし出す無類の大事典。

時代もジャンルもメディアも異なる物語に、共通する発想が潜んでいる。
あまのじゃく、宇宙人、ウロボロス、時間旅行、手毬唄、人形、密室、未来記、無限……
1,135に及ぶ物語要素別に、延べ 11,000 超の作品の筋書きを紹介。人類の創り出してきた世界のアイデアをあまねく拾い上げる、小宇宙のごとき至上の目録。

発売以来SNS等で爆発的に拡散され、各方面の話題をさらった本書ですが、まことに異例のことながらたった1週間で再版決定(12月10日頃出来予定)。定価28,600円(税込)の本が、です。

しかし、神山先生がひとりで40年を費やしコツコツと積み上げた気が遠くなるような知的営為が、こうしてひとかたまりの物質として私たちの手元にやってくる——これこそが、書物というものの魔術めいた性質、いや、本質なのではないでしょうか。

B5判・4段組・全1368頁、厚さ7cm・2.9Kg。このミニチュア版・バベルの図書館をぜひお手元に。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076458/

【新刊】★『狂人たちの世界一周 最も過酷なヨットレースに挑んだ男たち』(ピーター・ニコルス 著/園部哲 訳)史上初のヨット無寄港世界一周レースという歴史的偉業に挑んだ男たち。海洋競技史上最大の謎「ドナルド・クロウハースト事件」の真相、成功と...
18/10/2024

【新刊】

★『狂人たちの世界一周 最も過酷なヨットレースに挑んだ男たち』(ピーター・ニコルス 著/園部哲 訳)

史上初のヨット無寄港世界一周レースという歴史的偉業に挑んだ男たち。海洋競技史上最大の謎「ドナルド・クロウハースト事件」の真相、成功と破滅に翻弄された9人の運命を追う傑作ノンフィクション。

「ドナルド・クロウハースト事件」はある種オカルトじみた印象さえ残す不気味な遭難事件ですが、その謎はある意味魅力的でもあり、現在に至るまでテレビ番組や映画など様々なコンテンツの素材になっています。しかし、そもそもの真実はどのようなことであったのか。
海洋レースというものは欧米において我が国では考えられないような重みを持っていますが、その実情を含めて、私たちにとっては新たな世界が広がる非常に興味深いノンフィクションの傑作です。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076755/

【新刊】★『ビロードの耳あて イーディス・ウォートン綺譚集』(イーディス・ウォートン/中野善夫 訳)女性初のピューリッツァー賞作家であり、19世紀末から20世紀にかけてのアメリカ文学史上に名高い、〈短編の名手〉ウォートンによる、本邦初訳を含...
08/10/2024

【新刊】

★『ビロードの耳あて イーディス・ウォートン綺譚集』(イーディス・ウォートン/中野善夫 訳)

女性初のピューリッツァー賞作家であり、19世紀末から20世紀にかけてのアメリカ文学史上に名高い、〈短編の名手〉ウォートンによる、本邦初訳を含む待望の作品集。

ウォートンの小説には「幽霊もの」とでもいうべき作品群があり、その精華は『幽霊』(作品社刊、2007年)でも紹介されています。しかしさらに鮮烈な怪異を描いた未訳作品が残されていまして、この度はそれを編むーーというはずでした。
しかし訳者の中野さんによれば、作業を始めると、単に「怪異」とは分類し難い不可思議な綺譚が次から次へと見つかった、という次第。そしてこの大ボリュームの短編集が完成したわけです。

美麗な装いを纏ったこの綺譚集。ようやく秋めいてきたこれからの夜半にゆっくりと味わっていただきたく存じます。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076571/

【新刊】★『救出の距離』(サマンタ・シュウェブリン 著/宮﨑真紀 訳)シャーリイ・ジャクスン賞中長篇部門受賞作にして国際ブッカー賞最終候補作。Netflixで映画化もされた「まったく新しい幻想譚」が本邦初上陸。〈スパニッシュ・ホラー文芸〉を...
08/10/2024

【新刊】

★『救出の距離』(サマンタ・シュウェブリン 著/宮﨑真紀 訳)

シャーリイ・ジャクスン賞中長篇部門受賞作にして国際ブッカー賞最終候補作。Netflixで映画化もされた「まったく新しい幻想譚」が本邦初上陸。〈スパニッシュ・ホラー文芸〉を牽引する作家による、めくるめく愛の悪夢。

〈スパニッシュ・ホラー文芸〉という枠組みは弊社が言い出しっぺのようなものですが、全て宮﨑真紀さんの訳になるこの『救出の距離』、『兎の島』(エルビラ・ナバロ著)、『寝煙草の危険』(マリアーナ・エンリケス著)の3冊は、その最前線を見てもらおうという狙いのシリーズです。

『寝煙草の危険』は「このホラーがすごい!2023」海外編の第1位をみごとにゲットしましたが、エンリケスやナバロを始めピラール・キンタナ、フェルナンダ・メルチョール、モニカ・オヘーダなど現代スペイン語圏の女性作家は世界的に目覚ましい活躍。

かつて弊社は〈ラテンアメリカ文学叢書〉で英米独仏文学以外の世界を本邦に紹介する先鞭をつけましたが、「ホラー」という枠組みで、この3冊もささやかながらそのような役割を果たせれば、と考えています。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076335/

【新刊】★『第一次世界大戦記 ポワリュの戦争日誌』(モーリス・ジュヌヴォワ 著/宇京賴三 訳)泥土と泥水にまみれ、至近で敵と対峙する塹壕戦を戦う日々。圧倒的な迫力と臨場感、一切の潤色なしに、戦場と戦闘の実相を精細克明に描いた「第一次世界大戦...
20/09/2024

【新刊】

★『第一次世界大戦記 ポワリュの戦争日誌』
(モーリス・ジュヌヴォワ 著/宇京賴三 訳)

泥土と泥水にまみれ、至近で敵と対峙する塹壕戦を戦う日々。圧倒的な迫力と臨場感、一切の潤色なしに、戦場と戦闘の実相を精細克明に描いた「第一次世界大戦のイリアス」ともいうべき傑作。

第一次大戦を描いた文学や記録というと、独・英についてはかなりの紹介の蓄積がありますが、翻って仏、フランスについて考えると、どうにも心もとない状況が長らく続いていました。
フランスの歴史や文学を考えるにあたっても重要なこの戦争の経験を余すところなく描いた本書は、単純に戦争文学として読んでも第一級のものです。

2020年にはパンテオンに祀られることとなったこの作家。代表作のひとつを、重厚緻密な翻訳でお読みいただければと思います。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076557/

【新刊】★『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション ひとりの精神科医が集めた日本の戦後』(東京都現代美術館 監修)「日本の戦後現代美術」の全貌に迫る、その圧倒的コレクションを集大成! 伝説の作家から新進気鋭の作家まで、総勢115組の作品を...
19/09/2024

【新刊】

★『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション ひとりの精神科医が集めた日本の戦後』(東京都現代美術館 監修)

「日本の戦後現代美術」の全貌に迫る、その圧倒的コレクションを集大成! 伝説の作家から新進気鋭の作家まで、総勢115組の作品をオールカラーで詳細な解説とともに余すところなく収録。

東京都現代美術館にて開催中の同名展覧会の図録です。
医師である高橋龍太郎さんが収集した日本の現代美術コレクションを一挙公開する展覧会ですが、これをたった一人で成し遂げたとは信じられないほどのヴォリューム。
また並んでいるのは、高橋さんがいなければ日本の現代アートはいったいどうなっていたのか、と思えるほどの逸品揃い。
展覧会に行った方の感想では、あまりの質と量で到底一日では回り切れないという声が多いですね。まずは図録で予習、というのも手ではあるかもしれません。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076885/

【新刊】★『ナポレオン戦争』(上・下)(デイヴィッド・ジェフリ・チャンドラー著/君塚直隆・糸多郁子・竹村厚士・竹本知行 訳)1793年・トゥーロン包囲戦から1815年・ワーテルローまでの、ナポレオン自身が参加した会戦を戦略・戦術的に分析。現...
12/09/2024

【新刊】

★『ナポレオン戦争』(上・下)
(デイヴィッド・ジェフリ・チャンドラー著/君塚直隆・糸多郁子・竹村厚士・竹本知行 訳)

1793年・トゥーロン包囲戦から1815年・ワーテルローまでの、ナポレオン自身が参加した会戦を戦略・戦術的に分析。現在に至るまで最も体系的・網羅的な、ナポレオン戦争研究のバイブルとして名高い世界的名著『The Campaigns of Napoleon』。待望の翻訳復刊!

本書は2002年に信山社から全5巻で刊行されていたものを、翻訳の見直しと図版の修正を加えて全2巻に再構成・復刊したものです。
旧版は1巻1万円、揃いで5万円というなかなか雄渾なる定価でしたが、品切れになって久しく、評価の高さから古書価はさらにびっくりするような値段になっておりました。

今回はそれを、読みやすさは確保しながら上・下2巻に圧縮。全体に細かな修正を施し、かつ価格も大幅に落とすという大技を決めております。
とは言え製作部数はさほどでもありません。お早めにお買い求めいただければ幸いです。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076083/
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076090/

【新刊】★『止まった時計』(J・T・ロジャーズ/夏来健次訳) 《ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ・コレクション 1》絶世の美人女優として一世を風靡したニーナ・ワンドレイが自宅で命を狙われ、瀕死の重傷を負った。稀代の異才による、過去と現在が...
10/09/2024

【新刊】

★『止まった時計』(J・T・ロジャーズ/夏来健次訳)
《ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ・コレクション 1》

絶世の美人女優として一世を風靡したニーナ・ワンドレイが自宅で命を狙われ、瀕死の重傷を負った。稀代の異才による、過去と現在が入り乱れる眩惑的サスペンス。世紀の怪作『赤い右手』をも凌ぐ傑作!

「探偵役の顕現とともに眠っていた物語が覚醒し、意外すぎる犯人が名指された後もさらなる驚異が読者を翻弄する……。時間と視点を手玉に取る《叙述の曲芸師(パルプ・ジャグラー)》が技巧の限りを尽くしたワイドスクリーン走馬灯ミステリ。」(法月綸太郎氏)

始まりました「ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ・コレクション」。今のところ年1回の刊行というゆったりペースの予定ですが、この技巧に満ちた、しかしパッションに突き動かされるような物語の快をゆっくり味わっていただければ幸いです。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336076717/

【新刊】★《ドーキー・アーカイヴ 8》『缶詰サーディンの謎』(ステファン・テメルソン著/大久保譲 訳)炸裂する黒いプードル爆弾、二人のダンシング・ガールズ、天才少年の秘められた数式ノート、そして缶詰サーディンの謎……ポーランドの前衛作家によ...
09/09/2024

【新刊】

★《ドーキー・アーカイヴ 8》
『缶詰サーディンの謎』(ステファン・テメルソン著/大久保譲 訳)

炸裂する黒いプードル爆弾、二人のダンシング・ガールズ、天才少年の秘められた数式ノート、そして缶詰サーディンの謎……ポーランドの前衛作家による奇妙奇天烈な哲学ノヴェル!

若島正+横山茂雄責任編集のウィアードな小説を集めたシリーズ、3年ぶりの配本です。ほぼ意味不明な内容紹介そのものの奇妙な小説なのですが、岸本佐知子さんほか手練れの海外文学読みの面白さ保証付き。よろしくお願い致します。

※書籍URL↓
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336060617/

住所

志村1-13/15
Itabashi-ku, Tokyo
174-0056

電話番号

+81359707421

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