かんよう出版

03/01/2025

今年の刊行はこの２冊から。（いずれも１月末〜２月初旬予定）

徐正敏著『増補改訂版 韓国キリスト教史概論』四六判並製、120頁、本体1,500円。

明治学院歴史資料館・明治学院大学キリスト教研究所編『井深梶之助日記 大正編』、明治学院発行、A5判上製、710頁、本体13,000円。

31/12/2024

新年おめでとうございます。
2025年、世界中の窓からの眺めが良いものとなりますように。

28/12/2024

『井深梶之助日記明治編』に続いて、来春早々に『同大正編』を刊行する。すでに最終校了済みだ。

井深は日記として、明治期も大正期も「博文館当用日記」を多く使用している。博文館はかつて政治的にも大きな影響力をもつ大手の総合出版社だったが、紆余曲折を経て、今は博文館新社として日記製作専門の会社となっている。この時期、書店や文具店の店頭に並ぶ箱入りハードカバーの高級日記だ。なんと日記発行130周年とある。

というわけで井深先生にあやかって、恐れ多くも小生も一冊購入した。井深先生は1月1日から始めて12月31日まで続く年が多かったが、果たして小生は3月まで続くかどうか。1月を超えることができるかが最初の関所だ。頑張ろう。

26/12/2024

出来上がりました！
執筆者、定期購読者、アジアキリスト教交流史研究会員の皆様、順次発送してまいりますので、いま少しお待ちいただければ幸いです。キリスト教専門書店、大型一般書店、オンライン書店への出荷は新年明けてからとなります。
定期刊行誌『キリスト教文化』第24号、A5判154頁、本体1,800円。

26/12/2024

13年前のかんよう出版第一弾の徐正敏著『韓国キリスト教史概論』が装いも新たに登場します。カバーはシンプルなこれに決定！

24/12/2024

『日韓関係論とキリスト教史』『民衆神学の課題と展望』『キリスト教文化』第24号の３タイトル完成、そして私事ながら父の死、そして『井深梶之助日記大正編』の完全最終校了をようやく終えて、怒涛のような嵐がようやく過ぎ去ろうとしている。新しい年が来るとまた嵐が始まる。

忙中閑あり。一段落ついたところで、年末年始は久しぶりにボンへッファーを読もうと思う。『倫理』や『キリスト論』などの著作ではなく説教なので「読む」というより、「聴く」と言うほうがふさわしい。

ふと開いた1930年12月21日のアメリカでのメッセージに、あまりにもタイミングよく、クリスマスの意味が語られていた。
以下、最終部分の抜粋引用。

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そして、世界中を少しぐるりと見回せば、誰しも、おそらく今年には不思議にクリスマスを祝う気分が起こるものだということは、全く正しいと思う。私たちの目の前には、大勢の失業者の群れがいる。世界中至る所に、飢えと悲惨に悩む何百万もの子供たちがいる。それは、中国で飢えに苦しむ人々、インド、あるいはその他の地域で不幸にも抑圧に悩む人々である。また、あらゆる角度から見て、絶望的な窮境が語られている。

しかしそれにもかかわらず、クリスマスがやって来る。私たちがそれを望もうと望むまいと、またそれに調和しようとすまいと、私たちは次のような言葉を聞かねばならない。キリスト、救い主がここにおられる。救いを受ける世界、それがまさに私たちの失われた世界である、と。

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我々の世界はまさにボンへッファーが言うとおり「失われた世界」である。しかし、彼はそこにこそ「救いを受ける世界」があるという。そして、そのことを示すクリスマスは、我々の意志には関係なく、どんなときにも必ず到来するのだ。これが端的にクリスマスの意味なのである。

無造作に開いたページに、クリスマスイブのきょうにふさわしいボンへッファーのメッセージが詰まっていたのは何かそれ自体が自分へのメッセージに思えてならない。

この年から94年が経とうとしている2024年クリスマス。世界の状況は何ら変わっていない。いや、戦闘状態が続いているという意味では、今のほうがひどい。1930年と言えば、第一次世界大戦の戦後処理がようやく終わり、戦争の後遺症に疲弊していた時期でもあるが人々は平和を希求していた時期でもある。今ほどの戦闘状態はなかった。もちろん、水面下で気づかないうちに一歩ずつ次の戦争へと進みつつあった時代でもあるのだが。

23/12/2024

出来上がりました。出荷は年明けとなりますが、弊社事情により１月中旬以降となります。申し訳ありません。
姜元敦ほか著／香山洋人訳『民衆神学の課題と展望』四六判上製388頁、本体価格6,500円。

20/12/2024

出来上がりました。何とかクリスマスに間に合いました。が、出荷は年明けてからとなります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
徐正敏著『日韓関係論とキリスト教史』A 5判上製374頁、本体価格6,500円。

04/12/2024

素晴らしい社説だと思う。すべてがそうとは限らないだろうが、ここにメディア本来の姿があると感じた。

　尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が、3日夜に非常戒厳を宣言してからわずか6時間後に解除することを明らかにした。尹大統領は、龍山（ヨンサン）の大統領室で発表した緊急談話を通じて「共に民主党の立法独裁は、大....

02/12/2024

今回早めに進んでおり、クリスマスにお届けをめざしています。（これまで年越しが恒例化しておりました。写真は校正前のゲラを待ちきれずに公開しましたので、修正の可能性があります）

29/11/2024

印刷直前の最終点検。これはすでに印刷工程に入っているといえる作業。「白焼き」と呼ぶ。うなぎの白焼きなら大歓迎だが、この白焼きは不安と恐怖に陥る魔物だ。

28/11/2024

最終校正。来週には印刷工程に入るというのに・・・。ジョニ赤さんの力を借りると、赤がどんどん増える。最後の踏ん張り。

07/11/2024

またまた表紙が上がってきた。表紙が先行して、本文と索引がまだついていけてない。が、いよいよゴールが近いことは確か。日本における10余年にわたる徐正敏教授の研究の集大成だ。刊行が待ち遠しい。

05/11/2024

ようやく表紙もでき、現在、全体の最終点検中。最終段階で思いのほか時間を要することはよくあるのだが、表紙（カバー）ができると、いよいよゴールが近いことを実感する。うれしやうれし、ほうやれほー☺️

17/10/2024

下記、楽天ブックスでもお求めいただけます。また、Amazon、紀伊國屋オンライン、イーショップ教文館など、全国のキリスト教専門書店店頭、ジュンク堂を中心とした大型書店の店頭、またはどの書店からでもタイトルと出版社名をおっしゃっていただければ注文取り寄せが可能です。

家山華子 | 2024年11月発売

17/10/2024

Amazonで直接購入できない事態が続いてご迷惑をおかけしていましたが、正常化いたしましたので、どうぞご利用ください。

【目次】 推薦のことば 中道基夫 凡例 序論 第一章 牧会学における理論と実践の相克の歴史 第二章 戦後日本の神学教育における牧会学の変遷 第三章 エードゥアルト・トゥルンアイゼンの「断絶線」の概念 第四章 ヘルムー...

14/10/2024

印象的で喜ばしいノーベル賞。文学賞のハン・ガン㊗️平和賞の日本原水爆被害者団体協議会㊗️関連出版社は急遽の重版印刷に追われていることだろう。受賞講演が楽しみだ。