あおぞら書房

23/02/2024

きょう、JR東戸塚駅で起こった出来事です。

エレベーターでホームに降りていると、前に立つ男性のリュックに、「入管解体」と「絶対反対 追悼碑撤去」の缶バッヂがついていた。

前からそういうのが欲しかったので、ホームでその人に声をかけた。「それ、どこで手に入れたんですか？」

作った団体の名前でもわかれば、サイトで買えるかもと思ってのことだったが、「デモに行ったときに買ったので……。家にたくさんあるから、ひとつ差し上げますよ」との神対応。

「じゃあ、いまいちばん腹が立ってる追悼碑撤去のほうをいただけますか」と、厚かましくも頂戴して、グータッチで別れた。

話はそこで終わらない。

遊び終えて帰宅する夕方のJR東戸塚駅。改札に上がるエレベーターで、なんとバッヂをくれた男性とまたまた鉢合わせ！

お互いにかなり驚いて、改札を出る前に、名前と連絡先を交換して別れました。

20/02/2024

2月17日、数々の国際紛争の調停を成し遂げ、「平和学」の体系を打ち立てたヨハン・ガルトゥングさんが亡くなりました。93歳。ご冥福をお祈りします。
新聞記事は2017年7月3日付け中日新聞。『日本人のための平和論』（ダイヤモンド社）刊行直後の来日時のものです。もう一枚は、その本の制作にあたったチームとの記念写真です。

07/12/2022

あおぞら書房で出版した『たちあがれ琉球沖縄』の著者・仲嵩達也さんからうれしいメールが届きました。

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いろいろな方から、読後感が送られてくるようになりました。外装もいいし、構成も、編集もシッカリしている、という感想が多く届いています。前泊博盛さん(沖縄国際大学教授)は、「沖縄が待望していた一冊だ」と絶賛してくれています。前泊さんとは、面識はないのですが、授業や講演会で、紹介してくれているようです。有難いことです。

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無料試し読みのリンクです。この部分だけでも、目が開かれたと言ってくださる方がいます。著者と出版社の熱い思いを感じ取ってください。

与那国出身、沖縄の歴史と心を知り尽くす著者が、琉球のアイデンティティ再建を訴え、沖縄独立の可能性を政治学と法律学の観点から論じる。本土の人間は、「沖縄から見るとすべてが違って見える」ことを実感させられ...

25/08/2022

ChristianityTodayにロナルド・サイダー（弊社刊『聖書の経済学』『イエスは戦争について何を教えたか』の著者）の訃報が掲載されました。翻訳を送って、あおぞら書房のサイトに掲載する許諾を求めたら、速攻でOKが出ただけでなく、こちらのアップロード工事より早く、本家に掲載されました。よろしければお読みください。

私はどうしてもクリスチャンの政治姿勢に関心が向くので、記事中に引用されていた2人の歴史家のコメントが特に印象に残りました。

「その頃の福音派は、ビリー・グラハムなど著名な指導者がニクソン大統領支持を表明していたものの、モラル・マジョリティやクリスチャン・コーリションといった宗教右派グループはまだ組織されておらず、左右のいずれが優勢になるかは微妙な状態であった」（デービッド・スウォーツ）

「サイダーの経歴はほろ苦い。それは、現代の福音主義政治がなり得たかもしれないが、なり得なかったものを想起させる」（ブラントリー・ガサウェイ）

日本で「（アメリカの）福音派」と言えば、トランプ支持の宗教右派というのが通り相場ですが、そうではない展開もあり得たということを思わされました。

https://www.christianitytoday.com/news/2022/august/ron-sider-died-evangelicals-for-social-action-jp.html

貧困は道徳の問題だと訴えた『聖書の経済学』著者