
01/07/2025
初心者でもできる!曲作りの基本ステップ5つ【DTM入門】
「DTMを始めたけど、どうやって曲を作ればいいの?」
そんなあなたのために、曲作りの基本的な流れを5つのステップにまとめました。
実際にサウンドプラスでもおこなっている作業の流れを、初心者向けにかみ砕いて紹介します!
■ステップ①:ジャンルとイメージを決める
まず最初に、「どんな曲を作りたいのか」をイメージしましょう。
・ジャンル:ポップス、ロック、EDM、ヒップホップ、R&Bなど
・雰囲気:明るい、切ない、落ち着いた、ワクワクするなど
好きなアーティストの曲を参考曲(リファレンス)として1〜2曲決めておくのがオススメです。
サウンドプラスでもお客様のイメージがあまりはっきりしていない時には、リファレンス曲を数曲ご提案させていただいています。
■ステップ②:コード進行を決める
コード進行は、曲の「土台」。
雰囲気に合ったコードを使うことで、感情を表現できます。
コードのことがよくわからない時は、リファレンスの曲を耳コピしたり、楽譜やインターネットからコード進行を探すのが良いでしょう。
コード進行の中で、それぞれのコードから感じる印象(例:Key=Cの場合、Cは明るく感じる、Fは少し切なさを感じる、Amは悲しさを感じるなど)を自分なりの言葉でまとめておくと、作曲の引き出しがどんどん増えていきますよ。
■ステップ③:メロディを作る
コード進行の上に、主役となるメロディ(鼻歌でもOK)を乗せてみましょう。
マイクで録音してもいいですし、フルートなどの音色で打ち込んでもいいと思います。
慣れないうちは、歌いやすさを意識することがポイントです。
コードの構成音を意識するとハマりやすい、などコツはありますが、まずは失敗を恐れずメロディを作ることを楽しみましょう。
作曲に慣れてきたら、メロディを先に作ってからコードを決めるという手法もあります。
こちらの方が、より自由な発想で作曲ができると言えるでしょう。
メロディとコード進行、同時進行で作るなんてこともありますよ!
■ステップ④:リズム・ビートを作る(ドラム、ベースなど)
まずはキック、スネア、ハイハットで基本となるビートを作り、ベースを打ち込みましょう。
それだけでも曲の雰囲気はかなり伝わるようになりますよ。
曲やジャンルによって、8ビート、16ビート、4つ打ちなどの様々なビートがあるので、好きなジャンルのビートを勉強して使い分けられるようにしましょう。
慣れてきたらタムやパーカッション、効果音などを足すことにもトライしてみてください。
一気に楽曲をグレードアップさせることができます。
■ステップ⑤:伴奏・アレンジを加える
ジャンルや曲の方向性などで、多種多様に変わるのがアレンジです。
それだけ奥が深く、新しい手法もどんどん生まれています。
ですが、はじめは難しく考えず、ピアノやギターなどシンプルな楽器で表現してみてください。
ジャンルによって使用する楽器は違ったりしますが、たとえばサビの導入で空間が広がる、といった表現などで使われる手法は意外と共通していたりするものです。
好きな曲を聞く中で、展開が変わるときにどんな音がどのように入っているかなど、いろんな視点で注意深く聞いてみてくださいね。
サウンドプラスでは、毎年数多くの楽曲を制作させていておりますが、ほぼすべての楽曲でこれらの行程がおこなわれます。
ご依頼の中には、お客様がDTMを使って制作された楽曲をもとにアレンジをさせていただくこともございます。
お客様のやりたい事、うまく表現できていないことなどを詳しくヒアリングしたうえで、様々な技術や機器を駆使してプロのクオリティに仕上げていきます。
まずはDTMでの作曲にたくさんトライしてみてくださいね。
その上で、もしも本格的に形にしたくなった時には、ぜひサウンドプラスにご相談ください!