鈴屋出版株式会社

  • Home
  • 鈴屋出版株式会社

鈴屋出版株式会社 小さな出版社です。面白いことなら何でもやりたい。

30/01/2023

1月30日。

この泥が あればこそ咲け 蓮の花

年始から、少しの猶予はあるもののいろいろなことを抱え、なかなかストレスフルな日々を過ごしています。たまに、ふとしたときに、心臓を鷲掴みにされるような不安感に押し潰されるようなときもあります。

それでも、多くの人に手を差し伸べていただき、いくつか道も繋がる可能性もあり希望を持っています。

この不安は、鈴屋を一本にしたときの自分のなかでの設計が読めなくなるという不安ですので、鈴屋がどうのこうのなるような不安ではないのですが、中の人は家族もいるし、生活もあるので、最悪の状態を想定しつつ、いろんなものが覆い被さってくるという不安と戦っているような状態です。ある意味、不安のマッチポンプですねw

でも、この世界は、やさしさもそこかしこにあり、そこに癒やされなんとか動いています。

考えようによっては、コロナ禍前の鈴屋一本で頑張ろう!という状態に戻っただけとも言えます。そこに業務委託があったことで、気づけば楽なほうに逃げていたのかもしれませんね。

今はまず、自分自身も落ち着いて出版のことをしっかり考えられるように落ち着きたいと思います。

本業のほうは、請負ではりますが、大手出版社さんのムック数冊の見積もりを依頼され、300本程度の原稿執筆を依頼され、シリーズ構築のための企画提案書の作成などを急ぎでこなしていいます。

同時に、既存書籍のデジタル化。
しかし、これがどうもやはり難しい。大きな取次さんにある程度お願いしてしまうと、外部委託業者さんにお願いするより、制作費で3倍以上の差が出てくる。デジタルで3倍以上の差というのは、なかなか回収が難しい。では、外部委託業者さんにお願いすることのデメリットは何か?などを今、大手デジタル取次さんにヒアリングしています。まだ、その時点かよ!と思われるかもしれませんが、やはりわからないことは処理しておきたいのです。だれか、安くて丁寧なデジタル業者さんがいらっしゃったらご紹介ください。
そして、新刊書籍の進行と、続く新刊の打ち合わせなどもこなしております。

そこに、業務委託で遅れに遅れている単行本がさらに構成自体を変更することになり、これまた難航……。

それに介護バイトと、休みなく働けています。

なんとなく、忙しくすると嫌な考えに苛まれずにすむので、潜在的にそうしているのかもしれません。

さて、まだまだ頑張りたいと思いますので今後とも鈴屋出版株式会社を何卒よろしくお願い申し上げます。

26/01/2023

1月27日

鈴屋はちゃんと元気ですw

26/01/2023

1月27日。

<五里霧中の暗中模索中>

2023年初投稿をした後、けっこうな時間が経ってしまいました。
この間、いろいろと藻搔いておりました。もう少し、藻搔こうとは思っております。

鈴屋にとっては、どういう動きが一番いいのかを見極めつつ、そうは言いながらも家族の生活もあるし…という状況で日々、心臓を鷲掴みにされるような不安に襲われ、早朝に目覚めることもしばしばです。

それでも、介護バイトは、もういつものように人が倒れいつものように臨時での出勤を余儀なくされています。このまま介護の人になれば楽なのに……という悪魔の声も聞こえてくるここ最近です。

ひとつの選択肢として、介護の人となりつつ空き時間と休日を出版活動にするか、という支離滅裂な考えにも浸食されています。

それだけ、弱っているというのが現状ではないでしょうか。

年明けから、多くの出版人と会いました。
もちろん、うれしい出会いもありましたし、古い知人から屈辱を受けた瞬間もありました。それらすべてを糧として、鈴屋に刻み込んで新しい本をつくっていきたいと思います。

なにより、自分には友人がいて、手を差し伸べてくれることを知り、感謝の日々です。

今は迷走中ではありますので、まずはここまでの近況報告としておきます。

鈴屋としては、既刊書のデジタル化、新刊書籍の編集再開など行っていますので、ご期待ください。

07/01/2023

1月7日。

七草がゆ

悔しいことも悲しいことも、生きてりゃいっぱいあるわけです。そんな人々の悲しさや悔しさに、読む薬となる「本」をつくる仕事をできることに感謝し、心を込めて心の薬となる「本」をつくっていきたいと思った朝です。

本日は、2023年初の介護バイトからのスタバ事務所にて、デジタル系のお仕事です。急きょ入った、数百本の原稿の仕事の下準備もしつつ、鈴屋の仕事をしています。

ある意味、今年は鈴屋に本気になれと天からの啓示だと受け止め、頑張りたいと思います。商売になんかなっていないですが、誰かが喜んでくれていると思うだけでうれしいものです。

今年は、デジタルにも積極的に参入をしてまいります。

初の介護バイトでは、利用者さんはやはり皆さんぼくのことを忘れていましたがw(そりゃあ、毎日出ている介護員さんも忘れているんだから当たり前か)、その笑顔をみるととても心が晴れます。

なぜ、そんなバイトをするの?と言われることもありますが、そんなときは照れ隠しに、お小遣い稼ぎと答えていますw それもまた一理なのですが、考えてみてください、毎日毎日同じ話をしても毎回毎回初めてのように笑ってくれる人々、天気の話気温の話を何度も何度もする人々と誠心誠意、こちらも何度も初めてのように話すことが、人と接する、人が紡ぎ出す作品と接する編集者にとって、無意味な作業のわけがないと思うのです。

この経験が、いつか鈴屋の本の暖かさになってくれれば、こんなうれしいことはないです。

弊社の商品発行が遅いのは、大きな会社や中小出版社のように潤沢な資金もなく、ひとつひとつ手作りで紡ぎ上げるからです。

そんな出版があっていいと思います。

なんて、えらそうに書いていますが、結局は中の人の力不足ですw

でも、手に取っていただいた読者さんの笑顔を思い浮かべながら、今後も本をつくっていきます。

さて、作業を続けたいと思います。

06/01/2023

【謝罪です】

年明けより、愚痴の多い日報を書いてしまいました。愚痴を言ったところで何も始まりません。積年の苛立ちに負けてつい書いてしまいましたが、ここに謝罪をし、心よりお詫び申し上げます。

出版は斜陽と言われていますが、出版社で働く人間はみな、真摯に本に向き合い、人に向かい合っています。出版の未来に希望を描き、本と人も大好きな人間ばかりです。

だからこそ、ともに頑張っていきたいと思います。

一時の精神状態で愚痴のように書いてしまったことをお詫び申し上げます。

05/01/2023

2023年1月5日。

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。
本年もご指導ご鞭撻のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、昨年末に業務委託の会社から呼び出され、2023年中に業務委託契約を切るという通告を受けました。

理由としては、売上減、商品点数減のなか、現在の状況のような契約が続けられないということでした。それにしても、データの調査をしていない(データ調査用のパスワードを支給してくれていない/営業に依頼しても営業が調査しない。別の営業は私の仕事ではないので…と拒否する)、商品点数が減った(これは、新規で単行本シリーズをまったくの一人で立上げもすれば、許諾をとり原稿依頼から提案書作成までそれ相応に時間がかかりるのは当たり前…)などと言われ、担当営業に渡した企画は全部そこで止まっていたことに衝撃を受けた次第です。

会社側は、解除ありきの話で、営業社員にミスはないということで一方的なので、こちらとしてはもはや話の余地もなく…。

そんな年末年始で、憤りと不安や情けなさや屈辱で、年末年始から睡眠障害に悩む日々です。

なにより、鈴屋のほうは、続けますのでご心配なく。

立上げからすぐにコロナ禍に入ってしまい、いろいろと騙されたりしたあげく、自転車操業中なので、どうしても毎月の業務委託が重要となっているので頑張っております。

現在は、業務委託をさせていただける出版社さんを探し中です。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。

さて、鈴屋のほうは『ピンクスカイ』増刷を完了し、後は刷り上げありを待つのみ。

また、今まで外部会社との契約上の問題でしていなかった、デジタル化を過去作もすべて出していきます。

そして、新刊となる『官能小説家のつくりかた』(仮)も修正依頼をかけ、ゲラが上がれば再校正と同時に著者チェックに回します。

ここから、怒濤の営業を開始して、過去作品も置いていただけますようまい進していきます。

最悪の場合は介護職に重点を置き、出版業を続けるということも視野に入れ頑張ります。

-----

なにより、業務委託先の”正”社員さんが、企画や制作を丸投げして、YOUTUBEを観ながらお菓子を食べて楽しそうにしゃべっている姿に憤りを感じつつ、これを糧に鈴屋を頑張りたいと思う新年です。

01/01/2023
24/12/2022

12月24日。

年末は、資金繰りや年間の売上げ、営業などのこと、今後のこと…etcと、いろいろなことが押し寄せて、すっかり意気消沈気味の今日この頃です。

本年いっぱいは、年明けからは障がい者福祉事業所での公衆トイレ掃除や図書館の配架作業、利用者さんの日々のデータ記入など、後半はデイサービスの事業所にて、送迎作業をして、業務委託として出版社に勤務し、別出版社からの原稿を請け負い、一冊丸請けをしてと、バタバタでした。とにかく、しんどかったように思います。

年末に、『官能小説家のつくりかた』(睦月影郎著)を出版予定だったのですが、資材高騰での見積もり修正などが続き、年明けとなりそうです。2019年の『ぼくのマンガ道』(睦月影郎著)から部数が下がっても、両手万円近くの高騰……。いろいろな資材が高騰したお金は、いったい何処に行っているのでしょうか?

弊社は意地で、なかなか採算のつかない定価で読者の皆さんに読んでいただきたいと頑張っていましたが、もはや意地だけではどうにもならない高騰ぶりです…。それでも、お手元に届くようなお値段で提供したいと思っています。

小社だけではない、各社も苦しんでいると思いつつ、頑張っています。

この世の中、誰が悪いんでしょう?
結局、自分が悪いのかw

本日も朝から、介護バイトに出勤です。

なぜ、朝も早く、時給の割りには責任が重いこのバイトに引っかかっているのかを考えたとき、ここでは送迎に行くと、毎日毎日同じ話を繰り返される方々、天気の話や気温の話、夜は暗いという話、そんなとりとめもない話を、毎日送迎している自分に毎回初めて会ったと言ってくれる方々とすることが、小さな現実逃避になっているのだと思い当たりました。

出版の話をすると、どうしても明るい話にはならないので、ここが逃げ場なのかもしれません。

でも、やっぱり出版をしたいです。
本当に出版は楽しいです。悪い奴もたくさんいますが、それを差し引いても楽しい人が多くて、自分が出版を選んだことを幸せに感じられることのほうが多いのです。

バイトをしなくてもいいのなら、バイトをせずに出版に専念したいです。でも、どうせやるなら、やることをすべてを好きになりたいのです。

来年から、週1ではありますが、介護福祉士初任者研修をとろうと思い、講習を受けていこうと思います。これは出版からの逃避ではなく、出版を続けていくための手段です。バイトが本業と冗談で言ってもらっても笑って返しますw だって、バイトも本気でやってますから。それに、出版を続けるための手段だからある意味、本業にも通じています。

中の人は、ずっと出版にしがみついているタダのバカですw

ダメになるまで走り続けたいと思います。

2022年も残り少なくなりましたが、皆さまもお身体に気をつけてお過ごしください。

16/12/2022

12月16日。

ビバ雑感。

ここしばらくは、身体が悲鳴をあげる状態が続いているようで、ひどい腰痛とともに背中の激痛に悩まされています。今朝がたは、成長期か!というほど、ふくらはぎが攣り、しばらく痛みに耐えているという状態でした。

これはおそらく、長時間の運転と車イスなどの重いものを持ち上げたり下ろしたりするストレスが腰などにたまっているのだと思います。

少し休まなければ、深刻な状態になるかもしれないので休み休みさせてください。

-----

介護バイト先では、年末の浮かれ調子からか、所長さんや職員さんから「いっそのことこっちを本業にしたら?」と、戯れ言を言われる季節になりましたが、毎日出たとしても10万円に届かないような仕事を本業としてできると思っているのでしょうか? 婉曲に笑いながら拒絶させていただきました。

-----

今の介護事業所には、下北沢の小劇場の舞台などで活躍されている舞台俳優さんがいて、先日、自分が運転する福祉車両に同乗した際、舞台俳優を目指して上京して、すぐにコロナ禍となり、このバイトをはじめて、もういい歳だし、舞台のほうは諦めようかと思っているんです、という話を聞きました。

他人の人生に軽々に干渉していいはずなどなく、私は何も言えず、ただ、勿体ない、と言うだけで、自分の身の上の話をしました。いい歳して、出版という舞台で死ぬまでしがみつきたくて、借金をして、家族を犠牲にして、公衆便所の掃除から福祉車両の送迎までしても死ぬまで編集者でいたくて、と……。結局、人生を決めるのは自分自身です。誰のどの決定も、人生を輝かせるに違いないと信じています。舞台俳優という、観る人に感動を与える貴重な仕事は、どういう形でも続けてもらいたいなあと思った夜更けでした。

-----

自分はどういうふうに生き、どういうふうに死んでいくんだろうと思うお年頃にもなりました。多くの魅力ある方々と出会い、手の平を返されたり、騙されたりもしました。もちろん、ぼくが騙した形になってしまった方もいます。この先は、ただ、おもしろい純粋な人たちと出会い、そういった方々の純粋な原稿を本にしていきたいと思います。

純粋な方々にこそ光ある世界でありますように。

12/12/2022

12月12日。

5日空きとなるので書いておきます。

この間、バイトは相変わらず続きましたが、多くの方と出会えたので有意義な日々を過ごしました。それだけ疲れてはいますがw

編集をはじめた小僧の頃からお世話になっていたカメラマンさんと深大寺で久しぶりにお会いしお話ししました。あの土門拳氏を背負ってアシスタントをしたこともあるという伝説のお方です。この方の仕事に対する姿勢を見て、編集という仕事への向き合い方を学びました。

その後は、初めてお会いする装幀家さん。三鷹までお越しいただき、いろいろなことをお話しできました。つたないtwitterの更新ですが、こういう風に繋がっていくことは本当にありがたいことだと思います。しかも、実は微妙にアダルトでのつながりや、同じフリー編集さんを通してお仕事をしていたことなども知りびっくりでした。

twitterでもなんでも、ぼくは自分の時間が許す限りは、誰とでもお会いしたいと思っています。珈琲くらいしかご馳走できませんがw、いつでもお呼びくださいねw 

そして、残る日はほぼバイトをしていました……。

それでも日曜日は休めたので、よしとします。なにより、休めたことがありがたいことです。

印刷所さんにお願いしていた修正見積もりが上がり、なんだか片手くらい値上がりしているように感じ、朝から意気消沈していますが、鈴屋がもつ限り、鈴屋でしか出せないような本を出して、多くの人に一時でも笑いや楽しみを渡せればいいなと思っています。

バイトの一コマでも、送迎中、ある利用者さんが、「旦那が元教師だから、せっかちで仕方がないの(笑)」と、笑いながら話している姿を見て、認知症の奥さんを毎日、笑顔で送り出す旦那さんを思い出し、政治家や芸能人やスポーツ選手だけでなく、本当のドラマや人生は市井の片隅にあって、みんな主人公なんだと思わされます。多くの人が幸せになれる世界であってほしいですね。

07/12/2022

12月7日。

業務委託に出勤し、ムックの出校日の確認、単行本の書き直し確認をして、自社作業もしています。

介護バイトのほうは、新しいパートの経験者の方が突然に来なくなり、介護業界の闇を見た気分もありますが、どの業界も合わないなら早めに辞めたほうがいいわけで、賢い選択だと思いました。介護の現場は低賃金での過重労働で、崩壊寸前に感じはしますが、介護保険料などもとられているのに、それを支える労働者が貧困に喘いでいるという矛盾を体感しています。介護保険料って何処に行ってるんでしょうか?

業務委託の出版社では、一部アダルト雑誌も担当していて、現在進行しているのはアダルトのムックです。アダルトはもはや風前の灯火となっていて、消えそうな文化ですが、やはり日本が誇る文化として残したいと思っています。これ以上書くと政府批判になるのでやめておきます(笑)。

そして、単行本のほうは言論家系の単行本になります。今回はイレギュラーでお引き受けいただき、元首相の暗殺などもあり、狂いに狂って書き直しなどもあり遅れてしまっています。その都度、業務委託の自分には、営業さんから叱責をうけるのですがこれも業務託の仕事として受けています(笑)。

鈴屋の進行としてはいつも同じことになっているので、
『ピンクスカイ』(岩崎う大著)増刷、『官能小説家のつくりかた』(睦月影郎著)ゲラ修正終了とマンガのスキャニングと写植作業、地下進行中に推理作家さんのサスペンス小説と、これまた推理作家さんのオカルト児童書があります。

その他にもありますが、これは後のお楽しみ。

これまで出版社で社員編集として勤めてきて一時は役員にも入りましたが、結局、編集として出版社に勤めることと、編集者であることとは、どこかで矛盾することに気づき、思い切って、自分の出版社を(借金を背負い)やってみたのです。まあ、あたりまえですが、これが過酷w 出版自体が斜陽であるとされているのに、その中に手漕ぎボートで漕ぎ出したものだから、前に進むだけでも想像以上の困難です。

だけど、自分で選んだ出版の道なので、足らなければバイトもしますし、土日だって返上します。これが自由を得るために生じる義務だとも思うのです。ただ、身体は正直なので、悲鳴を上げたときには休みますw

鈴屋出版は、小さい弱小出版社ですが、自分の身体が続く限りは、何処も出さないおもしろい本を出していきたいと思います。これが、自分が編集者である理由だと思いますし、そのために社員編集をやめたのですから。

05/12/2022

12月5日。

本日は、業務委託の出版社に出社し出版作業です。

12月に入り、介護バイトのほうは新しいパートさんも数人応援に入られ、人手不足もある程度解消し、火木土と落ち着いたかのようにみえます。ここは二ヶ月の延長をして都合半年の勤務でひと区切りをつけ、別のデイサービスにて、送迎も介護もする形で火木の週2で8時間労働にかえようかと思っています。今の送迎は、なか6時間の休憩があり、時給1,200円程度で、一日5,000円足らずのなか、交通違反や事故などの責任が重すぎて割に合わないと思っている今日この頃です。事業所はいい人が多いのでとても居心地はいいのですが、そのためにうけるリスクが大きすぎて、報酬が低すぎることにストレスを感じるようになりました。

そんなことよりも出版作業です。

『ピンクスカイ』の増刷ゲラを印刷所さんに送り、お見積もりも出て、倉庫搬入をいつにするかの調整です。かもめんたるさんのM-1ラストイヤーは準決勝で終わりましたが、敗者復活戦に出てくれることを期待しています。とにかく、ネタが深すぎてw、あの独特のう大ワールド炸裂で、味わえるものにはその深さに笑いとともに感動すらもたらすのですが、いかんせん、初見のお客さんには難しすぎるのでは?と感じるネタでしたw う大さんの頭のなかはやはりネジが数本多いのだろうな、と感心しました。次作も、う大脳が炸裂した作品のノベライズなので、楽しみで仕方がありません。

そして、次作となる『官能小説家のつくりかた』は、赤字を清書し、デザイナーさんに修正していただき、特別付録マンガを入稿できる状態にするところまで来ました。こちらもやはり、見積もりで小休止です。前号と同等に紙を使用する見積もりをお願いしましたが、当時とでは資材も高騰し、なかなか思うようにならないので、代替紙も含め検討いただいています。エロで、紫綬褒章を受章した大作家の半生、どのようなきっかけで官能小説家になり、どのように筆が変わっていき、年齢とともにどのように変化していくかがわかるエッセーで、官能小説家だけではなく、物書きのバイブルともなる一冊です。いや、ただの狂人日記かもしれません?w とにかく、常人とは違う人生論、出版論、人物論、エロ論wをお楽しみください。

そして、来年は、初のハードボイルド推理小説にはじまり、児童書にも挑戦予定です。

鈴屋出版、できる限りおもしろい本を出版していければと思っています。万年赤字経営ではありますが、よろしくごひいきくださいw

01/12/2022

12月1日。

2022年最後の月のはじまりに書き留めます。
今月も介護バイトから始まりました。送迎だけなのでえらそうに介護バイトなんて言えないのですが、送迎自体が人手が足りないので遠慮しがちで書いていますw

とにかく、福祉車両の運転なので腰が痛い…。ずっと腰痛です。

『ピンクスカイ』増刷は、印刷所に入稿して、再再度変更となる見積もり待ちで、今月中の搬入が可能になりました。第二版第二刷です。次回は、劇団かもめんたるの旗揚げでも演じられた作品を小説化して皆さんに楽しんでもらえるようにがんばります。
そして、応援する「かもめんたる」さん、M-1準決勝まで残りましたが、惜しくも決勝進出はならずでした。個人的には、う大さんの脳は数本ネジが多いので、漫才としての話芸だけでどこまで観客の理解(想像)が及ぶのかに興味がありました。かもめんたるさんのコントは、その後を観客自身の頭で想像できれば深さに驚くし、想像できなくても、おもしろいけどそこで終わってしまうという、難しさがあるように思っています。実際に、エロやグロを笑いにかえるのは難しい。どこか観客や読者の深奥でストッパーがかかってしまう。それをいかに単純な笑いにかえられるかというかなり難しい挑戦をしているように思うのです。

中の人もアダルト畑も歩いてきましたが、エロと笑いは実に相性が悪いのです。だからこそ、志村けんという人間の天才性とその挑戦は特筆に値するのです。

あ、関係ないかw

そして、次作『官能小説家のつくりかた』(睦月影郎著)。
これもまた、エロを生業とする大作家の人生エッセーであり、官能を書く上での指南書であり、どのような人生を歩んであの表現を手に入れたかなどが赤裸々に語られています。エロと笑いの融合に挑戦しているエッセーでもあります。あるある、ないない、すべてが入り組み、エロと笑いで隠された人生を垣間見ることができます。エロで紫綬褒章がとれるって、尊敬に値しますし、エロもまた文化だと国家に認めさせた大人物でもあると思うのです。(違うのか?w)

さて、12月は出版強化月間にすべくがんばってまいります。

鈴屋をよろしくお願い申し上げます!

30/11/2022

11月30日。

11月も終わり、ついに12月に入ります。2022年ももう残すところわずかですね。
今年を振り返ると、バイトに翻弄された年になるのでしょうかw 障がい者福祉からデイサービスのバイトに。

11月は、その2/3を介護バイトに出勤するという状態でした。退職者や濃厚接触者が続出し、緊急で頼まれ続け、気づけば週4~5勤務という状態でした。もともとは週2のWワークだったのが、午前午後にわかれ空き時間が五時間ほどあるので、空き時間に出版作業ができると土曜日も利用して週3になり、あれよあれよという間に頼まれ続けて今の状態になっていました。

でも、まったく違う仕事をすることで学べることも多々ありました。

出版なんて、恵まれた業界だと思います。特に社員であれば、その仕事量、仕事の質の如何に関わらず、給料もボーナスだってもらえている。見える範囲ではほとんど丸投げ状態で、企画も立てず構成はおろか校正すらせず、そこそこの給料をもらっている。モニタでyoutubeを観ている時間があるし、寝る時間だってある人間もいるw 客観的に見ると、業界として人的に限界が来たのも仕方がないことだと思います。もちろん、寝る間も惜しんで本を読み、勉強し学び、前進していく編集者もいると思います。(……どこかにw)

そんなことに言及する必要はないですねw

鈴屋は前を向いてやることをやるだけです。

『ピンクスカイ』増刷準備がやっとできました。
あい続く、資材の高騰で再見積の連続…、今回もまた修正費も含め再見積になりましたし……。これで、続く劇団かもめんたるのスタート作品の小説化にも拍車がかかればいいなあ、と思います。一応、来年出版予定ですw

『官能小説家のつくりかた』修正書き込み完了で、修正の取捨選択と表記統一をして、写真を入れ込み、秘蔵のマンガを入稿して見積もりに回します。とにかく、こちらも再見積が続き、そのたびに高騰するもんだから、幾たびも殴られた感覚になり、バイトを多くして生活費を稼ごうと思う状態にw でも、とにかくおもしろいのです。やっぱり著者は、ナチュラルボーンの官能小説家で、官能小説家としての資質を完璧に揃え、常人離れした筆の速さはどうしてできるのか、紫綬褒章まで賜った官能小説家の人生とはを笑いながら追体験できます。そして、実は役に立つこともいっぱい入っていますw とにかくおもしろいですよw ご期待ください。

さてさて、その他諸々も進めておりますが、しばし出版とバイトの立て直しを図らなければいけないと思うので、こちらは早急にやっていきます。

もっと鈴屋をおもしろい出版社にしていきたいと思います。

さて、明日もバイトに出かけようっとw ワールドカップをまったく観られないのが悲しいです。

25/11/2022

11月25日。
【雑感など】

本日は、業務委託の出版社に出社し、出版業務をしています。

12月発売ムックの付録DVDの検証盤を引き取り、打ち合わせをして検証連絡。営業さんへの単行本の進捗報告など。

鈴屋のほうでは、『官能小説家のつくりかた』の見積もり連絡、『ピンクスカイ』の増刷修正の赤転記。作家さんへの連絡等、請負仕事のPDF作成です。

そして明日も介護バイト……。
こちらは職場の人間関係は比較的良好だったように見えましたが、やはり非正規と正規の軽い対立はあるようです。確かに、正規職員は非正規を使役するきらいがあるように思います。まあ、こちらはあくまで派遣労働者なので、知ったこっちゃないのですが、非正規の方々からは、ボランティアをさせられるだけなので、あまり正規の無茶な依頼を受けることはない、と教示いただきます。派遣なので、ボランティアなんかすることもなく、出勤した時間を別の派遣元に提出するのでボランティアにはなり得ないのですが、直接登録のパートさんたちは、そういう風に使役させられているようでした。そういう業界なんでしょうね…。

確かに、明らかな人手不足にもかかわらず、10人近くの利用者の命をあずかる送迎を、時給1100~1200程度のパートにさせ、朝二時間、夕二時間で計四時間5,000円足らずの仕事に、事故や違反の責務を押しつけすぎのように思います。典型的な日本的ブラック産業ですね。非正規の方々は、人の良い方が多く、根絶しがたい嫌な日本システムを見るようです。

とにかく、本業は出版ですので、バイトに右往左往させられずに頑張っていきたいと思います。

17/11/2022

11月17日。

本日は介護バイトの日です。介護バイト午前の部を終え、事業所近くのスタバ事務所に出勤。電源席は満員状態でしたが、一席だけ空いており、なんとかスペースを確保できました。若い女性が多く、スタバで勉強するって流行ってるんですかね? 貧乏暇なしサラリーマンに譲ってほしいものですw

業務委託の単行本は、延期の依頼を営業に出し、次の単行本の依頼も終了。その次の単行本も依頼しなければと焦っているところです。12月発売の(アダルト)ムックは、十年来の友人でもある方に任せっきりなので安心しています。

鈴屋のほうは、頑張って進めています。ちょうど鈴屋の決算期に入り、四年間よく頑張れたと思います。まったく利益はないものの…、一所懸命にしがみついています。

こんなはずではないと思いつつ、鈴屋総出でバイトもしたりしていますが、出版を辞めるつもりは一切ございませんw できなくなれば仕方ないですがw

今後も延期したりなくなったりすることもあるかと思いますが、
『官能小説家のつくりかた』(睦月影郎著)をはじめ、"闇に蠢く人間たちが悪を断罪する推理小説"(????著)、"ホラーチックな児童書(シリーズ)"(????著)、『大阪のら散歩』(仮 佐々木まこと撮影)、"LGBTを主題としつつ貧困問題、難民問題にまでメスを入れた大歌劇"のノベライズ(????著)、"コントをショートショート二書き起こした"ショートショート(????著)、岩崎う大第二弾など、多くの商品を準備しております。

鈴屋出版、ダメになるまで動きますので何卒よろしくお願い申し上げます。

介護バイト週4~5になる勢いですが、これは介護の現場の人手不足によるところが大きいので、来月には調整しようと思いますw

15/11/2022

11月15日。

介護バイト午前の部を終え、事業所から30m程度離れたスタバ事務所に出勤しました。

メールの返信などをして、『官能小説家のつくりかた』(睦月影郎著)の校正作業です。

"官能小説家に必要な変態性に関して"の項目を校正しつつ、スタバ特有の、若くてきれいな女性がパーティション越しに座っていて、なんだかわからない背徳感と興奮に包まれていますw 

この本はぜひ若くてキレイな女性が集まる場所で読んでほしいです。これ一冊で、犯罪にならないちょっとしたプレイを楽しめますw 前に座った女性のニオイを想像したりしてw

やはり、出版作業は楽しいです。
楽しい作業ばかりではないですが、出版が好きだから、出版のために介護バイトもしていられるのです。しなくてもいいなら、介護バイトなんかしてないですからw

いろいろとやることが多すぎて、すべてが遅くなっておりますが、必ずおもしろい本を出版していきます。

14/11/2022

11月14日。

本日は、編集日ですが業務委託にて、コロナ罹患者が発生し(本人二度目の罹患)、急きょリモートにして、近くのスターバックスカフェ事務所に出勤です。

スタバ事務所は、バイト事業所から30m程度で、少し最近は行きたくない感がありますが、作業するには最強の環境なのでやむなく出勤です。平日でも、PCを広げて作業する老若男女が多く、長時間いても居づらさが少ないのでうれしいです。

介護バイトのほうは、なんとか慣れてくると、送迎人数が多くなるという想定内の悪循環w 毎夜、背中と腰に湿布を貼ってしのいでいます。明日もバイト……、三ヶ月しかしていないのに、「もうええわッ!」と突っ込みを入れたくなるような状態です。

次作『官能小説家のつくりかた』の作業をして、最終局面まで持っていこうと思っています。校正修正をしながら、このエッセーは、厳密ではないものの三部構成にわかれていて……、

【一部】で、大官能小説家の人生(きっかけや収入、営業法、嫌な編集者など)が書かれていて、【二部】では、官能小説家の資質(官能小説家への指南書)となっていて、【三部】では、特別付録で、あの蛭子能収氏と争った「伝説のマンガ」が掲載され、大作家の頭のなかをのぞき見ることができる、という内容いっぱいのおもしろエッセーとなっています。官能で文化褒章を賜る大作家が教える最高の人生指南です。

続いては、傘寿を目指す作家さんの"老いて尚元気"エッセーの原稿も届き、これも拝読準備です。

今週は、推理小説ご推敲中の作家さんとの打ち合わせ、児童書の執筆をお願いした作家さんとの打ち合わせと続き、バイトももちろんあるので大変な週ですが、楽しみながらやっていきたいと思います。

11/11/2022

11月11日。

ぞろ目なので更新しますw

今月に入ってからは、介護バイトの人手不足から派遣員の自分が通常の倍以上の頻度で出勤依頼をされる状態に陥り、まだ日も浅いし、頼まれると断れない性格のため、可能な限り出勤しています。

11日(金)は、久しぶりに介護のバイトがなく、出版に専念しています。と言いながらも、思っている以上に疲れがたまっているらしく、少し目がかすむし、身体中の痛みはなかなか治まりません…。

介護のバイトでは、市井の名もなき人々の人生を思わず聞くことができ、本当におもしろいのは、そういった人々の人生なんだと再認識しています。だから、本音を包み隠さず記してくれるエッセーに魅力を感じ、人生を変えてしまうほどの力を持たせているのかもしれません。

若い頃は水商売をしていたという八十代の方は声がとても若々しく、おしゃべりをするととても楽しく、九十代まで自分で何もしたことがなく、すべてを亡くなった奥さんにしてもらっていたという方は驚くほど何もできないようなっていたり、若い頃に車で日本一周をされたという八十代の方は、健脚で今でもお元気でした。この方々の人生こそ、一冊の本であり、一本の映画であると思います。

一見無駄に思える経験でも、それを有益にするのも有害にするのも、自分自身なのだと勉強しています。

いろいろと、世の中の混乱や自分自身の迷いなどもあり、出版活動がどうしても鈍っていたのですが、ここに来て本当に頑張りたいと思うようになっています。ただ、思うことと行動することには少しラグができてしまい、思いながらも身体が疲れて言うことを聞いてくれないという状態であることも確かです。

これからも、鈴屋はおもしろいエッセー、小説、児童書、写真集に力を注いでいきたいと思います。

大きな出版社では没になり、通らない企画でも、それがおもしろく誰かの人生に光と笑いを与えられるなら、小社はやっていきたい。華々しい芸能人やスポーツ選手のものは大きな出版社がやればいい、小さな出版社は小さな商いでも、本当におもしろいと思えるものを出していければいいなと思っています。

桜やバラのように人々が列をなすものでなくとも、タンポポや蓮華のようにいつもそこにあるけれども気づかれず、それでも人々の心をいやしている、そんなものに小社はなりたい。

さて、どうか皆さんのほうで鈴屋のお尻を叩いてくださいw それが鈴屋のエンジンです。

09/11/2022

11月9日。

11月に入ってから、介護バイトで若手のパート職員さんが退職してしまい、人手不足が加速し、(明日も含め)10日の間に、介護バイトが7日という有様です。10月は10日までにバイト出勤日が3日だったので倍以上の忙しさとなってしまいました。

直接雇用のパート職員さんや登録社員さん、正職員さんには規定の休暇を出さなければならず、自分のような派遣のほうが使いやすいのかもしれません。どれだけ出ても時給は、1200円程度なんですが……。

久しぶりに?業務委託に出社し、12月発売のムックの確認をして、単行本の書類を作成し、鈴屋のほうで、来週打ち合わせの作家さんとの連絡をして、次作となる『官能小説家のつくりかた』を校正し、鬼門の請負仕事に手をつけ、一所懸命に編集作業をおろそかにせぬように頑張っています。

エッセーには、魅力ある人物の人生が詰まっています。なにかしら学ぶことがあり、笑うことがあり、出版におけるバラエティだと思っています。こういうバラエティに力を入れたいと思っています。

「面白くなければテレビじゃない」と謳っていた民放が、面白さを忘れたときに視聴者は離れていきました。鈴屋は、いつまでもバラエティを追い求める求道者でありたいと思っています。

面白い本をこれからも探してつくっていければうれしいです。

と、久しぶりの編集作業に酔いしれながら、午後の介護バイトに間に合うように戻らなければならず、本音を言うとしんどいです。めちゃくちゃしんどいです。

でも、バイトはあくまでバイトであって、愚痴になるようなら辞めたらいいと思っています。これは勉強(と小遣い稼ぎ)だと思っていますしw

今朝がたは、利用者さんに100歳、101歳、106歳の方がいることを知り、自分がまだまだ若輩であると思い知ったところです。なにより毎日毎日、同じ話をしてくれますw みなさん、本当に毎回毎回同じ話をしてくれますw それが楽しいのでまだ大丈夫です。

とにかく、仕事もバイトも遊びもズル休みも本気でやっていきます。

04/11/2022

11月4日。

業務委託の引越も落ち着き、ワンルーム程度の狭い部屋に六人の奴隷たちが詰め込まれた状態で作業をしています。一人は営業で、一人はアダルト専門子会社社長、そして残り三人がアダルト編集員という構成です。もちろん私は、一人だけ書籍をやっています。たまに特殊なアダルトムックも手がけていますがw

現状は、鈴屋出版の出版物、

『官能小説家のつくりかた』(睦月影郎著)の修正書き入れと再校正などを優先しつつ、『ピンクスカイ』(岩崎う大著)の増刷のための修正書き入れなどをし、何年も付きまとわれ悩まされ続けている請負仕事をしています。

『官能小説家のつくりかた』(睦月影郎著)はぜひ読んでいただきたいエッセーです。大官能小説家がいかにつくられていったか、どのような雑誌や単行本がメインで、どのくらいの仕事をして年収がどのくらいあったのか、が赤裸々に綴られ、同時に、サブカルチャーの世界の変遷がわかる貴重で面白い一冊になっています。

なにより、どこにも出なかった氏の秘蔵のマンガ原稿が掲載されます。大御所と呼ばれる官能大家の頭のなかをマンガ化したような作品で、昭和のマンガの哲学的要素が詰め込まれた価値ある原稿です。そして、これが蛭子能収氏に敗れた作品だと思うと、いろいろと感慨深いものがありますw ぜひご期待ください!

とにかく、資材の高騰に辟易している現状です。しかも、まだまだ上がるかもしれないし。

これをフランス語訳して、フランスで売ろうかな?と思ったりしています。専門家の人、ご教示ください。

さて、明日も介護バイトです。いまだに毎回変わる道順を覚えきれずにいます。利用者さんのご自宅はある程度記憶したのですが、順番が変わると道順も変わってしまうので、さっぱりです……。

02/11/2022

11月2日。

11月に入り、介護バイトのほうが、介護職員さんの退職などで壮絶な人手不足に陥り、特にドライバーが不足して、当日早朝に電話があり、そのまま10分ほどで来てほしいなどの無茶な要望などを引き受けている、断れない困ったちゃんです……。

ひどいときには、週5勤務などになり、完全に本業にも影響を及ぼす疲労が出ているという悪循環です。一応、11月末には職員も採用するので落ち着くということですが……。ただ、シフト表などを見ると、正社員は片手でも余るほどしかいないのに、両手でも足りないほどのパートと登録という非正規ばかりの現場で、さらに絵に描いたような3K現場で、どれだけ居着く人がいるのか半信半疑です。

毎日毎回、同じ利用者さんと同じ話をして、毎回「新しい人だね?」と言われ、笑顔で「もう何度も送りましたよw」と言う、声がけしても笑っているだけで返答のない利用者さんたち。でも、そんな方々の楽しみに寄与できていることが今はうれしく思っているのも事実です。

父親や祖母に介護らしきこともしてやれなかった後悔を打ち消したくて必死になっているのかもしれません。

そうはいっても本業が一番です。

本日も、突然に朝の送迎を頼まれ朝イチで介護バイトに行き、そのままの足で業務委託の出版社に出社。

書類仕事をして、業務委託で決まった単行本の打ち合わせに出る予定です。

自社仕事は、プリンターを使用したいのですが、狭い部屋に全員が集まり、別の人がプリンターを使用し続けているので断念しています。

宿便のように絡みつく、請負仕事を終了したいのですが、それがなかなか終わらず、すべての仕事に影響してくる始末……。

次作の使用写真も、トリミングして準備し、チェックとして読み返し、デザイナーさんに送りするようにしなければいけないし、「ピンクスカイ」もゲラを刷り出し、赤を入れ、修正をお願いして増刷しなければいけないし、新規で決まった児童書の打ち合わせにも今月中に行かなければいけないし、でアップアップではありますが、頑張りたいと思います。

中の自分、もっと頑張れ!

31/10/2022

10月31日。

10月も最終日です。

今月は結局、介護バイトが急に増え身体を調整するだけで精一杯感がありました。なんだか疲労感だけが増している感じです。

まずは、ミステリー小説の原稿を拝読し、推敲用に作家さんに但し書きをつけた刷り出しワードゲラをお返しして、推敲していただいています。

続いて、児童書のシリーズ制作のため、これまた作家さんとメールで打ち合わせし、次回はお伺いすることになっています。

次作の『官能作家のつくり方』(仮)は、再読し、ゲラに赤字をつけ、写真を整理しています。こちらは急ぎ、早く皆さんの憩いになればと思っています。

『ピンクスカイ』増刷分は再見積をとり、修正分の調整をしています。けっこう万円の値上がりで、いろいろと足が止まってしまいます。返品はあるわけですし……。

80代の作家さんの「人生ドロップアウトエッセー」も無理せず、進行してくださいとのことで進行いただいております。

のらねこ写真集、LGBTQ戯曲ノベライズ、天才若手コント氏さんのショートショート、西の天才戯曲家のシナリオ作品集などもゆっくり進行していますので、鈴屋出版は頑張ります。

一番の心配点、中の人が疲れてぶっ倒れることがないようにすることがここしばらくの目標だと思っています。

既刊本注文書を上げさせてください。
31/10/2022

既刊本注文書を上げさせてください。

27/10/2022

10月27日。

介護バイト午前の部を終了。

そのまま30m程度離れたいつものスタバ事務所に出勤です。

スタバ事務所に入り、メールチェックや返信などをしていると目がかすんできて、けっこう疲労を実感します。

昨日、業務委託で著名評論家さん単行本のご了承をご本人からいただき、準備にメール連絡に大童です。

自分がお世話になっているような業務委託の出版社では、圧倒的に制作力が足りず、(社員は多いのですが)書籍をつくれる人がいないという状態がままあり、なんとか自分ももっている状態です。雑誌やムックの丸投げ気質がここまで出版社を蝕んだということでしょうね。

鈴屋出版も、業務委託も、介護バイトも、請負仕事も多くなり、もっとスケジューリングをきっちりしなければ追いつかないと思う今日この頃です。

26/10/2022

10月26日。

本日は出版日です。
今週から、年末まで出版強化月間です。

二つのペンネームを持ち、二つで単行本も受賞歴もある作家さんから、児童書の(原稿)企画をいただきました。

拝読して、これはキャラをつくり、子どもたちに親しみやすくすると面白く、シリーズ化も可能な企画だと思いました。さっそく来年に向けて原稿をお願いしました。

次作になる『官能小説家のつくり方』では、官能小説家にはいかにしてなるか、どのくらいもうけられるか、官能作家に必要な資質とはなにか、大御所官能作家の人生とはどういうものだったか、を面白おかしく読むことができます。しかも、巻末には特別付録として、あの伝説のマンガ誌「ガロ」にて、最終選考にまで残った伝説のマンガも掲載しています。そのときの受賞作家が、蛭子能収氏! 昭和マンガの(哲学的)質の高さも味わえます!

その後も、高橋源一郎氏が絶賛する作家の推理小説も推敲中です。
こちらは、現代の教育問題、政治問題、青少年問題などがからみあい、社会の闇に潜む人間たちが悪をもって社会を矯正していくサスペンスとなっています。これはぜひご覧いただきたい作品です。

また、その後も、数々の受賞歴がある有名な作家さんの児童書が決まっています。これは、鈴屋初の児童書参入です。新しくレーベルもつくろうと思っています。現実に取材した子どもたちの話を紡ぎながら進行するストーリー。大人が読んでいても楽しめる作品です。

そして、岩崎う大さんの第二弾も、LGBTQ問題を抱えながら進行する大歌劇舞台のノベライズ、鈴屋得意の「ねこ」フォトエッセーなど、多くの面白く楽しい商品を用意しています。

そして、個人的にぜひやりたいのが、時代劇ダークヒーローシリーズです。女も金も好きで、悪いこともやるが、弱い者を虐める奴は許さない、そんなダークヒーローが登場する時代小説をやりたいです。

まずは、鈴屋出版にご期待ください!

とにかく、物価高騰による資材高騰がネックで、頻繁には出せない状態なのも問題です。出版は、回収できるのが半年以上先になりますし、ほとんど採算がとれるわけでもありません。支払が先に来て、出費ばかりがかさみ、正常な思考の持ち主であれば(もしくは、金が有り余っている成金でないかぎり)、誰も目指したいとも思わない業種だと思います。

それを目指した編集上がりや出版社上がりの人間は、よっぽど本や人が好きなんです。

だから、バイトをしてでも我慢できるのですw

腐っても出版社です。
鈴屋独自の面白い本を倒れるまで出版し続けたいと思います。

19/10/2022

10月19日。

業務委託に出社です。引越後、初出社となりました。年配の営業から「向こうの大通りのファミマがあるビルの○階」だから、という情報だけを頼りになんとか出社できました(とにかくファミマが多いのでw)。

エレベーターもあり、キレイなビルなのですが、親会社とパーテーションで区切られ別入口となる委託先の会社(アダルト雑誌メイン)は、広いワンルーム程度の面積で、6人のデスクやコピー機、冷蔵庫、本棚が入り、そのうえ引越しの荷物もあり今はぎゅうぎゅう詰め状態でした。雑誌や売上げ減の部署の待遇を目の当たりにして(私は一般書籍担当なんですが…)、会社の冷酷さを感じる正午です。

こちらでは現在、有名評論家さんの単行本をライターさんにまとめていただいている最中で、今月末には上がるか?という状態です。それに、ムックが一冊に、新規評論家さんへのオファーです。

鈴屋のほうには、これまた有名作家さんから怪談小説の提案をいただき提案を拝読中です。

次作となる『官能小説家のつくり方』(仮)は、修正を入れ、写真を合わせという作業と同時に見積もり作業ですが、なかなか高くなりそうで交渉中です。

『ピンクスカイ』増刷は、想像以上の赤字があり、どうするか調整中でもあります。

推理小説は、キャストを仮定しキャラ立てを依頼し、推敲中となりました。仮想キャラの一端を紹介するとw
主人公・賀来賢人 謎多きヤクザ・安田顕 元締めのような好々爺・きたろうetc……w 舞台は昭和ですが、現在の社会事件などと微妙に絡みつつ進行するので面白いです。さすが、日本推理作家協会に所属される作家さん、と感動しています。

とにかく鈴屋出版を頑張らねば……。

バイトのほうは、シフト表で初めて知ったのですが、ほとんどパートや契約や登録の方で、メンバー20人程度のなか正職員は5人程度でした。やはり介護の現場に未来は見い出せなさそうです。

最近、(正職員以外の)バイト先の方々が妙にやさしく接してくれるので、不思議に思っていると、結局、「勤務二ヶ月目から三ヶ月目に、道が覚えられないとか、合わないとかが原因で辞める人が多くて、ただでさえ、人員不足なのでそんな苦にする必要のないことで辞める決断をされると困るから…」という理由でした(笑)。それもあると思いますが、変則労働でなか五時間休憩で、他人の命あずかって送迎して、一日4000円ちょっとじゃあ、誰もやらんでしょう?と思いましたが、そこまでは意識がいかない模様です。直接パートになればバイト料金も上がるのか?と不思議に思います。

さて、鈴屋の仕事も業務委託の仕事も含め、出版仕事はこれだけではないので、なかなか疲労疲労でぶったおれそうですが、楽しい原稿を読むと、疲労もぶっ飛ぶので頑張れます。

鈴屋出版、独り相撲にならぬよう、読者さんの喜ぶ顔を思い起こしながら、日々精進しています。

18/10/2022

10月18日。

バイト日です。
介護バイト午前の部が終了。

二ヶ月目に入るものの、利用者さんの自宅はいまだわからずです。そりゃあ、東京の戸建てだったり、団地だったりって、ほぼ全部同じような感じで間隔も狭く建っているのでなかなかわかりません…。それに、だいたい信号機のない裏道を通れなんて言われるし…。まあ、泣き言言っても仕方がない。このバイトも鈴屋のためです。鈴屋の本を喜んでももらえるようにまだまだ頑張ります!

ということで、バイト開始して初めて、バイト後にスターバックスカフェ事務所に出勤しました。

スターバックスカフェ事務所に入ってすぐに、八十路の作家さんに電話し、八十代でも元気エッセーの進行などを話しました。すでに単行本も何冊も書かれている作家さんですが、定年前に超有名企業を退職し、作家の道に入り、以後、作家で食っているというパワフルなお方のドロップアウトな生き方エッセーです。

その後は、amazonの注文を処理し、メールの返信などをまずはする予定です。

バイト午後の部までは、五時間ほどあるので、作業後は少し休みたいと思います。

とにかく、車イスの介助やなんかも大変で、ご高齢の方々の介助なんかはまだできないし、いろいろと気を遣うことが多くとにかく思っている以上に疲労がたまっているようです。

そうは言いながらも、鈴屋の本も動きたいので、資材高騰での印刷費高騰にもめげず頑張りたいと思います。

既刊本の注文書になります。こちらご使用ください。
14/10/2022

既刊本の注文書になります。

こちらご使用ください。

10月14日。業務委託の出版社に出社です。明日の午前には引っ越し業者が入り引っ越しとなるのですが、別部署の雑誌編集部は作業をする気配なし。大丈夫なんだろうか?と思いますが、よくある光景なのでこちらの知ったこっちゃないということでしょうw先週...
14/10/2022

10月14日。

業務委託の出版社に出社です。明日の午前には引っ越し業者が入り引っ越しとなるのですが、別部署の雑誌編集部は作業をする気配なし。大丈夫なんだろうか?と思いますが、よくある光景なのでこちらの知ったこっちゃないということでしょうw

先週中に廃棄など引っ越し作業をほとんど終えていたので、明日の今日届いた段ボールとビニールに私物と文庫本を入れ、シールを貼り終了。


来年、出版予定となるサスペンス小説の気づいた部分などをレジュメに仕上げ、原稿と同封する。面白い小説というのは、やはりキャラが立っている。これは、間違いようのない真実のように思います。


『文藝 2022冬号』に広告を掲載したので、twitterにて紹介。版元編集だと、つくってそこで終わり次の商品に移るというイメージでしたが、出版社をするとそうではなく、つくってからも修正や営業や販促作業があり、終わることがない仕事です。ここまですると一冊に愛着が湧くのは当たり前というものです。


今週は、介護バイト週3に、出版社説明会に、打ち合わせに、引っ越し作業にと、かなり動きまくったので疲労感が半端ない状態ですが、さらに来週も介護バイトが週3となり、痩せればいいなと思っている昼下がりです。

人生には、いろいろとありますが、一時たりとも無駄な時間はなく、それを糧に走り続けるものですから、なるべくそれらを楽しむことを優先するほうがいいに決まっています。

日曜日は少し休みたいと思うので、それまでは少しばかり走り続けます。

みなさまも、無理せず頑張ってください。

Address


Alerts

Be the first to know and let us send you an email when 鈴屋出版株式会社 posts news and promotions. Your email address will not be used for any other purpose, and you can unsubscribe at any time.

Contact The Business

Send a message to 鈴屋出版株式会社:

Shortcuts

  • Address
  • Alerts
  • Contact The Business
  • Claim ownership or report listing
  • Want your business to be the top-listed Media Company?

Share