13/12/2024
【月刊『 #理念と経営』2024年12月号】
こんにちは、編集長の前原です。
2024年が、もう残り20日を切っている! あっという間の1年でした。みなさんはいかがでしょうか?
さて、今日アップしたWEB書評《編集長が選ぶ「経営に役立つ今週の一冊」》では、山口周氏の近著『クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ』(プレジデント社)を取り上げました。
累計24万部突破のロングセラー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)で知られる山口周氏は、経営・ビジネスに関する先鋭的な著作を数多くものしている人気著者です。
経営を、単なる戦略や金儲けの次元ではなく、「思想・哲学」として捉える論客――。そのような立ち位置から生み出された氏の著作は、実に斬新で卓抜、魅力的です。本書もしかり。
書名の「クリティカル・ビジネス」とは聞き慣れない言葉ですが、これは《社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス》を意味します。
従来の「ビジネス」の定義より、むしろ「社会運動」の定義にあてはまるような企業が、近年になって世界的に脚光を浴びているというのです。
例として挙げられるのは、フェアフォン、テスラ、Google、Patagonia、アップル、Airbnbなど……。それらの企業は、市場にある顧客の不満・不安・不便を解消して成長したのではありません。むしろ、誰もが「そういうものだ」と受け入れていたシステムに対して、クリティカルな(批判的な)別のあり方を示すことで、そこに新たな市場を作って成長したのでした。
そのような新しい企業の潮流が、世界のビジネスを大きく変えつつある……書名に言う「クリティカル・ビジネス・パラダイム」とはそういう意味です。
本書はそのパラダイムシフト(=考え方や価値観の劇的な転換)を、さまざまな角度から解説したガイドブックです。
中小企業経営者が読んで、即「経営に役立つ」というたぐいの本ではありませんが、いわば“経営の未来への羅針盤”として、一読をおすすめします。
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