30/10/2024
Mac mini もM4で登場、明日もMacの発表予定あり!
■連日、新製品発表という新たなリリース手法
毎年、恒例となった9月のiPhoneの新製品発表と、6月の開発者会議のWWDCでのOS関連の発表以外に、このような『イベント』形式でない発表はよくあった。しかし、この連日の小出しの発表は初めてだ。
結果として、今週は、IT関連の世界のメディアがApple製品をピックアップし、取り上げることとなった。
この毎日、新製品発表ウィークは、ユニークな発表スタイルだろう。
ただし、ユーザーにとっては、予約するタイミングを躊躇しかねない。最後の発表をみてからの注文となるかもしれないからだ。
しかし、これによって、毎年9-11月から始まるAppleの2025年度の第一四半期の売上をさらに底上げすることになりそうでもある。
■本当に小さくなった Mac mini 12.7mm ×12.7mm×5cm
前モデルの『Mac mini2023』M2 M2Pro(2023年)の筐体サイズは19.7mm×19.7mm ×3.58cm 84,800円からなので、外経は▲7cm×7cm小さくなり、厚みは1.42mm大きくなった。
現行モデルの容積でいうと、12.7mm12.7mm5cmで806mm
前モデルの容積は、19.7mm×19.7mm ×3.58cmで1,389mm なので、42%小さくなった。
■電源ボタンは底側に配置?
なんとも驚きだったのが、電源ボタンは動画で確認する限り、左奥の底側にあるように見られる。
普段スリープ状態で使っているようなデスクトップだと毎日、起動するということがなくなり、電源ボタンの配置をすることによってスッキリとさせることができなくなり、底にあっても良いのでは?という発想なのかもしれない。
たしかに、この『AppleTV(93mm×93mm×31mm)』を一回り大きくしただけのような筐体となると、電源ボタンを底辺に追いやりたくなる気持ちはよくわかるがそれをやってしまえるところがAppleらしい。CD-ROMドライブも3.5オーディオジャックも、不要と思えば外してしまう思想なのだ。
■Appleドル円は、599ドルで、143.87円で円高に!
米国では、599ドル(税抜き)からの販売価格である。
日本国内では、94,800円(税込み)から。
つまり、158.26円となる。日本の価格を税抜きで調整すると86,182円となり、
日本国内税抜き価格をAppleの1ドルで割ると、143.87円となる。現在153円の円安の為替から比較すると10円以上の円高の価格という計算となった。Appleドル円は極めて高めだったのが、はじめて逆転した形となった。
■プロフェッショナルラインのM4化は必須
筆者は Mac mini (2023)M2 16GB/256GB をメインのマシンとして使用しているが、メモリは16GBにしておいて満足している。しかしSSDの容量はUSB-C経由で外付けSSDを使用しているが内部は512GB以上にすべきだったと後悔している。
ケーブル類が増えるからだ。デスクトップとなるとUSBハブを増設してそこからさらにというタコ足配線状態でもある。すると内蔵容量の大きさは正義でもある。
二時流通での出品でもApple製品であればメモリやSSD容量の差はアドバンテージともなる。
特に今度のMac miniは12.7mmの正方形という筐体で外径が、それぞれ7cmも小さくなっている。モニタや外付け等のケーブル類が、結局は、小さなボディに、たくさんぶら下がることになるので内蔵SSDは512GB以上の選択をオススメしたい。
電源が底部にあるのは大発明だろう。すでに、3ヶ月に一度押すか押さないボタンでもあるからだ。
気になるのは、iMac,Mac miniがM4化したので、2世代前の、M2プロセッサの、MacStudio Mac ProのプロフェッショナルラインのM4化の発表もそう遠くはないだろう。
いや、きっと明日のMacの発表を待ってから予約しても遅くないはずだ。しかし、Appleの場合は、予約のキャンセルや、返品にも応じてくれるので、まずは予約してそれから考えるというのもありだろう。