
02/02/2025
月刊大和路ならら2月号が発売中です。
特集は、東大寺二月堂修二会。
☆☆☆☆☆
―伝説と今が交錯するー
修二会創始・実忠和尚が
目指した兜率天の世界
今年で1274回目を迎える
東大寺二月堂修二会。
東大寺開山の良弁僧正の高弟・実忠和尚(726?~?)は、
兜率天の行法を人間界でも行いたいと願った。
そして、天平勝宝四年(752)に修二会が創始された。
修二会の行法はその形式、人数、時代とともに少しずつ変化を遂げてきた。
記録に見る修二会の初見は、会中(えちゅう)に練行衆が記録する
『二月堂修中練行衆日記』で平安時代の保安5年(1124)である。
室町時代初期に二月堂縁起絵詞が、
後期に二月堂縁起絵巻が制作され、
実忠和尚の目指した兜率天の世界を伝えている。
その根本となる修二会創始者、
実忠の兜率天への想いは、
悔過会の間に組み込まれることで、
練行衆へと受け継がれてきたともいえる。
特集では、実忠和尚が目指した兜率天の世界を絵巻が語る伝説、法会、記録の3つから探る。
☆☆☆☆☆
月刊大和路なららは
全国書店、Amazonで販売中です。
【特集 東大寺二月堂修二会】 ―伝説と今が交錯するー 修二会創始・実忠和尚が目指した兜率天の世界 今年で1274回目を迎える東大寺二月堂修二会。 東大寺開山の良弁僧正の高弟・実忠和尚(726?~?)は、 兜....