15/07/2024
7月13日(土)〜14日(日)かつらぎ吟行会は、洗心会と合同で吟旅を開催しました。
関西勢は大阪駅から貸切バスで高野山山上へ。正午に金剛峯寺前で日帰り組、東京・名古屋・松江からの参加者が集合し、専門ガイドの案内で、吟行しました。
増福院前にある青畝師の句碑「牡丹百二百三百門一つ」を見て、壇上伽藍の根本大塔などを見てまわりました。大塔の鐘は「高野四郎」とも呼ばれ、荘厳な音色に、蜩の声もかき消されていました。
大師教会の広間で句会をし、一日目は終了。宿坊は向かいにある釈迦文院。5月に逝去された鷹羽狩行氏の句碑がある高野山準別格本山です。
夕食後、ライトアップされた大塔などを吟行。夏の月が美しく、星空も見えて、お天気には恵まれた吟行でした。
翌日は早朝より宿坊の勤行に参加。清々しい気分で朝食後、昨日のガイド中島さんと一緒に南海林間バスで奥の院へ。豊臣家墓所・織田信長の供養塔・江姫の墓所や、高浜虚子・高浜年尾・稲畑汀子や芭蕉句碑、森田愛子の扇面句碑など見ながら、御廟橋へ。水卒塔婆が立つ玉川を渡り燈籠堂をお参りし、1000年以上燃え続けているという「消えずの火」を遠くから拝みました。
奥の院から戻り、昨日の句会場と同じ大師教会へ。第9回高野八葉全国俳句大会の当日投句を出し、総投句数246句を出席者全員が互選を行い、披講するという句会は、終了予定時間をオーバーしたので、帰りの新幹線の予定があるかつらぎ誌友は、慌てて貸切バスに乗り込み、帰路につきました。
見所が多く、俳句大会にも参加して、忙しくかつ、有意義な二日間となりました。
参加の皆様、お疲れ様でした。