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29/01/2025
【2025年完成予定 新日貿ビル跡地、マンション新築工事について⑥】
本日は「コンクリート打設」工事についてお伝えします。📣
免震装置設置後、いよいよ壁や床などのコンクリート打設を行います。今回は、1階の壁と2階の床のコンクリート打設作業を見学してまいりました🧐
コンクリートは、流れやすさや強度などさまざまな条件を考慮しながら、地上にあるミキサー車から伸びるホースの角度や高さを調整して流し込まれます。時間の経過とともに強度が増していく性質より、流し込んだ後に一定の強度が確保できるよう、慎重に設計しているとのことでした😲
また、柱や壁のように深さがある箇所では、気泡が入ったり、流し込みのタイミングによってコンクリート同士が混ざらないことがあるため、「バイブレーター」と呼ばれる機械や器具によって、流し込んだ型に振動を与えて均等になるよう調整します。
さらに、作業員の方々が手作業で壁を叩き、丁寧に振動を加える場面もありました。コンクリートの打設作業は、人の手が多く必要な工程であることを実感しました
打設作業中、コンクリートがホース内で詰まらないよう、作業員の方がホースを揺らしながら慎重に進めます。一見簡単そうに見えるこの作業ですが、ホース自体が重いうえ、流れているコンクリートの圧力が加わるため、作業員の方に大きな負荷がかかります。特に、コンクリートの流れる速度が速いほど圧力が強まり、体が引っ張られるような感覚になるそうです‼️
「コンクリートを流し込む」というシンプルな工程に見えますが、多くの人手と技術が必要であることを改めて実感しました。建設工事の緻密さと職人技の奥深さを感じました。
(コンクリート打設中と完了後の写真を掲載いたします)