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🆕 「トゥアレグ人、団結するか、消え去るか」フィリップ・バケ(2024年2月号) マリ北東部のトゥアレグ人は、親政府勢力、独立を求める反政府勢力、理想のイスラーム社会を武力で目指すジハーディスト勢力に分かれて抗争してきた。2023年の国連P...
17/02/2024

🆕 「トゥアレグ人、団結するか、消え去るか」フィリップ・バケ(2024年2月号)
 マリ北東部のトゥアレグ人は、親政府勢力、独立を求める反政府勢力、理想のイスラーム社会を武力で目指すジハーディスト勢力に分かれて抗争してきた。2023年の国連PKOの撤退のあと、バマコの政府はロシア民間軍事会社ワグネルとともに北東部に進んでいる。キダルが陥落した今、トゥアレグ人は団結するのか、このまま制圧されるのか。[日本語版編集部](仏語版2024年1月号より)
https://jp.mondediplo.com/2024/02/article1484.html

#トゥアレグ #マリ #ワグネル

🆕「今、ガザ地区で起きている人道危機と国際人道法違」アンヌ=セシル・ロベール(2024年2月号) ハマスによる2023年10月7日のテロ攻撃から始まったイスラエルの激しい報復は、ガザ地区において子どもを含む民間人のおびただしい被害をもたらし...
16/02/2024

🆕「今、ガザ地区で起きている人道危機と国際人道法違」アンヌ=セシル・ロベール(2024年2月号)
 ハマスによる2023年10月7日のテロ攻撃から始まったイスラエルの激しい報復は、ガザ地区において子どもを含む民間人のおびただしい被害をもたらしている。この報復は、国際法上の「戦争犯罪」にあたるといわれる。1945年の第二次世界大戦後に形づくられた国際人道法はこれまでどのような経緯を辿ってきたのか。また、この戦闘における国際人道法違反の行く末はどうなるのだろうか。[日本語版編集部](仏語版2023年12月号より)
https://jp.mondediplo.com/2024/02/article1479.html

#戦争犯罪 #イスラエル #ガザ #国際人道法

🆕「アフリカ大都市圏での土地収奪」オリヴィエ・ピオ(2024年2月号) 2050年には都市人口が12億人以上になると予想されているアフリカでは、大都市周辺の住宅用地の収奪が進んでいる。将来を見通す土地行政は存在せず、上流階級・中流階級が値上...
14/02/2024

🆕「アフリカ大都市圏での土地収奪」オリヴィエ・ピオ(2024年2月号)
 2050年には都市人口が12億人以上になると予想されているアフリカでは、大都市周辺の住宅用地の収奪が進んでいる。将来を見通す土地行政は存在せず、上流階級・中流階級が値上がりを見込んで投機をしているのだ。最も貧しい人たちが入居できる住宅を建設できるような土地はすでになく、スラム街が残る将来のアフリカの都市は社会の不公平を写す鏡であり続ける。[⽇本語版編集部](仏語版2023年2⽉23⽇付ブログより)
https://jp.mondediplo.com/2024/02/article1483.html

#アフリカ #セネガル

🆕「『リアリズム』に立つ国際関係論は、大国間の覇権争いをどうみるか」ジョン・J・ミアシャイマー(2024年2月号) 国際関係論で、リベラリズムに対してリアリズムの立場に立つジョン・ミアシャイマ ーによる論考。ウクライナ戦争の起源は2008年...
07/02/2024

🆕「『リアリズム』に立つ国際関係論は、大国間の覇権争いをどうみるか」ジョン・J・ミアシャイマー(2024年2月号)
 国際関係論で、リベラリズムに対してリアリズムの立場に立つジョン・ミアシャイマ ーによる論考。ウクライナ戦争の起源は2008年のNATOの東方拡大の方針決定にあっ たとの見解や、米中関係に関し、米国の過去の中国とのエンゲージメント政策は失敗 であり、米中が今以上に激しく競争するのは必至で、今後注意深い対応が必要との論 調が展開されたもの。[日本語版編集部](英語版2023年8月号より)

https://jp.mondediplo.com/2024/02/article1482.html

#国際関係論 #リアリズム #ヘゲモニー #米中対立

🆕 「フランスにおける反ユダヤ主義の現状」フィリップ・デカン(2024年2月号) パレスチナの武力勢力がイスラエルを襲撃した10月7日以降、欧州をはじめとして世界中で反ユダヤ主義的な発言や行為が急増している。フランスでは第2次世界大戦後、徐...
03/02/2024

🆕 「フランスにおける反ユダヤ主義の現状」フィリップ・デカン(2024年2月号)
 パレスチナの武力勢力がイスラエルを襲撃した10月7日以降、欧州をはじめとして世界中で反ユダヤ主義的な発言や行為が急増している。フランスでは第2次世界大戦後、徐々に国内のユダヤ人に対する人種差別が減少し、欧州全体でみてもフランス国民の対ユダヤ人感情は寛容なものになっていた。そんな状況下で勃発したイスラエル・パレスチナ紛争の再燃に国内世論はどう動くのか。[日本語版編集部](仏語版2023年12月号より)
https://jp.mondediplo.com/2024/02/article1480.html

#イスラエル #ユダヤ人 #反ユダヤ主義 #フランス #ユダヤ人差別 #反宗教的行為

🆕「地政学から見た歴史の転換点──マニエール・ド・ヴォワール『地政学』特集号論説」アンヌ=セシル・ロベール(2024年2月号) ウクライナへのロシアの侵攻やイスラエルとパレスチナの紛争などを巡り、世界の安全保障の秩序が揺らいでいる。そしてこ...
31/01/2024

🆕「地政学から見た歴史の転換点──マニエール・ド・ヴォワール『地政学』特集号論説」アンヌ=セシル・ロベール(2024年2月号)
 ウクライナへのロシアの侵攻やイスラエルとパレスチナの紛争などを巡り、世界の安全保障の秩序が揺らいでいる。そしてこれを安定させるに足る力がもはや働いていない。第一次世界大戦後に構築されてきた制度や原理が徐々に、あるいはここにきて一気にその機能を失い、世界は様々な国家や理念が割拠する19世紀にも似た新しい地政学の時代に突入している。我々はこの歴史の転換をしっかり見極め、進むべき方向を見出していかなければならない。[日本語版編集部](マニエール・ド・ヴォワール2023年12月—2024年1月号より)

https://jp.mondediplo.com/2024/02/article1478.html

#地政学 #冷戦 #ウクライナ侵攻 #グローバリゼーション #ハマス #Brics #ウィーン会議

🆕軽い命と重い命(仏語版2024年1月号論説)国際法に照らしてみると状況は明白だ。ロシアによる隣国ウクライナの占領は違法であり、イスラエルによるパレスチナの占領もまったく同様である。国連はこの両国を何度も強く非難している。「ルールに基づく秩...
28/01/2024

🆕軽い命と重い命(仏語版2024年1月号論説)

国際法に照らしてみると状況は明白だ。ロシアによる隣国ウクライナの占領は違法であり、イスラエルによるパレスチナの占領もまったく同様である。国連はこの両国を何度も強く非難している。「ルールに基づく秩序(ruled-based order)」という考えを主張する西側諸国は、ロシアとイスラエルに同じ非難を浴びせるはずだがそうしていない。米国と欧州連合(EU)は一方のケースでは侵略される国の側に立ち、他方のケースでは侵略する国を支持している。[日本語版編集部](仏語版2024年1月号より)

https://jp.mondediplo.com/2024/02/article1477.html

#パレスチナ #イスラエル #ウクライナ #米国 #欧州

🆕 「ドイツ、善の名を借りた非常に危うい政策──ガザの衝撃」ピエール・ランベール(2024年2月号) ドイツ政府は「イスラエルの安全はドイツの国是である」と言う。いくつかの地域で反イスラエルのデモが禁止され、ジャーナリズムもイスラエル支持の...
24/01/2024

🆕 「ドイツ、善の名を借りた非常に危うい政策──ガザの衝撃」ピエール・ランベール(2024年2月号)
 ドイツ政府は「イスラエルの安全はドイツの国是である」と言う。いくつかの地域で反イスラエルのデモが禁止され、ジャーナリズムもイスラエル支持の立場を取る。反ユダヤ感情を抑えようとして人種差別感情が許される雰囲気ができてしまった状況の中、今年の選挙での極右の躍進が懸念される。[日本語版編集部](仏語版2023年12月号より)

https://jp.mondediplo.com/2024/02/article1476.html

  #パレスチナ  #ドイツ  #イスラエル

🆕「ガザ側につくラテンアメリカ」メリエム・ラリビ(2024年1月号) イスラエルによるガザの人々に対する民族浄化ともいえる大量殺戮が始まってすぐに、ラテンアメリカのほとんどの国は西側とは反対の立場を取り、パレスチナ支持を表明した。第3次中東...
20/01/2024

🆕「ガザ側につくラテンアメリカ」メリエム・ラリビ(2024年1月号)
 イスラエルによるガザの人々に対する民族浄化ともいえる大量殺戮が始まってすぐに、ラテンアメリカのほとんどの国は西側とは反対の立場を取り、パレスチナ支持を表明した。第3次中東戦争を契機に、ラテンアメリカ諸国がイスラエルから徐々に離れていった経緯を見れば納得がいくだろう。コロンビアでは1980年代に、イスラエル国防軍の関与のもと、反体制派の人々に対する大虐殺が行われた。ペトロ大統領はガザを支援し、イスラエルを徹底して追及する構えだ。一方で、西側にすり寄ってあいまいな態度を取る国もある。[日本語版編集部](仏語版2023年12月号より

https://jp.mondediplo.com/2024/01/article1474.html

  #パレスチナ    #ラテンアメリカ    

🆕「交錯する恐怖心、歴史の歪んだ利用──ガザの衝撃」ソフィー・ベシス(2024年1月号)ユダヤ人とパレスチナ人の対立の根底にはお互いに対する恐怖心がある。ユダヤ人は何世紀にもわたる迫害の末に手に入れたイスラエルの地を再び失うことをおそれる。...
18/01/2024

🆕「交錯する恐怖心、歴史の歪んだ利用──ガザの衝撃」ソフィー・ベシス(2024年1月号)
ユダヤ人とパレスチナ人の対立の根底にはお互いに対する恐怖心がある。ユダヤ人は何世紀にもわたる迫害の末に手に入れたイスラエルの地を再び失うことをおそれる。イスラエル建国で住むところを失ったパレスチナ人にとっては、イスラエルのパレスチナ領土への入植などを通じてパレスチナ追放の圧力は強まるばかりだ。しかし、両者の恐怖心は同等ではない。イスラエルは、今やおそれるものがないほどの軍事力を備える一方で、反ユダヤ主義に脅かされているとして、パレスチナ人に対する締め付けを強めている。[日本語版編集部](仏語版2023年12月号より)

https://jp.mondediplo.com/2024/01/article1473.html

#イスラエル  #パレスチナ  #ホロコースト  #ポグロム  #ナクバ  #ダニーダヤン #黄色い星  #パレスチナ  #イツハクラビン

🆕「シオニズムと共産主義運動」シュロモ・サンド(2024年1月号)20世紀のはじめ、パレスチナで共産主義運動の基盤を築いたユダヤ系移民は、当初、不当な植民地主義だとしてシオニズムを否定していた。彼らがその立場を修正しはじめたのは第二次世界大...
16/01/2024

🆕「シオニズムと共産主義運動」シュロモ・サンド(2024年1月号)
20世紀のはじめ、パレスチナで共産主義運動の基盤を築いたユダヤ系移民は、当初、不当な植民地主義だとしてシオニズムを否定していた。彼らがその立場を修正しはじめたのは第二次世界大戦におけるユダヤ人迫害の頃からで、その後、終戦による新たな欧州・中東情勢の流れの中で彼らの主張が変化し、現在のイスラエル共産党を形成していくまでの変遷を辿る。[日本語版編集部](仏語版2023年12月号より)

https://jp.mondediplo.com/2024/01/article1471.html

#イスラエル #パレスチナ #ユダヤ人 #共産党 #パレスチナ共産党 #2民族国家 #シオニスト運動 #シオニズム #パレスチナ民族解放同盟 #メイルヴィルナー #非シオニスト #アンリキュリエル

🆕「ガザ紛争で顕在化する、今日のフランスが放棄したもの──イスラエル・パレスチナ特集:衝突の再燃、今後の展望」ブノワ・ブレヴィル(2024年1月号)パレスチナの地には、ド=ゴール通りとシラク通りが存在する。それはアラブ諸国との関係性を重視し...
12/01/2024

🆕「ガザ紛争で顕在化する、今日のフランスが放棄したもの──イスラエル・パレスチナ特集:衝突の再燃、今後の展望」ブノワ・ブレヴィル(2024年1月号)
パレスチナの地には、ド=ゴール通りとシラク通りが存在する。それはアラブ諸国との関係性を重視したフランスの両元大統領が、パレスチナの友人として親しまれ、英雄としてたたえられた当時を象徴している。フランスはかつて、他国に追従せず自主外交を貫くことで世界から一目置かれる存在だった。しかし目下のガザ衝突をめぐる現政権の対応はどうだろうか。[日本語版編集部](仏語版2023年11月号より)

https://jp.mondediplo.com/2024/01/article1472.html

#イスラエル #パレスチナ #フランス #ガザ

🆕 「国が武器輸出の代理人を務めるフランス」アリアンヌ・ラヴリリュ(2024年1月号) フランスは世界で有数の武器輸出国となっているが、その背景には、軍備についてアメリカにもロシアにも頼らない「戦略的な自立性」を確保するとの方針のもと、政府...
08/01/2024

🆕 「国が武器輸出の代理人を務めるフランス」アリアンヌ・ラヴリリュ(2024年1月号)
 フランスは世界で有数の武器輸出国となっているが、その背景には、軍備についてアメリカにもロシアにも頼らない「戦略的な自立性」を確保するとの方針のもと、政府が軍需産業の育成・支援を図っていることがある。しかし、こうした政府活動は防衛機密の壁に包まれ民主的統制が及ばず、かたや輸出先との関係が過度に深まってゆく危険性も高まっている。「自立性」という理念とその実態について民主的な立場から議論を高めていく必要がある。[日本語版編集部](仏語版2023年11月号より)

https://jp.mondediplo.com/2024/01/article1468.html

#武器輸出 #ラファール #ラファル #戦略的自立 #CIEEMG #ダッソー #軍事総局 #エルシーシ #UAE #スブリエ #軍事委員会 #輸出支#soutexutex

🆕「悪循環に陥るイスラエル・パレスチナ情勢──イスラエル・パレスチナ特集:衝突の再燃、今後の展望」アクラム・ベルカイード(2024年1月号) 2023年10月7日、ハマスがイスラエルに仕掛けた奇襲攻撃とイスラエルによる激しい応戦は、世界に不...
04/01/2024

🆕「悪循環に陥るイスラエル・パレスチナ情勢──イスラエル・パレスチナ特集:衝突の再燃、今後の展望」アクラム・ベルカイード(2024年1月号)
 2023年10月7日、ハマスがイスラエルに仕掛けた奇襲攻撃とイスラエルによる激しい応戦は、世界に不安と混乱を与えている。イスラエルから報復を受けると分かっていながらハマスはなぜこのような攻撃に至ったのか? 推測される要因は多数挙げられるが、彼らの攻撃は擁護される余地はあるのか? 一方、イスラエル側の動きや思惑は? イスラエル・パレスチナ情勢は、関係諸国を巻き込みながら、悪循環に陥りつつあるようだ。[日本語版編集部](仏語版2023年11月号より)
https://jp.mondediplo.com/2024/01/article1470.html

#イスラエル #パレスチナ #ハマス #ネタニヤフ #ガザ

🆕「変わりゆくフランスの文化助成」マリー=ノエル・リオ(2024年1月号)フランスでは、すべての国民が文化に触れる機会が憲法で保障され、国が文化の振興や普及に対し大きな役割を担っている。オペラやオーケストラといった舞台芸術も国の支援によって...
28/12/2023

🆕「変わりゆくフランスの文化助成」マリー=ノエル・リオ(2024年1月号)
フランスでは、すべての国民が文化に触れる機会が憲法で保障され、国が文化の振興や普及に対し大きな役割を担っている。オペラやオーケストラといった舞台芸術も国の支援によって守られているが、時の政治や国と地方の関係の変化によってその足元は揺らいでいる。そして定義そのものも変わろうとしているフランス文化の現状について、その舞台裏に迫る。[日本語版編集部](仏語版2023年10月号より)
https://jp.mondediplo.com/2024/01/article1467.html

#オペラ #オーケストラ #オペラ座 #舞台芸術 #フランス文化 #助成金

🆕 「トルコ、発電船事業の功罪」ジャン=クリストフ・セルヴァン(2023年12月号) 慢性的な電力不足に悩む中東やアフリカの国々が、トルコの企業、カルパワーシップから発電船をリースしている。陸上に発電所を建設するのと比べれば短期間に稼働でき...
25/12/2023

🆕 「トルコ、発電船事業の功罪」ジャン=クリストフ・セルヴァン(2023年12月号)
 慢性的な電力不足に悩む中東やアフリカの国々が、トルコの企業、カルパワーシップから発電船をリースしている。陸上に発電所を建設するのと比べれば短期間に稼働できるというメリットがあるが、反面、高額なドル建て代金請求が経済危機の原因となっている国もある。また、入札プロセスや契約価格に情実が疑われる国もある。記事中に言及はないが、カルパワーシップの発電船事業には日本の商船三井が協力している。[日本語版編集部](仏語版2023年10月5日付ブログより)
https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1469.html

#シエラレオネ #アフリカ

「BRICS+が描こうとする新しい世界の構図──ヨハネスブルク・BRICSサミットとニューデリー・G20サミット」マルティーヌ・ビュラール(2023年12月号)21世紀末に世界情勢を動かしているのは誰か? それは米国がリードする西側諸国か、...
24/12/2023

「BRICS+が描こうとする新しい世界の構図──ヨハネスブルク・BRICSサミットとニューデリー・G20サミット」マルティーヌ・ビュラール(2023年12月号)
21世紀末に世界情勢を動かしているのは誰か? それは米国がリードする西側諸国か、中国とインドに率いられた南側諸国なのか? 今年8月末に開催されたBRICSサミット(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)では新加盟国6カ国が発表され、国際的な勢力バランスの再編成に向けた新興諸国の決意が浮き彫りになった。[日本語版編集部](仏語版2023年10月号より)
https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1465.html

#ブリックス    +  #ブラジル  #インド  #グローバルサウス    #ヨハネスブルク・サミット  #ヨハネスブルクサミット

🆕「24時間ニュースチャンネルをリアルタイムで見て」クララ・ムネ (2023年12月号) 「テロリスト」という言葉は思考をひとつの枠にはめる。今フランスの主要メディアは、ハマスの残虐行為をテロではなく「戦争犯罪」と呼ぶ者をテロ組織擁護者と非...
17/12/2023

🆕「24時間ニュースチャンネルをリアルタイムで見て」クララ・ムネ (2023年12月号)
 「テロリスト」という言葉は思考をひとつの枠にはめる。今フランスの主要メディアは、ハマスの残虐行為をテロではなく「戦争犯罪」と呼ぶ者をテロ組織擁護者と非難し、イスラエル・パレスチナ紛争の75年の歴史を視野に入れる必要を説く者を、反ユダヤ主義と批判する。ジャーナリスト自身が意見の多様性を封じ込めるこの現象は、事件当初の24時間ニュースからすでに現れていた。[日本語版編集部](仏語版2023年11月号より)
https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1463.html�
#ガザ  #メディア  #戦争犯罪

🆕「24時間ニュースチャンネルをリアルタイムで見て」クララ・ムネ (2023年12月号) 「テロリスト」という言葉は思考をひとつの枠にはめる。今フランスの主要メディアは、ハマスの残虐行為をテロではなく「戦争犯罪」と呼ぶ者をテロ組織擁護者と非...
17/12/2023

🆕「24時間ニュースチャンネルをリアルタイムで見て」クララ・ムネ (2023年12月号)
 「テロリスト」という言葉は思考をひとつの枠にはめる。今フランスの主要メディアは、ハマスの残虐行為をテロではなく「戦争犯罪」と呼ぶ者をテロ組織擁護者と非難し、イスラエル・パレスチナ紛争の75年の歴史を視野に入れる必要を説く者を、反ユダヤ主義と批判する。ジャーナリスト自身が意見の多様性を封じ込めるこの現象は、事件当初の24時間ニュースからすでに現れていた。[日本語版編集部](仏語版2023年11月号より)
https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1463.html
#ガザ  #メディア  #戦争犯罪

🆕「欧州の解体」ブノワ・ブレヴィル(2023年12月号論説)2022年2月28日、ロシアのウクライナ侵略が始まって4日後の朝、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領はフェイスブックを使い、欧州連合(EU)に向けて「特別な手続きによって迅速に」自...
16/12/2023

🆕「欧州の解体」ブノワ・ブレヴィル(2023年12月号論説)
2022年2月28日、ロシアのウクライナ侵略が始まって4日後の朝、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領はフェイスブックを使い、欧州連合(EU)に向けて「特別な手続きによって迅速に」自国を加盟させてほしいとの要請を発信した。しかしこれを真に受けた者はいなかった。ウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長はもちろんすぐに大いに喜んで「ウクライナは私たちの仲間です、EUに加盟してほしいです」と述べたが、欧州理事会のシャルル・ミシェル議長は、物事にはルールがあり、ウクライナはそれを遵守しなければならないと指摘した。[日本語版編集部][仏語版2023年12月号より]

https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1464.html

    #ウクライナ   

🆕「イスラエル・パレスチナ紛争の背後にイランあり」アクラム・ベルカイード(2023年12月号) イスラエルとパレスチナの紛争は米国とイランの戦いとも言われるくらいに、中東情勢においてイランの存在は無視できないものがある。本記事ではハマスとイ...
11/12/2023

🆕「イスラエル・パレスチナ紛争の背後にイランあり」アクラム・ベルカイード(2023年12月号)
 イスラエルとパレスチナの紛争は米国とイランの戦いとも言われるくらいに、中東情勢においてイランの存在は無視できないものがある。本記事ではハマスとイスラエルの衝突の背後にあるイランの動静について興味深い分析を示したものである。[日本語版編集部](仏語版2023年11月号より)

https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1461.html

#イラン  #ヒズボラ  #イスラエル  #パレスチナ  #ハマス  #アル・アクサの大洪水    #33日間戦争

🆕「問われるテロリズムの定義──イスラエル・パレスチナ紛争:衝突の再燃、今後の展望」アラン・グレシュ(2023年12月号) ハマスのイスラエル人殺戮に怒りを覚えなかった者がいるだろうか? だが、イスラエル政府が行ったガザ地区への爆撃の嵐に対...
06/12/2023

🆕「問われるテロリズムの定義──イスラエル・パレスチナ紛争:衝突の再燃、今後の展望」アラン・グレシュ(2023年12月号)
 ハマスのイスラエル人殺戮に怒りを覚えなかった者がいるだろうか? だが、イスラエル政府が行ったガザ地区への爆撃の嵐に対しても同じだろう。前者は「テロリスト」と呼ばれ、後者はそうは呼ばれていない。その差は一体何なのか?[日本語版編集部](仏語版2023年11月号より)

https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1457.html

#イスラエル  #パレスチナ  #オスロ合意  #オスロ合意Ⅱ  #2国家解決  #国連分割案 #アパルトヘイト  #入植    #ハマス  #ガザ

「2国家解決の挫折」トマ・ヴェスコヴィ(2023年12月号) 本年10月7日のハマスによるイスラエル急襲は、2国家方式によるイスラエル・パレスチナ問題の解決は今後とも難しそうだと改めて思い知らせる。数次の紛争解決のための国連決議や当事者間の...
05/12/2023

「2国家解決の挫折」トマ・ヴェスコヴィ(2023年12月号)
 本年10月7日のハマスによるイスラエル急襲は、2国家方式によるイスラエル・パレスチナ問題の解決は今後とも難しそうだと改めて思い知らせる。数次の紛争解決のための国連決議や当事者間の合意にもかかわらずイスラエルは占領・入植を進め、パレスチナ人は否応なくイスラエルの政治・経済体制に組み込まれていく。しかし、パレスチナ人に対するイスラエルの抑圧的な対応は常に暴発の火種を養い、両者間に平和が訪れる展望が開けない。[日本語版編集部](仏語版2023年11月号より)
https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1459.html

#イスラエル  #パレスチナ  #オスロ合意  #オスロ合意Ⅱ  #2国家解決  #国連分割案 #アパルトヘイト  #入植    #ハマス  #ガザ

🆕「地方分権派の取り込みに躍起となるスペイン左派──国家の一体性を弱め連邦制に向かうのか」ギレルモ・デル・ヴァイェ(2023年12月号) スペインでは2023年7月に総選挙が行われたが、過半数に達する連立が11月に至るまで組成できず、左派サ...
02/12/2023

🆕「地方分権派の取り込みに躍起となるスペイン左派──国家の一体性を弱め連邦制に向かうのか」ギレルモ・デル・ヴァイェ(2023年12月号)
 スペインでは2023年7月に総選挙が行われたが、過半数に達する連立が11月に至るまで組成できず、左派サンチェス氏による暫定政権が続いた。左派は結局、カタルーニャ独立運動関係者の恩赦など大きな政治的譲歩のもと分権勢力の取り込みに成功したが、もともと、国民に均しい権利を認めようとする主張と分権主義は必ずしも相容れない。左派の立場とスペインの分権主義の関係を論ずる。なお当記事は、11月16日にサンチェス氏の続投が決まる前に書かれている。[日本語版編集部](仏語版2023年10月号より)
https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1455.html

#スペイン #カタローニャ #バスク #地方分権  #複数国家主義 #多層的 #サンチェス #ポデモス #podemos  #ボックス #vox #sumar #ピケティ

🆕「盤石のメディア、ウクライナ報道で生じたひび 」セルジュ・アリミ、ピエール・ランベール(2023年12月号) フランスの主流メディアは過去の紛争報道を経て、物事を客観視する重要性を認識し、緊急事態の発生から数週間もすれば自己批判や軌道修正...
25/11/2023

🆕「盤石のメディア、ウクライナ報道で生じたひび 」セルジュ・アリミ、ピエール・ランベール(2023年12月号)
 フランスの主流メディアは過去の紛争報道を経て、物事を客観視する重要性を認識し、緊急事態の発生から数週間もすれば自己批判や軌道修正が行えるようになっていた。しかしウクライナ報道では、ロシアによる侵攻開始から1年半以上が経過したにもかかわらず、「ウクライナに勝利を」という横並びの論調が目立ち、大局的な俯瞰には至っていない。ウクライナ情勢を追う中で、報道体制・見識ともに盤石であるはずのメディアにひびが生じたように見受けられる。[日本語版編集部](仏語版2023年10月号より)
https://jp.mondediplo.com/2023/12/article1456.html

#ウクライナ #メディア #フランスメディア #戦争報道 #紛争報道

🆕「ギリシャ魂のブルース、レベティコ──西洋と東洋の狭間」コぺリア・メナール(2023年11月号) 今夜もアテネの街角で、レベティコの調べが響き渡る……。レベティコは、1920年代に生まれたギリシャの大衆歌謡で、かつては不道徳なものとそしら...
20/11/2023

🆕「ギリシャ魂のブルース、レベティコ──西洋と東洋の狭間」コぺリア・メナール(2023年11月号)
 今夜もアテネの街角で、レベティコの調べが響き渡る……。レベティコは、1920年代に生まれたギリシャの大衆歌謡で、かつては不道徳なものとそしられながらも今日も広く民衆の間で愛され、歌い継がれてきた。レベティコのさまざまなバージョンが世界的にも広がり、タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』のテーマ曲にもなった。西洋と東洋の狭間で揺れ動くギリシャのブルース、レベティコのルーツとその変遷に迫る。 [日本語版編集部](仏語版2023年10月号より)

https://jp.mondediplo.com/2023/11/article1453.html

#ギリシャ #レベティコ #パルプフィクション #アテネ #ブズーキ #バグラマ

🆕「とても付き合いやすいギニアの軍事政権」アブバカ―ル・ジャマイ(2023年11月号) ギニアのママディ・ドゥンブヤ大佐が西アフリカの他のクーデター首謀者と異なるのは、大国との資源に関するこれまでの取り決めを尊重し、軍事協定を破棄せず、国際...
17/11/2023

🆕「とても付き合いやすいギニアの軍事政権」アブバカ―ル・ジャマイ(2023年11月号)
 ギニアのママディ・ドゥンブヤ大佐が西アフリカの他のクーデター首謀者と異なるのは、大国との資源に関するこれまでの取り決めを尊重し、軍事協定を破棄せず、国際社会との安定した関係を維持している点だ。豊富なボーキサイトと鉄鉱石をもつこの国に、中国、ロシア、アメリカは引き付けられ、フランスはこれ以上同盟国を失うまいと振る舞う。国内では民政移管早期実現を求める反対派を弾圧しているが、移管作業の遅延を国際社会から批判されることはない。[日本語版編集部](仏語版2023年10月号より)

https://jp.mondediplo.com/2023/11/article1454.html

#ギニア  #クーデター 

🆕「米大統領選挙に殴り込むウクライナ戦争──共和党を分裂させる議論」(2023年11月号) 来年の大統領選挙に向けて、孤立主義を意味する「アメリカ・ファースト」を唱えるドナルド・トランプ氏が共和党内で支持を集めている。歴史的に共和党の政策は...
15/11/2023

🆕「米大統領選挙に殴り込むウクライナ戦争──共和党を分裂させる議論」(2023年11月号)
 来年の大統領選挙に向けて、孤立主義を意味する「アメリカ・ファースト」を唱えるドナルド・トランプ氏が共和党内で支持を集めている。歴史的に共和党の政策は「孤立主義」と「帝国主義」との間で揺れ動いてきたが、現在、ウクライナ支援をめぐって党内の議論が真っ二つに分かれている。ある共和党員はウクライナ支援が十分ではないとしてバイデン政権を非難するが、別の共和党員はウクライナ支援は米国の優先課題ではないと主張している。大統領選挙に向けた議論がウクライナ戦争の将来を大きく左右する可能性がある。[日本語版編集部](仏語版2023年8月号より)
https://jp.mondediplo.com/2023/11/article1451.html

#アメリカ #ウクライナ戦争  #孤立主義  #米大統領選 #ネオコン

🆕「フランスとモロッコの反目の裏事情」アブバカ―ル・ジャマイ(2023年11月号) モロッコとフランスの関係は西サハラ問題を巡ってぎくしゃくしているが、その内情は極めて錯綜している。モロッコがフランスに対して特別に手厳しい対応を示す一方で、...
12/11/2023

🆕「フランスとモロッコの反目の裏事情」アブバカ―ル・ジャマイ(2023年11月号)
 モロッコとフランスの関係は西サハラ問題を巡ってぎくしゃくしているが、その内情は極めて錯綜している。モロッコがフランスに対して特別に手厳しい対応を示す一方で、両国の経済交流は大きく、双方が享受しているメリットは無視できるものではない。加えて、マクロン大統領とモハメド6世モロッコ国王の人的関係が良くないことも事情を複雑にしている。[日本版編集部](仏語版2023年10月号より)
https://jp.mondediplo.com/2023/11/article1452.html

#モロッコ  #フランスとモロッコ #西サハラ  #モハメド6世

🆕「オルタナティヴ教育は学校を救えるか?──教育格差への救済策? それとも金儲けのできるビジネス?」ロランス・ドゥ・コック(2023年11月号) 「オルタナティヴ教育」が近年ますます人気を集めている。その博愛心を育て幸福をはぐくむ教育メソッ...
07/11/2023

🆕「オルタナティヴ教育は学校を救えるか?──教育格差への救済策? それとも金儲けのできるビジネス?」ロランス・ドゥ・コック(2023年11月号)
 「オルタナティヴ教育」が近年ますます人気を集めている。その博愛心を育て幸福をはぐくむ教育メソッドは、高額な学費を支払えるブルジョワ層にとって公立学校を避ける立派な理由を提供する。これは国民教育制度の担当からも、コストをかけず学校制度の「近代化」を目指せる手段として重宝されている。しかし、この流れの背後には教育を金儲けのできるビジネスと捉え、商品化する動きも目立ってきた。[日本語版編集部](仏語版2023年9月号より)

https://jp.mondediplo.com/2023/11/article1449.html

#オルタナティヴ教育 #オルタナティブ教育 #モンテッソーリ #フレネ #シュタイナー  #フランスの教育 #教育格差  #アクティヴ教育 #サマーヒルスクール #フレネ #オルタナティブスクール  #ヴァルドルフ  #フリースクール #教育学  #学校選択

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