図書出版クレイン

図書出版クレイン 東京都小金井市にある出版社です。人文書全般。なかでも在日朝鮮人問題、日韓関係をテーマにした書籍を出版しています。在日総合誌『抗路』は11号まで刊行。7号が「第3回(旧むのたけじ)地域・民衆ジャーナリズム優秀賞」受賞。

『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』(趙根在著)の書評記事を紹介させていただきます。全文をご覧いただくためには、会員登録が必要なのですが、その判断はお任せいたします。執筆は、韓国文学翻訳家・清水知佐子さんです。『山陰中央新報』は...
26/08/2024

『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』(趙根在著)の書評記事を紹介させていただきます。全文をご覧いただくためには、会員登録が必要なのですが、その判断はお任せいたします。

執筆は、韓国文学翻訳家・清水知佐子さんです。『山陰中央新報』は、島根・鳥取が発行範囲ですが、岡山(長島愛生園、邑久(おく)光明園の二つのハンセン病療養所があり、趙根在も撮影にたびたび訪れています)にも届いてくれればうれしいかぎりです。
『共同通信』の配信記事ですから、『山陽新聞』『中國新聞』が掲載する可能性は大いにありますね。期待して待っています。

この配信記事が、趙根在が撮影に訪れたハンセン病療養所所在地の地元紙に掲載されることになれば、没後27年にして、再度の訪問を果たすことになるのですが、ぜひ、実現してほしいものです。

先頃は、地元紙への新聞広告による訪問を行ないましたが(東京〔『東京新聞』〕→熊本〔『熊本日日新聞』〕→岡山〔『山陽新聞』〕→東京→群馬〔『上毛新聞』〕。その詳細は、http://www.cranebook.net/review/)、今回、書評記事による訪問も実現できるなら、趙さんも満足されるはずです。
と言っていましたら、同日の8月24日に『沖縄タイムス』にも掲載されていました。沖縄には二つの療養所がありります。
一つは名護市にある「沖縄愛楽園」、もう一つは宮古島にある「宮古南静園」です。ただ、両療養所には趙根在は訪ねておりません。1972年の本土復帰までは、アメリカの統治下にありましたので、趙が朝鮮籍であったことが訪問実現のネックになっていたようです。

清水知佐子さん、書評執筆ありがとうございました。
書評文の中の「人は自身の内なる差別心を認めた時に、自らが差別される時よりも苦痛を覚えるかもしれない。」この思いこそ、趙根在が「ハンセン病の同胞たち」を執筆した動機の最たるものだと私は思っていますので、この一文を目にして心が震えました。

そして、最後に本書を通して「内なる差別を直視する勇気を得る」との言葉。深くお読みいただいたことにあらためてお礼申し上げます。

昨年、原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)で開かれた「趙根在写真展 地底の闇、地上の光―炭鉱、朝鮮人、ハンセン病―」で脚光を浴びた写真家、趙根在(チョウ・グンジェ、1933~97年)。その反響の大きさ...

この夏、8月8日から東京渋谷区にある「青山ブックセンター」で開催の選書フェア「330人が、この夏おすすめする一冊。」で、『光を見た ハンセン病の同胞たち』が、韓国文学翻訳者・エッセイストの斎藤真理子さんにおすすめ本として選書されました。著者...
13/08/2024

この夏、8月8日から東京渋谷区にある「青山ブックセンター」で開催の選書フェア「330人が、この夏おすすめする一冊。」で、『光を見た ハンセン病の同胞たち』が、韓国文学翻訳者・エッセイストの斎藤真理子さんにおすすめ本として選書されました。
著者の趙根在も喜んでいるはずです。少しはにかみながら。

みなさま、お近くにお住まいでお時間がおありでしたら、ぜひ、「青山ブックセンター」にお立ち寄りいただき、330名が選んだ書籍とともに、『光を見た ハンセン病の同胞たち』もご覧になってみてください。また、購入もご検討いただければ幸いです。
このイベントは今年で10周年とのことです。

このような機会を作っていただいた斎藤真理子さんに感謝いたします。
私もひさしぶりに「青山ブックセンター」に参ります。

「330人が、この夏おすすめする一冊。」の展開を開始しました。毎年夏恒例の選書フェアは10周年を迎え、今年は330人に選んで頂きました。フェアにて3,300円(税込)以上のご購入で、全コメント掲載の冊子をお渡ししています...

『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』の『山陽新聞』8月5日付の広告を掲載させていただきます。 前回、著者で写真家の趙根在が訪れたハンセン病療養所の所在地の地元紙に、広告を掲載しようと考えている旨の案内をさせていただきました。その...
07/08/2024

『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』の『山陽新聞』8月5日付の広告を掲載させていただきます。

 前回、著者で写真家の趙根在が訪れたハンセン病療養所の所在地の地元紙に、広告を掲載しようと考えている旨の案内をさせていただきました。その二回目です。
『山陽新聞』は岡山県全域で発行されています。岡山県には、瀬戸内市に「長島愛生園」「邑久(おく)光明園」の二つの療養所があります。
 趙は、この二園に撮影のためにたびたび訪れていました。それゆえ、先日の「菊池恵風園」のある熊本の『熊本日日新聞』の次に、岡山の『山陽新聞』への広告掲載とさせていただきました。
 また、本書に収録されている「炭坑・朝鮮人・ハンセン氏病」は、長島愛生園で行なわれた座談会の記録です。掲載誌は「長島愛生園らい詩人集団」発行の雑誌『らい』18号(1971年3月)ですので、岡山での広告宣伝をはずすことはできません。

 そして、広告を見ていただければおわかりになるように、著者名の趙根在には「チョウ・グンジェ」だけでなく「ちょう・こんざい」も明記しました。かつて二つの療養所に入所し、趙のことを覚えている患者・回復者(とくに同胞の入所者)の方々は、おそらくすでにお亡くなりになっているものと思われますが、万が一にでも、その方々だけでなく、その関係者の方がご存命で、「ちょう・こんざい」という名をご覧になるようなことがあれば、懐かしく感じられ、興味と関心をお持ちいただけるものと考えてふりがなを振りました。
 私自身は、在日朝鮮人の本名表記については、朝鮮語読みを基本に考えていますが、趙は、生前に日本名の「村井金一」から「趙根在」を使い始めたときに、「ちょう・こんざい」と名乗ることも多々あったとのことですので、そのようにさせていただきました。

 なにしろ、いまでは地域に関係なく、新聞の購読者は高齢者が中心だと思われますので、その可能性にもかけました。
 さて、その中のお一人でよいので、この広告が届いてくれたでしょうか。届いていてほしいな。いや、届いているはずだ。
 との思いを、どうか汲み取っていただければ幸いです。
 では、つぎの場所の検討に入ります。

『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』の『熊本日日新聞』7月20日付の広告を掲載いたします。熊本にはハンセン病療養所「菊池恵楓園(きくちけいふうえん)」があります。趙根在も撮影のためにたびたび訪れていました。とはいえ、最初に彼がこ...
22/07/2024

『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』の『熊本日日新聞』7月20日付の広告を掲載いたします。

熊本にはハンセン病療養所「菊池恵楓園(きくちけいふうえん)」があります。
趙根在も撮影のためにたびたび訪れていました。
とはいえ、最初に彼がこの場所を訪れたのは、ハンセン病を撮る写真家としてではなく、在日朝鮮人組織の芸術団(現在の金剛山歌劇団)の照明係としてでした。芸術団の全国巡回公演に同行していた1958年のことです。その7年後の1965年に写真撮影で訪れています。

ですので、今回の広告は、趙根在が撮影で訪れていた療養所所在地の新聞への広告となります。さしづめ、故人に成り代わっての、挨拶代わりの広告とも言えましょうか。ただ、おそらく趙のことをご存じであった方々は、すでにお亡くなりになっているものと思われますが。

全国紙で本書が紹介されるに越したことはないのですが、なかなかにそのような機会は見出しがたいことなので(よほどでないと「在日朝鮮人」関連の話題は取り上げない。かつて〔10年前〕は「韓国」関連さえそうだった。今は、やれ小説だ、映画だ、グルメだ、と、うるさいぐらいだが。つまり、韓国関係が浮上、在日関係が停滞という報道姿勢が現在。批判を込めて記す)、こうなれば、彼=趙根在が訪れていた療養所所在地の地元紙に広告を、さも巡回公演のように出すとしましょうか。

となると、次はやはり、長島愛生園・邑久光明園のある岡山ということになり、『山陽新聞』ということになりますね。
それではみなさん、どうぞ楽しみにしておいてください。

ハンセン病を撮り続けた、元炭鉱労働者の在日朝鮮人二世写真家・趙根在(チョウ・グンジェ)著『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』が、ようやく出来上がりました。刊行を思い立ったのが昨年の4月ですから、1年以上の月日が経過したことになり...
27/05/2024

ハンセン病を撮り続けた、元炭鉱労働者の在日朝鮮人二世写真家・趙根在(チョウ・グンジェ)著『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』が、ようやく出来上がりました。刊行を思い立ったのが昨年の4月ですから、1年以上の月日が経過したことになりますが、充実した道のりでした。
最終の印刷段階でもいろいろとあり、その意味でも、大きく記憶に残る仕事になりました。

収録作は、回想的自伝「ハンセン病の同胞たち」(『解放教育』)、「片割れ監修者の私記」(『写真万葉録・筑豊』)、「哀哭・上野英信先生」(『追悼 上野英信』)、インタビュー「炭坑・朝鮮人・ハンセン氏病」(『らい』)、聞書「八十三年の夢」(『季刊 人間雑誌』)。
そして、撮影写真を48点収録しています。

また、カバー画・本文イラストなどを、絵本作家で画家の「しん よんひ」さんにお願いしました。作風とは異なるこちらからの依頼に真摯に対応していただきました。
収録の「ハンセン病の同胞たち」をお読みいただければ、このカバー画に納得していただけるものと思います。

さらに刊行までには、趙根在の伴侶である、齋藤君子さんを始めとして、多くの方々のご協力を賜りました。

ようやく刊行できたことに、なにより安堵しているというのが正直なところです。

本書を通して、趙根在の存在とその仕事を知ってもらうことができれば、発行者としてうれしいかぎりです。

書店では今週末から(数に限りがあることをご容赦ください)、ネットでは明後日から、直接のご注文は今日からの販売となります。
どうぞ皆様、ご購読をよろしくお願いいたします。

5月25日発売の新刊『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』の案内をさせていただきます。1960年代初頭から80年代初頭の20年間にわたり、全国各地のハンセン病療養所を訪ね、入所者を始めとしたハンセン病にまつわる事柄を記録し続けた、...
04/05/2024

5月25日発売の新刊『光を見た ハンセン病の同胞(きょうだい)たち』の案内をさせていただきます。
1960年代初頭から80年代初頭の20年間にわたり、全国各地のハンセン病療養所を訪ね、入所者を始めとしたハンセン病にまつわる事柄を記録し続けた、在日朝鮮人2世の元炭鉱労働者で写真家・趙根在(チョウ・グンジェ、1933年~1997年)が、生前に書き残した自伝的回想を中心にした文章と、関連の撮影写真を収録して一冊にしました。
この数ヶ月、この本につきっきりで注力いたしました。ぜひ、購入を検討いただければ幸いです。

ネットでの予約も始まっています。
https://www.amazon.co.jp/%E5%85%89%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%9F-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E7%97%85%E3%81%AE%E5%90%8C%E8%83%9E%E3%81%9F%E3%81%A1-%E8%B6%99-%E6%A0%B9%E5%9C%A8/dp/4906681662/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2BN4VCQC1ABNF&dib=eyJ2IjoiMSJ9.WImTrUGKzEqEpN5Bff4BnA.PTdmUDA9lyWiFdh_F_T4bAHrUtPKY7WghFgQfghTqMU&dib_tag=se&keywords=%E5%85%89%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%9F+%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E7%97%85%E3%81%AE%E5%90%8C%E8%83%9E%E3%81%9F%E3%81%A1&qid=1714806531&s=books&sprefix=%E5%85%89%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%9F+%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E7%97%85%E3%81%AE%E5%90%8C%E8%83%9E%E3%81%9F%E3%81%A1%2Cstripbooks%2C164&sr=1-1

2024年1月10日から6月30日までの会期で企画展『ハンセン病と朝鮮人 壁をこえて』が新宿の高麗博物館で開催されています。弊社では、2019年に『在日朝鮮人とハンセン病』を刊行いたしました。刊行時には多くの反響をいただきました。会期中には...
17/01/2024

2024年1月10日から6月30日までの会期で企画展『ハンセン病と朝鮮人 壁をこえて』が新宿の高麗博物館で開催されています。

弊社では、2019年に『在日朝鮮人とハンセン病』を刊行いたしました。刊行時には多くの反響をいただきました。
会期中には、著者の金貴粉さんの講演(5月11日土曜日)も予定されています。

『在日朝鮮人とハンセン病』のカバーをあげておきます。帯文は歌人の金夏日(キム・ハイル)さん。昨年2023年の6月にお亡くなりになりました。
機会がありましたら、本書もお読みいただければ幸いです。

展示では、金夏日さんを始め、本書でも紹介させていただいています、多磨全生園の自治会長をされていた金相権(キム・サンゴン)さんも取り上げられています。

ぜひ、皆さま、足を運んでみてください。
そして、もうひとつのハンセン病史に触れてみてください。

企画展詳細

https://kouraihakubutsukan.org/event/2024hansenbyototyousenjin-2/

2024年もよろしくお願い申し上げます。ゆっくりの進み行きですが、現在編集中の書籍が刊行され、また皆さまとお会いできますことを、楽しみにしております。どうぞ、かわることなく本年もお付き合いください。本年より、弊社は年賀状は画像の掲載だけにさ...
09/01/2024

2024年もよろしくお願い申し上げます。

ゆっくりの進み行きですが、現在編集中の書籍が刊行され、また皆さまとお会いできますことを、楽しみにしております。
どうぞ、かわることなく本年もお付き合いください。

本年より、弊社は年賀状は画像の掲載だけにさせていただき、送付をやめさせていただいております。弊社宛ていただきました年賀状の返信につきましても、同様でございます。
なにとぞ、ご了解いただきますよう、よろしくお願い致します。

皆さまのご多幸をお祈りいたします。

在日総合誌『抗路(항로)』11号が出来上がりました。発売は30日になります。今号も盛りだくさんの内容で「在日」にまつわるテーマを掘り下げます。購入のご検討をよろしくお願いいたします。
27/11/2023

在日総合誌『抗路(항로)』11号が出来上がりました。発売は30日になります。
今号も盛りだくさんの内容で「在日」にまつわるテーマを掘り下げます。
購入のご検討をよろしくお願いいたします。

10号から1年、5月27日に開催したシンポジウムから半年を経て、ようやく『抗路』11号の刊行をお知らせできます。シンポジウムでいただきましたご意見なども踏まえ、準備した11号です。特集は「『在日』メディア史を語る」。小特集は「世界の中の『在...
10/11/2023

10号から1年、5月27日に開催したシンポジウムから半年を経て、ようやく『抗路』11号の刊行をお知らせできます。シンポジウムでいただきましたご意見なども踏まえ、準備した11号です。
特集は「『在日』メディア史を語る」。小特集は「世界の中の『在日』」。そのほか、論考、時事問題、エッセイ、インタビューと多様なスタイルの読み応えある内容となっています。
刊行は今月末の予定です。ぜひ、購読をご検討いただきたく思います。
ネットでの予約も始まっています。

https://www.amazon.co.jp/dp/4906681654

去る5月27日(土曜日)に開催いたしましたシンポジウム、『これからの「在日論」は可能か?』の動画を公開いたしました。諸般の事情により第1部だけの公開となりますこと、主催者としてお詫び申し上げます。よろしければご覧になってみてください。
24/06/2023

去る5月27日(土曜日)に開催いたしましたシンポジウム、『これからの「在日論」は可能か?』の動画を公開いたしました。

諸般の事情により第1部だけの公開となりますこと、主催者としてお詫び申し上げます。

よろしければご覧になってみてください。

図書出版クレイン

昨日のシンポジウム『これからの「在日論」は可能か?』を無事、盛況に終えることができました。当日は100名に近い参加がありました。ご参加いただいた皆さま、ご登壇いただきました発言者(尹健次、高柳俊男、趙秀一、金敬黙、崔紗華、斎藤真理子各氏)の...
28/05/2023

昨日のシンポジウム『これからの「在日論」は可能か?』を無事、盛況に終えることができました。当日は100名に近い参加がありました。

ご参加いただいた皆さま、ご登壇いただきました発言者(尹健次、高柳俊男、趙秀一、金敬黙、崔紗華、斎藤真理子各氏)の方々ありがとうございました。

皆さまからのご意見などを糧に、次号に向けて進んでまいります。皆さまと『抗路11号』でお会いできますことを楽しみにしております。

【シンポジウムのご案内】以下の内容でシンポジウムを開催いたします。ご参加いただけましたら幸いです。テーマ 「これからの『在日論』は可能か?」日時 5月27日(土曜日)13時30分~17時場所 法政大学市ヶ谷・大内山校舎7階 Y702教室参加...
17/04/2023

【シンポジウムのご案内】

以下の内容でシンポジウムを開催いたします。ご参加いただけましたら幸いです。

テーマ 「これからの『在日論』は可能か?」
日時 5月27日(土曜日)13時30分~17時
場所 法政大学市ヶ谷・大内山校舎7階 Y702教室
参加費 無料

[発言者・登壇順、敬称略]

第Ⅰ部 在日メディアの役割
●尹健次 「在日メディアと『抗路』刊行」
●高柳俊男 「在日メディアと日本社会」
●趙秀一 「韓国で在日メディアはどう読まれているか」

第Ⅱ部 私の考える在日論
(以下、それぞれのご体験を踏まえ発言いただきます。)
●金敬黙 「越境する民としての『在日』」
●崔紗華 「『在日らしさ』とはなにか」
●斎藤真理子 「『在日』について思うこと 『中くらいの友だち』などを通して」

第Ⅲ部 ディスカッション
●第Ⅰ部とⅡ部の発言者による

※シンポジウム終了後に交流会を開催いたします。
 お時間がおありでしたら、ぜひご参加ください。 

【問い合わせ】
図書出版クレインまで。
TEL0422-28-7780
Eメール [email protected]

新刊『生と死 ある「在日」の断想』(尹健次=ユン・コォンチャ著)が出来上がりました。「死と生」をめぐる思索と「死者の言葉」をめぐる考察。在日朝鮮人2世の歴史・思想史家が最後に何を書き遺すのか。お手にとってご確認いただければ幸いです。ぜひ、よ...
28/03/2023

新刊『生と死 ある「在日」の断想』(尹健次=ユン・コォンチャ著)が出来上がりました。

「死と生」をめぐる思索と「死者の言葉」をめぐる考察。

在日朝鮮人2世の歴史・思想史家が最後に何を書き遺すのか。

お手にとってご確認いただければ幸いです。
ぜひ、よろしくお願いいたします。

http://www.cranebook.net/archives/post-55.html

新刊『生と死 ある「在日」の断想』(3月25日発売)のネット注文が始まっています。様々な論考や発言を通して在日問題を考え続けてきた、在日朝鮮人2世の思想史家が最後に遺す想い。ぜひ、購入をご検討ください。https://www.amazon....
15/03/2023

新刊『生と死 ある「在日」の断想』(3月25日発売)のネット注文が始まっています。

様々な論考や発言を通して在日問題を考え続けてきた、在日朝鮮人2世の思想史家が最後に遺す想い。

ぜひ、購入をご検討ください。

https://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E3%81%A8%E6%AD%BB-%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%9C%A8%E6%97%A5%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%96%AD%E6%83%B3-%E5%B0%B9-%E5%81%A5%E6%AC%A1/dp/4906681646/ref=sr_1_1?crid=1M8SOAP6K4YAL&keywords=%E7%94%9F%E3%81%A8%E6%AD%BB+%E3%81%82%E3%82%8B+%E5%9C%A8%E6%97%A5+%E3%81%AE%E6%96%AD%E6%83%B3&qid=1678676644&s=books&sprefix=%E7%94%9F%E3%81%A8%E6%AD%BB%E3%80%80%2Cstripbooks%2C181&sr=1-1

3月7日付の『京都新聞』に、「抗路」の記事が掲載されました。取材・執筆は東京支局の堀内記者。コンバクトにまとめていただきました。その記事を紹介させていただきます。京都には、鄭貴文・詔文兄弟が発行した『日本のなかの朝鮮文化』、飯沼二郎・鶴見俊...
10/03/2023

3月7日付の『京都新聞』に、「抗路」の記事が掲載されました。取材・執筆は東京支局の堀内記者。コンバクトにまとめていただきました。その記事を紹介させていただきます。

京都には、鄭貴文・詔文兄弟が発行した『日本のなかの朝鮮文化』、飯沼二郎・鶴見俊輔両氏が「大村収容所を廃止するために」を目的に発行した『朝鮮人』など、朝鮮文化・在日朝鮮人に関する雑誌が存在していました。

『抗路』の編集委員と発行者が京都在住・出身とのことで、それらの雑誌発行の歴史も踏まえて紹介いただきました。その紙面を目にすると、身の引き締まる思いです。

次号の11号については、時期や特集、また体裁など、現在、いろいろと検討中です。はっきりいたしましたら、あらためてご案内差し上げます。その折にはみなさま、よろしくお願いいたします。

また、これに関連して、5月27日には、法政大学でシンポジウムを開催いたします。テーマは「これからの在日論は可能か?」(仮題)。
こちらのほうもみなさま、気に留めておいてください。

最後になりますが、『抗路』をご購読いただけましたら幸いです。

25/01/2023

刊行書籍『ルーツのある子どもたち 民族学級という場所で』の著者・洪里奈(ホン・リナ)さんの著書に関するインタビューが公開されています。
お聴きいただければと思います。

https://www.facebook.com/bookloungeacademia/

【インタビューは水曜日に公開!】
ブック・ラウンジ・アカデミアは、人

このところ、『金鶴泳作品集』(全2巻)の注文を立て続けにいただいております。小倉紀蔵氏の韓国文化について書かれた書籍が、最近、文庫化され、そこにかつて氏が書かれた『金鶴泳作品集』の書評が収録されているのが一因と思われます。せっかくの機会です...
18/01/2023

このところ、『金鶴泳作品集』(全2巻)の注文を立て続けにいただいております。
小倉紀蔵氏の韓国文化について書かれた書籍が、最近、文庫化され、そこにかつて氏が書かれた『金鶴泳作品集』の書評が収録されているのが一因と思われます。
せっかくの機会ですので、購入のご検討をいただきたく、弊社ホームページの当該書籍の案内に「試し読み」などを追加しております。ぜひ、ご覧になってみてください。

http://www.cranebook.net/archives/post-6.html

2023年の業務を本日より開始いたしました。本日は、すがすがしい青天。この天気のような一年にしたいものです。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
04/01/2023

2023年の業務を本日より開始いたしました。

本日は、すがすがしい青天。
この天気のような一年にしたいものです。

本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

30/12/2022

2022年もありがとうございました。新年は1月4日から業務開始いたします。皆さま、よいお年をお迎えください。

『在日総合誌 抗路』10号が12月中旬に刊行されます。詳細が決定致しましたので、ご案内させていただきます。どうにか区切りの10号までたどりつきました。今号も力作揃いです。どうぞ購入をご検討ください。以下に今号のラインナップを紹介します。【特...
17/11/2022

『在日総合誌 抗路』10号が12月中旬に刊行されます。詳細が決定致しましたので、ご案内させていただきます。どうにか区切りの10号までたどりつきました。今号も力作揃いです。どうぞ購入をご検討ください。

以下に今号のラインナップを紹介します。

【特集=「『在日』の見取図」】

鵜飼哲「二つの『呪縛』をつなぐもの」
趙博「極私的『在日』四代記」
高柳俊男「日本人と在日朝鮮人の『連帯』に関するささやかな模索」
金敬黙「東アジア人/在日外国人としてのアイデンティティを模索して」
曺美樹「韓留日記 ある『在韓在日』の日常」
座談会「バックラッシュ時代を生きる」(文京洙・尹健次・辛淑玉・姜信子・金敬黙)
鳥井一平(インタビュー)「『移民社会』という近未来」

【小特集①】「在日と老い」
山下英愛「父・崔碩義の晩年」
金泰明「老いの寂寞 〈命短し 恋せよ乙女〉」
魁生由美子「在日コリアン高齢者 海のアパッチ族、最期の夏」

【小特集②】「古代史を考える」
李成市「『在日』にとっての古代史とは何であったのか」
松浦峻大「朝鮮民主主義人民共和国学界の古代史を読み解く」

【エッセイ・論考など】
安田菜津紀「ルーツを巡る旅、刻まれなかった女性たちの歴史」
殿平喜彦「安倍晋三元総理の銃撃死と日本の暗部」
文京洙「済州四・三を考える 在日の被害実態調査から」
金明弘「『イカゲーム』社会と尹錫悦政権の憂鬱」
金鍾太「私の日韓現代史 日韓経済の狭間を生きて」
朴文順「『あらかじめ与えられた子』を育てるための私的家族考」
尹健次「死に向きあう」

【詩・短歌・書評など】
[映画評]岸野令子(ヤン・ヨンヒ『スープとイデオロギー』)
[詩]  静勲/FUNI
[短歌] 凜七星
[書評] 佐藤泉(趙秀一『金石範の文学』)、崔真碩(早尾貴紀・李杏理・戸邉秀明編『徐京植 回想と対話』)

[グラビア]宋 富子(裵  昭)

以上です。
今号も内容盛りだくさん。どこからお読みいただいてもけっこうです。

新刊、洪里奈(ホン・リナ)著『「ルーツのある」子どもたち 民族学級という場所で』が出来上がりました。みなさん、日本の公立学校に設置されている「民族学級」(朝鮮半島に「ルーツのある」子どもたちが、「韓国・朝鮮」の言葉や歴史、文化に触れ、自身の...
21/10/2022

新刊、洪里奈(ホン・リナ)著『「ルーツのある」子どもたち 民族学級という場所で』が出来上がりました。

みなさん、日本の公立学校に設置されている「民族学級」(朝鮮半島に「ルーツのある」子どもたちが、「韓国・朝鮮」の言葉や歴史、文化に触れ、自身の「ルーツについて」学ぶ場所)のことをご存知でしょうか。

本書は大阪府東部の小学校の「民族学級」の講師(「民族講師」と呼ばれています)をしていた著者による、この場所の姿を描いた稀有な書です。

人類学を学ぶ著者が講師として、研究者として、そしてまた、在日コリアン当事者として、この場所で出会い、学び、悩み、考えたことを、若々しい感性で真摯に綴ります。
ぜひ、購入をご検討ください。

久しぶりの新刊の案内です。洪里奈(ホン・リナ)著『「ルーツのある」子どもたち 民族学級という場所で』。「民族学級」とは、公立学校の放課後に朝鮮半島に「ルーツのある」子どもたちが、「韓国・朝鮮」の言葉や文化を学ぶ場所です。そこでの先生は「民族...
08/10/2022

久しぶりの新刊の案内です。
洪里奈(ホン・リナ)著『「ルーツのある」子どもたち 民族学級という場所で』。

「民族学級」とは、公立学校の放課後に朝鮮半島に「ルーツのある」子どもたちが、「韓国・朝鮮」の言葉や文化を学ぶ場所です。そこでの先生は「民族講師」と呼ばれています。

本書は、現役の民族講師であり、人類学を学ぶ著者が、大阪府東大阪市での民族講師の経験を通して、学級に通う子どもたちと彼ら彼女らを見守り寄り添う人びとの姿を活写します。そして、この場所がいま抱えている課題にも言及します。

また、民族学級が開設された歴史的な経緯も踏まえて、この場所が担ってきた民族教育における役割にも触れ、決して失ってはならない場所としての「民族学級」の意義と魅力を伝えます。

10月25日の発売予定です。
どうぞ手に取っていただければと思います。

http://www.cranebook.net/archives/post-54.html

『社会文学』(日本社会文学会)第56号(2022年8月1日発行)に、五郎丸聖子さんの著書『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』の書評が掲載されました。 評者は廣瀬陽一さん。小社から、『金達寿とその時代』『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』を刊行され...
09/08/2022

『社会文学』(日本社会文学会)第56号(2022年8月1日発行)に、五郎丸聖子さんの著書『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』の書評が掲載されました。
 評者は廣瀬陽一さん。小社から、『金達寿とその時代』『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』を刊行されておられます。

 小社刊行書籍を、小社から書籍を刊行した著者が評者になって紹介していただいているわけです。そのことに感慨深いものがあります。
 おそらく、このようなことはもう二度とないでしょう。
 
 広瀬さん、よくぞ言ってくださいました。     
 「現在にこそ読まれるべき労作である。」

 五郎丸さんの著作からも廣瀬さんの著作からも、刊行する過程で多くのことを、その内容から学ばせていただきました。
 そのことをあらためて思い出しながら、『社会文学』の書評を掲載させていただきます。
 どうぞ、ご覧ください。

去る、7月16日に開催されました五郎丸聖子さんの講演会のレポートが『府中萬歩記(ふちゅうよろずあるき)』に掲載されましたので、紙面を紹介いたします。レポーターは村上らっぱさん。どうぞご覧くたさい。
02/08/2022

去る、7月16日に開催されました五郎丸聖子さんの講演会のレポートが『府中萬歩記(ふちゅうよろずあるき)』に掲載されましたので、紙面を紹介いたします。レポーターは村上らっぱさん。どうぞご覧くたさい。

ご準備、お疲れさまです。
24/06/2022

ご準備、お疲れさまです。

7月16日(土曜日)に、府中駅隣接の会場で五郎丸聖子さんの講演会が開催されます。小社刊の著書『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』の内容を中心に、ご自身の研究活動に関してお話しされる予定です。お近くの方は、ぜひご参加いただければと思います。

【詳細は下記の案内をご覧ください】
それではお待ちしております。

7月16日(土曜日)に、府中駅隣接の会場で五郎丸聖子さんの講演会が開催されます。小社刊の著書『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』の内容を中心に、ご自身の研究活動に関してお話しされる予定です。お近くの方は、ぜひご参加いただければと思います。【...
20/06/2022

7月16日(土曜日)に、府中駅隣接の会場で五郎丸聖子さんの講演会が開催されます。小社刊の著書『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』の内容を中心に、ご自身の研究活動に関してお話しされる予定です。お近くの方は、ぜひご参加いただければと思います。

【詳細は下記の案内をご覧ください】
それではお待ちしております。

『緑の風』(NPO法人 多摩住民自治研究所・編集発行)4月号に『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』(五郎丸聖子著)が紹介されました。評者は神子島 健(かごしま・たけし)さん。心地よい紹介文で、うれしい内容でした。小社についても言及いただき、...
14/04/2022

『緑の風』(NPO法人 多摩住民自治研究所・編集発行)4月号に『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』(五郎丸聖子著)が紹介されました。
評者は神子島 健(かごしま・たけし)さん。
心地よい紹介文で、うれしい内容でした。
小社についても言及いただき、身の引き締まる思いです。紙面を掲載させていただきますので、どうぞご覧ください。

併せて、本書の購読をぜひ、よろしくお願いいたします。
http://www.cranebook.net/archives/post-53.html

今日から4月。あっという間に終わった3月でしたが、本業以外の業務で楽しい時間を過ごしました。なにしろ『朝日新聞』(水曜日、夕刊)の連載シリーズ「編集者(が/を)つくった本」に登場させてもらいましたので。このシリーズは、原則、1ヵ月にわたって...
01/04/2022

今日から4月。あっという間に終わった3月でしたが、本業以外の業務で楽しい時間を過ごしました。

なにしろ『朝日新聞』(水曜日、夕刊)の連載シリーズ「編集者(が/を)つくった本」に登場させてもらいましたので。

このシリーズは、原則、1ヵ月にわたって1人の編集者が、自分(が)つくった本について1度、自分(を)つくった本について2度紹介する企画で、2019年4月から2022年3月までの3年に及ぶ長期企画です。その最終回に執筆させていただくことになり、よい思い出となりました。

その3回分の記事を掲載させていただきます。
3月2日『カステラ』、9日『李良枝全集』、16日『深沢夏衣作品集』となります。

追加として、3月30日の同じく水曜日夕刊の連載シリーズ「時代の栞(ときのしおり)」で、佐藤泰志「海炭市叙景」が取り上げられた記事も掲載させていただきます。
記事では、小社で刊行している『佐藤泰志作品集』にも触れていただき、私(文弘樹)のコメントも載せてもらっています。

こうしてみると、3月の朝日新聞の水曜日夕刊の「3面」をクレインおよび文弘樹がジャックしたようなものです。
言い過ぎでしょうかね。まあ、今後二度とこんなことはないでしょうから、どうぞ寛大な心でお許しを。昔の名前で出ているだけですから(笑)。

ちなみに小説「海炭市叙景」を冒頭に収録した『佐藤泰志作品集』は、まだまだ在庫がありますので、未読の皆さまは、購入をぜひご検討ください。3630円(税込)と値は張りますが、それだけの価値は十分にあると自信を持っています。
小社まで直接連絡をいただくなり、書店でご注文いただくなり、ネット書店で購入いただくなり、お好きな方法でよろしくお願いいたします。

住所

東町5-26/15
Koganei, Tokyo
184-0011

営業時間

月曜日 10:00 - 18:00
火曜日 10:00 - 18:00
水曜日 10:00 - 18:00
木曜日 10:00 - 18:00
金曜日 10:00 - 18:00

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