23/11/2024
桜島(鹿児島県)は世界的にも活動的な火山として知られるが、過去にはより大規模な噴火を繰り返してきた。前回は110年前に起きた1914(大正3)年の大正噴火で、それ以降、桜島の下にはマグマがたまり続け、次の大噴火が懸念されている。東北大の研究チームは、桜島から噴出した軽石に含まれる鉱物の解析から、過去3回の大噴火に共通する噴火までのマグマの動きを時間的な経過とともに明らかにし、このほど学術誌に発表した。桜島直下から上昇してきたマグマは、火口への通り道(火道)で50日以上停滞。再上昇後は55時間以内に火口に到達して噴火したという。
桜島(鹿児島県)は世界的にも活動的な火山として知られるが、過去にはより大規模な噴火を繰り返してきた。前回は110年前に起きた1914(大正3)年の大正噴火で、…