26/12/2024
能登半島地震支援活動のご報告
皆様、こんにちは。2024年8月7日から11月30日にかけて行ったパエリアの炊き出しについてご報告します。
この支援活動は、7回にわたりパエリアの炊き出しを行ったものです。
なお、被災者の方々のプライバシー及び、カメラを向けられたり、写真に写り込むことを好まない方が多くおられたため、実際に炊き出しの提供を行っている写真などはほぼ掲載がないことをご容赦ください。
(7)第7回:石川県輪島市河井町(重蔵神社)
日時:2024年10月31日(木)
輪島市では、私たちの炊き出しを認知してくださる方が増え、「楽しみにしていた」「前回は間に合わなかったから(今日は間に合って)よかった」などお声をかけていただく機会も増えました。今回は、忘れられない一コマがありました。それは、9月25日の炊き出しの際、受け取りに来てくださった方が、新聞に投稿された句でした。
炊き出しの/パエリア待ちし炎天に/捜索ヘリは/また飛び立てり
新聞に掲載されたこの句を知り、京都の書家が作品にしてくださいました。当日は、それを今井さんにお渡しすることができました。困難な状況の中で、パエリアを通して時間を共有できたことをお互いが大切に思いあうことができました。小さな出会い、小さなご縁が少しずつ重なってきた、このパエリアの炊き出しを象徴するような光景となりました。
当日は、宗田、木下氏のほか、今回も石川県で被災しながらも現地で貢献したいという思いから13人のボランティアと、京都から7名のボランティアが参加してくださり一緒に活動を進めました。
写真左. できるかぎり待っていただく時間が少なくなるよう工夫をしています。
写真右. 今井さんに作品をお渡ししているところです。
#ボラサポ