けいそうビブリオフィル

けいそうビブリオフィル 「けいそうビブリオフィル」は勁草書房編集部が運営するウェブサイトで? 勁草書房編集部のウェブサイトです。「けいそうビブリオフィル」という名前には、私たちの「知に対する愛」が込められています。試行錯誤しながらではありますが、これまでの紙の書籍とはちがったかたちで、「知」を伝える場にしていきたいと思います。

【あとがきたちよみ】三浦基生 著『法と強制 「天使の社会」か、自然的正当化か』より、「序章 法の強制性はあまりに明白で、いまやそれほど重要ではない?」を公開しました。
07/02/2024

【あとがきたちよみ】
三浦基生 著『法と強制 「天使の社会」か、自然的正当化か』より、「序章 法の強制性はあまりに明白で、いまやそれほど重要ではない?」を公開しました。

「序章 法の強制性はあまりに明白で、いまやそれほど重要ではない?」を公開しました。

【あとがきたちよみ】衣笠智子著『少子高齢化と農業および経済発展――世代重複モデルを用いた理論的計量的研究』より、「はしがき」を公開しました。
06/02/2024

【あとがきたちよみ】
衣笠智子著『少子高齢化と農業および経済発展――世代重複モデルを用いた理論的計量的研究』より、「はしがき」を公開しました。

「はしがき」を公開しました。

【コヨーテ歩き撮り #195】むせるほどの緑がどこまでもつづく。生物多様性の母胎をなす、コスタリカの森。Look at this tropical rain forest in Costa Rica! Dense, almost suffo...
05/02/2024

【コヨーテ歩き撮り #195】
むせるほどの緑がどこまでもつづく。生物多様性の母胎をなす、コスタリカの森。

Look at this tropical rain forest in Costa Rica! Dense, almost suffocating green is the matrix of biodiversity.

むせるほどの緑がどこまでもつづく。生物多様性の母胎をなす、コスタリカの森。 Look at this tropical rain forest in Costa Rica! Dense, almost suffocating green is the matrix of biodiversity.

01/02/2024

【憲法学の散歩道/長谷部恭男】
第37回 価値なき世界と価値に満ちた世界

 フィリッパ・フットは、アメリカ合衆国のグラヴァー・クリーヴランド大統領の孫にあたる。オクスフォードのサマヴィル・コレッジを卒業した彼女は、同コレッジで長く哲学を教え、カリフォルニア大学をはじめとするアメリカの諸大学でも教鞭をとった。
 彼女が1958年に公表した論文に、「道徳的議論」がある。論文の冒頭で、彼女はリチャード・ヘアの指令主義(prescriptivism)を取り上げている。……

【あとがきたちよみ】伊達聖伸・渡辺 優 編著『カトリック的伝統の再構成』(シリーズ・西洋における宗教と世俗の変容)より、「西洋における宗教と世俗の変容」(冒頭)を公開しました。
31/01/2024

【あとがきたちよみ】
伊達聖伸・渡辺 優 編著『カトリック的伝統の再構成』(シリーズ・西洋における宗教と世俗の変容)より、「西洋における宗教と世俗の変容」(冒頭)を公開しました。

「西洋における宗教と世俗の変容」(冒頭)を公開しました。

【あとがきたちよみ】ポール・ゴールドスタイン 著大島義則・酒井麻千子・比良友佳理・山根崇邦 訳『著作権はどこへいく? 活版印刷からクラウドへ』より、「日本語版への序文」「訳者あとがき」を公開しました。
30/01/2024

【あとがきたちよみ】
ポール・ゴールドスタイン 著
大島義則・酒井麻千子・比良友佳理・山根崇邦 訳『著作権はどこへいく? 活版印刷からクラウドへ』より、「日本語版への序文」「訳者あとがき」を公開しました。

「日本語版への序文」「訳者あとがき」を公開しました。

【あとがきたちよみ】太田浩之 著『アダム・スミスの道徳理論 人間の複雑性と道徳判断』より、「はじめに」を公開しました。
25/01/2024

【あとがきたちよみ】
太田浩之 著『アダム・スミスの道徳理論 人間の複雑性と道徳判断』より、「はじめに」を公開しました。

「はじめに」を公開しました。

【あとがきたちよみ】平山 亮・佐藤文香・兼子 歩 編『男性学基本論文集』より、「巻頭言 男性性役割の社会化から、男性性による不平等の正当化へ」「Ⅰ 男性、男性性、そして援助要請の文脈」(抜粋)を公開しました。
24/01/2024

【あとがきたちよみ】
平山 亮・佐藤文香・兼子 歩 編『男性学基本論文集』より、「巻頭言 男性性役割の社会化から、男性性による不平等の正当化へ」「Ⅰ 男性、男性性、そして援助要請の文脈」(抜粋)を公開しました。

「巻頭言 男性性役割の社会化から、男性性による不平等の正当化へ」「Ⅰ 男性、男性性、そして援助要請の文脈」(抜粋)を公開しました。

【掌の美術論/松井裕美】第12回 セザンヌの絵に触れる――ロバート・モリスを介して(後編)
23/01/2024

【掌の美術論/松井裕美】
第12回 セザンヌの絵に触れる――ロバート・モリスを介して(後編)

制作中の画家の身体の動きを知る手がかりとなるのがく筆触タッチである。具体的な作品として、ここではオルセー美術館にあるセザンヌの《サント・ヴィクトワール山》(図3/strong>)を見てみよう。

【コヨーテ歩き撮り #194】宝石箱のような美しさ。すべて生きた蝶のさなぎです。羽化を待って眠っている。The breathtaking, gem-like beauty of the live butterfly chrysalises....
22/01/2024

【コヨーテ歩き撮り #194】
宝石箱のような美しさ。すべて生きた蝶のさなぎです。羽化を待って眠っている。

The breathtaking, gem-like beauty of the live butterfly chrysalises. They are sleeping, waiting for the moment to emerge.

宝石箱のような美しさ。すべて生きた蝶のさなぎです。羽化を待って眠っている。 The breathtaking, gem-like beauty of the live butterfly chrysalises. They are sleeping, waiting for the moment to emerge.

【あとがきたちよみ】飯田 隆 著『増補改訂版 言語哲学大全Ⅲ 意味と様相(下)』より、「増補改訂版へのまえがき」「後記 二〇二四年(抜粋)」を公開しました。
17/01/2024

【あとがきたちよみ】
飯田 隆 著『増補改訂版 言語哲学大全Ⅲ 意味と様相(下)』より、「増補改訂版へのまえがき」「後記 二〇二四年(抜粋)」を公開しました。

「増補改訂版へのまえがき」「後記 二〇二四年(抜粋)」を公開しました。

【期間限定無料公開】『災害法律相談Q&A』このたびの能登半島地震で被災された皆様および関係する方々へ心よりお見舞い申し上げます。現在、被災地で書籍へのアクセスが難しい方々の生活再建のお役に立てればと、著作権者の第一東京弁護士会のご了解をえて...
15/01/2024

【期間限定無料公開】
『災害法律相談Q&A』

このたびの能登半島地震で被災された皆様および関係する方々へ心よりお見舞い申し上げます。
現在、被災地で書籍へのアクセスが難しい方々の生活再建のお役に立てればと、著作権者の第一東京弁護士会のご了解をえて、『災害法律相談Q&A』(2023年3月刊行)を期間限定で「PDF公開」いたします[2024年2月29日まで]。ご活用いただければ幸いです。[編集部]

このたびの能登半島地震で被災された皆様および関係する方々へ心よりお見舞い申し上げます。 現在、被災地で書籍へのアクセスが難しい方々の生活再建のお役に立てればと、著作権者の第一東京弁護士会のご了解をえて.....

【コヨーテ歩き撮り #193】コスタリカの森に行くと、さっそくともだちが会いにきてくれた。コアティ。飼えばよくなつくらしいAlmost on arriving at the forest of Costa Rica, this wild f...
09/01/2024

【コヨーテ歩き撮り #193】
コスタリカの森に行くと、さっそくともだちが会いにきてくれた。コアティ。飼えばよくなつくらしい

Almost on arriving at the forest of Costa Rica, this wild friend came to see me! It’s a coati. It can become very tame.

コスタリカの森に行くと、さっそくともだちが会いにきてくれた。コアティ。飼えばよくなつくらしい Almost on arriving at the forest of Costa Rica, this wild friend came to see me! It’s a coati. It can become very tame.

【掌の美術論/松井裕美】第11回 セザンヌの絵に触れる—ロバート・モリスを介して(前編)
27/12/2023

【掌の美術論/松井裕美】
第11回 セザンヌの絵に触れる—ロバート・モリスを介して(前編)

諸芸術を比較する「パラゴーネ」と呼ばれる議論が、美術史には存在する。なかでも、彫刻と絵画の優劣を競うパラゴーネは、触覚と視覚、形態と色彩、物質性と虚構性とのあいだの対立軸をめぐり繰り広げられてきた。そ...

【夢をかなえるための『アントレプレナーシップ』入門/高橋徳行】㉖起業家教育が目指すこと(2)
21/12/2023

【夢をかなえるための『アントレプレナーシップ』入門/高橋徳行】
㉖起業家教育が目指すこと(2)

「起業家教育が目指すこと」の第2回は、著者がかつて学んだ米国バブソン大学経営大学院での教育をもとに、「起業態度有り」から「起業活動有り」への移行はどのようにすれば可能か、を展開していきます。起業を考え.....

【コヨーテ歩き撮り #192】なまけものがこんなにかわいいとは知らなかった! かわいいだけじゃない、知れば知るほどすごい生き方。かれらこそ森のタオイスト。I didn’t know a sloth could be this cute! A...
18/12/2023

【コヨーテ歩き撮り #192】
なまけものがこんなにかわいいとは知らなかった! かわいいだけじゃない、知れば知るほどすごい生き方。かれらこそ森のタオイスト。

I didn’t know a sloth could be this cute! And not only cute. If you look into their way of life, you’ll be astonished. They are truly taoists of the forest!

なまけものがこんなにかわいいとは知らなかった! かわいいだけじゃない、知れば知るほどすごい生き方。かれらこそ森のタオイスト。 I didn’t know a sloth could be this cute! And not only cute. If you look into their way of life, you’ll be as...

【あとがきたちよみ】金光秀和 著『技術の倫理への問い 実践から理論的基盤へ』より、「序章 技術の倫理という問い」を公開しました。
08/12/2023

【あとがきたちよみ】
金光秀和 著『技術の倫理への問い 実践から理論的基盤へ』より、「序章 技術の倫理という問い」を公開しました。

「序章 技術の倫理という問い」を公開しました。

書評 「取っつきにくい、分かりにくい」意匠法を学ぶために 評者 青木大也 本書は、弁理士として長年の経験を有する著者の手による意匠法の解説書である。著者は意匠法に関する類書として、すでに『ゼミナール意匠法〔第2版〕』(法学書院、2009年)...
06/12/2023

書評 「取っつきにくい、分かりにくい」意匠法を学ぶために 評者 青木大也 本書は、弁理士として長年の経験を有する著者の手による意匠法の解説書である。著者は意匠法に関する類書として、すでに『ゼミナール意匠法〔第2版〕』(法学書院、2009年)を公表しているが、本書はそのバージョンアップ版と位置づけられよう。 本書の対象とする意匠法は、知的財産法の領域の中では相対的に影が薄く、例えば意匠登録出願件数は特許出願件数の1/10ほどに留まる。しかし、ことデザインの重要性が叫ばれる中で、近時の改正とも相まって、徐々に注目を集めつつあるように思われる。そのような中で、本書は時宜を得たものと言えよう。実際、本書では、令和元年改正で導入された「画像」(Unit 8)、「建築物」(Unit 9)、「内装」(Unit 10)の各意匠についても、1Unitを割いて解説されている。 本書の特徴として、まず、各Unitに存在する「設題」とそれに対応する「設題の検討」が挙げられる。例えば、「類似と創作非容易性」(Unit 17)では、「歯ブラシ立て」に関する意匠の具体的な図面を前提に、類否判断や創作非容易性判断に際して、どのような証拠を収集するべきかを尋ねる設問がある。読者において、どのような証拠を用意すれば自己に有利な判断を引き出せるか、実践的に検討させようという意図を読み取ることができる。また、「関連意匠」(Unit 20)は、複雑な関連意匠制度について、図を用いた類例を説明することで、読者の理解を深めるとともに、設例の相談事例において、どのような出願形式を採用するべきかを検討させるものとなっている。 次に、著者はUnit 1「意匠法の目的」、Unit 2「意匠とデザイン」を本書の導入部として用意し、意匠を保護する意味、デザインと意匠の関係等を検討している。例えば、意匠法の目的について、「『よく分からない』は正しい」(Unit 1)とし、様々な見方があることを説明することで、読者の側での検討を促している。先の「設題」・「設題の検討」等と共通して(そしてそれよりも抽象的な、あるいは理論的な話題として)、読者に意匠法について考えてもらうための仕掛けということもできるだろう。更に、続けてUnit 3からUnit 6にかけて、不正競争防止法、特許法、商標法、著作権法と意匠法との調整についての解説が用意されている。意匠法のみでデザインの保護が完結することはなく、様々な法制度を駆使して立体的にデザインを守ることを指摘する一方で、それらの調整にも目が配られている。 加えて、「実務のためのひとこと」を見ると、おそらく実務において著者が接したであろう、意匠法にまつわる様々な疑問や誤解について、コメントがされている。中でも、部分意匠が全体意匠に比べて一律に広い権利範囲を有するというわけではなく、使い分けが重要であると指摘する点は、いわゆる部品の意匠との関連も踏まえて何度か説明されており、おそらく筆者が頻繁に同様の質問を受けたテーマ(すなわち、それだけ実務において悩まれているテーマ)と推察される。 このように様々な配慮がなされた本書であるが、その性質上、限界も指摘できる。 まず、本書はUnit形式で重要なテーマを抽出したとしているため、意匠法を網羅的に学習する場合には、不足がある点に留意する必要がある。例えば意匠の「実施」概念や、「秘密意匠」等に対応するUnitや詳細な解説は用意されておらず、評者としては少々残念に思うところである。 また関連して、本書は読者の特許法に関する知識をある程度念頭に置いているように思われる。これは意匠法が特許法の仕組みに依存するものである上、(特に弁理士試験受験生も読者として想定する)本書もあくまで意匠・意匠法特有の話題を扱うことを目的としたもので、著者も割り切ったものと推察される。しかしその結果、例えば「ダブルパテント」(Unit 21)、「優先権」や「複合優先」(Unit 25)といった単語が説明なく登場する。各種審判や審決取消訴訟といった特許法にも存在する手続の説明も省略されている。特許法を抜きに意匠法のみを学習しようとする読者は限られると思われるが、留意する必要があろう。 加えて、法改正はじめ動きの激しい知的財産法に関する書籍の宿命ではあるが、不断の改訂が期待される(またその際には、別途全体的な筆致や内容の確認も望まれよう)。実際、新規性喪失の例外(Unit 19)に関しては、令和5年改正により、その(意匠法4条2項類型に係る)手続要件が緩和されるに至った。もちろん本書もその改正自体には言及されているものの、具体的な運用については、意匠審査基準の整備等を踏まえての筆者による解説が期待される。 しかしそれらの点を踏まえてなお、本書が「取っつきにくい、分かりにくい」意匠法を学ぶための道標となることは、すでに述べた通りである。筆者の「デザイン」した本書が、意匠法を学ぼうとする読者のよすがとなることを願う。 評者 青木大也(あおき・ひろや) 大阪大学大学院法学研究科准教授。専門は、知的財産法。主著として、『知的財産法〔第2版〕』(共著、有斐閣、2023年)、『知財判例コレクション』(共著、有斐閣、2021年)、『図録知的財産法』(共編著、弘文堂、2021年)など。 『33のテーマで読み解く意匠法』 著者 峯 唯夫 著 ジャンル 法律 出版年月 2023年7月 ISBN 978-4-326-40421-6 判型・頁数 A5・240ページ 定価 2,750円(税込) 意匠実務界の重鎮の手になる学習書の決定版!具体例や実務の視点を織り込み、重要テーマを分かりやすく解説。基礎固めに最適な一冊。 勁草書房ウェブサイトへ 

書評 「取っつきにくい、分かりにくい」意匠法を学ぶために 評者 青木大也 本書は、弁理士として長年の経験を有する著者の手による意匠法の解説書である。著者は意匠法に関する類書として、すでに『ゼミナール意匠法...

住所

Bunkyo-ku, Tokyo
112-0005

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