19/12/2024
【住まいnet信州 vol.43 好評発売中!】
Special Report.02
井坪工務店
純和風の平屋で、南側全体に大きな軒がかかり、その下には夏の日差しを遮りながら清々しい風のゆく空間が広がっています。居間の前に据えた石のテーブルを囲んで今日も自然と人が集まり、お茶の時間が始まりました。この家の向かいに住む娘さんやお孫さんも、そんなお茶会の常連さんです。
日本家屋にはもともと、軒や縁といった形で自分の領域の輪郭をぼかしながら、周りとの連続性を保つ工夫がありました。気の置けない人なら玄関を通さずともこんなふうに茶話を楽しめますし、掃き出し窓の沓脱ぎ石に置いた下駄を履いてぶらり散歩に出るのにも、畑で採れた作物を仮に置いておくのにも、都合のいい空間です。
特に外へ向けては、「およりて」(飯田弁で「寄っていってください」)とさりげなく人を誘い、ついで時間と空間を共にする、歓迎のしるしのようです。
お茶請けは、家のすぐ脇の畑で採れた野菜や近くの山から掘ってきた筍でこしらえた手料理です。いつもの味にいつもの笑顔がこぼれます。
井坪工務店koumuten
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