有志舎

有志舎 歴史・人文・社会科学書の出版をしています。

01/08/2024

【夏季休業のお知らせ】
有志舎は8月10日(土)から15日(木)まで夏季休業とさせていただきます。
この間にいただいたご注文・お問い合わせ等への対応は、すべて休業明け以降にさせていただきますので、ご了承願います。

31/07/2024

関東大震災時の朝鮮人虐殺に関して論及の、
愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争―甲午農民戦争から関東大震災まで』
の通販は、コクテイル書房でお受けしています。
有志舎の直販委託先ですので、「日本の古本屋」サイト経由ですが「新刊」で販売しております。

リンク先は以下。

このたび、youtube「チャンネル有志舎」を新たに開設しました。最初の動画は、7/20(土)に高円寺「本の長屋・本店」でやらせていただいた早尾貴紀さんのトークイベントの模様です(2部構成)。初めての動画公開なのでモザイク処理などが不慣れで...
31/07/2024

このたび、youtube「チャンネル有志舎」を新たに開設しました。

最初の動画は、7/20(土)に高円寺「本の長屋・本店」でやらせていただいた早尾貴紀さんのトークイベントの模様です(2部構成)。

初めての動画公開なのでモザイク処理などが不慣れですがお許しを。
今後も、有志舎が主催したトークイベントの動画などを公開していく予定です。

(第一部)
https://www.youtube.com/watch?v=stEy3ld8Bks
(第二部)
https://www.youtube.com/watch?v=Kjkb8xcIDUY

高円寺「本の長屋 本店」で行われたトークイベント第一部(パレスチナの近現代史と現在)の動画です。お話し:早尾貴紀さん(東京経済大学教員、ブックカフェ「カピバラ」学術書読書会コーディネーター)聞き手:名...

30/07/2024

先日、著者から届いたゲラのアカ字の殆どが消えかかっていて驚きました。
そこで、著者に確認したところ、フリクションペン(消しゴムで消せるペン)でアカ入れを行っていたとのこと。

フリクションペンは熱(消しゴムの摩擦熱も含む)によってインクが消える仕組みになっていることがあるので、おそらく郵送の最中のあまりの暑さによって文字が消えてしまっていたのだろうと思います。
前から言っているのですが、校正の下書きはともかく、出版社に返すゲラにはフリクションペンを使ってのアカ入れはしない方がよいと思います。
知らない間にアカ字が消えてしまい、修正がされないまま、誰も気づかずに本になってしまうという可能性がありますので。

永滝(有志舎代表)と狩野俊さん(共同書店「本の長屋」代表)が案内人をさせていただいた高円寺の書店・文学散策イベントのレポートです。夏の夕闇のなかで、楽しい街歩きとなりました。参加いただいた皆さま、有難うございました。次は、高円寺の歴史散策な...
30/07/2024

永滝(有志舎代表)と狩野俊さん(共同書店「本の長屋」代表)が案内人をさせていただいた高円寺の書店・文学散策イベントのレポートです。

夏の夕闇のなかで、楽しい街歩きとなりました。参加いただいた皆さま、有難うございました。
次は、高円寺の歴史散策などをやってみたいな、などと思っております。

7月14日(日)の高円寺散策イベント 本の街商店会 主催 『高円寺の書店 思い出話 ~文学の痕跡を探して~』 が無事終了いたしました。この記事はそのレポートです。 イベントのフライヤー 1970年に子供時代を過ごし、高円...

愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争』で明らかにされたのは、関東大震災時の朝鮮人虐殺は、単純に「バカな日本民衆が流言を信じて引き起こしたこと」ではないということ。朝鮮で日本軍人・兵士たちが朝鮮民衆と戦い、殺戮を行った植民地戦争体験があったからこそ、...
30/07/2024

愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争』で明らかにされたのは、関東大震災時の朝鮮人虐殺は、単純に「バカな日本民衆が流言を信じて引き起こしたこと」ではないということ。
朝鮮で日本軍人・兵士たちが朝鮮民衆と戦い、殺戮を行った植民地戦争体験があったからこそ、「抵抗・反撃してくる朝鮮人」という流言にリアリティを感じてしまっていた。
抵抗する朝鮮の人びとに恐怖し、それを敵視した経験をもったからこそ、日本民衆は日本国内でもジェノサイドを再現してしまった。

朝鮮の人びとは甲午農民戦争以降、50年以上にわたって日本の侵略と植民地戦争にさらされ続けた。それは彼我の力が圧倒的に違う「非対称戦争」であるがゆえに凄惨なジェノサイドを伴い、その延長線上… - 引用:版元ド....

NHKの朝ドラ「虎に翼」では関東大震災時の朝鮮人虐殺について触れられたとのこと。ぜひ、愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争:甲午農民戦争から関東大震災まで』(有志舎)藤野裕子さん著『民衆暴力:一揆・暴動・虐殺の日本近代』(中公新書)を合わせて読んで...
30/07/2024

NHKの朝ドラ「虎に翼」では関東大震災時の朝鮮人虐殺について触れられたとのこと。
ぜひ、
愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争:甲午農民戦争から関東大震災まで』(有志舎)
藤野裕子さん著『民衆暴力:一揆・暴動・虐殺の日本近代』(中公新書)
を合わせて読んで欲しいです。

新シリーズ「問いつづける民衆史」。著者メンバーが、女性6名・男性5名となっている事について、「男女半々にしようと配慮したのですか?」ときかれたのですが違うんですよね。本シリーズの成り立ちについては、いずれメンバーからお話しいただく機会がある...
28/07/2024

新シリーズ「問いつづける民衆史」。
著者メンバーが、女性6名・男性5名となっている事について、「男女半々にしようと配慮したのですか?」ときかれたのですが違うんですよね。

本シリーズの成り立ちについては、いずれメンバーからお話しいただく機会があると思いますので、もうしばらくお待ちください。

18世紀以降の世界史を「民衆」に焦点を合わせて描き直し、これからの歴史学の在り方も考えていく11名の著者による単著のシリーズです。

パリ・オリンピックのお陰で突然フランス革命についての言及がネットで増えていますが、まずは、仲松優子さん著『アンシアン・レジーム期フランスの権力秩序』を読んで欲しいな、と。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/978...
28/07/2024

パリ・オリンピックのお陰で突然フランス革命についての言及がネットで増えていますが、
まずは、仲松優子さん著『アンシアン・レジーム期フランスの権力秩序』を読んで欲しいな、と。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672170

そもそも、フランス革命は突然起きたわけでなく、長い期間にわたる蜂起の歴史の先に起きたものだし、一方、アンシアン・レジームもそう簡単には覆らなかったわけで(フランス革命一発で潰え去ったわけではない)。
歴史を結果からだけ見ないという事かと。

この「蜂起とジェンダー―18世紀フランス社会を民衆の視点で再考する―」も読んでほしいです。

https://note.com/yushisha1890/n/nadc819eb5b9c

アンシアン・レジーム期のフランスは、典型的な絶対王政国家と長らくとらえられてきた。しかし、それは妥当なのだろうか。本書は、南仏ラングドック地方において、王権と地域権力が地域秩序の形成を… - 引用:版元ド...

古波藏契さん(『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』著者)曰く、「労働者協同組合×シェア型書店という企画は『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』で提起していた共同性の再構築という課題への暫定回答にもなってます。こちらの永滝さん、前田君との対談動画の後半でも...
28/07/2024

古波藏契さん(『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』著者)曰く、

「労働者協同組合×シェア型書店という企画は『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』で提起していた共同性の再構築という課題への暫定回答にもなってます。
こちらの永滝さん、前田君との対談動画の後半でも少し触れてるので、良ければあわせてご視聴ください!」

「コミュニティはコミュニケーションから」の部分。

古波藏契著『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』刊行記念トークイベント~沖縄研究と学術出版の今を語る~日時:2023年8月26日(土)16時~ 場所:高円寺「本の長屋」【出演】古波藏契(沖縄歴史倶楽部・著者)永滝稔(有志舎....

沖縄「栄町共同書店」の紹介動画がでました。沖縄の伝統的な共同売店のやり方を本屋に適応してみる。「みんな必要だと思っているけどやるのが難しい。じゃあ、みんなで協力してやろう」という労働者協同組合方式の新しい書店。研究者・編集者などが起ち上げる...
28/07/2024

沖縄「栄町共同書店」の紹介動画がでました。

沖縄の伝統的な共同売店のやり方を本屋に適応してみる。
「みんな必要だと思っているけどやるのが難しい。じゃあ、みんなで協力してやろう」という労働者協同組合方式の新しい書店。
研究者・編集者などが起ち上げる新しい書店。

高円寺の「本の長屋」との連携も楽しみです。

2024年7月26日(金) 収録出演:新城和博、古波藏契、前田勇樹(進行役)◆「栄町共同書店」とは?「わたしたちは、街から書店が消えていく今こそ、共同売店の精神に立ち返るべきと考えました。自分たちに必要なものを、.....

配本なった愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争』のページを改めてめくりながら、これは今まさにパレスチナ・ガザで行われている事とパラレルだと感じます。イスラエル軍と旧日本軍の暴力に抵抗し、怒りの目を向ける民衆への恐怖と憎悪、それが凄惨な植民地戦争をエ...
26/07/2024

配本なった愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争』のページを改めてめくりながら、これは今まさにパレスチナ・ガザで行われている事とパラレルだと感じます。
イスラエル軍と旧日本軍の暴力に抵抗し、怒りの目を向ける民衆への恐怖と憎悪、それが凄惨な植民地戦争をエスカレートさせている。
そして侵略者たちは言うのです。
「我々は「敵」を殺しているだけで、民間人は殺していないのだ」と。

朝鮮の人びとは甲午農民戦争以降、50年以上にわたって日本の侵略と植民地戦争にさらされ続けた。それは彼我の力が圧倒的に違う「非対称戦争」であるがゆえに凄惨なジェノサイドを伴い、その延長線上… - 引用:版元ド....

〈問いつづける民衆史〉第1巻の愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争―甲午農民戦争から関東大震災まで―』は、ついに本日配本となります。よって、今週中には書店さんに並び始めると思います。詳しい内容はこちら。
24/07/2024

〈問いつづける民衆史〉第1巻の愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争―甲午農民戦争から関東大震災まで―』
は、ついに本日配本となります。
よって、今週中には書店さんに並び始めると思います。
詳しい内容はこちら。

朝鮮の人びとは甲午農民戦争以降、50年以上にわたって日本の侵略と植民地戦争にさらされ続けた。それは彼我の力が圧倒的に違う「非対称戦争」であるがゆえに凄惨なジェノサイドを伴い、その延長線上… - 引用:版元ド....

「新・有志舎の日々」に、「トークイベント「パレスチナの現在と人文知の可能性を考える:高円寺と甲府の連携とともに」アフターリポート―本と「知」を通してつくっていく緩やかな連帯について―」を投稿しました。
21/07/2024

「新・有志舎の日々」に、
「トークイベント「パレスチナの現在と人文知の可能性を考える:高円寺と甲府の連携とともに」アフターリポート―本と「知」を通してつくっていく緩やかな連帯について―」を投稿しました。

昨日(2024年7月20日)、高円寺で開催した早尾貴紀さん(東京経済大学教員、ブックカフェ「カピバラ」学術書読書会コーディネーター)をお迎えしての、トークイベント「パレスチナの現在と人文知の可能性を考える」に.....

昨日は、『パレスチナ/イスラエル論』の著者・早尾貴紀さんを高円寺の「本の長屋(本店:ほんてん)」にお迎えして、トークイベント「パレスチナの現在と人文知の可能性を考える」を開催させていただきました。多くの方の御参加、有難うございました。※写真...
21/07/2024

昨日は、『パレスチナ/イスラエル論』の著者・早尾貴紀さんを高円寺の「本の長屋(本店:ほんてん)」にお迎えして、
トークイベント「パレスチナの現在と人文知の可能性を考える」を開催させていただきました。
多くの方の御参加、有難うございました。

※写真では一部、参加者の方のお顔を隠してあります。

新シリーズ「問いつづける民衆史」の第1巻である愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争―甲午農民戦争から関東大震災まで』は、いよいよ来週7月24日の配本(取次への搬入)です。この日から8月初めくらいには、各地の書店さんに並ぶと思います。よろしくお願いし...
19/07/2024

新シリーズ「問いつづける民衆史」の第1巻である愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争―甲午農民戦争から関東大震災まで』は、いよいよ来週7月24日の配本(取次への搬入)です。
この日から8月初めくらいには、各地の書店さんに並ぶと思います。
よろしくお願いします。

18世紀以降の世界史を「民衆」に焦点を合わせて描き直し、これからの歴史学の在り方も考えていく11名の著者による単著のシリーズです。

18/07/2024

『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』著者の古波藏契さんたちによる共同書店の情報がついに解禁になりました。

「「シェア型書店」と「労働者協同組合」をかけ合わせた、古くて新しいかたちの本屋さん」とのこと。
沖縄には共同売店の伝統があるのでとても興味深い。
それに、場所が那覇の栄町市場内というのもいいなあ。
応援したいです。

一昨日、高円寺「本の長屋」で行われた大門正克さんの 「みんなの学び舎」最終回に参加。そこで取り上げられたのが(『暮しの手帖』と)花森安治でしたが、私にとっては花森といえば、やはり故・天野正子さん(社会学)に書いていただいたこの論考(「花森安...
10/07/2024

一昨日、高円寺「本の長屋」で行われた大門正克さんの 「みんなの学び舎」最終回に参加。

そこで取り上げられたのが(『暮しの手帖』と)花森安治でしたが、私にとっては花森といえば、やはり故・天野正子さん(社会学)に書いていただいたこの論考(「花森安治」『講座 東アジアの知識人 5』所収)。

天野さんと出会ってからは、「生活者にとって」学術書出版とは何か、という視点で考えるようにもなったので、まさに恩人です。

また、天野さん著『生活者とはだれかー自律的市民像の系譜』(中公新書)もオススメ。

09/07/2024

有志舎のPR誌『CROSS ROADS』21号(7月号、最新号です)をweb公開しました。
以下のURLから無料ダウンロードできます。
よろしくお願いします。

「新 有志舎の日々」出版や学問のこと、日々の仕事のこと、さらに東京・高円寺でやっている読書会のことなどを書いていきます。 以前のブログから、こちらに移行しました。上のタイトルをクリックするとサイトにとび....

土屋和代さん・井坂理穂さん編『インターセクショナリティ:現代世界を織りなす力学』(東大出版会)を、編者の土屋さんからご恵贈いただきました。土屋さんは有志舎で発刊するシリーズ「問いつづける民衆史」のメンバーで、インターセクショナリティについて...
08/07/2024

土屋和代さん・井坂理穂さん編『インターセクショナリティ:現代世界を織りなす力学』(東大出版会)を、編者の土屋さんからご恵贈いただきました。

土屋さんは有志舎で発刊するシリーズ「問いつづける民衆史」のメンバーで、インターセクショナリティについては、ご自身の著作についての発表でも語っておられたので、読みたかった本です。

今、最も重要な分析概念であり、また、現実政治や社会を変えていくために採用されるべき「多様な知的・政治的プロジェクト」とのこと。
勉強しなければ!

愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争―甲午農民戦争から関東大震災まで(問いつづける民衆史 1)』の見本分が出来てきました。企画立ち上げから10年。11名の著者の皆さんと研究会を継続してようやくここまで来ました。感無量です。なお、配本は7月24日の予...
03/07/2024

愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争―甲午農民戦争から関東大震災まで(問いつづける民衆史 1)』の見本分が出来てきました。
企画立ち上げから10年。11名の著者の皆さんと研究会を継続してようやくここまで来ました。
感無量です。
なお、配本は7月24日の予定ですので、発売までもう少しお待ちください。

早尾貴紀さん著『パレスチナ/イスラエル論』の第6刷が出来てきました。依然としてガザは暴力にさらされ、欧米・日本はイスラエルを支持する姿勢を変えずにいますが、果たしてそれで良いのか。この本を読んで、歴史と現在を往還しつつ、考えていただきたいと...
03/07/2024

早尾貴紀さん著『パレスチナ/イスラエル論』の第6刷が出来てきました。
依然としてガザは暴力にさらされ、欧米・日本はイスラエルを支持する姿勢を変えずにいますが、果たしてそれで良いのか。
この本を読んで、歴史と現在を往還しつつ、考えていただきたいと思います。

東京都知事選挙期間中なので、有志舎の選挙・民主主義関連の歴史書ご紹介。石田憲著『戦争を越える民主主義―日本・イタリアにおける運動と熟議のデモクラシー』https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672750...
02/07/2024

東京都知事選挙期間中なので、有志舎の選挙・民主主義関連の歴史書ご紹介。

石田憲著『戦争を越える民主主義―日本・イタリアにおける運動と熟議のデモクラシー』
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672750
黒川みどり著『評伝 丸山眞男―その思想と生涯』
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672729
稲田雅洋著『総選挙はこのようにして始まった―第一回衆議院議員選挙の真実』
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672248
平井一臣著『べ平連とその時代―身ぶりとしての政治』
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672415

そして、数か月後には
住友陽文著『国体とデモクラシー』も出版予定です(現在、編集中!)。
https://yushisha.webnode.jp/%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%95%e7%b4%b9%e4%bb%8b/

第二次世界大戦時に共に枢軸国であった日本とイタリア。戦後、両国では民主主義的な思想と原則の確立は、どのような形で戦前からの継続や断絶と結びついたのか。本書は、まず両国における君主制の比… - 引用:版元ド...

残席わずかですが。前半はパレスチナ・イスラエルと世界・日本について、後半はこういう重要問題について、本を通して市民同士でどうコミットしていくかという人文知のアウトリーチについて考えます。学術書読書会のやり方などについても具体的に話す予定なの...
02/07/2024

残席わずかですが。

前半はパレスチナ・イスラエルと世界・日本について、後半はこういう重要問題について、本を通して市民同士でどうコミットしていくかという人文知のアウトリーチについて考えます。
学術書読書会のやり方などについても具体的に話す予定なので、「読書会ってどうやるの?」という方も来てください。

【イベント】パレスチナの現在と人文知の可能性を考える−高円寺と甲府の連携と共に−
*『パレスチナ/イスラエル論』(有志舎)トーク
登壇者:早尾貴紀(東京経済大学 教員)
聞き手:名合史子(東京外国語大学大学院生)
    永滝 稔(有志舎 代表取締役)
日時:2024年7月20日(土)17:00-18:30
会場:「本の長屋」(杉並区高円寺北3-8-13)
参加費:¥500 懇親会:¥2000

【申込先】

パレスチナの現在と人文知の可能性を考える-高円寺と甲府の連携と共に− *早尾貴紀著『パレスチナ/イスラエル論』(有志舎)ブックトーク* パレスチナの現在と向き合い, 世界と日本を問い直す。私たちにできるこ.....

石原豪さん著『大正・昭和期 日本陸軍のメディア戦略』の書評が『週刊読書人』3545号(6月28日)に掲載されました。評者は一ノ瀬俊也さん(埼玉大学)です。批判点も含めて、さすがは一ノ瀬さんという書評でありがたいです。写真は一部なので、詳しく...
01/07/2024

石原豪さん著『大正・昭和期 日本陸軍のメディア戦略』の書評が『週刊読書人』3545号(6月28日)に掲載されました。
評者は一ノ瀬俊也さん(埼玉大学)です。
批判点も含めて、さすがは一ノ瀬さんという書評でありがたいです。
写真は一部なので、詳しくは本誌をご購入下さい。

30/06/2024

数年前、老父の介護で疲弊していた時、コクテイル書房で会った大門正克さん(歴史学、元 横浜国立大学・早稲田大学教員)に、お酒を呑みながらこう愚痴をこぼしたことがあります。
「父は身体が不自由で外に出られず他人と話す機会が少ないせいか、私が何か一つ昔の話を訊こうとしたら、関係ない話にいったり、あちこちに脱線したり、同じ話を何度もまどろっこしくするので、「そういう事を聞きたいんじゃなくて」って言ってしまう。そうすると父は黙り込んでしまってもうその後は重苦しい空気でやりきれない」。

そうしたら大門さんはこうアドバイスをくれました。
「永滝さん、「聞く」っていうのにはaskとlistenがあると思うんだ。永滝さんがやっているのはask。でもまずlistenをしてみたらどうかな。listenでとにかく全部聴いてみる。話をさえぎらず、その人が話したいように話してもらい、それを聴く。そうすると、関係ないように思えたことが実は繋がっていて、遠回りしているように思えたことが、聞きたいということに関係しているということが分かったという経験が僕にはあるんだ」。

大門さんは、『語る歴史、聞く歴史:オーラル・ヒストリーの現場から 』(岩波新書)でも、自らの聞き書き体験を書いていて、このことは述べられていました。
聞き書き・オーラルヒストリーの専門家からのアドバイスなので、一回試してみようと思い、じっと我慢して父の話をlistenしてみました。そうしたら、本当に以前聴いた話で、私が聞きたいこととは関係がないと思っていたことが、遠く廻って重要なことに繋がっていたということが何度もありました。
正直、驚きました。
それから、私はじっと何も言わずに父の話をlistenすることを第一に考えるようになり、それによって父も気持ちよく話せるようになったらしく、親子の関係も少し穏やかなものに変わったように思えます。

父は3年前に亡くなりましたが、最後の数年間は何かと語り合える(というか、一方的に私が聴くだけでしたが)関係になったように思えました。

その大門さんが講師の入門講座が高円寺で開講中です(テーマは聞き書きではありませんが)。
私は最終日の7月9日にお邪魔する予定。

29/06/2024

まだ1か月近く前ですが、すでに残席わずか!
お申し込みはお早めに。

【イベント】パレスチナの現在と人文知の可能性を考える−高円寺と甲府の連携と共に− 『パレスチナ/イスラエル論』(有志舎)ブックトーク

改めて、いま読んでほしい有志舎の「沖縄と米軍・基地」についての関連本。とりあえず4点。若林千代さん著『ジープと砂塵』謝花直美さん著『戦後沖縄と復興の「異音」』古波藏契さん著『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』桐山節子『沖縄の基地と軍用地料問題』h...
29/06/2024

改めて、いま読んでほしい有志舎の「沖縄と米軍・基地」についての関連本。
とりあえず4点。

若林千代さん著『ジープと砂塵』
謝花直美さん著『戦後沖縄と復興の「異音」』
古波藏契さん著『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』
桐山節子『沖縄の基地と軍用地料問題』

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784903426990
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672491
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672668
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908672354

沖縄県には膨大な面積の米軍基地があり、地権者には日本政府から軍用地料という賃貸料が支払われている。そのような中、2002年12月、沖縄本島北部・金武町の女性たちは,コミュニティ内の男性世帯主… - 引用:版元ドッ...

新シリーズ「問いつづける民衆史」の第一巻である愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争』は来月7月下旬刊行です。現在、予約受付中。研究者が論文1本ずつを書いて共同で論文集を出すというのはよくありますが、これはそうではなく、10年間の研究会を経て、全員が...
27/06/2024

新シリーズ「問いつづける民衆史」の第一巻である愼蒼宇さん著『朝鮮植民地戦争』は来月7月下旬刊行です。
現在、予約受付中。

研究者が論文1本ずつを書いて共同で論文集を出すというのはよくありますが、これはそうではなく、10年間の研究会を経て、全員が単著で出版していきます。

ここまで来るまで長かった・・・。
感無量です。

18世紀以降の世界史を「民衆」に焦点を合わせて描き直し、これからの歴史学の在り方も考えていく11名の著者による単著のシリーズです。

石田憲さん(千葉大学)著『戦争を越える民主主義―日本・イタリアにおける運動と熟議のデモクラシー―』が配本になりました。今週中には書店さんに並び始めると思います。パルチザンによる抵抗を行なったイタリアと、戦時下の抵抗が殆どなかった日本。両国の...
25/06/2024

石田憲さん(千葉大学)著『戦争を越える民主主義―日本・イタリアにおける運動と熟議のデモクラシー―』が配本になりました。
今週中には書店さんに並び始めると思います。

パルチザンによる抵抗を行なったイタリアと、戦時下の抵抗が殆どなかった日本。両国の戦後への歩みを比較しつつ描きます。

住所

高円寺南4-19-2クラブハウスビル1階
Suginami-ku, Tokyo
1010051

電話番号

+81359297350

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