31/10/2024
《新譜情報》10/31発売
【アンサンブル】あやつり人形の葬送行進曲(木管打楽器三重奏)
作曲:C.グノー 編曲:小村英生
この楽曲は、19世紀フランスの作曲家シャルル・グノーによる器楽曲で原曲はピアノ曲。それを後に作曲家自身がオーケストラ用に編曲しています。葬送行進曲とありますが、曲想は決して重苦しいものではなくユーモラスなフレーズを持っており、アメリカ合衆国のテレビ番組であるヒッチコック劇場(1955-1962年)のテーマ曲として使われ、日本でもよく聞かれる曲となりました。原曲のピアノ譜には曲の場面を言葉で記してあることもあり、本版にも原曲と同様に記しています。
この編曲は、2024年8月神奈川県横須賀市立浦賀中学校吹奏楽部の委嘱により編曲。3人での演奏でも響きが豊かになるよう配慮してあり、難易度も高いものにならないようにアレンジされています。マリンバは低音を主に使うのでマレットの選択を響きの多いものにすると良いでしょう。作曲家が記した各場面の情景を想像し、演奏に反映させると良い演奏になると思います。
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https://www.nexuss.net/ensemble/mix/nec096/
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【アンサンブル】落ち葉の舞う季節(木管四重奏 [Fl/Cl/T.Sax/B.Cl])
作曲:渡部哲哉
全てのものが色鮮やかに見える季節「秋」...。時には気持ちを晴れ晴れとさせ、時には哀愁漂う様相を醸し出す...。そんな時だからこそ、その魅力に引き込まれるのかも知れない。その中でも広葉樹の葉はその姿を一変させ、我々の気持ちを魅力あるものにしてくれる。街中で見かけるのが「葉が落ちる風景」。どこにでもあるこの風景が、季節の色彩と相まって様々な情景を作り出す。
そんな風景をイメージしつつ曲にしたのがこの作品です。哀愁漂い少しもの悲しい旋律と、落ち葉が自由気ままに落ちていく様子、澄み切った空から明るい未来を切り開いていく旋律で構成されています。元々は木管三重奏(Flute, Oboe, Clarinet)という編成書きましたが、木管四重奏では1声部増えたことによる音域の広がり、そして柔らかく温かみのあるサウンドが絡み合い、原曲とはまた違った魅力が出せるのではないか思います。また、各学校でも比較的利用されている楽器のみを用いる編成にすることで、様々な状況下にある団体でも比較的容易に取り組める様にしました。
〇詳細はこちら
https://www.nexuss.net/ensemble/wood/neo152/
https://item.rakuten.co.jp/nexuss-music/neo-152/ (楽天市場店)
商品番号:NEC-096(楽譜セット)/NEC-096s(フルスコアのみ)