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化粧品業界、化粧品市場及びトイレタリー業界、日用品業界の流通総合専門紙。市場動向や企業研究、トレンド分析をはじめ、マーケティング関連の話題、小売店ルポ、 化粧品業界人インタビューなどの情報が満載です。就活中の大学生からメーカーの企画開発を手掛ける業界関係者まで幅広い方々に有益な情報をお届けします。

東流社、春の商談会でペット関連、オリジナル商品を強化粧業日報 2025年2月7日号 1ページ【カンタンに言うと】●化粧品は16のテーマで商品を発掘 東流社は1月22日から2日間、仙台市若林区の産業見本市会館サンフェスタで第11回春の商談会を...
07/02/2025

東流社、春の商談会でペット関連、オリジナル商品を強化

粧業日報 2025年2月7日号 1ページ

【カンタンに言うと】
●化粧品は16のテーマで商品を発掘

 東流社は1月22日から2日間、仙台市若林区の産業見本市会館サンフェスタで第11回春の商談会を開催した。前身のマーチャンダイジングフェアを含めると12回目となった。「躍進~新しい発見に向けて~」をテーマに、144社が出展した。うち12社が新規出展だった。

 今回、会場左奥の提案コーナーを拡大した。ペット関連のスペースを広げ提案を強化したほか、東流社のオリジナル商品、能登地震支援商品などをコーナー展開した。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040417

J-NET中央、ニッチなマーケットで得意先の満足度を向上粧業日報 2025年2月7日号 2ページ【カンタンに言うと】●今年度の業績は増収2ケタ増益を計画 J-NET中央(戸塚雄二社長)は今年度(2025年2月期)、増収2ケタ増益を計画してい...
07/02/2025

J-NET中央、ニッチなマーケットで得意先の満足度を向上

粧業日報 2025年2月7日号 2ページ

【カンタンに言うと】
●今年度の業績は増収2ケタ増益を計画

 J-NET中央(戸塚雄二社長)は今年度(2025年2月期)、増収2ケタ増益を計画している。高齢化・人口減少、実質賃金の減少、企業の生産性の低迷など、中間流通を取り巻く環境は厳しいものの、ニッチなマーケットで得意先の満足度を高めていく。

 1月24日、東京都内のホテルで開催した賀詞交歓会のあいさつで、戸塚社長は「我々の機能が他社と比べて、明らかに違う水準であれば得意先に貢献することができる。結果として、他社と同じ土俵での同質競争から脱却を図る必要がある」と語った。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040416

2024年のボディソープ市場規模、泡タイプの伸長で拡大続く粧業日報 2025年2月7日号 3ページ【カンタンに言うと】●各社とも泡タイプの提案を強化、新興ブランドによる参入も相次ぐ●スキンケアのトレンドを受けてボディソープも「成分重視」へ ...
07/02/2025

2024年のボディソープ市場規模、泡タイプの伸長で拡大続く

粧業日報 2025年2月7日号 3ページ

【カンタンに言うと】
●各社とも泡タイプの提案を強化、新興ブランドによる参入も相次ぐ
●スキンケアのトレンドを受けてボディソープも「成分重視」へ

 ボディソープ市場は、プレミアム志向の高まりやスキンケア意識の向上、香りや質感によるリラックス効果への期待の高まり、環境・エシカル消費の広がりなど、さまざまな要因が相俟って高単価・高機能カテゴリーの伸長が続いている。「泡タイプ」の需要拡大も継続しており、各社では泡タイプの提案を強化している。

 スキンケアへの関心が高まり、「肌に優しい」「保湿成分配合」「敏感肌対応」など、ボディソープにおいても高機能製品が求められるようになっている。特に競争が激化している泡タイプでは、他社との差別化を図るうえでも、新たな付加価値提案が重要になる。

 今回は、主要参入メーカー4社(花王、ライオン、牛乳石鹸共進社、クラシエ)に話を伺った。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040401

ポーラ化成、東北大と「境界の融和」共創研究所を設置粧業日報 2025年2月7日号 5ページ【カンタンに言うと】●化粧品研究領域で初、重点領域である好感触・新機能剤型研究を加速 ポーラ化成工業は、東北大学と化粧品製剤が、ヒトや外界などとのさま...
07/02/2025

ポーラ化成、東北大と「境界の融和」共創研究所を設置

粧業日報 2025年2月7日号 5ページ

【カンタンに言うと】
●化粧品研究領域で初、重点領域である好感触・新機能剤型研究を加速

 ポーラ化成工業は、東北大学と化粧品製剤が、ヒトや外界などとのさまざまな「境界」で引き起こす相互作用を研究する「境界の融和」共創研究所(設置期間 =2025年2月1日〜2028年3月31日)を東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS)内に設立した。今回の取り組みで得られた知見は、化粧品などの研究開発に活用される。

 同社は、製剤や肌の研究に強みを持ち、製剤・他者・環境などの外界とヒトとの相互関係に着目した研究に注力している。

 化粧品は肌と外界の境界で働くことから、化粧品において新たな機能や感触をデザインするためには、「肌と製剤」や「製剤と外界」の境界で何が起こっているかを理解することが重要だ。この理解には、水分を含んだありのままに近い状態で、肌や化粧品の相互作用を分子レベルで捉えられる革新的な技術が進化の鍵となる。

 今回、ポーラ化成と東北大は、東北大学青葉山新キャンパスに共創の場として設けられた「サイエンスパーク」のSRIS内に共同で「境界の融和」共創研究所を新設する。SRISは、ナノレベルの現象をとらえることのできる3GeV高輝度放射光施設(NanoTerasu)をはじめとした計測技術や分析技術を有し、これに化粧品製剤に強みを持つポーラ化成の知見・技術を融和させることでこれまでにない新たな「境界」の研究を深めることが期待される。

 「東北大学の資源やNanoTerasu(ナノテラス)を最大活用し、肌を中心とした生体試料と剤型という境界の相互作用を評価・可視化する技術を構築するとともに、境界におけるミクロ構造とマクロ物性の相関を解明し、体系的に高機能材料を設計する基盤を構築する」(同社)

 さらに共創研究所では、「製剤と肌」だけでなく「製剤と環境」の境界にも視野を広げる。東北大に集う他の研究機関などとの共創・融和にも積極的に取り組み、サステナビリティかつWell-beingにつながる価値を化粧品だけにとどまらず提供していく。広い視野のもと多種多様な最先端・異分野技術と融和するからこそ生まれるイノベーションにより、生活者価値、社会貢献につながる独自の境界・研究を追求していく。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040415

富士経済、機能性化粧品の国内市場調査結果を発表粧業日報 2025年2月7日号 6ページ【カンタンに言うと】●2025年の機能性化粧品市場は7.4%増の2兆6230億円 富士経済は、機能性化粧品の国内市場を調査・分析し、その結果を「機能性化粧...
07/02/2025

富士経済、機能性化粧品の国内市場調査結果を発表

粧業日報 2025年2月7日号 6ページ

【カンタンに言うと】
●2025年の機能性化粧品市場は7.4%増の2兆6230億円

 富士経済は、機能性化粧品の国内市場を調査・分析し、その結果を「機能性化粧品マーケティング要覧 2024-2025」にまとめた。それによると、2025年の機能性化粧品市場は7.4%増の2兆6230億円を見込む。

 2024年は、機能性重視で消費者の商品選択が進むとともに、新型コロナウイルス感染症5類移行に伴う外出機会増加などの影響から、顔だけでなく体や髪など全身の美を追求する美容高感度層が増加した。ケアに使用するアイテム数の増加や、物価高でも効果が期待できる化粧品への投資を惜しまない消費者が増えているため、市場は前年比4.0%増の2兆5220億円と拡大した。

 また、美容医療への関心の高まりから美容医療施術で用いられるグルタチオンやアゼライン酸を配合したスキンケア商品の発売や、より高いスキンケア効果や仕上がりの持続性を訴求したベースメーク商品の伸びも市場拡大に寄与した。

 2025年もこうしたトレンドが継続することから、7.4%増を見込んでいる。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040414

style table、日々の暮らしに取り入れやすいオーガニックなライフスタイルを提案週刊粧業 2025年2月3日号 5ページ【カンタンに言うと】●集積地への出店によりエシカル消費を日常に●インナーケア商品を拡充し「内外美容」の提案を強化●...
07/02/2025

style table、日々の暮らしに取り入れやすいオーガニックなライフスタイルを提案

週刊粧業 2025年2月3日号 5ページ

【カンタンに言うと】
●集積地への出店によりエシカル消費を日常に
●インナーケア商品を拡充し「内外美容」の提案を強化
●生産者の想いやブランドの理念など商品にまつわる多角的情報を発信

 フラッグが展開するエシカルセレクトショップ「style table(スタイルテーブル)」は、エシカル×サステナブル×ヴィーガンをテーマに、地球環境やSDGsに配慮したオーガニックコスメ・インナーケア・フード・雑貨などのアイテムを取り揃え、自然の力を活かした美しさと、サステナブルで心地よい暮らしを提案している。

 「style table ららテラス武蔵小杉店」での取り組みについて、代表取締役の吹上直子氏に話を伺った。

集積地への出店により
エシカル消費を日常に

 ららテラス武蔵小杉店は2021年2月、style tableの5店舗目としてオープンした。

 「人が多く集まる場所でエシカル消費をより身近に感じてもらいたい」という想いで出店を決めたといい、普段の買い物の中で気軽にエシカル・オーガニック・サステナブルな商品を手に取れる場を目指している。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040400

【ポーラ小林琢磨新社長インタビュー】人的資本の強さをDXとの融合で最大化粧業日報 2025年2月6日号 1ページ【カンタンに言うと】●オルビスはブランド価値向上に成功、売れ筋の価格帯を2倍に――これまでの経歴を簡単に振り返っていただけますか...
07/02/2025

【ポーラ小林琢磨新社長インタビュー】人的資本の強さをDXとの融合で最大化

粧業日報 2025年2月6日号 1ページ

【カンタンに言うと】
●オルビスはブランド価値向上に成功、売れ筋の価格帯を2倍に
――これまでの経歴を簡単に振り返っていただけますか。
――オルビスでは、業績のV字回復に向けてどのようなことに取り組みましたか。
●ポーラの最大の強みは数万人規模の販売員
――改めてポーラの強みをどのように認識していますか。
●ポーラのブランドの強さは不変、顧客ロイヤリティの向上に注力
――ポーラの現在のブランドとしてポジショニングをどのように分析していますか。
●顧客接点の拡大に向けて4つの施策を推進
――顧客数・売上拡大をどのように進めていきますか。

 ポーラ・オルビスホールディングスは、2025年1月1日付でグループ子会社ポーラの社長にオルビス社長の小林琢磨氏(47)を起用した。

 数々のブランド再生を手掛け、V字回復に導いてきた小林氏に国内ポーラ事業の再建を託すこととなった。

 今回は、「委託販売契約を結ぶ数万人に及ぶ販売員がポーラにおける最大の強み」と語り、その強みを活かすためにDX化を進める意向を示す小林社長に、オルビスのV字回復の軌跡やポーラの事業変革への抱負について話を伺った。

オルビスはブランド価値向上に成功、売れ筋の価格帯を2倍に

 ――これまでの経歴を簡単に振り返っていただけますか。

 小林 2002年にポーラに入社し、約7年間、ホテルアメニティの卸売を行うBtoB事業部に配属され、法人営業や商品企画、販促、物流までを一通り手掛けていました。規模は小さいながらもバリューチェーンを管理している独立性の高い部署であったため、様々な経験を積むことができました。

 2009年には、社内ベンチャー制度の第1号として立ち上がった敏感肌専門のD2Cスキンケアブランド「decencia」に取締役として参画し、2010年に社長に就任しました。研究員が敏感肌の人向けに肌の炎症を起こさせないような技術を開発して誕生したブランドで、立ち上げ当初はその研究員が社長、私はマーケティングの参謀役として始動しましたが、翌2010年に社長に就任し、2017年までdecenciaの経営を担いました。

 2017年はオルビスのマーケティング担当取締役も兼任していましたが、2018年からはオルビスの社長に就任し、2024年までオルビスの経営にあたっていました。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040412

ライオン「hadakara増える泡ボディソープ」使用感向上で幅広い支持獲得週刊粧業 2025年2月3日号 6ページ ライオンは2024年9月、吸着保湿テクノロジーで保湿成分が洗い流されないボディソープ「hadakara」から、洗っている間、...
07/02/2025

ライオン「hadakara増える泡ボディソープ」使用感向上で幅広い支持獲得

週刊粧業 2025年2月3日号 6ページ

 ライオンは2024年9月、吸着保湿テクノロジーで保湿成分が洗い流されないボディソープ「hadakara」から、洗っている間、濃密泡が増え全身を気持ちよく洗うことができる「増える泡ボディソープ」シリーズをリニューアル発売した。

 改良品は、吸着保湿テクノロジーについて、界面活性剤の工夫によって「保湿成分複合体」がより大きく、厚みのある形で肌にとどまるようになった。

 洗浄時の泡も約20倍(3mLポンプから2プッシュ出し、水で湿らせたナイロンタオルで1往復/秒の速さでこすった時の泡体積)に増える仕様に改良されており、全身たっぷりの泡で洗うことができる。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040398

花王、商品と生活者の出会いを創出するポイントプログラムを始動粧業日報 2025年2月6日号 6ページ【カンタンに言うと】●2月3日~3月31日までβ版として検証、本格展開へ 花王は2月3日、生活者と花王商品の新たな出会いを創出する花王公式ア...
07/02/2025

花王、商品と生活者の出会いを創出するポイントプログラムを始動

粧業日報 2025年2月6日号 6ページ

【カンタンに言うと】
●2月3日~3月31日までβ版として検証、本格展開へ

 花王は2月3日、生活者と花王商品の新たな出会いを創出する花王公式アプリ「Kaoコレモ!」のβ版(テスト版)の提供を開始した。

 アプリでは、家庭内の花王商品のバーコードをスマートフォンでスキャンし、ポイントを集めることで、おすすめの花王商品と交換することができる。

 身近にある商品が花王のブランドであることに気づいてもらい、花王ファンの拡大を目指すとともに、生活者理解を深め、今後のマーケティングに生かしていく。また、新たな商品との出会いの機会を増やし、ロイヤリティの向上を目指すとともに、個々人に合った花王商品を提案し、生活者のより快適な毎日に貢献する。

 「Kaoコレモ!」は、家庭内の花王商品のバーコードをスキャンすることでスクラッチくじに挑戦でき、当たりが出るとポイント(ハート)が貯まる。また、アンケートに回答したり動画広告を視聴したりすることでもポイントを貯めることができる。

 貯まったポイントは、提示された景品候補の中から好きな花王商品と交換でき、商品3つと交換を終えると、無料で自宅に送ることができる。

 今回、2月3日~3月31日の期間でβ版として検証を行い、今後の本格展開を目指す。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040411

花王、「ビオレu ザ ボディ」シリーズが好調週刊粧業 2025年2月3日号 6ページ【カンタンに言うと】●商品提案で110%超える伸長めざす 花王のスキンケアブランド「ビオレu」は、「ビオレu ザ ボディ」シリーズから、「泡タイプボディウォ...
07/02/2025

花王、「ビオレu ザ ボディ」シリーズが好調

週刊粧業 2025年2月3日号 6ページ

【カンタンに言うと】
●商品提案で110%超える伸長めざす

 花王のスキンケアブランド「ビオレu」は、「ビオレu ザ ボディ」シリーズから、「泡タイプボディウォッシュ ディープクリア」を2024年4月より改良発売している。

 「ビオレu ザ ボディ」は、2019年に誕生して以来、カサつきがちな現代人の肌とこすり洗いに着目し、「生クリーム泡」で肌をこすらずに洗う「まさつレス」な身体洗いを提案している。

 香りやデザイン企画品をきっかけに新規ユーザーの獲得に成功したことで、2024年のセルアウト金額は前年比107%と、全身洗浄料市場を上回る伸び率を記録している。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040399

資生堂、「4MSK/フリュイド浸透促進技術」を開発粧業日報 2025年2月5日号 1ページ【カンタンに言うと】●美白有効成分4MSKの皮ふ浸透性を向上 資生堂は、独自開発の美白有効成分4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)の皮ふ浸透性...
05/02/2025

資生堂、「4MSK/フリュイド浸透促進技術」を開発

粧業日報 2025年2月5日号 1ページ

【カンタンに言うと】
●美白有効成分4MSKの皮ふ浸透性を向上

 資生堂は、独自開発の美白有効成分4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)の皮ふ浸透性を高める「4MSK/フリュイド浸透促進技術」を開発した。

 この技術は、常温で固体の4MSKを他の成分と組み合わせることで液体化し、肌に塗布した後も液体(フリュイド)状態を持続させる技術で、これにより4MSKの皮ふへの浸透量が増加し、美白効果が高まることを確認している。

 なお、研究成果の一部は「第32回国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)ロンドン大会」(2022年9月19~22日)にて発表し、その後IFSCCマガジン(2023)へ寄稿した論文は、若手研究員に贈られる「Henry Maso Award for 2024」を受賞した。今後は、この新たな浸透促進技術を応用し、浸透性に優れ、高機能で安全・安心なスキンケア製品を開発していく。

 同社は、生活者の「明るい肌」への憧れに向き合うべく、1990年代より美白有効成分を次々と開発し、配合した製品を数多く世に送り出してきた。しかし近年、美容医療市場が拡大するなど、明るい肌を叶える手段が多様化する中、安全でさらに効果の高い美白化粧品、医薬部外品の開発のためには美白有効成分の浸透を高める技術の強化が課題であると考えた。

 この課題に取り組むべく、化学分野で注目される「イオン液体」に着目した。イオン液体は融点の高いイオン性の物質同士を組み合わせることで、元の物質の融点より低い温度で液体になる新しいタイプの液体であり、常温で固体の4MSKを他の物質と組み合わせイオン液体化ができれば、肌上でも液体の性質を持続させることが可能になると考えた。そこで、4MSKと組み合わせることで液体化する物質の探索を進めることにした。

 4MSKと組み合わせる物質やその組成の検証を100通り以上で行った結果、保湿成分トリメチルグリシンを最適な配合比率で組み合わせることで4MSKが液体化することを見出した。この配合比率で2つの成分を基剤に配合すると、4MSK単独で基剤に配合する場合と比べ、4MSKが皮ふへ約2倍浸透することを確認し、この技術を「4MSK/フリュイド浸透促進技術」と名付けた。

 「4MSK/フリュイド浸透促進技術」の効果を3次元培養皮ふモデルで検証したところ、4MSKのメラニン生成抑制効果を高める効果があることがわかった。また4MSKにはメラニンが蓄積した角層の剥離を促進する効果があるが、この技術を用いることで、その効果を高める可能性があることも示唆された。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040410

ニベア花王、2025年春夏新商品オンラインセミナーを開催粧業日報 2025年2月5日号 2ページ【カンタンに言うと】●塗り直ししやすいミルクミストやパフで塗り込むデオドラント剤などを紹介 ニベア花王は1月28日、2025年春夏新商品オンライ...
05/02/2025

ニベア花王、2025年春夏新商品オンラインセミナーを開催

粧業日報 2025年2月5日号 2ページ

【カンタンに言うと】
●塗り直ししやすいミルクミストやパフで塗り込むデオドラント剤などを紹介

 ニベア花王は1月28日、2025年春夏新商品オンラインセミナーを開催した。

 セミナーでは、スキンケアブランド「ニベア」と50年の歴史を持つデオドラントブランド「8x4」のマーケティング担当、研究員がカテゴリートレンドや新商品の特長などを詳しく解説した。

 ニベアUVからは、「ニベアUV ディーププロテクト&ケア」シリーズ初の大型改良となる「ジェル」「エッセンス」「トーンアップエッセンス」の3品と、新登場の「ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト」(60mL・1188円〈編集部調べ〉)を2月8日に発売する。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040409

ライオン、「Japan Branding Awards 2024」で「BRONZE」を受賞粧業日報 2025年2月5日号 5ページ ライオンは、世界最大のブランディング会社であるインターブランドジャパンが主催する「Japan Brandin...
05/02/2025

ライオン、「Japan Branding Awards 2024」で「BRONZE」を受賞

粧業日報 2025年2月5日号 5ページ

 ライオンは、世界最大のブランディング会社であるインターブランドジャパンが主催する「Japan Branding Awards 2024」にて、優れたブランディング活動を実行している企業ブランドとして「BRONZE」を受賞した。

 同社は、パーパス「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を起点に、2021年から社内外に向けてコーポレートブランディング活動を推進してきた。

 今回の受賞にあたっては、主に「パーパスの明確化およびパーパスを実践する組織・人材を育てていくためのビリーフス策定」「インターナルコミュニケーション、企業理念浸透活動の推進による社員のパーパス実践度向上」「パーパスに基づいたPositive Habits戦略の展開とプロダクトブランドとの支援貢献関係構築」「習慣を探求するメディア『LION Scope』による顧客との習慣づくりの対話促進とSNSでの情報共有」「健康な習慣づくりによる社会的インパクト(ハミガキ市場拡大による社会貢献とビジネス拡大)」が評価された。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040408

牛乳石鹼共進社、バウンシアを濃厚クリーム泡に改良週刊粧業 2025年2月3日号 6ページ【カンタンに言うと】●店頭連動型の施策でトライアル促進 牛乳石鹼共進社は、高保湿ボディソープ「バウンシア ホワイトソープの香り/エアリーブーケの香り」(...
05/02/2025

牛乳石鹼共進社、バウンシアを濃厚クリーム泡に改良

週刊粧業 2025年2月3日号 6ページ

【カンタンに言うと】
●店頭連動型の施策でトライアル促進

 牛乳石鹼共進社は、高保湿ボディソープ「バウンシア ホワイトソープの香り/エアリーブーケの香り」(ポンプ付480mL・詰替用360mL)を新処方にリニューアルし、3月より販売を開始する。

 今回、バウンシアの最大の特徴である泡を改良することで、泡の質・量ともに従来品より向上させ、より濃厚でクリーミィな泡を作ることができるようになった。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040397

三葵コーポレーション、「愛知ブランド企業」に認定粧業日報 2025年2月5日号 5ページ 化粧品容器メーカーの三葵コーポレーション(本社・工場=愛知県岡崎市)は、愛知県内の優れたモノづくり企業を認定する「愛知ブランド企業」に認定された。1月...
05/02/2025

三葵コーポレーション、「愛知ブランド企業」に認定

粧業日報 2025年2月5日号 5ページ

 化粧品容器メーカーの三葵コーポレーション(本社・工場=愛知県岡崎市)は、愛知県内の優れたモノづくり企業を認定する「愛知ブランド企業」に認定された。1月27日に認定式が行われた。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040407

ライオン、hadakara泡ボディソープからひんやりタイプを限定発売粧業日報 2025年2月5日号 6ページ ライオンは3月19日、濃密泡がもこもこ増え続けて全身気持ちよく洗えるボディソープ「hadakara 泡で出てくるボディソープ ひん...
05/02/2025

ライオン、hadakara泡ボディソープからひんやりタイプを限定発売

粧業日報 2025年2月5日号 6ページ

 ライオンは3月19日、濃密泡がもこもこ増え続けて全身気持ちよく洗えるボディソープ「hadakara 泡で出てくるボディソープ ひんやりタイプ クールアクアミントの香り」(本体530mL、つめかえ用420mL、オープン価格)を数量限定で発売する。

 ひんやり涼やかな洗い心地で、濃密泡がボディの日やけ止めや汚れをしっかり落とすのに、独自の「吸着保湿テクノロジー」で保湿成分複合体が肌にしっかり吸着し、洗うたび肌にうるおいを与える、夏場にぴったりなボディソープに仕上げた。洗っている間に濃密泡が約20倍に増えるので、全身たっぷりの泡で洗える。

 「hadakara」では2020年より、高温多湿な夏のシーズンに、ひんやりタイプのボディソープを数量限定で発売している。使用者からは、「ほど良いひんやり感とさわやかな香りが良い」「汗が引くような洗い心地」「子供も気に入っている」などの声が寄せられている。

 今回は、ほど良いひんやり感はそのままに、泡の濃密さと肌のうるおい感をアップさせた。また、夏ならではの機能として、日やけ止めの洗浄に着目した。日やけ止めは「ボディソープで落としきれていないのでは」との声も挙がっていることから、濃密泡で日やけ止めをしっかり落とせることを新たに実証した。さらに、ひんやり感とうるおい感の両方を華やかに表現したパッケージデザインにリニューアルした。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040406

クラシエ「マー&ミー」「YOHADA」、2年目を迎え、育成強化へ週刊粧業 2025年2月3日号 6ページ クラシエは、2024年2月に親子で一緒に使えるヘアケア&スキンケアブランド「マー&ミー」からボディソープを、同年9月に睡眠中の肌を考え...
05/02/2025

クラシエ「マー&ミー」「YOHADA」、2年目を迎え、育成強化へ

週刊粧業 2025年2月3日号 6ページ

 クラシエは、2024年2月に親子で一緒に使えるヘアケア&スキンケアブランド「マー&ミー」からボディソープを、同年9月に睡眠中の肌を考えたナイトケアボディソープ「YOHADA」(医薬部外品)を発売した。

 それぞれ独自のコンセプトを活かし、異なる切り口でアプローチを図っている。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040396

メナード、肌の遺伝子検査と肌分析を融合した新サービスを始動訪販ジャーナル 2025年2月3日号 2ページ【カンタンに言うと】●遺伝子検査を踏まえたカウンセリング、最適な美容液を約2万5000円で提供●遺伝子検査と現在の肌分析の結果をAI技術...
05/02/2025

メナード、肌の遺伝子検査と肌分析を融合した新サービスを始動

訪販ジャーナル 2025年2月3日号 2ページ

【カンタンに言うと】
●遺伝子検査を踏まえたカウンセリング、最適な美容液を約2万5000円で提供
●遺伝子検査と現在の肌分析の結果をAI技術により総合的に分析・判定

 日本メナード化粧品は2月21日、肌の遺伝子検査と現在の肌分析を融合したハイブリッド発想で、顧客がなりたい肌への近道を導き出す、12項目の肌の遺伝子検査と、4項目の角質細胞分析、AIを用いた15項目の現在の肌分析からなる美容アドバイスサービス「Gene Lab(ジェネラボ)」を開始する。

 遺伝情報は生涯変わることがないため、個々の肌の性質に関わる遺伝子と現在の肌状態を検査するためのキット「ジェネラボ 遺伝子検査キット<美肌>」(1万1000円)については1回限りのサービスとして展開する。なお、遺伝子検査キットは全国のメナードのお店、ビューティアドバイザーに加え、同社初のEC特別サイトで販売する。

 また、今回の遺伝子検査サービスと連動した化粧品として、パーソナルな美容液「ジェネラボ エッセンス」を発売する。「なりたい肌」で選ぶ美容液「エッセンスA」(全6種各30mL・1万3750円)と、AIが「検査結果」からおすすめする美容液「エッセンスX」(全6種各30mL・1万3750円)の2種類を用意している。ローズ、ジャスミン、ミュゲなどのフローラルブーケに、フレッシュで心地よいハーバルグリーンノートでアレンジし、落ち着いたウッディノートでまとめ上げた、フローラルブーケ・ナチュラルな香りを採用している。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/02/post_040362

住所

東京都文京区小日向4-5-10/501
Bunkyo-ku, Tokyo
112-0006

営業時間

月曜日 09:30 - 17:30
火曜日 09:30 - 17:30
水曜日 09:30 - 17:30
木曜日 09:00 - 17:30
金曜日 09:00 - 17:30

電話番号

+81338362601

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