17/01/2025
2025.1.16
「大塚製薬ℯ講演会」
主催:大塚製薬株式会社
19:00~19:40 WEB
≪今日からできる!こどものスキンケア≫
~アトピー性皮膚炎患者指導のポイント~
【こどもの皮膚を理解しよう】
(早産児)
角質の厚み:0.02mm
角質層の重なり:5層
天然保湿因子産生:非常に未熟
皮脂分泌量:非常に少ない
皮膚のpH:アルカリ性
(小児)
角質の厚み:0.04mm
角質層の重なり:15層
天然保湿因子産生:未熟
皮脂分泌量:少ない
皮膚のpH:中性~弱酸性
(思春期以降)
角質の厚み:0.05mm
角質層の重なり:15層
天然保湿因子産生:完成
皮脂分泌量:多い
皮膚のpH:弱酸性
【皮膚バリア】
未成熟な子どものお肌が、様々な刺激から体を守れるように、皮膚バリア(乾燥や肌荒れのないお肌)を保つことが大切です。
又、皮膚はバリア機能だけでなく感覚受容器としての機能を持っています。
【清潔な皮膚を保つために】
洗浄剤の使用はOK
固形⇒液体⇒泡 に行くほど良い(界面活性剤)
【洗う時のポイント】
泡立てて洗う
しわを伸ばして洗う
手で揉むようにして洗う
※スポンジなどは使わない。拭くときは擦らない。
【アトピーへの対応】
・肌が乾燥しがちな赤ちゃん
・家族にアトピー性皮膚炎の方がいる
※生後早くからのスキンケアが重要
・体の隅々まで丁寧に洗い、優しく拭き上げる
・保湿剤を使用する(洗い流れた皮脂を補う)
※『モイゼルト軟膏1%』⇨アトピー性皮膚炎の薬
・均等に少し多めに塗布するイメージ(⇩参照)
【塗り薬ってどのくらいの量を塗ればいいの】
塗り薬を塗布する時の目安量とは?
適切な軟膏の量の目安として「FTU」という単位が使用されています。
※FTU(フィンガー チップ ユニット)
「1FTU」は、大人の人差し指の先端から第一関節まで軟膏を出した時の量で、だいたい0.5gくらいと言われています。
この量でだいたい大人の手のひら2枚の広さに塗ることができます。ちなみにローションの場合は、1円玉大で同じくらいの範囲が塗れるといわれています。
【スキンケア教育で考えたい事】
・「当たり前」を確認する
・正しく理解してもらう
・できることから行ってもらう
【アセスメントとアドバイス】
・その時に相手に必要な事をよく考える
・受診前に元々行っていたケアを否定しない
・近い治療目標と先のイメージを分かり易く説明
・スキンケアは大切なスキンシップ時間である
・スキンケアが快刺激のケアになる様に努める
・表情をみながら愛護的に行うことが望ましい
・自宅でも継続して治療できるように支援する
※こうすると、成長発達が一層促される機会になる
※発表内容は演者個人の見解に基づくものであります
아이의 아토피 피부염에 대해 스터디 그룹에 참여했습니다.
參加了關於子女過敏性皮炎的學習會。
I participated in a study group about atopic dermatitis in children.