01/12/2024
【新着記事のお知らせ】
ヒトの体は約37兆個の細胞でできていて、細胞分裂を繰り返し数が増えることで体が大きくなります。
これまで細胞の老化の引き金として最も知られてきたのは細胞分裂で、その他にもDNA損傷などさまざまなストレスが誘因とされてきましたが、細胞膜の損傷が老化の最初のきっかけだと明らかにした方がいます。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の河野恵子さん。
細胞の老化とは。老化はなぜ必要なのか。研究についてお聞きしながら私たちの体の中の神秘に迫りました。
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「細胞の老化の謎を解き、健康寿命を延ばす未来に貢献したい」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/143
インタビュイー : 沖縄科学技術大学院大学 河野恵子さん
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///中見出し///
・手がかりをもとに活字を読み解き、新聞記事が科学の入り口に
・無限にあるおもしろい現象から将来社会に役立つ研究に切り込む
・先輩の失敗談をヒントにレーザーを当てて実験
・偶然が重なり細胞老化のメカニズムの解明に
・傷ついた細胞は傷を治すか、老化するか、死ぬ
・セカンドチャンスで道を切り開く
・胞膜は走ったり血液が流れただけで傷つく
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この記事では、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の河野恵子准教授が、細胞膜の損傷が細胞老化の主要な原因であることを発見し、老化のメカニズム解明に迫ります。彼女の研究は、健康寿命延伸に大きく貢献する可能性が.....