編集工房まる株式会社

編集工房まる株式会社 主に介護・医療・福祉専門情報の印刷物・出版物を扱う編集プロダクションです。ワークショップの企画・運営も承ります。

みなさま、はじめまして。
編集プロダクション 編集工房まる です。

編集プロダクション 編集工房まるは、具体的には以下のような仕事をします。

介護・医療・福祉に関する情報を中心に、
①雑誌・書籍企画を作ったり、
②取材をして雑誌やWebの記事を正しく執筆したり
③情報を整理して見やすく編集し、パッと見てわかるデザインやイラストを頼んだりします。
あるいは、「こんなことを伝えたい!」という思いを聞いて、
④著者さんの持つ書籍のアイディアを出版社に提案したり
⑤会社や団体の広報誌やパンフレット、イベントや活動のチラシを作ったりします。

その他のメディアをつくったりもします。とにかく、伝えたいことをわかりやすく伝えるための橋渡しが、私たちの仕事です。

代表の西村は、以前高齢者の訪問介護をしていました。
毎日車や自転車、時には原付で町中をぐるぐる回っていたのです。
いろんな場所で、いろんな

ご家庭に入り、介護って哲学だなと感じました。

でも、多くのご本人やご家族が、肝心なことを「知らない」「よくわからない」ために、
ずっと苦しんでいたり、孤独だったり、生きづらさを抱えたまま過ごしたりしていました。

こんなに情報社会と言われているのに、行くべきところに、情報が行っていない。
そのために不安になっている人がいる。
逆に、インターネットで、知らなくてもいいことを知って不安がっている人もいました。

よく調べてみると、正しく知るための本はいっぱいありました。
でもどれも、専門的な本ばかり。スゴく難しいのです。

だから、本に慣れていない人にも、簡単に伝わる本や記事を作ろう。安心できる情報をとどけよう。
そう思って、編集者になりました。

書籍を企画から立ち上げたり、新聞や雑誌の記事を取材して執筆したりと、
人より遅い編集職のスタートは大変でしたが、
なんとか皆さんに伝わるものを作れるようになりました。

伝わるなら、文字じゃなくてもいいや、と思い、
⑥短い動画作成や、
⑦リアルで伝えるためのワークショップデザインをすることもあります。
いろんなことを考えてもらったり、意見を出したりまとめたりする
ファシリテーターという役割もお引き受けします。
⑧今は、伝え合うためのゲームデザインをしています。

介護・福祉・医療は、結局は人が安心して暮らすための智恵のあつまりです。
聞いたらこころがホッとする、まん丸なキモチで、落ち着いて人生を選べるような情報を、
本でも、雑誌でも、Webでも、ワークショップでも、
わかりやすくお伝えしたいと思っています。

「書籍編集・リライトをしてもらいたい」
「雑誌の記事を書いて欲しい」
「本を出してみたい」
「会社のパンフレットをきちんと作りたい」
「医療のワークショップを開きたい」
などのご希望がありましたら、ぜひ下記までご連絡ください!

では、みなさま、どうかよろしくお願いいたします。

編集工房まる株式会社
代表取締役 西村舞由子
TEL;03-6907-0959
MAIL;[email protected]

\日の出町・東京大学の官学連携事業「高齢者にやさしいまちづくりに向けた取り組み」NewsLetterを制作しました/練馬区で地域の方々が認知症高齢者の理解を深めるゲーム「N-impro」を開発された、東京大学大学院医学系研究科高齢者在宅長期...
22/07/2024

\日の出町・東京大学の官学連携事業
「高齢者にやさしいまちづくりに向けた取り組み」NewsLetterを
制作しました/

練馬区で地域の方々が認知症高齢者の理解を深めるゲーム「N-impro」を開発された、
東京大学大学院医学系研究科高齢者在宅長期ケア看護学分野の五十嵐さんより、
以前、当ゲームのトリセツを制作するご用命をいただき、当社で制作いたしました。
https://www.facebook.com/share/p/Bzyprww4uj7ezxwu/

今回、五十嵐さんたちの新たな取り組みの啓発パンフレットを一緒に制作したいとご依頼いただきました。
それは、日の出町と連携して、高齢者になっても住みやすい町を作っていくプロジェクト。
その長期スパンでの実現のため、子どもたちにも学校授業の中でアプローチしているということでした。その成果やこれからの取り組み予定を伝えるもの。
「子どもや、そのお母さんたち世代にも取り組みに興味をもってもらえるパンフレットにしたい」
ということでした。

こういうやわらかアタマで「開こうとする取り組み」の担当者さんとは、、、もう打ち合わせから楽しい!
「表紙に興味を抱き、1ページ目をめくってもらえる仕掛け」
「読み捨ててしまうのが少しもったいない、『大切なことが書かれている』と感じさせるモノづくり」
に留意しながら作りましょう!と、
「対話をページネーションに見える化」しながら(写真4枚目)、具現化していきました。

子どもたち自身が授業の中で作った、「N-impro」の日の出町バージョンを表紙にして大人たちに問いかける。
それを「フック」に、読む人が一緒に流れにのってもらう。

そのイメージを、ズアン課のスズキチヒロさんが、センスあふれる小気味いいデザインに仕上げてくださいました。

また、実際の授業内容実績をまとめた「めんこい」インフォグラフィック素材があるということで、誌面に取り込みました。
解像度やキツキツ感の塩梅が難しく、デザイナーさんがとても苦労したところ……。
でもやっぱり手描きのイラストは温度があって、イイ!

8p仕様で、全体としてはサラッと読めてしまうボリュームです。
だからこそ、ポイ捨てされないレベルの紙に印刷し、
「これはきれいだし可愛いしなぜか捨てるにしのびない」
とおそばに置いてもらえる仕上がりにしました。

当初の打ち合わせイメージのベクトルを外さず、2倍増しになった感のある仕上がり……自画自賛の作品です。

日の出町のホームページより、全体のpdfをダウンロードいただけます
https://www.town.hinode.tokyo.jp/0000003574.html -2-28
……が、できることなら日の出町で、実物を手に取っていただきたい!と思う制作物です。

#日の出町
#東京大学大学院医学系研究科
#共生社会

著者の皆さまをつなげる\Maru's Authors Salon キックオフ/ 開催しました!2024年7月7日七夕に、編集工房まる/西村の編集で一緒にコンテンツを作ってくださった著者さんをつなげる会「Maru's Authors Salo...
08/07/2024

著者の皆さまをつなげる
\Maru's Authors Salon キックオフ/ 開催しました!

2024年7月7日七夕に、
編集工房まる/西村の編集で一緒にコンテンツを作ってくださった著者さんをつなげる会
「Maru's Authors Salon」のキックオフを、
熟成塩豚と古来種野菜、自然派ワインの中野rootさんで行いました!

かねてより、編集者として著者さんと二人三脚でお仕事をさせていただく中で、抱き続けていた想いがありました。
皆さんの、専門性が高いにもかかわらず壁を感じず、柔軟さと誠実さを併せもつ、人間的な素晴らしさ。

「編集を通じてわたしが信頼する人同士が出会い、
一緒に過ごす場があったら、何か楽しいことが起こるのでは?」
「そこから色々な方向へと、広がっていくのを見てみたい」

そんなふうに感じてから早数年……
やっと開催することができました!

ひとのつながりは、財産です。
わたしはとても恵まれていて、多くの素敵な人と出会っている幸せものなのですが、
この資産を独り占めせず、皆さまとともに楽しく増やしたい。
そのシェアを、積極的にやってみたい。

キックオフではまず、皆さんと西村で作った書籍の紹介をテーマに、自己紹介をいただきました。
それぞれのお仕事については、あえて伏せていただいて……。

1時間ほど雑談する中で、
誰が何をしているか、何となくわかったところで、
自己紹介第2回
「いまの仕事」と「これからしたいこと」
をお話いただきました。

6名の著者さんがご参加くださいましたが、
初見とは感じないほど安心した表情で過ごしていただき、
西村はそれだけで感無量……。

介護・福祉に限らず、医療、建築、農業と、
多彩な専門性の方々が集まったのですが、
話の本質は不思議に共有され、「?」となる話はほとんどない……!
もちろん、書籍の著者、「表現者」として
わかりやすく伝える力量がある方々なのは保証しますが、
それにしても、いま重要な世界観は分野を超えるのかも?と感じます。
「学びというか……本質を感じる時間だった」
というご意見もいただきました。
素直に嬉しいと同時に、
「ねらい通り……(^.^)」とほくそ笑む編集者。

先のことは、あまり決めていません。
皆さんの出会いから生まれる化学反応を、
一緒に楽しみたいと思います。
もう初回からさまざまな反応がスパークしていましたから、
いろんなことが起きるはずです。
そのための工夫は、(最初は)西村が考えちゃいます。

皆さまにとって楽しい場所が増えますように。
わたしも楽しみながら広げていきます!

次回は、地方在住の著者さんも参加できるよう
8月中にオンラインで、リアルでは9月に開催する予定です。
細々と、でも実のある時間を編んでいきたいと思っています!

当社で編集した\介護現場に特化した「コミュニケーションのやり方」/      の書籍が発売されました!中央法規出版さまより、当社で企画・編集をいたしました『介護リーダーのための職場内コミュニケーション術』(「おはよう21」4月増刊号)が刊行...
12/04/2024

当社で編集した
\介護現場に特化した「コミュニケーションのやり方」/
      の書籍が発売されました!

中央法規出版さまより、当社で企画・編集をいたしました『介護リーダーのための職場内コミュニケーション術』(「おはよう21」4月増刊号)が刊行されました!

介護現場は、介護職の「職場」です。
その職場内の人間関係や、介護現場で自分らしく仕事ができているかどうかは、「働く人の生活の質」を大きく左右する、重要なテーマだと、かねがね思っていました。
そのため、今回の増刊号の企画時に、中央法規出版のご担当編集者郡さんと相談して、「介護職が、『この人たちと仕事をしていることが楽しい!』と、介護現場で気持ちよく仕事ができるようなコミュニケーションについて考えてもらえる本を作ってみたい」とお願いしました。
そこで、仙台で、介護の仕事を通じて成長の喜びを感じられるような社員育成を実践されている片山智美さんと、看護ファシリテーターでありかねてよりお仕事をご一緒したいと思っていた浦山絵里さんのお二人にお声がけをして、一部私も取材などを担いながら、3人で作り上げた1冊です!

介護現場で「対話」することって、どう重要なんだろう?
忙しい中、どうやったらちゃんと「対話」できるんだろう? 
スタッフどうし本音で話し合うには、どうしたらいいんだろう?
チームがまとまり、実践につなげるには、どんな「話し合い」がいいんだろう?
仕事も自分の人生も向上するような「話し合い」ってなんだろう?
チャットや委員会……こんな場面では、どう話し合えばいい?

このような疑問のヒントになる内容を、片山さんの実践や浦山さんの知見をもとにとりまとめ、たくさん盛り込みました。

例えば、「2分間」でスタッフどうしがどう対話すれば、相手の「言いたいこと」を明確にできるでしょうか?
これがうまくいけば、そのスタッフはモヤモヤしていたものをスッキリとさせ、次のStepに進めます。たった2分で人材育成ができてしまう。
こんな、わりと卑近な内容を掲載しています。
実際に手に取ってみていただき、現場に取り入れられそうな内容があったら、明日から少しでもよいので試してみていただけたら。

ただ、このテーマについて、本書はまだまだ一石を投じただけのような気がしています。あくまでプロローグの一冊。
本書をきっかけに、みなさんも介護現場でどう話すかについて、意識的になっていただければ嬉しいです。

本書で紹介した内容を介護現場の方々に実践していただけるきっかけを作るイベントを現在企画中です。
また、それ以降も「介護現場で、どんなコミュニケーションをとったら、もっとみんなが気持ちよくいられるだろう?」ということについて、当社でも見聞き・体験して、書籍などでお伝えできたらと思っています。

ちょっとイレギュラーな誌面を柔軟にデザインしてくれたキガミッツさん、
介護現場のメンバーをいきいきと表情豊かに、可愛くカッコよくイラストにしてくれたフクハラミワさん、
忙しい現場の合間をぬって、実際にスタッフと対話した時の忌憚ないリアルな様子を伝え、初執筆とは思えないパワーで文章化siteくださった片山智美さん、
日本中を飛び回り話し合いの手助けをしながら、自らの介護者の経験から介護現場に即したファシリテーションのあり方を考えてくださった浦山絵里さん、
また、体験談や座談会で現場の生の声を話していただいた、各施設・事業所のスタッフ・リーダーの皆さま、
西村の発案企画を応援してくださり、心強いバックアップをsiteくださった中央法規出版の編集郡さん、
この企画に関わってくださった全ての方々に、心から御礼申し上げます。

当社編集の書籍『介護現場のプロが教える認知症の人に寄りそう・伝わる言葉かけ&接し方』が刊行されました!当社で編集・制作した上記書籍が2月22日ネコの日に、日本文芸社より発売を開始しました!当社では普段、支援者を支援するBtoB書籍をつくるこ...
06/03/2024

当社編集の書籍
『介護現場のプロが教える
認知症の人に寄りそう・伝わる言葉かけ&接し方』が
刊行されました!

当社で編集・制作した上記書籍が
2月22日ネコの日に、日本文芸社より発売を開始しました!
当社では普段、支援者を支援するBtoB書籍をつくることが多いのですが、
この本は、認知症のある方を介護しているご家族を支える一般の方向けのものです。

認知症の人が見ている世界は、専門職でもイメージしづらいもの。
逆にご家族やそばにいる人は、何となく「感じやすい」のではないかと思います。
著者の人選を任せていただいたので、直前に制作した雑誌でご一緒した、認知症とメンタルケアのエキスパートたちにお声がけして構成を起案し、認知症の独特な世界を感じるためのアンテナを立てるヒントや方法をたくさん盛り込みました。

第1章では、認知症の特性をふまえ、その人が認識していることを「○○の世界」と表現しました。支えている人が、ご本人の世界におじゃまして旅をする「ガイドブック」のようにつくりました。

第2章では、第1章の世界観をふまえ、認知症のある人の日常で起こる「あるある」なシーンでの、ご家族の言葉かけや接し方の具体例を挙げました。
実際の接し方は、おひとりおひとりオーダーメード。だからこそ専門家がいるわけで、ご本人の数だけ対応方法があります。
ただ、声のかけ方・接し方の「コツ」「塩梅」のようなものがあります。
それらを、専門家がわかりやすく、具体的な対応例の中でお伝えしています。

第3章では、主体をガラッと変えて、本を読んでいるご家族本人の世界を守るために、セルフメンタルケアの方法をお伝えしました。
本人の世界に素直に寄り添えない……そんな気持ちのハードルを少しでも下げる日常的なセルフメンテナンスができるようにしました。

版元の編集者と著者の数名は、認知症介護の当事者という立場も経験していました。
そのため、執筆・編集で一番大切にしたのは、「介護当事者に寄り添う」視点です。
当社の西村も、巻末のEpilogue(編集後記)を執筆し、現場で認知症介護に携わったときの思いと、実際に介護に携わる方々へのYellを直接表現させていただきました。
(「実物よりキツそうに見える」と言われた西村の似顔絵イラストも掲載されています 笑)
この本が、認知症介護でしんどくなっているご家族の日常を、少しでもラクにできればと願っております。

毎度私の起案したデザインを素敵な誌面に落とし込んでくれたデザインのキガミッツさん、
読者にご本人の表情を当てはめていただくために、あえて顔を大きく描かず、抽象的なイメージを的確に描いてくださったイラストレーターのパント大吉さん、
忙しい現場業務の合間をぬって予定を合わせ、合宿のようなオンラインミーティングを何度も重ねて執筆をやり遂げてくださった著者の 山川淳司さん・ 椎名 淳一 さん、
かねてより西村と「介護者のためのメンタルケアの本を作りたいですね」と打ち合わせをしていたため、あっという間に原稿を書き上げてくださった著者の 加藤 史子 さん、
おばあさまを介護するお母さまを助けたいという思いからこの企画を立ち上げてくださった版元編集者さん、
この企画に関わってくださった全ての方々に、心から御礼申し上げます。

当社編集「イラストでやさしく理解する認知症ケアのキホンこれだけは押さえたいポイント100」が刊行されました!ご報告が遅くなりましたが、9月中旬、中央法規出版さまから、当社が編集を担当した上記の書籍が発売開始となりました\(^O^)/今回は、...
05/10/2023

当社編集
「イラストでやさしく理解する認知症ケアのキホン
これだけは押さえたいポイント100」
が刊行されました!

ご報告が遅くなりましたが、9月中旬、中央法規出版さまから、当社が編集を担当した上記の書籍が発売開始となりました\(^O^)/

今回は、ご執筆者が10名!
しかも、全て多忙を極める高齢者介護の現場実践者でいらっしゃいます。
発行スケジュールはとっても迫り……

しかーし!作るからには、今までとは違う切り口で、現場の方々に新たなヒントを提供したい!
そんな気持ちから、いろいろアイディアをひねっていました。

が!今回は、編集者ではなく、現場のご執筆者の方々から、
「介護者と認知症のある利用者の『ズレ』を表現してはどうか?」というピカイチアイディアをいただきました。
本書はそれを当社でデザインに反映しただけ……。

なのですが、本当に楽しい1冊に仕上がっています。
まず、全体構成が楽しい。
本書は「その場限りの場当たり的なケアじゃなくて、病気を知り、その人のことを知って、みんなでケアを考えよう!」とオススメするもの。3STEPで、認知症ケアを「創り上げる」様子と、その過程の「楽しさ」が伝わるように描いています。

また、事例が楽しい。
認知症介護の現場で、「あるっ!あるあるー!泣」と声が上がる様子が見えるような、介護職困惑のシーンがずらっと並びます。
それぞれのシーンで、介護者と利用者に大きな「思いのズレ」があり、それがお互いを悩ませます。
もちろん答えは一つじゃありません。だからこそ、認知症介護はとりくみがいのある、極めて人間的な、豊かなケア。その「楽しさ」が伝わるようなしかけにしています。

さらに、イラストが楽しい。
本書のイラストは、岡山県奈義町でイラストレーターをされているあさののいさん(https://www.facebook.com/asanonoi/)にお願いしました。あさのさんの作品は、色使いが優しく、かつ人間の本音がポロポロこぼれ落ちるおかしみもあり、認知症介護をもっと楽しくするのにぴったりと思いました。
あさのさんのだんな様は、認知症介護と演劇の親和性について全国でワークショップを開催されている、介護職兼劇団演出家の菅原直樹さん(https://www.facebook.com/naoki.sugawara.33)です。以前取材をさせていただいた時にお目にかかっていました。

ご執筆者さまは、それぞれに現場実践での「手応え」があり、それらの生きた言葉をお寄せいただきました。
当社では、一書籍としての統一感を出しつつも、できるだけその感触を残したまま、その根底に流れる意図をくみ取り、読者の皆さまの感性に軽くふんわりと手渡しするようなイラストをお願いしたいと思いました。
あさのさんにも原稿を読み込んでいただき、何度もやりとりをしました。予想以上のいきいきとした本音キャラクターでラフが上がってくるので、メールが来るたびワクワクしていました。

正直、本書ほど短期間に何度もご執筆者さんたちとお話しした書籍はあまりありません。オンラインの良さですね!何だか夏合宿みたいな制作期間でした。

本書をご執筆いただいた、北は山形~南は島根の10名の現場実践者の皆さま、いつもスッキリデザインでうまくまとめてくださるキガミッツさま、上記の通りのびのびとイラストを描いてくださったあさののいさま、そして本書を企画・ご依頼くださった中央法規出版さまに心より御礼申し上げます。

イラストでやさしく理解する
認知症ケアのキホン
これだけは押さえたいポイント100
https://amzn.asia/d/4fl1RQl

当社編集『神経発達症リハビリテーション     ――発達の気になる子どもへのアプローチ』                   が発売になりました!三輪書店さまより、当社編集の標記の書籍が発売になりました!昨今、「発達障がい」という用語が、「...
23/08/2023

当社編集『神経発達症リハビリテーション
     ――発達の気になる子どもへのアプローチ』
                   が発売になりました!

三輪書店さまより、当社編集の標記の書籍が発売になりました!

昨今、「発達障がい」という用語が、「神経発達症」に徐々に移行してきました。
完全に同義の用語ではありませんが、「発達」の側面より、「神経」による障害特性がみられることが明確に表現されるようになってきたと感じます。

そうした子どもたちは、体を動かすことがやや苦手な傾向があるため、支援者がどのようにサポートしていけばよいかを伝える本書の企画が立ち上がりました。
本書は、そうした子どもの体の育ちに関して、今後長く生活していくこともふまえてどのようなアプローチができるのか、理学療法士や整形外科医等から、極めて実践的な提案・具体例に基づく方法が書かれています。

特に本書では、視能訓練士からの視覚に関するコミュニケーションや、作業療法士からの感覚認識に関する訓練などの例についても掲載。今までにない神経発達症の子どもたちの「見方」「捉え方」を支援者や家族が想像しやすくなるような内容も含んでいます。
これは本当に(支援者の方が)目からウロコ!

巻末の第6章は、福島県立医科大学准教授の理学療法士 楠本先生渾身の運動アプローチを、可愛いイラストで表現しました!
だれでも、動くことをムリムリに強いられるとしんどくて、もっと動きたくなくなってしまいます。
その子の状態に合わせ、楽しみながら取り組めるように、「もっとやさしく!」「もっとできそう!」とレベル調整の提案も盛り込んでいます。

正直、価格は3,800円と少々お高め。
しかし、障害者支援専門職ではないものの、発達が気になる子どもを支援している方、またはそうしたお子さんをお持ちのご家族にも読みこなせる易しさで編集しました。
内容盛りだくさん&活用度が高いので、ご購入いただいてきっと損はさせません。

いい姿勢ができたら「いいね!」「ステキ!」と喜び、一緒に元気に動けたら「楽しいー!」「また一緒にやろうね!」とそばにいる。
できないことわからないことは無理せず、周りの人も一緒に「どうしたら無理なくできるかな?」と楽しく考える。
そんなふうに体と知の育ちを味わおうよ!という姿勢で作った書籍です(^.^)

いろいろな子どもたちの育ちに寄与できますように!

ご購入☟
Amazon
https://amzn.asia/d/cRowbPJ
三輪書店
https://shop.miwapubl.com/products/detail/2673

毎日のたゆまぬ実践の中、当方の締め切り催促に応じてくださった、著者の真野先生・大貫先生・佐々木先生・太田先生、特に全体にわたり相談に乗ってくださった楠本先生、そしてデザインを担当してくださったデザイン・オセロの熊谷さん、愛らしい子どもたちをたくさん描いてくださったイラストレーターの高橋さん・昆さん、本企画を「西村さんにお願いしたい」と名指しでお任せくださった三輪書店の野沢さん・中島さんに、心から感謝いたします。

当社編集・制作の 『事例から見る 社会的養護の子どもを守る法律相談Q&A』が、先日、全国社会福祉協議会出版部さまより、刊行されました!家庭環境などの理由で親と一緒に暮らせない子どもたちを、乳児院、児童養護施設や里親など施設や登録された人たち...
21/04/2023

当社編集・制作の

 『事例から見る 社会的養護の子どもを守る法律相談Q&A』

が、先日、全国社会福祉協議会出版部さまより、刊行されました!

家庭環境などの理由で親と一緒に暮らせない子どもたちを、乳児院、児童養護施設や里親など施設や登録された人たちのもとで預かる公のしくみを「社会的養護」と言います。
そうした現場の支援者は、法律がらみの問題、または、子ども本人がもつ権利の尊重のあり方について、迷うことも多くあるといいます。そこで、季刊雑誌『児童養護』で連載されていた内容を、現在の状況に合わせて大幅にリライトし、さらに乳児院や里親に関連する内容も増やして1冊にまとめました。
施設・里親の現場支援に携わる方、児童福祉施設などへのボランティアをしている方、週末里親など社会的養護の一端を担いたいと考えている方々に、とても役立つ内容になっています。

著者は、こうした施設からの相談を数多く受けている弁護士の佐野みゆき先生です。
社会的養護や、家族のあり方についての法律・しくみ・支援方法は、現在大きく変化があり動いているところ。そのため、本書も制作に2年かかり、一つひとつの箇所を丁寧に検証しながら作りました。

当社では、高齢者や障害者など、成人の方々への支援に関する書籍を制作することが多く、子どもたち、しかも親からの保護を安心して受けづらい子どもたちに関する本を作るにあたっては、勉強が必要で、とても緊張するお仕事でした。
様々な法律本や児童福祉関連書籍を取り寄せては調べ、何度もリライトし、しかしその間に法律が変わり……と、生み出すのが苦しい期間もありました。
でも、この本の内容はちゃんと現場に届けたい!と強く思う内容でもありました。

本書はAmazonでのお取り扱いはKindle版のみとなっています。
https://amzn.asia/d/3CJ1cO5
紙の本は、楽天ブックスにて送料無料でお取り寄せ可能です。
https://books.rakuten.co.jp/rb/17489360/?l-id=search-c-item-text-01

この書籍の編集にあたっては、雑誌刊行元の全国児童養護施設協議会のご協力はもちろん、乳児院や里親会の皆さまに取材して現場の貴重なご意見をいただき、書き下ろしの設問も加え、より様々な現場に寄りそう内容にできました。
「鬼滅の刃」の禰豆子ちゃんが着ている、子どもの健康を祈る「麻の葉文様」からヒントを得たカバーの模様をデザインして(七宝に見えますが 笑)、読みやすい誌面を作ってくださったキガミッツさん、法制審などの活動もあり忙しい中でご執筆・ご校正くださった佐野先生、そして本書を企画し、出版まで辛抱強くお待ちくださった版元の全国社会福祉協議会出版部さまに、心より御礼申し上げます。

当社企画・編集・制作の書籍が、刊行されました!        TEACCHプログラムに基づく 自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集         目的別に選べる102例3月に制作撮影の動画をご紹介した上記の書籍が、3月...
17/04/2023

当社企画・編集・制作の書籍が、刊行されました!

        TEACCHプログラムに基づく
 自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集
         目的別に選べる102例

3月に制作撮影の動画をご紹介した上記の書籍が、3月末に中央法規出版さまより刊行されました!
2019年に第1集が刊行後、またたく間に重版し、障がい者・特別支援の多くの現場で導入された「自立課題」の本。
それぞれの利用者の興味・関心や特性に応じて作られ、「自分で理解し、自分で行い、自分で終われる」と自律的に行うことを目的に、オーダーメードで支援者が手作りするもの。

「スタッフが作るの……?負担大きくない?」と思われがちですが、

「『作る』視点で利用者を深く理解する楽しさ」
「利用者に理解してもらう方法を考える楽しさ」
「明るいテーマや素材を使って、見た目も楽しい」

など、「支援者の楽しさ」が満載のツールなのです。
スタッフの喜びは、やりがいだけでなく、「利用者の楽しさ」に直結し、現場でのよいサイクルを生み出します。

今回の第2集は、自立課題を実際に「作る」ためのステップや方法・視点についてわかりやすく編集いたしました。これ一冊あれば、現場への自立課題導入のトリガーになることは間違いありません!
是非、まねをして作ることからでも良いので、1つだけでも、目の前の利用者さんができる自立課題を作ってみてください。そこから改良したり、別のアイディアが生まれたりと発展していくはず。

本書の刊行を記念して、5月11日19:30~20:45、無料オンラインセミナーが行われます。著者の林さんによる、「自立課題の作り方」の実演も見られます。当社の編集者西村も質疑応答で出演します。是非ご参加ください!
https://jiritsu-kadai2.peatix.com/

本書を制作するにあたりお世話になりましたみなさま、素敵な巻頭言をくださった監修の諏訪利彦先生、第2集を企画してくださった版元の中央法規出版さま、いつもながらキュートな誌面にしてくださったデザインのキガミッツさん、ゆるふわなイラストを描いてくださったくどうのぞみさん、そしてたゆみなく利用者を見つめ続け作り続け書き続けている著者のたくと大府施設長 林大輔さんに、厚く御礼申し上げます。

01/03/2023

今月末に、中央法規出版さまより刊行される『自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集』。
その制作で、昨年末、愛知県大府市のたくと大府に撮影に行って参りました!

さまざまな自立課題を作って/使って障害者支援をしているたくと大府。
その集会室で、カメラマンの箕浦さんとお弟子さんの平山さんに、丁寧に美しく撮られる自立課題たち……。
あんなに大切に撮ってもらえるなんて、羨ましい感じすらします 笑

今回は、自立課題をどう作るか?にフューチャーした本なので、作る過程のポイント動画も撮影し、なんと当社で編集しました!

昨日印刷所入校。
もうすぐ皆さまのお手元に届きます。

乞うご期待!

\『高齢者に多い40疾患のケア ○と×』編集制作いたしました/中央法規出版さまより刊行された、「おはよう21」2022年10月号増刊『高齢者に多い40疾患のケア ○と×』を、当社で編集いたしました!「介護技術は一通り知っているから」と思って...
21/09/2022

\『高齢者に多い40疾患のケア ○と×』編集制作いたしました/

中央法規出版さまより刊行された、「おはよう21」2022年10月号増刊『高齢者に多い40疾患のケア ○と×』を、当社で編集いたしました!

「介護技術は一通り知っているから」と思っていても、各利用者さんの抱える基礎疾患についてよく知らないと、適切なケアをすることができない時があります。
例えば、片まひの方の着脱介助と、骨粗鬆症の方の着脱介助、どのようにケアを変化させればよいか、おわかりになるでしょうか?
当社代表の西村は介護福祉士の資格を持っていますが、すぐにはわかりませんでした!

よかれと思ってしている一般的なケアも、基礎疾患によっては「×のケア」だったり、あまり知られていないけれど、特定の疾患で利用者さんの生活がよくなる可能性がぐっと高まる「○のケア」があったりします。
その全てを網羅することは難しいけれど、自分の受け持った利用者さんに関しては、勉強しておいて損はありません!

本書は、そんな基礎疾患ごとのケアTipsを、「○」と「×」に分けて読みやすくまとめました。
理学療法士の著者さんが多く書かれているので、運動器疾患への対応に不安な介護士さんにオススメです!

例によってお世話になっているデザインのキガミッツさんは、わかりやすい○×誌面を作ってくれました。以前制作した書籍でお世話になったイラストレーターの山口オサムさんは、本書でも生き生きと個性的な利用者さんたちを描いてくれました。著者の6人の先生方は、コロナ対応で大変忙しい中、みなさんがんばって原稿を仕上げてくださいました。こうした機会をくださった中央法規出版さまをはじめ、皆さまに心より感謝いたします。

\ものがたり小料理屋 まんまる 開店/昨日、当社が本社を置くRyozan Parkの巣鴨Grande Chef’s Kitchenにて、当社主催のイベント「ものがたり小料理屋 まんまる」第1弾を開催しました。Ryozan Parkメンバーに...
30/08/2022

\ものがたり小料理屋 まんまる 開店/

昨日、当社が本社を置くRyozan Parkの巣鴨Grande Chef’s Kitchenにて、当社主催のイベント「ものがたり小料理屋 まんまる」第1弾を開催しました。
Ryozan Parkメンバーに向けたClosedのイベントです。

当社は飲食を業としておりません。しかし、表現を引き出し、伝えるのを促進することを業としています。
メンバーの柔らかく素直な表現を引き出すためのツールとして、そんな気持ちになるようなお酒やお食事、しくみをご用意させていただきました。

「素直な自己表現と福祉の向上は密に関係している」という思いから、様々な方の「ものがたり」を伺い、その方がご自身で自分の「うま味」に気づき、表現する素地を作る場を作りたいと、長年温めていた企画です。

ものがたりのタイプは2種類。1つは、カウンターで、女将の西村と1対1でお話しさせていただく、「ものがたりシート」。普段ご自分のことについてゆっくり振り返る時間や機会のない方は少なくありません。おいしいお酒を飲み身体に優しいごはんを食べながら、女将が率直に、でもまんまるな気持ちで、お客さまの「ものがたり」をゆっくりお聞きします。

もう一つは、「ものがたり」をみつめるための質問が書かれたカードがお食事に1枚ついてくる、「なごみがたりシート」。通常の小料理屋と同じように自由にご飲食・お話しいただきつつ、カードの質問にもちょっと触れたり触れなかったりして、ご自身のものがたりを振り返っていただければと思っています。

はじめの一歩らしく、昨日の始まりはこぢんまりと、でも確かな手応えのあるまんまるとなりました。
お客さまも、少数精鋭(失礼?笑)で、すばらしい方々にお越しいただき、それぞれのものがたりをしっかり表してくださっていました。

背中を押してくださったタナバタキッチンのNanako Arikawaさん、RZPコミュニティのオーナー・スタッフの皆さん、実際にお越しいただいたメンバーの皆さん、来られなかったけれど気にかけてくれた皆さんに心より感謝申し上げます。

当面は、隔月開催の予定です。

KADOKAWAさまより刊行された、『石川達也の登録販売者 テキスト&問題集』の編集補助を当社でさせていただきました!「登録販売者」とは、ドラッグストアなどでかぜ薬等の第2類・消化薬などの第3類の一般用医薬品を販売できる資格です。この本の編...
22/08/2022

KADOKAWAさまより刊行された、『石川達也の登録販売者 テキスト&問題集』の編集補助を当社でさせていただきました!
「登録販売者」とは、ドラッグストアなどでかぜ薬等の第2類・消化薬などの第3類の一般用医薬品を販売できる資格です。

この本の編集には、もう数年携わらせていただいていましたが、今回初めてクレジットを入れさせていただきました。
著者の石川さんはこの資格の講師として人気のYouTuberで、最近は書籍を動画から作る、という流れが普通になってきたと感じます。
もともと漢方がご専門のようで、最近試験でよく問われる漢方製剤や生薬の説明がかなりていねいです。私も興味深く勉強しつつ編集させていただきました。

どんな本でも、どんな優秀な著者さんでも、そのままで出版できる文章ができている、ということはほとんどありません。
編集者の確かなチェックや、わかりやすさへのお手伝いがあって、多くの人が読んでもあまり不可解なところのない本に仕上がります。
今回も、試験勉強される方が理解しやすく、誤解して悩んでしまうことのないように、しっかりとチェック&編集ご提案をさせていただきました!

問題集も付いているので、この一冊でワンストップ学習が可能なお得感あります😊
受験される方が、しっかりと学べますように!

\『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』販売開始しました/当社西村が勝手に「師匠」と仰ぐ精神保健ジャーナリスト、月崎時央さんのライフワーク『ゆっくり減薬のトリセツ』の新版編集をお手伝いさせていただきました。医師・看護師・薬剤師は医療費抑制の要請か...
18/04/2022

\『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』販売開始しました/

当社西村が勝手に「師匠」と仰ぐ精神保健ジャーナリスト、
月崎時央さんのライフワーク『ゆっくり減薬のトリセツ』の
新版編集をお手伝いさせていただきました。

医師・看護師・薬剤師は医療費抑制の要請から、
患者は副作用のつらさなどから、
「向精神薬の減薬」は、現在とても興味が高まっているテーマ。
しかし、「減薬って、どうすればいいの?」については、
個別性が高く、安全度の高い方法もわかっていません。

現在教科書のない「向精神薬減・断薬」について、
月崎さんが、減断薬体験者に徹底的に取材したなかから、
決して画一的にはできない減薬の方法を、
それでも安全なやり方は何か、成功者の共通項は何か、
迷いながら、悩みながら、導き出しました。
それを、初版に準じて、できるだけ理解しやすい表現と、
読み進めて暗くならない、明るいデザインで作らせていただきました。

前回の初版は自費出版の冊子でしたが、
新版では書店流通・Amazon販売もはじめました。
当社でも手売り(少し割引あり�)いたしております。

皆さんの周囲に、向精神薬を飲んでいるがあまりよくならない、
副作用がつらい、そんな人を支えたい、という方がいらしたら、
ぜひ参考にしていただきたい本です。

向精神薬の服薬で悩む人々にボランタリーに寄り添い続け、
そこから知恵を還元したいと願い続ける著者の月崎時央さん、
シンプルだけど意味のあるデザインを
しっかり提案してくれるデザインの後藤圭介さん、
どんなに引き延ばしても縮めても可愛く見える、
この本の象徴的イラストを描いてくれた長縄キヌエさんに、
心から感謝いたします。

B5判・70P・2,200円 978-4-991032-14-1

\新刊『氷山モデル・ABC分析シートの書き方・活かし方』!/ご報告が遅くなりましたが、当社で企画・編集・制作した『自閉症・知的障害者支援に役立つ 氷山モデル・ABC分析シートの書き方・活かし方』(中央法規出版)が、4月初めに刊行されました!...
12/04/2022

\新刊『氷山モデル・ABC分析シートの書き方・活かし方』!/

ご報告が遅くなりましたが、当社で企画・編集・制作した『自閉症・知的障害者支援に役立つ 氷山モデル・ABC分析シートの書き方・活かし方』(中央法規出版)が、4月初めに刊行されました!
既に2冊タッグを組んでいる、たくと大府の 林 大輔 さん(もはや売れっ子作家さん)の新作です!

障害支援の講習などでよく学ぶ「氷山モデル」「ABC分析」といったフレームワークをもっと現場で活かしたい、次の行動支援計画を作成するツールにしたい!という目的で企画されました。

他の本と違うのは、単にフレームワークを支援者一人で完成させることが目的ではないこと。事業所のスタッフが、シートを見ながら知恵を出し合って分析し、ともに行動支援計画を完成させることで、事業所内に自然とチームアプローチの素地ができていくことを狙っています。

どんなスタッフでも読みやすくすることと、スタッフ同士のフラットな対話のイメージをどうしたらもってもらえるかな?と考え、本書では多くのページに、山口オサム さんの描くマンガを起用しました。
山口さんの描く個性的なスタッフたちが、それ以上に個性的な利用者さんたちの特性を捉えていきいきと分析(笑)しています。事業所の分析や対話は、本来こんな風に楽しいもののはず!という著者のイメージも、マンガで伝えられたはず。

現場支援者の皆さんは、日々起こる出来事に引っかかるものがありつつも、整理しきれないうちに、そのまま流れていってしまうことが多いのではないでしょうか。
課題解決やよりよい暮らしのためのヒントは、そういうちょっとした気づきの中にあるのに……もったいないですよね。
でも、何もないところでどうすればいいかを話すと、空中戦になって、何を話していたかわからなくなってしまうこともあります。「自分のせいかも」「○○さんがもっとしてくれればいいのに」など、お互いを責めたりしてしまうことも……。
氷山モデルやABC分析自体は、シンプルなフレームですが、みんなでそのシートを見て話し合うことで、帰結を導くための目的志向が自然と生まれます。

もちろん、自閉症や知的障害者支援の現場のための書籍ですが、スタッフ自身も楽しみながら支援計画を立てていいというのは、そのほかの現場でも同じこと。
そういうメッセージが伝わると嬉しいし、今後、こんな感じの本が業界内の専門書に増えてくれるといいなと思いながら作りました!

初めてのマンガ台本に挑戦してくださった著者の林大輔さん、全てのキャラの顔を個性的に描き分けいきいきと動かしてくださったイラストレーターの山口オサムさん、「本書は蛍光色でサイケな仕上がりにしましょう」とご提案(バッチリ)くださり、毎度おなじみ素敵デザインを担当してくれたキガミッツさん、そして毎度わがままな編集・デザインの要望を取捨選択してできるだけ叶えてくださった版元の中央法規出版平林さんに、心より感謝いたします。

●本書刊行記念のオンラインセミナーを5月19日(水)19:00~20:30で行います!後日告知いたします。

昨年末から数冊の書籍編集(執筆)に携わっておりましたが、ようやく校了・入校が完了して、数冊の本が仕上がってきました!まずは第1弾。中央法規出版株式会社さまより、介護職員向けの雑誌『おはよう21』4月号増刊「高齢者に多い体調不良・身体症状 キ...
25/03/2022

昨年末から数冊の書籍編集(執筆)に携わっておりましたが、ようやく校了・入校が完了して、数冊の本が仕上がってきました!

まずは第1弾。中央法規出版株式会社さまより、介護職員向けの雑誌『おはよう21』4月号増刊「高齢者に多い体調不良・身体症状 キケンな変化に気づく観察とケア」の編集を担当させていただきました!
内容は、利用者さんの心身の変化を見て、何が重要な変化かを把握し、的確に医療職と連携するといった、介護職のフィジカルアセスメントです。
現在、介護現場職員にも多様化が進み、外国の方、シニアの方、学生さんなど、年齢層も経験の幅も広がっています。しかし、介護職である以上、一定程度の医療的知識・視点が必要です。
この本では、高齢者介護の場面でよく見られる利用者さんの症状や変化ごとに「どんな場面で気づきやすいか」「その症状があったら、ほかに何をチェックすべきか」「何が緊急な状態か」「その後の生活のケアはどうするか」等を、介護職ビギナーさんや、本を読むのが苦手な外国の方や若者の方でもわかりやすいように、大きめ文字・イメージ豊富に作りました。フィジカルな観察を意識し、違和感や気づきを大切にしなきゃ!と思っていただけるはず。ベテランさんの知識の整理にもぴったりではないでしょうか。

著者は、介護施設の看護師である木本明恵さん・吉田恭子さんです。「介護職だからこそ気づけることは多くある」「こんなことに気づいたら、それを大切にして伝えてほしい」と、介護職やご家族の感性をリスペクトしつつ、現場の実感を元に作っていただいたおかげで、生活を支える現場に活きる医学の視点にあふれています。
今年の1-2月はどの高齢者施設もコロナ対応で大変だったと思いますが、施設での感染症対応についても、介護職向けにわかりやすく掲載しています。

版元の中央法規出版株式会社さま、毎度デザインをお願いしているキガミッツさま、的確に迅速にイラストを上げてくださったイラストレーターのいしいゆきさまに、心から感謝します。

皆さんの施設・事業所でも、ぜひご活用ください!

1月19日19時より、中央法規出版主催、「たくと大府」施設長林大輔さんのオンラインセミナー「TEACCHプログラムに基づく自立課題アイデア実践セミナー」が開催されます。弊社代表西村が司会を務めます。弊社編集、林大輔さん著『TEACCHプログ...
11/01/2022

1月19日19時より、中央法規出版主催、「たくと大府」施設長林大輔さんのオンラインセミナー「TEACCHプログラムに基づく自立課題アイデア実践セミナー」が開催されます。
弊社代表西村が司会を務めます。

弊社編集、林大輔さん著『TEACCHプログラムに基づく 自閉症児・者のための自立課題アイデア集 身近な材料を活かす95例』を参考書籍として、自立課題の製作実践について、何百もの自立課題を製作してきた林さんが直接レクチャーしてくれます。

参加者の皆さまからあらかじめいただいた質問にお答えする時間もあります。無料です。
ご興味のある方は、peatexよりお申し込みください。
https://teacch-program.peatix.com/

自閉症スペクトラムのある人の支援に携わる支援者必見! TEACCHプログラムの自立課題の作り方・使い方・活かし方をお伝えします。幼児から成人まで幅広い支援者を対象としています。■開... powered by Peatix : More than a ticket...

31/10/2021
26/10/2021

住所

南大塚3-36-7 南大塚T&Tビル6階
Toshima, Tokyo
170-0005

電話番号

+81369070959

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