21/07/2024
月刊アクアネット2024年7月号のご案内です。
アクアネット2024年7月号 目次
【特集】
藻類“新時代”
~高まる価値と生産イノベーション~
●食用のみならず工業原料等としても重要な藻類。代替タンパク質やバイオプラスチック、燃料としての利用も期待されているが、やはり温暖化の影響か、馴染みの大型藻類などでは不漁が顕在化し、陸上養殖も行われるように。他方、海藻草は海洋生態系の炭素固定能(ブルーカーボン)にも密接に関わっており、藻場の維持・回復は重要な社会課題となっている。
海藻陸上養殖の事業性
高知大学総合研究センター海洋生物研究教育施設 教授/平岡 雅規
ヒラメ養殖場跡地でスジアオノリの商業生産
高知大学との共同研究も
高知県宿毛市/(株)海の研究舎
「微細藻類」は次世代の生物資源となるか
佐賀大学海洋エネルギー研究所 准教授/出村 幹英
海藻工業製品の危機
世界的な原料不安強まる
(株)マリンテクノス 代表取締役/岩元 勝昭
ブルーカーボンとJブルークレジットの課題と展望
ジャパンブルーエコノミー技術研究組合 理事長/桑江 朝比呂
【特集図鑑】
藻類“新時代”の主軸
【アクアネットレポート】
■現地レポート
「生姜真鯛」安定供給維持への新たな取組み
高知県宿毛市/(有)マリンジャパン
●“無魚粉飼料×補償成長利用”で魚粉高に対応
■論考
日本における近年のカキ食文化の変容とカキ養殖技術への影響
(一社)全国水産技術協会 理事/關 哲夫
●その2 異文化交流がもたらす相互作用
【産地】
■経営
「補償成長」と無魚粉飼料によるコスト抑制
フィード・ワンの提案
■Pick up
飼餌料高騰への緊急支援措置を!
全海水、自民党「養殖漁業懇話会」で要望
■Pick up
ブリ・マダイ輸出促進事業の課題など議論
日本養殖魚類輸出推進協会、全国養殖魚輸出振興協議会
■連載 内水面漁業の未来は明るいか(150)
続々・いざ、新天地へ
庄川沿岸漁業協同組合連合会 常務理事/田子 泰彦
■情報バスケット
2023年(令和5年)漁業・養殖業生産量
【消費地・流通】
■リレー連載 水産物の冷凍・解凍技術とその周辺(6)
氷点下の未凍結温度域による食品の貯蔵および高付加価値化
(株)氷温研究所 研究開発部長/福間 康文
「水産物の冷凍・解凍技術とその周辺」
リレー連載にあたって
東京海洋大学 客員教授/岡﨑 惠美子
■連載 改正卸売市場法と水産市場(10)(最終回)
食料安全保障と水産業・卸売市場
卸売市場政策研究所 代表/細川 允史
■連載 季節の献立帳(211)〜お魚ワンプレートで世界めぐり〜
パエリア(スペイン)
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
【連載】
■沿岸環境の再生と機能回復(116)
若手研究者はどんな研究を進めているのか?
─閉鎖性海域の環境保全について─
広島大学名誉教授/松田 治
■SDGsな未来を拓く若手研究者たち(3)
海藻藻場を保全し持続的な沿岸漁業をサポート
北海道大学水産科学研究院 助教/秋田 晋吾
■22世紀の水産業(313)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
海洋深層水の冷熱によるデータセンターの冷房
東京大学名誉教授/高橋 正征
■エッセイ 自然・魚・漁労(71)
量販店の卸進出による消費地市場の活性化
豊海おさかなミュージアム名誉館長/石井 元
■ゆんたく!島暮らし(254)
コロナ禍から円弱禍へ?
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
【アクアネットプラザ】
■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■2023年(令和5年)内水面養殖業・県別生産量
■今月の指標
【編集後記】
発行元:
有限会社湊文社(そうぶんしゃ)
〒189-0013
東京都東村山市栄町2-4-2 創夢ビル2F
TEL 042-313-0865
FAX 042-313-0884
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