esse-sense

esse-sense 株式会社エッセンスが運営する先端研究WEBメディア「esse-sense.com」の公式ページ

【新着記事のお知らせ】ヒトの体は約37兆個の細胞でできていて、細胞分裂を繰り返し数が増えることで体が大きくなります。これまで細胞の老化の引き金として最も知られてきたのは細胞分裂で、その他にもDNA損傷などさまざまなストレスが誘因とされてきま...
01/12/2024

【新着記事のお知らせ】
ヒトの体は約37兆個の細胞でできていて、細胞分裂を繰り返し数が増えることで体が大きくなります。

これまで細胞の老化の引き金として最も知られてきたのは細胞分裂で、その他にもDNA損傷などさまざまなストレスが誘因とされてきましたが、細胞膜の損傷が老化の最初のきっかけだと明らかにした方がいます。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の河野恵子さん。

細胞の老化とは。老化はなぜ必要なのか。研究についてお聞きしながら私たちの体の中の神秘に迫りました。
──────────────────────────
「細胞の老化の謎を解き、健康寿命を延ばす未来に貢献したい」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/143
インタビュイー : 沖縄科学技術大学院大学 河野恵子さん
──────────────────────────
///中見出し///
・手がかりをもとに活字を読み解き、新聞記事が科学の入り口に
・無限にあるおもしろい現象から将来社会に役立つ研究に切り込む
・先輩の失敗談をヒントにレーザーを当てて実験
・偶然が重なり細胞老化のメカニズムの解明に
・傷ついた細胞は傷を治すか、老化するか、死ぬ
・セカンドチャンスで道を切り開く
・胞膜は走ったり血液が流れただけで傷つく
──────────────────────────

この記事では、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の河野恵子准教授が、細胞膜の損傷が細胞老化の主要な原因であることを発見し、老化のメカニズム解明に迫ります。彼女の研究は、健康寿命延伸に大きく貢献する可能性が.....

【新着記事のお知らせ】令和5年9月、45歳未満の人文・社会科学・自然科学の研究者によって構成される日本学術会議若手アカデミーから「2040 年の科学・学術と社会を見据えて いま取り組むべき10 の課題」という見解(レポート)が発出されまし...
28/11/2024

【新着記事のお知らせ】
令和5年9月、45歳未満の人文・社会科学・自然科学の研究者によって構成される日本学術会議若手アカデミーから「2040 年の科学・学術と社会を見据えて いま取り組むべき10 の課題」という見解(レポート)が発出されました。 その冒頭には「今後20年のイノべーション創出を学術の立場から担う当事者(中略)意識を持ち、我が国のイノベーション創出を阻む要因について俯瞰的に分析し、解決策を検討してきた」と記されています。

esse-senseでは、研究者という世界を支える源泉になっている知の生み手が、今よりもっと世界に支えられる状況になることを願い、社会的な構造の変革を目指しています。そこで、これまであまり社会に共有されてこなかった若手研究者が抱えている諸問題についてお話を伺っていく新連載をスタートします。

その第1弾として、若手アカデミーがまとめた見解が生まれた背景や、研究者が抱える研究費用の問題、越境研究を阻む要因などについてお届けします。
──────────────────────────
「「イノベーション創出のために取り組むべき10の課題」を紐解く」
記事URL→ https://esse-sense.com/researcher-articles/23
インタビュイー : 豊橋技術科学大学 小野 悠さん
──────────────────────────
///中見出し///
・研究者が社会においてできること
・研究費にまつわる諸問題について
・萌芽的研究を阻む要因とは
──────────────────────────

令和5年9月、45歳未満の人文・社会科学・自然科学の研究者によって構成される日本学術会議若手アカデミーから「2040 年の科学・学術と社会を見据えて いま取り組むべき10 の課題」という見解(レポート)が発出されま.....

【新着記事のお知らせ】所属した研究室が糖尿病の研究をしていたことから、自身も糖尿病研究に携わることになったという、向英里さん。アジア人に多く見られるインスリン分泌不全の研究に注力し、一次繊毛異常に着目する研究や、糖尿病にならないための生活習...
20/11/2024

【新着記事のお知らせ】
所属した研究室が糖尿病の研究をしていたことから、自身も糖尿病研究に携わることになったという、向英里さん。アジア人に多く見られるインスリン分泌不全の研究に注力し、一次繊毛異常に着目する研究や、糖尿病にならないための生活習慣の提唱に取り組むなど、糖尿病を中心として研究領域が広がっています。

更に、糖尿病を考える上で切り離すことはできない血糖値制御を探求する中で、人と人とのコミュニケーションについても共同研究をしているとのこと。向先生の関心が広がり深まるほど、糖尿病の発症メカニズムの全貌解明が近づいているのかもしれません。

──────────────────────────
「多角的な研究で糖尿病の発症メカニズム解明に近づく」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/142
インタビュイー : 立命館大学生命科学部生命医科学科 向 英里さん
──────────────────────────
///中見出し///
・大学は農学部へ、大学院は博士課程から医学部へ
・実験・研究を行った研究室は、年上の男性医師ばかりだった
・大学か企業か。好きな研究をどこで続けるのか
・アジア人と欧米人は糖尿病発症の性質が異なる
・β細胞は調節機能を持っている!?
・糖尿病と繊毛の関係を追求する
・糖尿病にならないための、生活習慣
・血糖値の抑制に”かかと落とし運動”が効く
・研究対象の関心は、「糖尿病予防」へも広がる
・人と人との心の距離を、計測・可視化する
・共同研究は、研究の速度が上がり、新たな道が拓ける
──────────────────────────

立命館大学の向英里教授は、インスリン分泌不全に関する研究を通じて、糖尿病の発症メカニズムの解明に取り組んでいます。特に、一次繊毛の役割に着目し、β細胞間のコミュニケーションとインスリン分泌の関連性を探....

【新着記事のお知らせ】生き物の体が自律的に時を刻み続ける不思議を追究した結果、カルシウムという思いがけずシンプルな鍵を見つけた金 尚宏さんの研究は、2020年に「サントリー SunRiSE 生命科学研究者支援プログラム」に選ばれました。くる...
20/11/2024

【新着記事のお知らせ】
生き物の体が自律的に時を刻み続ける不思議を追究した結果、カルシウムという思いがけずシンプルな鍵を見つけた金 尚宏さんの研究は、2020年に「サントリー SunRiSE 生命科学研究者支援プログラム」に選ばれました。

くるくると回り続ける地球で進化してきた生き物たちが共通して持つ「時計」の実体は何か。宇宙と生命の神秘をひも解く研究ストーリーを、恩師に支えられながら企業と大学を行き来して独自の道を歩んできた人生談と併せてお楽しみください。
──────────────────────────
「原始生物から受け継いだ体内時計、その鍵を握るのはカルシウムだった」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/136
インタビュイー : 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所・生命農学研究科 金尚宏さん
──────────────────────────
///中見出し///
・転部や夜間スクール通いを経て
・細胞から追い出された物質の重要な役割
・太古から生物時計を操るカルシウム
・回転する惑星で栄えた生命
・狙うのは生き物の中心的な仕組み
──────────────────────────

サントリー SunRiSE 生命科学研究者支援プログラムに選ばれた名古屋大学の金尚宏先生の研究は、体内時計の鍵がカルシウムであることを発見しました。この記事は、金先生の研究が原始生物から受け継がれた体内時計の仕組...

【新着記事のお知らせ】子どもが0歳なら、親の経験値も0歳児相当。しかし、子育ての方法を誰かに習うことはほぼありません。核家族でのワンオペが多く、インターネットなどに不確かな育児情報が氾濫する現代日本では、頼りにできるものがとくに見つかりにく...
20/11/2024

【新着記事のお知らせ】
子どもが0歳なら、親の経験値も0歳児相当。しかし、子育ての方法を誰かに習うことはほぼありません。核家族でのワンオペが多く、インターネットなどに不確かな育児情報が氾濫する現代日本では、頼りにできるものがとくに見つかりにくいといえるでしょう。その状況を変えるべく、親子関係の研究を続けているのが、立命館大学の孫怡さんです。
──────────────────────────
「心理学に基づく育児研究。「親の価値観」が30年後の社会を決める?」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/138
インタビュイー : 立命館大学立命館アジア・日本研究機構准教授 孫 怡さん
──────────────────────────
///中見出し///
・トップを目指して選んだ、心理学の名門大学
・心理学は神秘的なものでなく「科学的学問」
・・親子をよりリアルに読み解く「行動観察」
・出生前から6歳まで、同じ親子を追跡調査
・子育てする大人の価値観が、未来の社会をつくる
・親子に必要なスキルやトレーニングを
・子育て研究は「社会全体のカウンセリング」
──────────────────────────

立命館大学の孫怡准教授が、心理学に基づく育児研究について語るインタビュー記事です。彼女は親子関係が30年後の社会に与える影響を探求しており、親の価値観が未来を形作る鍵であると強調しています。親の育児態度....

【新着記事のお知らせ】病気の捉え方が医学的な意味に限定しがちな現代社会と、病気をもっと大きな枠組みで捉えるアフリカ社会。どちらが「より生きやすい」と言えるでしょうか。マラウイ共和国の国立ゾンバ中央病院外科に勤務した経験のある杉下智彦さんによ...
13/08/2024

【新着記事のお知らせ】
病気の捉え方が医学的な意味に限定しがちな現代社会と、病気をもっと大きな枠組みで捉えるアフリカ社会。どちらが「より生きやすい」と言えるでしょうか。

マラウイ共和国の国立ゾンバ中央病院外科に勤務した経験のある杉下智彦さんによると、アフリカやマラウイは後者であり、つまり「みんな、病(やまい)や苦しみ、悲しみなどを背負いながらも、誰一人取り残すことなく平等に生きている」と言います。

こうした病気の捉え方は何に起因するのでしょうか。赴任を終えた後、アフリカや屋久島で「良い死とはなにか?」を考え続ける杉下さんとともに、現地での診療経験や実際に遭遇した伝統的な儀式を振り返りながら答えを探ります。

※前回記事「もう一度、自然や死に向き合えたら人間にどんな可能性があるだろう?」から展開した、スピンオフインタビューです。
──────────────────────────
「アフリカ社会の「病気」の捉え方に、社会的に脆弱な人々の幸せの鍵があるかもしれない」
記事URL→ https://esse-sense.com/researcher-articles/2
インタビュイー : 東京女子医科大学 杉下智彦さん
──────────────────────────
///中見出し///
・西洋医学には限界があるのかもしれない
・アフリカ社会の「コスモロジー」を考える
・死者にも「仕事」のあるアフリカ社会に生きること
──────────────────────────

病気の捉え方が医学的な意味に限定しがちな現代社会と、病気をもっと大きな枠組みで捉えるアフリカ社会。どちらが「より生きやすい」と言えるでしょうか。

【新着記事のお知らせ】経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産とする考え...
13/08/2024

【新着記事のお知らせ】
経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産とする考え方です。

しかし宇沢氏は、絶対的な社会的共通資本の定義を実際には提唱してはおらず、ゆえに分野の垣根を超えて引き継がれる指針になりました。現代社会における課題を解決し、持続可能な福祉国家を実現するために活かしたいーー。今回お話を伺うのは、環境経済学の専門家である諸富徹さんです。

財政学と環境経済学の2つの領域を専門的に研究し、特に環境税、排出量取引制度など、気候変動政策の経済的手段(カーボンプライシング)を分析されている諸富さんだからこそ、経済的視点から脱炭素化社会の課題や対策、そして日本と世界の現状についてお聞きしました。
──────────────────────────
「社会的共通資本の概念は、環境と経済のバランスをつくれるか」
記事URL→ https://esse-sense.com/researcher-articles/17
インタビュイー : 京都大学大学院経済学研究科 諸富徹さん
──────────────────────────
///中見出し///
・環境税という考え方
・自然資源の存在を、経済学から考察する
・世界のルールが変わったことを理解して
・世界から見た、日本の取り組みの現在地
・垣根を越えて取り組む、環境と経済のこと
──────────────────────────

経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産と....

【新着記事のお知らせ】経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産とする考え...
13/08/2024

【新着記事のお知らせ】
経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産とする考え方です。

一方で絶対的に定められた定義があるわけではなく、さまざまな垣根を超えた展開につながることも考えられます。現代社会における課題を解決し、持続可能な福祉国家を実現するために活かしたいーー。今回は、公共政策と科学哲学を専門とされる、広井良典さんにお話を伺います。政策研究や人間の原理的な考察、そして定常型社会の構想など、幅広く研究される先生は話題も幅広く、充実したインタビュー時間となりました。
──────────────────────────
「「社会的共通資本」という考え方を、社会課題を解決するための手掛かりにする」
記事URL→ https://esse-sense.com/researcher-articles/18
インタビュイー : 京都大学人と社会の未来研究院 広井良典さん
──────────────────────────
///中見出し///
・考察していたことが逆だったと気がついた
・社会的共通資本を考える視点:市場経済・コミュニティ・自然
・ローカルからの出発
・コモンズへの期待
・より具体的な未来への歩み
──────────────────────────

経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産と....

【新着記事のお知らせ】未来のための研究を。京都大学「社会的共通資本と未来寄付研究部門」では、豊かな未来創造のために研究内容を活かすべく、学問の分野を横断した活動を行っています。経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した「社会的共...
13/08/2024

【新着記事のお知らせ】
未来のための研究を。京都大学「社会的共通資本と未来寄付研究部門」では、豊かな未来創造のために研究内容を活かすべく、学問の分野を横断した活動を行っています。

経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した「社会的共通資本」の理念を継承し、わたしたちはどうしたら、豊かな経済生活を営みながらも、文化と共に、人間的で安定した生活を送ることができるのか。そのためにアカデミズムにできることは何か。これからの資本主義のかたちなど、混迷する現代における新たな課題解決を目指して議論を続けています。

今回お話を伺うのは文化心理学・社会心理学の専門家、内田由紀子さんです。文化と心の関係から「幸福」の研究を進める内田さんに、幸福感やウェルビーイングなどについてうかがいました。お話を聞くのはNPO法人ミラツクの代表理事、西村勇哉です。
──────────────────────────
「幸福のかたちは多様であれ。ウェルビーイングと社会の関係性」
記事URL→ https://esse-sense.com/researcher-articles/16
インタビュイー : 京都大学人と社会の未来研究院 内田由紀子さん
──────────────────────────
///中見出し///
・ウェルビーイングが示すものとは
・ウェルビーイングを見誤らないための2つのポイント
・ウェルビーイングと社会的共通資本の共通点
・安心と信頼関係が土台となって
・近代化によるウェルビーイング
・欧米と日本、それぞれの幸せのかたち
・社会は個人の集合体だからこそ
・地域コミュニティへの信頼感
・誰かの表現行動に共鳴する営み
──────────────────────────

未来のための研究を。

【新着記事のお知らせ】経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産とする考え...
13/08/2024

【新着記事のお知らせ】
経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産とする考え方です。

京都大学における「社会的共通資本と未来寄附研究部門」では、未来を考える研究の推進と、拡張する社会的共通資本の社会発信を実施。アカデミアの分野を超えた、共通の価値創造を実践しています。

今回は、京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科の藤倉達郎さんに、ネパールから考える社会的共通資本のお話をうかがいます。
──────────────────────────
「20世紀後半のネパールから見える社会的共通資本」
記事URL→ https://esse-sense.com/researcher-articles/15
インタビュイー : 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 藤倉達郎さん
──────────────────────────
///中見出し///
・偶然か運命か、ネパールとの出会い
・開発援助とは、誰のためのものなのか
・多民族国家ネパール。タルー民族との出会い
・持続的な開発援助は、人材育成から
・民主的で伝統的な存在「バルガル」
・関心の中心に置いて生きていきたい
──────────────────────────

経済学者・宇沢弘文氏(1928〜2014年)が提唱した概念「社会的共通資本」は、あらゆる人が経済生活を営み、優れた文化と魅力ある社会の安定的な維持を可能にするために整えた自然環境と社会的装置を、社会共通の財産と....

【新着記事のお知らせ】地表を覆っていた白い雪や氷が消えて黒っぽい地面がむき出しになったり、汚れや藻類が付いて雪や氷が黒ずんでしまうと、太陽のエネルギーを吸収しやすくなって温暖化が加速してしまう。これは黒い服を着ていると暑いとか、紙を鉛筆で黒...
02/08/2024

【新着記事のお知らせ】
地表を覆っていた白い雪や氷が消えて黒っぽい地面がむき出しになったり、汚れや藻類が付いて雪や氷が黒ずんでしまうと、太陽のエネルギーを吸収しやすくなって温暖化が加速してしまう。これは黒い服を着ていると暑いとか、紙を鉛筆で黒く塗って虫眼鏡で日光を集めると早く火が付くといった体験から、割と理解しやすい筋書きです。

近年、北極の雪や氷の表面が暗色化して「アルベド」が低下しているそうです。アルベドとは、太陽光の反射率のこと。アルベドが低いほど地面や雪氷面に熱が吸収されます。国立極地研究所の青木輝夫さんは、その実態を確認するために北極にも赴き、アルベドの低下がもたらす影響をより正しく見定めようとしています。今回、気象庁の現業官署を経て研究者になった背景から極地の現状まで、貴重なエピソードを交えて語っていただきました。
──────────────────────────
「地球の温まりやすさを変える雪や氷の「アルベド」を正確に計算するために」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/140
インタビュイー : 国立極地研究所北極観測センター 青木輝夫さん
──────────────────────────
///中見出し///
・気象大学校卒、気象台で職人技を習得
・観測がしたくて北海道や南極へ
・初めての南極で痛感したこと
・北極の雪氷研究チームを立ち上げて
・天気予報はひそかに進化している
・解けた氷や放出されたメタンはすぐに元には戻らない
──────────────────────────

国立極地研究所の青木輝夫さんは、北極の雪や氷の「アルベド」低下が温暖化を加速させることを研究しています。青木さんは、気象庁から研究者に転じ、北極の現場で実際にアルベドの変化を観測。彼の研究は、アルベド...

【新着記事のお知らせ】「野生動物が増えすぎているから駆除する」という言葉を耳にすることが増えました。また、野生動物が農作物を荒らすことについて、「里山が荒廃し、食料がないために人里に降りてくる」という説も語られます。しかし、「増えすぎている...
15/07/2024

【新着記事のお知らせ】
「野生動物が増えすぎているから駆除する」という言葉を耳にすることが増えました。また、野生動物が農作物を荒らすことについて、「里山が荒廃し、食料がないために人里に降りてくる」という説も語られます。しかし、「増えすぎている」と語る根拠になるのはどの時代と比較してのことなのか、曖昧に感じたことはないでしょうか。
今回は、生態系の変遷を長い時間軸の中で捉えることで、人間活動による環境改変が野生動物に与える影響について研究を続けている揚妻直樹さんのインタビューをお届けします。
──────────────────────────
「移りゆく環境が野生動物に与えるインパクトを考える」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/134
インタビュイー : 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 揚妻直樹さん
──────────────────────────
///中見出し///
・動物の生態と進化に興味があった少年時代
・野生動物の個体数だけでは見えてこない実態
・人と森と野生動物。どのように関わっていくか。
・「管理」ではなく、いかに「共生」するか
──────────────────────────

「野生動物が増えすぎているから駆除する」という言葉を耳にすることが増えました。また、野生動物が農作物を荒らすことについて、「里山が荒廃し、食料がないために人里に降りてくる」という説も語られます。しかし...

【新着記事のお知らせ】日本の近世史を専門とする、東京大学史料編纂所の松方冬子さん。歴史学は、どのような一次史料と出会えるかが重要、と言われますが、松方さんが取り上げた史料は、東西航路が開けた17世紀に日本の外交で大きな役割を果たしたオランダ...
05/06/2024

【新着記事のお知らせ】
日本の近世史を専門とする、東京大学史料編纂所の松方冬子さん。歴史学は、どのような一次史料と出会えるかが重要、と言われますが、松方さんが取り上げた史料は、東西航路が開けた17世紀に日本の外交で大きな役割を果たしたオランダ風説書や国書。いずれも広く知られた史料を全く別の観点から見直しました。

そこから見えてくる近世日本の新たな姿、そして世界史再構築の必要性とは?
──────────────────────────
「近世日本の外交にみる悲喜こもごものコミュニケーション」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/133
インタビュイー : 東京大学史料編纂所 松方冬子さん
──────────────────────────
///中見出し///
・一番大事なことは、話が通じるか、通じないか
・初期のオランダ風説書に原文はなかった
・リサーチ近世日本人はヨーロッパの概念をどう翻訳したか
・国書は誰が持ってきたかより、誰の手紙かが重要
・ヨーロッパは駐在員外交、東アジアは国書外交
・国書不受理でも「阿吽の呼吸」で貿易をしていた
・「鎖国」という説明をやめられない日本
・一次史料なしで、世界史の再構築はできない
──────────────────────────

日本の近世史を専門とする、東京大学史料編纂所の松方冬子さん。歴史学は、どのような一次史料と出会えるかが重要、と言われますが、松方さんが取り上げた史料は、東西航路が開けた17世紀に日本の外交で大きな役割を....

【新着記事のお知らせ】今、世界的に注目されている量子コンピュータ。日本でも、ムーンショット型研究開発制度の目標の一つに選出され、国を挙げて開発が進められていています。その中でプロジェクトマネージャを務めるNECの山本剛さんに、そのキャリアの...
20/05/2024

【新着記事のお知らせ】
今、世界的に注目されている量子コンピュータ。日本でも、ムーンショット型研究開発制度の目標の一つに選出され、国を挙げて開発が進められていています。

その中でプロジェクトマネージャを務めるNECの山本剛さんに、そのキャリアのとともに、超伝導の研究から量子コンピュータ研究への変遷、その後の読み出し技術の研究、そしてムーンショット型研究で取り組む量子ビットの集積化など、未来を見据えた挑戦について伺いました。今、異分野で培われた民間の技術の結集が求められると述べる山本さん。その最前線の取り組みについてお届けします。
──────────────────────────
「100万量子ビットの量子コンピュータ実現への道を模索する」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/131
インタビュイー : 日本電気株式会社 セキュアシステムプラットフォーム研究所 山本 剛さん
──────────────────────────
///中見出し///
・超伝導体をつくることで受けた衝撃
・超伝導から量子コンピュータへ
・量子コンピュータ研究の黎明期
・ノーベル賞受賞者も理解できなかったジョセフソン効果
・量子コンピュータで重要な読み取り装置
・量子アニーリング技術の研究にもチャレンジ
・量子コンピュータ技術を飛躍させるには
・たくさんの人の力を結集しロードマップを示したい
──────────────────────────

今、世界的に注目されている量子コンピュータ。日本でも、ムーンショット型研究開発制度の目標の一つに選出され、国を挙げて開発が進められていています。

5/21(火) 18:30- at 東京 / オンラインにて東京大学 大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構教授の橘省吾さんをお招きし、研究者の知に触れ、世界を広げる2時間の特別セッション第5回目「八重洲灯台談話会」を開催します。詳細:http...
18/05/2024

5/21(火) 18:30- at 東京 / オンラインにて東京大学 大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構教授の橘省吾さんをお招きし、研究者の知に触れ、世界を広げる2時間の特別セッション第5回目「八重洲灯台談話会」を開催します。

詳細:https://esse-sense05.peatix.com/view

橘さんは、2009年から「はやぶさ2」のプロジェクトに関わり、2021年6月に採取した小惑星「リュウグウ」試料の初期分析に関わる総勢269名の初期分析チームの統括を担う、宇宙惑星科学の研究者です。

八重洲灯台談話会は、エッセンス社と東京大学URAが協力して開催する、どなたでも気軽にお越しいただけるライトな会です。
ドリンク片手に楽しむ知の最前線にてお会いできることを楽しみにしています。

■日時 
2024年5月21日(火)18:30-20:30
※終了後、交流の時間を設けます

■プログラム
18:30 イントロダクション、チェックイン
18:45 ゲスト講話&対談、QA
20:15 小グループに分かれた参加者ダイアログ
20:30 クロージング、終了
※終了後、オンライン会場では交流の場を設けます

◯ゲストプロフィール
橘省吾さん
東京大学 大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構教授
インタビュー記事:https://esse-sense.com/articles/114

1973年生まれ、大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻修了(博士(理学))。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻助教、北海道大学大学院理学院自然史科学専攻准教授を経て、2017年から現在は東京大学大学院理学系研究科附属宇宙惑星科学機構の教授。2019年、JAXA宇宙科学研究所特任教授。
専門は宇宙化学。宇宙や太陽系を再現した条件での化学反応実験を中心に、太陽系の初期科学進化や惑星の化学的多様性の解明をめざす研究を行っている。国際隕石学会ニーア賞、ゴールドシュミット会議ガストレクチャーシップなどを受賞。著書に『星くずたちの記憶――銀河から太陽系への物語』 (2016年、岩波科学ライブラリー)、『惑星地質学』(2008年、東京大学出版会、共著)などがある。

研究「知」を社会に繋げるKnowledge Techカンパニー「エッセンス」と東京大学のURAとの協働で、5月21日にesse-sense Academic Talk「八重洲灯台談... powered by Peatix : More than a ticket.

【新着記事のお知らせ】大学時代に出会った京劇に魅了された北海道大学大学院文学研究院中国文化論研究室教授を務める田村容子さんは、京劇の男旦(女形)や、中国の近現代演劇、またプロパガンダ芸術などをテーマに研究を続けています。国立の演劇大学が北京...
15/05/2024

【新着記事のお知らせ】
大学時代に出会った京劇に魅了された北海道大学大学院文学研究院中国文化論研究室教授を務める田村容子さんは、京劇の男旦(女形)や、中国の近現代演劇、またプロパガンダ芸術などをテーマに研究を続けています。

国立の演劇大学が北京、上海だけで3つも存在する中国において演劇は、社会の中で役割をもって扱われています。中国における演劇が、どのように社会の中で位置づけられ、また社会に対してどのような役割を果たしているのか。その変遷は、20世紀前半の初期の頃ではまた現代と異なる状況を見せてくれます。

社会における演劇の扱われ方とその変遷を、異なる国の異なる歴史を見ることで、私たちは演劇にどのような可能性を知ることが出来るか。その一端を京劇の変遷と共にお届けします。

──────────────────────────
「中国演劇から、激動の20世紀中国を紐解く」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/132
インタビュイー : 北海道大学大学院文学研究院 田村容子さん
──────────────────────────
///中見出し///
・日本の古典演劇が身近にあった幼少期
・中国における近現代演劇の移り変わり
・民衆心理を映し出す演劇
・ジャーナリズムと演劇の関係性
・プロパガンダ芸術としての演劇
──────────────────────────

大学時代に出会った京劇に魅了された北海道大学大学院文学研究院中国文化論研究室教授を務める田村容子さんは、京劇の男旦(女形)や、中国の近現代演劇、またプロパガンダ芸術などをテーマに研究を続けています。

【新着記事のお知らせ】韓国から日本へ渡り、さらにオランダやフランスなど、世界を股にかけて研究を続けてきた東京大学の金範埈さん。現在は生産技術研究所附属マイクロナノ学際研究センターに所属し、極小注射針「マイクロニードル」の応用研究を行っていま...
20/04/2024

【新着記事のお知らせ】
韓国から日本へ渡り、さらにオランダやフランスなど、世界を股にかけて研究を続けてきた東京大学の金範埈さん。現在は生産技術研究所附属マイクロナノ学際研究センターに所属し、極小注射針「マイクロニードル」の応用研究を行っています。

注射針といえば体内に薬剤を入れるためのものですが、金教授が開発したマイクロニードルはそれだけでなく別の働きを持つといいます。その研究の経緯と生み出されたマイクロニードルのストーリーについてお話を伺いました。
──────────────────────────
「ナノスケールの超精密加工で、医療にパラダイムシフトを起こす」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/127
インタビュイー : 東京大学生産技術研究所 金範埈さん
──────────────────────────
///中見出し///
・紆余曲折を経て、ソウル大学から東大大学院へ
・マイクロやナノの世界では物理特性すら変わる
・ナノヒーターで探る「細胞が働き出すきっかけ」
・欠点を克服した「溶けるマイクロニードル」
・医薬品研究の追い風になったのはコロナ禍
・ニードルを「センサー」に、狙うのは「間質液」
──────────────────────────

韓国から日本へ渡り、さらにオランダやフランスなど、世界を股にかけて研究を続けてきた東京大学の金範埈さん。現在は生産技術研究所附属マイクロナノ学際研究センターに所属し、極小注射針「マイクロニードル」の応...

【新着記事のお知らせ】成功するまでやり抜ける人と途中で挫折してしまう人の違いは何か。どうすれば英語が得意になるのか。それは脳のある部分の発達が関係しているといいます。脳科学の視点から「やり抜く力」を研究し、語学力がつくと脳が変わることを世界...
14/04/2024

【新着記事のお知らせ】
成功するまでやり抜ける人と途中で挫折してしまう人の違いは何か。どうすれば英語が得意になるのか。
それは脳のある部分の発達が関係しているといいます。脳科学の視点から「やり抜く力」を研究し、語学力がつくと脳が変わることを世界で初めて証明したのが東北大学准教授の脳科学者・細田千尋さんです。

AI時代に強みを発揮する人間の脳の特性や、やり抜く力の子どもへの影響、検証を進める子育ての新しいシステムとは……。そのインタビュー記事をお送りします。
──────────────────────────
「自信過剰な人ほど三日坊主になりやすいのは脳の「前頭極」が発達していないから」
記事URL→ https://esse-sense.com/articles/128
インタビュイー : 東北大学加齢医学研究所 脳科学研究部門 細田千尋さん
──────────────────────────
///中見出し///
・言語を操る脳の仕組みを解明するため脳科学研究へ
・実験の参加者と連絡がとれないハプニングが次の研究の契機に
・学習プロセスを工夫すれば前頭極が発達して挫折しなくなる
・家族の外から助けてくれる仕組みをつくりたい
・自分の生活の中に生まれた疑問を分析し、その先の解決を目指す
・「なんとなく」という感覚も人間らしさの重要な鍵
──────────────────────────

成功するまでやり抜ける人と途中で挫折してしまう人の違いは何か。どうすれば英語が得意になるのか。それは脳のある部分の発達が関係しているといいます。脳科学の視点から「やり抜く力」を研究し、語学力がつくと脳...

住所

字谷茶1919-1 OISTインキュベーションスクエア・インキュベータ
Okinawa-shi, Okinawa
9040495

ウェブサイト

アラート

esse-senseがニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

事業に問い合わせをする

esse-senseにメッセージを送信:

共有する