22/07/2024
\日の出町・東京大学の官学連携事業
「高齢者にやさしいまちづくりに向けた取り組み」NewsLetterを
制作しました/
練馬区で地域の方々が認知症高齢者の理解を深めるゲーム「N-impro」を開発された、
東京大学大学院医学系研究科高齢者在宅長期ケア看護学分野の五十嵐さんより、
以前、当ゲームのトリセツを制作するご用命をいただき、当社で制作いたしました。
https://www.facebook.com/share/p/Bzyprww4uj7ezxwu/
今回、五十嵐さんたちの新たな取り組みの啓発パンフレットを一緒に制作したいとご依頼いただきました。
それは、日の出町と連携して、高齢者になっても住みやすい町を作っていくプロジェクト。
その長期スパンでの実現のため、子どもたちにも学校授業の中でアプローチしているということでした。その成果やこれからの取り組み予定を伝えるもの。
「子どもや、そのお母さんたち世代にも取り組みに興味をもってもらえるパンフレットにしたい」
ということでした。
こういうやわらかアタマで「開こうとする取り組み」の担当者さんとは、、、もう打ち合わせから楽しい!
「表紙に興味を抱き、1ページ目をめくってもらえる仕掛け」
「読み捨ててしまうのが少しもったいない、『大切なことが書かれている』と感じさせるモノづくり」
に留意しながら作りましょう!と、
「対話をページネーションに見える化」しながら(写真4枚目)、具現化していきました。
子どもたち自身が授業の中で作った、「N-impro」の日の出町バージョンを表紙にして大人たちに問いかける。
それを「フック」に、読む人が一緒に流れにのってもらう。
そのイメージを、ズアン課のスズキチヒロさんが、センスあふれる小気味いいデザインに仕上げてくださいました。
また、実際の授業内容実績をまとめた「めんこい」インフォグラフィック素材があるということで、誌面に取り込みました。
解像度やキツキツ感の塩梅が難しく、デザイナーさんがとても苦労したところ……。
でもやっぱり手描きのイラストは温度があって、イイ!
8p仕様で、全体としてはサラッと読めてしまうボリュームです。
だからこそ、ポイ捨てされないレベルの紙に印刷し、
「これはきれいだし可愛いしなぜか捨てるにしのびない」
とおそばに置いてもらえる仕上がりにしました。
当初の打ち合わせイメージのベクトルを外さず、2倍増しになった感のある仕上がり……自画自賛の作品です。
日の出町のホームページより、全体のpdfをダウンロードいただけます
https://www.town.hinode.tokyo.jp/0000003574.html -2-28
……が、できることなら日の出町で、実物を手に取っていただきたい!と思う制作物です。
#日の出町
#東京大学大学院医学系研究科
#共生社会