12/11/2024
”スウィート・パパ” ルー・ドナルドソンが11/9の朝に旅立ちました。パーカー派のバッパーとしてデビューし、ソウル・ジャズ・ムーヴメントではジョン・パットンやベイビー・フェイス・ウィレットらを世に送り出し『アリゲーター・ブーガルー』で一大旋風を巻き起こした巨人。近年までドクター・ロニー・スミスや敦賀明子とのオルガン・カルテットで我々を楽しませてくれたルーさん。アート・ブレイキーがジャズ・メッセンジャーズ結成前から共演し、長きに渡りニューヨークのジャズ・シーンの移り変わりを見守ってきた大ベテラン。本人はレジェンドと呼ばれるのが嫌だったようですが、ルーさんが歩んだ道のりは間違いなくジャズの歴史そのものでした。天国でブレイキーやドクターらたくさんの仲間達とセッションしてください。ご冥福をお祈りします。