特定非営利活動法人 大阪公立大学出版会

特定非営利活動法人 大阪公立大学出版会 NPO法人大阪公立大学共同出版会(OMUP)は、商業出版社では刊行が難しい優

新刊書紹介地盤工学著者:大島昭彦体裁:B5判、並製本、124頁刊行日:2024年8月31日定価:2,750円(本体価格2,500円+税)ISBN:978-4-909933-80-5  C3051内容本書は,著者が勤めていた大阪公立大学(旧大...
30/09/2024

新刊書紹介

地盤工学
著者:大島昭彦
体裁:B5判、並製本、124頁
刊行日:2024年8月31日
定価:2,750円(本体価格2,500円+税)
ISBN:978-4-909933-80-5  C3051

内容
本書は,著者が勤めていた大阪公立大学(旧大阪市立大学)の学生を対象にした地盤基礎工学(土圧,支持力,地盤改良,地盤調査,地形・地質と地盤情報)のテキストを改めて「地盤工学」として教科書としてまとめ直したものです。基礎構造物である土留め,擁壁,直接基礎,杭基礎の設計・施工方法,及び地盤改良方法,地盤調査方法,地形・地質と地盤情報の集め方を解説しています。授業内容の理解を深めるために各章に例題を掲載しています(巻末に解答を掲載)。また,各章の最後には講義内容の理解度を確認し,復習するための演習問題を付けています。地盤・土は基本的に自然が作ったもので,多種多様(様々の種類の土が様々の状態にある)で,不均質に存在するので非常に複雑です。そのための地盤・土の力学を学ぶのが既に刊行している「土質力学Ⅰ・Ⅱ」ですが,それを実際の地盤に適用することに重きをおいた学問が「地盤工学」です。本書は,地盤の工学的な扱い方を修得することを目標に丁寧に説明しています。

目次
本書は,著者が勤めていた大阪公立大学(旧大阪市立大学)の学生を対象にした地盤基礎工学(土圧,支持力,地盤改良,地盤調査,地形・地質と地盤情報)のテキストを改めて「地盤工学」として教科書としてまとめ直したものです。基礎構造物である土留め,擁壁,直接基礎,杭基礎の設計・施工方法,及び地盤改良方法,地盤調査方法,地形・地質と地盤情報の集め方を解説しています。授業内容の理解を深めるために各章に例題を掲載しています(巻末に解答を掲載)。また,各章の最後には講義内容の理解度を確認し,復習するための演習問題を付けています。地盤・土は基本的に自然が作ったもので,多種多様(様々の種類の土が様々の状態にある)で,不均質に存在するので非常に複雑です。そのための地盤・土の力学を学ぶのが既に刊行している「土質力学Ⅰ・Ⅱ」ですが,それを実際の地盤に適用することに重きをおいた学問が「地盤工学」です。本書は,地盤の工学的な扱い方を修得することを目標に丁寧に説明しています。

新刊書紹介人権保育の理論的基礎  <大阪>からの提言著者:吉田 直哉体裁:A5判、並製本、86頁刊行日:2024年8月15日定価:1,980円(本体価格1,800円+税)ISBN 978-4-909933-79-9 C3037内容戦後、大都...
10/08/2024

新刊書紹介

人権保育の理論的基礎  <大阪>からの提言
著者:吉田 直哉
体裁:A5判、並製本、86頁
刊行日:2024年8月15日
定価:1,980円(本体価格1,800円+税)
ISBN 978-4-909933-79-9 C3037

内容
戦後、大都市〈大阪〉で発祥した保育理論「人権保育」。人権保育論は、同和保育を起源としながら、貧困、障害、ジェンダー、異文化という多様なテーマを包摂しつつ、普遍的な保育理論へと発展してきた。本書は、人権保育論の先駆者であった二人の教育学者、鈴木祥蔵と玉置哲淳の保育論を読み解きながら、人権保育の基礎をなす人間論、発達論、方法論のもつオリジナリティを明らかにする。人権保育論は、保育集団を構成する子どもの多様性と、その背景にある家庭の多様性、家庭が所在する地域特性の多様性を尊重し共生することを、理念に掲げた。地域コミュニティの存在感が希薄な中、園内での子どもの集団づくりを、地域コミュニティのモデルとし、共生的な関係性を園から地域へと拡張させ、弱者・少数者を包摂するコミュニティを創造する実践を生み出してきた人権保育。その豊饒なレガシーを継承するための、はじめての「人権保育入門」。

目次
序論
第1章 人権保育の人間論的基礎
第2章 人権保育の発達論的基礎
第3章 人権保育の方法論的基礎
人権保育関連文献一覧
初出一覧
結論
著者略歴

新刊書紹介OMUPブックレット NO.71緑の革命をもう一度 -多収を目指した植物品種改良ー著者:加藤 恒雄体裁:A5判、並製本、78頁刊行日:2024年7月31日定価:1,100円(本体価格1,000円+税)ISBN 978-4-9099...
09/08/2024

新刊書紹介

OMUPブックレット NO.71
緑の革命をもう一度 -多収を目指した植物品種改良ー
著者:加藤 恒雄
体裁:A5判、並製本、78頁
刊行日:2024年7月31日
定価:1,100円(本体価格1,000円+税)
ISBN 978-4-909933-75-1 C0061

内容
緑の革命とは、1960年代に主要作物のコムギとイネのそれぞれで、それらの背丈を減少させる半矮性型アレル(遺伝子)を用いた品種改良による多収品種を基に収量が増加し、世界の食糧事情が好転したことを指す。世界総人口が80億人を突破したとみられる現在、作物収量のさらなる増加は喫緊の課題である。この課題解決に向けて、次の緑の革命、次の多収性育種はどうあるべきか。本著は、作物、特にイネを主対象として、収量の源となる光合成産物を生産するソース器官、それらを受け取り実際の「収量」とする収量シンク器官、そして両者をつなぐ転流機構を中心に、収量ポテンシャルを増加させるために植物育種はなにをすべきか、を論じる。これは、この問題に長年携わってきた著者の一試論である。本著およびその引用文献によって、このような分野を学ぶ学生諸子らが、多収達成という問題解決型科学に足を踏み入れる契機となることを著者は期待する。

目次
はじめに
第1章 かつての緑の革命
第2章 バイオマスの形成と収量の成立
第3章 ソース強度とその改良
第4章 転流および収量シンク強度とその改良
第5章 これからの多収性育種
おわりに
引用文献
著者略歴

新刊書紹介Exploring Alternative Social Work KnowledgeBased on the Narratives of Practitioners from Sri Lanka著者:Masateru Higas...
29/07/2024

新刊書紹介

Exploring Alternative Social Work Knowledge
Based on the Narratives of Practitioners from Sri Lanka

著者:Masateru Higashida, Shamini Attanayake, Amarawansa Ranaweera, Muhammad Ashker
体裁:A5判、並製本、142ページ
刊行日:2024年7月1日
定価:1,100円(本体価格1,000円+税)
ISBN 978-4-909933-76-8 C3036

内容
近年、国境を越えて、地域・民族固有の知や先住民ソーシャルワークなどへの注目が高まっている。他方、グローバルな現代社会においてそれらにはどのような実態があり、また、「西洋生まれ専門職ソーシャルワーク」とはどのような関係があるのかなど、いまだ様々な問いかけが必要である。
本書は、そのような背景の下、アジアを文脈として、必ずしも主流言説と同じとは限らない、もう一つのソーシャルワーク実践知を探求する試みの成果物である。植民地時代を経験したスリランカにおいて、実践家の個人的および集合的な経験に焦点を当てた。
本書は英文による11章構成である。イントロダクションおよび第1~2章にて、ソーシャルワーク実践家の経験を探求する背景と意義が示される。第3~9章では多様な背景を持つ実践家の経験が示される。第10~11章では、実践家らの対話により、複雑化する現代社会におけるソーシャルワークの実践知を探求する過程が示される。

目次
Preface
Introduction: An Examination of the Past and Future Potential of
Social Work Education in Sri Lanka
PART I: FRAMEWORK
Chapter 1: Significance and Challenges of Sharing Experiences in
Social Work Practices
Chapter 2: Volunteerism and Social Work
PART II: PRACTICAL EXPERIENCES
Chapter 3: Social Work Experiences in Community-Based Rehabilitation
Chapter 4: Experiences of a Grama Niladhari from a Social Work
Perspective
Chapter 5: Empowering Parents Towards the Future Security of
Children with Disabilities
Chapter 6: Fostering Inter-ethnic Understanding Through the Sinhala and
Tamil New Year Practice in Preschools
Chapter 7: Youth Empowerment Through Volunteer-Based Community
Development
Chapter 8: Incorporating Social Case Work Practice: Enhancing Individual
Well-being Through Comprehensive Support
Chapter 9: Harnessing and Optimising Fieldwork Through Indigenous
Supervision: A Reflective and Reflexive Approach
PART III: DIALOGUE
Chapter 10: Exploring a Framework for Dialogue: Why Focus on Local and
Foreign Knowledge in Social Work Practice?
Chapter 11: Dialogue of Practices
Appendix
References
Index

新刊書紹介OMUPユニヴァテキストシリーズ10よくわかる基礎経済学著者:井上尚之体裁:A5判、並製本、68頁刊行日:2024年7月7日定価:2,200円(本体価格2,000円+税)ISBN 978-4-909933-78-2 C3033内容...
10/07/2024

新刊書紹介

OMUPユニヴァテキストシリーズ10
よくわかる基礎経済学

著者:井上尚之
体裁:A5判、並製本、68頁
刊行日:2024年7月7日
定価:2,200円(本体価格2,000円+税)
ISBN 978-4-909933-78-2 C3033

内容
本書は,経済学を学ぼうとする初学者を対象にした大学の教科書と
して書かれています.経済学で理論化されている2大分野はミクロ経
済学とマクロ経済学です.本書はこの2大分野に経済小史も加えてわか
りやすく解説しました.
特にミクロ経済学とマクロ経済学は多くの分析理論が確立しており,
学べば学ぶほど非常に面白くなり興味が涌いてくる分野です.本書で
はこれらの分析理論をできるだけ多くのグラフや実例を挙げてわかり
やすく解説しました.
 第1章のミクロ経済学が10節,第2章のマクロ経済学が10節,およ
び第3章の経済小史から成る構成です.各節の中に必ず1問以上の練習問題(EX.)および解答(ANS.)を付け,知識の確認と定着ができるように工夫しました.
 本書を1冊読み終えたとき,皆さんの世界観は一変すると思います.

目次
はじめに
第1章 ミクロ経済学
1 - 1 経済学とは何か?
1 - 2 需要と供給
1 - 3 市場の失敗
1 - 4 需要曲線Dの移動・供給曲線Sの移動
1 - 5 需要の価格弾力性・供給の価格弾力性
1 - 6 無差別曲線と効用(満足度)
1 - 7 企業の役割
1 - 8 MC曲線とAVC曲線
1 - 9 企業の利潤の最大化
1 -10 生産に関する曲線
第2章 マクロ経済学
2 - 1 GDP と三面等価の原則
2 - 2 経済成長と景気変動
2 - 3 財政政策と金融政策
2 - 4 日銀による経済政策
2 - 5 ケインズ型消費関数
2 - 6 グラフで読み解く財政政策
2 - 7 インフレギャップとデフレギャップ
2 - 8 IS 曲線
2 - 9 LM 曲線
2 -10 為替レートと物価の関係

毎日新聞「書評」掲載OMUPから発行された「周辺からの共和主義『天国に一番近い島』の現在」(尾立要子著)の書評が毎日新聞2024年6月29日朝刊の読書欄に掲載されました。https://mainichi.jp/articles/202406...
29/06/2024

毎日新聞「書評」掲載

OMUPから発行された「周辺からの共和主義『天国に一番近い島』の現在」(尾立要子著)の書評が毎日新聞2024年6月29日朝刊の読書欄に掲載されました。

https://mainichi.jp/articles/20240629/ddm/015/070/010000c

新刊書紹介新しい哲学による資本主義の諸問題の解決をー資本主義の矛盾拡大を自然環境の不可増大への対策ー著者:建部 好治体裁:B5判、並製本、194頁刊行日:2024年6月2日定価:2200円(本体価格 2000円+税)ISBN 978-4-4...
21/06/2024

新刊書紹介

新しい哲学による資本主義の諸問題の解決を
ー資本主義の矛盾拡大を自然環境の不可増大への対策ー

著者:建部 好治
体裁:B5判、並製本、194頁
刊行日:2024年6月2日
定価:2200円(本体価格 2000円+税)
ISBN 978-4-4909933-70-6 C0033

内容
本書は基本哲学の「生態系主主義(Eco-cracy)」により行動する(「人間の眼と同時に動植物等の眼との複眼で見る」という観点から動植物の生存条件を想像し、それを各人間が理性的に各自己認識をして、行動する)という考えの下に議論を進めている。 このような考えから人間のこれまでの行動を振り返ると、短期的な思考の下の視野の狭い実践が、社会・自然環境の両面における不祥事件・動植物 生存域の狭隘化と気候大変動を招来していることが明らか理解できるようになる。そこでは動植物等の継続的な存在条件への配慮が欠けているし、人間自体についても各自己の寿命を超えて生誕する今後の世代への配慮も欠落しているといわざるを得ない。
不祥事件・動植物生存域の狭隘化と気候大変動への対策については、企業資本、国等・国際機関における責任者の「生態系主主義(Eco-cracy)」、すなわち複眼の視点に立つという意識改革を重視して説明し、それらの基本になるのは各自己のそのような意識改革が基本になることはいうまでもないことである。基本哲学の「生態系主主義(Eco-cracy)」により行動する(「人間の眼と同時に動植物等の眼との複眼で見る」という観点で植物の生存条件を想像し、各人間が理性的に認識して、行動する)という考えを展開する。

目次
はじめに
Ⅰ.米国の金融超緩和からの出口政策実施と日本の出口政策の必要性
―資源の無駄使い防止の観点を踏まえて―
Ⅱ.インフレと利上げ
Ⅲ.資本主義の矛盾拡大と自然環境への負荷増大
Ⅳ.「民主主義」から「生態系主主義(Eco-cracy)」へ
Ⅴ.マルクス『資本論』の循環過程への自然環境問題の取入れ
Ⅵ.資本等の循環過程
Ⅶ.資産価格変動と自然環境問題
―株価算式PERから不動産価額算式PPRとPDRを導く―
Ⅷ.第三者(顔の見えない)資本主義から仲間(顔の見える)協同組合主義へ
―証券化の功罪を超えて―

新刊書紹介オーストラリアの多文化社会をめぐるディスコースの分析著者:仲西 恭子体裁:A5判、並製本、272頁刊行日:2024年5月31日定価:2,860円(本体価格2,600円+税)ISBN 978-4-909933-73-7 C0080内...
21/06/2024

新刊書紹介

オーストラリアの多文化社会をめぐるディスコースの分析

著者:仲西 恭子
体裁:A5判、並製本、272頁
刊行日:2024年5月31日
定価:2,860円(本体価格2,600円+税)
ISBN 978-4-909933-73-7 C0080

内容
本書は、オーストラリアの多文化社会を明らかにすべく、マルコム・ターンブル保守連合政権、メディア、エスニック・マイノリティの3つの視座から分析を試みた批判的ディスコース研究である。ライジグル&ヴォダック (2018) のディスコースの歴史的アプローチをおもな理論枠組みとし、Bamberg (1997, 2004, 2006) とBamberg and Georgakopoulou (2008) のポジショニング理論、トゥールミン (2011) の論証モデルも援用した。分析の結果、ターンブル首相 (当時) が目指す多文化社会の姿と特に重視する価値観が浮き彫りになったほか、オーストラリアのメディアは、人種差別問題に関しては、マードック系とフェアファクス系(現在、ナイン・グループ)で明白にスタンスが分かれること、エスニック・マイノリティがオーストラリア社会に何を求めているかが明らかになった。

内容
はじめに
第I部 序論
第1章 オーストラリアにおけるマイノリティ差別問題
第2章 理論枠組み
第3章 先行研究
第Ⅱ部 本論
第4章 多文化政策に関する公的報告書の分析
第5章 人種差別禁止法に対する政府とメディアの姿勢
第6章 あるアジア系オーストラリア人のアイデンティ構築
第7章 まとめ
参考文献

新刊書紹介Three Notorious Female Politicians in Feudal Japan著者:IIDA Yoriko (飯田依子)体裁:A5判、並製本、142頁刊行日:2024年5月31日定価:2,750円(本体価格2...
21/06/2024

新刊書紹介

Three Notorious Female Politicians in Feudal Japan

著者:IIDA Yoriko (飯田依子)
体裁:A5判、並製本、142頁
刊行日:2024年5月31日
定価:2,750円(本体価格2,500円+税)
ISBN 978-4-909933-74-4 C0023

内容
書は日本三代悪女と言われている北条政子、日野富子、淀殿の伝記を日本の文化背景と共に英語で書いた一書です。第一章では鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室,北条政子について述べています。尼将軍と呼ばれ、政治にたいする強い欲望と嫉妬深い性質から悪女と言われました。第二章では室町時代後期から戦国時代後期に生きた女性で室町幕府、8第将軍足利義政の正室、日野富子を取り上げています。政治に興味のない夫に代わり政治の中心的人物となり幕府を仕切りましたが、その行動や性格から悪女や守銭奴等と呼ばれました。第三章では、戦国時代から江戸時代初期の女性、豊臣秀吉の側室で、織田信長の妹、市の娘である淀殿に焦点を当てています。高いプライドと、気性の激しさの為、悪女と非難されました。最終章では彼女達は実際悪女なのかということを21世紀の日本の基準に従って考えていきます。日本の歴史や文化を英語で読んでみるのも面白いかもしれません。

目次
Introduction
Chapter 1: Hōjō Masako
Chapter 2: Hino Tomiko
Chapter 3: Yodo-dono
Conclusion
References

新刊書紹介周辺からの共和主義 「天国に一番近い島」の現在著者:尾立 要子体裁:A5判、並製本、236頁刊行日:2024年3月29定価:2,750円(本体価格2,500円+税)ISBN 078-4-909933-72-0  C0036内容「天...
01/04/2024

新刊書紹介

周辺からの共和主義 「天国に一番近い島」の現在

著者:尾立 要子
体裁:A5判、並製本、236頁
刊行日:2024年3月29
定価:2,750円(本体価格2,500円+税)
ISBN 078-4-909933-72-0  C0036

内容
「天国に一番近い島」の現在とは。離れた非西洋地域と文化に「共和国」はどのようにマッチングしうるのか?南太平洋圏のニューカレドニアでは、政治における代表性を軸に、前代未聞の「共和国」飛び地が現出している。本書は、制度変化によって促された仏領南太平洋の脱植民地について、投票の役割に注目しつつ描き出す。植民地統治の末に「独立」要求まで至ったコミュニティ間の対立をめぐり、人々の利益はいかに表出されうるのか。19世紀の帝国主義時代以来入植したヨーロッパ系人多数派の利益を優先する政界によって、現代の入植植民地が形作られ、紛争は深刻化した。いかに、マイノリティに転じた先住民は「国」における決定に関わり、ニッケル産業に参画し、また彼ら・彼女たちの国を「共存」を実現しながらも取り戻したのか。1980年代に制度に抗議して投票箱が叩き割られた島に対して、「周辺からの共和主義」が共振を生み出しながら生成されてきた現代史をたどる。

目次
まえがき
第1章 「カナク人民」の誕生:ニューカレドニア脱植民地化過程にみる共和主義の変容
第2章 暴力から共存へ
第3章 紛争とジャン=マリ・チバウ
第4章 投票の役割
あとがき 「フランスの外のフランス」
参考文献
著者紹介

新刊書紹介講演集 女性の暮らしをみつめて著者:堀口 正体裁:A5判、並製本、250頁定価:2,750円(本体価格2,500円+税)ISBN 078-4-909933-69-0 C0036内容本書には、全部で六つの講演記録が収められています。...
01/04/2024

新刊書紹介

講演集 女性の暮らしをみつめて

著者:堀口 正
体裁:A5判、並製本、250頁
定価:2,750円(本体価格2,500円+税)
ISBN 078-4-909933-69-0 C0036

内容
本書には、全部で六つの講演記録が収められています。内容は、(1)異国から日本へ来て、高齢者の介護をする女性たちとその日本における対応について、(2)出産という行為(場所)が自宅から施設へと変化することによって、当事者の主客逆転が起こっていることについて、(3)女性の稼ぎとその財産の管理の方法と、その変化のことについて、(4)産業化とそれが家族に与えた影響について、(5)戦後日本の農村生活改善事業の特徴と生活改良普及員の生き方について、そして、(6)教育社会学の立場から見て、日本における「しつけ」がどのように変化してきたのかについてなど、となっています。一般の読者の皆さんだけでなく、学問に従事する若い人たち、あるいは女性の暮らしや生活に関心を持っている若い人たちにとって、本書が新しい研究や調査の分野を切り開いていく一つのきっかけとなることを願っています。

目次
第1回 東アジアの高齢化とケアの国際移動       安里 和晃
第2回 出産の近代化がもたらしたもの ―日本とアジアとの比較からー   松岡 悦子
第3回 女性の稼ぎと家財管理、そしてその変化    波平 恵美子
第4回 岐阜既製服産地における縫製業の盛衰と家族   前田 尚子
第5回 戦後日本の農村生活改善と「女性の人生」    小國 和子
第6回 1950~1960年代の社会変動と子どもの生活   広田 照幸
あとがき

新刊書紹介「ニュータウン」再生のための空き家対策とその有効活用著者:川端 博之体裁:A5判、並製本、204頁刊行日:2024年3月3日定価:3,300円(本体価格3,000円+税)ISBN 978-4-909933-68-3 C3036内容...
01/04/2024

新刊書紹介

「ニュータウン」再生のための空き家対策とその有効活用

著者:川端 博之
体裁:A5判、並製本、204頁
刊行日:2024年3月3日
定価:3,300円(本体価格3,000円+税)
ISBN 978-4-909933-68-3 C3036

内容
近年、大規模「ニュータウン」では、高齢化の進行に伴い、相続等の問題が発生し、一戸建て住宅地域の空き家等が増加傾向にある。この問題を解決するには、除却を優先せずに、いかに空き家・空き地の有効活用を図っていくのかが重要となってくる。しかし既存の「ニュータウン」に関する研究では、アンケート調査を基に考察したものが多く、「ニュータウン」の問題を解決するうえで、住環境の評価などについての考察に留まっていることが多い。一方、本書は、「ニュータウン」の戸建て住宅の実態調査による現状把握、大規模「ニュータウン」のそれぞれの再生に向けた取組みの違い、先進都市が実施している空き家対策における助成制度を概観し、さらに諸外国の空き家対策の流れを整理したうえで、「ニュータウン」の戸建て住宅地域の、今ある空き家等の有効活用を図ることで、「ニュータウン」の活性化や再生に繋げていくことを提案した意欲作である。

目次
序 章 
第1章  戸建て住宅地域の空き家の現状と敷地分割
第2章 ニュータウンの再生に向けた取組みの違いについて
第3章  空き家対策の法制度
第4章  自治体の空き家対策
第5章  諸外国のニュータウン政策および空き家対策
終 章 
参考文献 
謝 辞
筆者紹介

新刊書紹介保育士の早期離職を防止する園内体制の検討ーすべての保育士が生き生きと働き続けられる園を目指してー著者:木曽 陽子体裁:A5判、並製本、88頁刊行日:2024年3月22日定価:1,100円(本体価格1,000円+税)ISBN 978...
01/04/2024

新刊書紹介

保育士の早期離職を防止する園内体制の検討ーすべての保育士が生き生きと働き続けられる園を目指してー

著者:木曽 陽子
体裁:A5判、並製本、88頁
刊行日:2024年3月22日
定価:1,100円(本体価格1,000円+税)
ISBN 978-4-909933-65-2 C0036

内容
本書は、近年課題となっている保育士不足解消や保育の質向上の方策の一つとして、保育士の早期離職を防止するための園内体制を検討したものです。保育士の早期離職は複数の要因が絡み合って起こると考えられますが、共通して挙げられているのは園内の人間関係です。そのため、本書では特に各保育施設で構築できる園内体制を中心に検討しました。筆者は、2017年ごろから保育士の早期離職に関する先行研究レビュー、質問紙調査、インタビュー調査、ヒアリング調査と複数の調査を実施してきました。本書では、それらの研究成果を集約し、単に早期離職の防止という観点のみならず、新人・中堅・管理職すべての保育士が生き生きと働き続けられる園内体制について検討しています。業務負担の改善など個別の離職防止策も必要ではありますが、園として何を大事にしていくのか、園の理念や文化を改めて見直し、総合的・重層的に取り組んでいくことが重要であると考えます。

目次
はじめに
第1章 保育士の早期離職に関する先行研究からみる現状と課題
第2章 保育士の早期離職の実態とそれに対する効果的取り組み
第3章 早期離職を防ぐ園内体制モデルの検討
第4章 すべての保育士が生き生きと働き続けられる園に向けて
おわりに

新刊書紹介OMUPユニヴァテキストシリーズ⑨情報技術と企業活動著者:渡邊 真治体裁:A5判、並製本、118頁刊行日:2024年3月25日定価:1,650円(本体価格1,500円+税)ISBN 978-4-909933-66-9 C0034内...
29/03/2024

新刊書紹介

OMUPユニヴァテキストシリーズ⑨
情報技術と企業活動

著者:渡邊 真治
体裁:A5判、並製本、118頁
刊行日:2024年3月25日
定価:1,650円(本体価格1,500円+税)
ISBN 978-4-909933-66-9 C0034

内容
日本は1990年代から長期の景気低迷を経験しています.国内要因として,情報化の遅れが重要であることが分析の結果明らかになっています.特に,情報化に必要な無形資産(組織変革や教育訓練)投資が不十分であるために労働生産性が上がらないことがわかっています.情報技術は企業関係,市場(消費者),経営改革(従業員,経営者)などに影響を与えています.ただし,その影響を正しく評価できなければ,情報技術による経営効果を上げることはできません.本書の特徴は主に経済学・経営学・情報学に基づいたシステム評価の視点から情報技術と企業活動の関係を説明している点です.特にユーザビリティと組織要因の重要性を多面的に説明しています.評価手法として海外で定着している技術受容モデルとユーザビリティの関係についても説明しています.また,近年注目されているDX(デジタル・トランスフォーメーション)についても,組織変革の視点から説明しています.

目次
1. はじめに
2. 情報化のマクロ効果
3. 情報化のミクロ効果
4. 情報と組織
5. 戦略とビジネスモデル
6. IT企業と情報システム開発
7. 情報システム評価概論(1) 財務的手法
8. 情報システム評価概論(2) 非財務的手法
9. DXの課題
10. イノベーションを生む環境とは
11. おわりに

新刊書紹介コーリングのマネジメント使命感をもつ人材をどのように活かすか著者:上野山 達哉体裁:A5判、上製本、180頁刊行日:2024年3月20日刊行定価:3,630円(本体価格3,300円+税)ISBN 978-4-909933-64-5...
29/03/2024

新刊書紹介

コーリングのマネジメント
使命感をもつ人材をどのように活かすか

著者:上野山 達哉
体裁:A5判、上製本、180頁
刊行日:2024年3月20日刊行
定価:3,630円(本体価格3,300円+税)
ISBN 978-4-909933-64-5 C0034

内容
使命的職業観を示し、「天職」とも訳されるコーリング。本書はコーリングにかかわる、経営学とその周辺の社会科学の古典の選択的検討によって概念の成立過程を素描している。また、最新のキャリア研究を網羅的にレビューするによって近年の展開をまとめている。さらに、自身によって複数の組織や職業を調査対象とした経験的分析をおこない、コーリングを有する人材はどのような個人的成果、組織的成果をもたらしうるのか、組織倫理のマネジメントにはどのような影響がありうるのか、個人の働きがいや働きすぎの問題にはどのようにかかわりうるのか、などを多面的に検討している。経験的分析の結果にもとづき、コーリングの有する人材マネジメントのあり方を導出している。本書は「どのような職業もコーリングにできる」「不確実で多義的な時代にこそコーリングは有効である」「コーリングを有する人材を適切にマネジメントできる組織は栄える」ことを実証する第一歩となる研究である。

目次
はしがき
第1章 序論
第2章 プロテスタントの仕事倫理とコーリング概念
第3章 キャリア論におけるコーリング研究の展開
第4章 調査の設計
第5章 コーリングと職務態度、および組織市民行動との関連:雇用区分に着目して
第6章 コーリングと職場倫理のマネジメント:顧客・販売志向と上司行動に着目して
第7章 コーリングとワーク・エンゲイジメント、ワーカホリズム:組織的公正に着目して
第8章 結論
参考文献
付録 コーリングの経験的研究リスト

新刊書紹介就職困難者の就労支援と在宅就業 ー家内労働と自営型在宅テレワークー著者:髙野 剛体裁:A5判、並製本、414頁定価:6,600円(本体価格6,000円+税)刊行日:2024年2月20日ISBN: 978-4-909933-60-7...
26/02/2024

新刊書紹介

就職困難者の就労支援と在宅就業 ー家内労働と自営型在宅テレワークー
著者:髙野 剛
体裁:A5判、並製本、414頁
定価:6,600円(本体価格6,000円+税)
刊行日:2024年2月20日
ISBN: 978-4-909933-60-7 C0036

内容
本書では、家内労働者と自営型在宅テレワーカーをあわせて在宅就業者と捉えて、在宅就業による就職困難者の就労支援の実態と問題点について考察しています。本書は、大きく分けて3部構成となっています。第Ⅰ部では障害者の在宅就業、第Ⅱ部ではひとり親家庭の在宅就業、第Ⅲ部では被災地域と過疎地域での在宅就業について考察しています。本書で対象とする期間は、2005年から2019年までです。その理由は、2005年に障害者雇用促進法が改正され、翌年より在宅就業障害者支援制度が始まったことと、2020年にCOVID-19の感染拡大で社会経済活動が大幅に下落したためです。
 コロナ禍でテレワークが急速に普及したため、テレワークに関する研究も急激に増加しました。コロナ禍を経験した人に、コロナ禍の前までテレワークをしていましたかとインタビュー調査をすることは可能ですが、コロナ禍を経験する前の人にテレワークをしていますかとインタビュー調査をすることは、もはやできなくなりました。本書は、コロナ禍を経験する前の段階で、ひとり親や障害者、地方移住とテレワークの実態をインタビュー調査によって明らかにしている貴重な研究成果です。

目次
はじめに
序章 研究の課題と分析視角
第Ⅰ部 障害者の在宅就業
 第1章 在宅就業障害者支援制度の実態と問題点
 第2章 在宅就業支援団体の実態と問題点
 第3章 在宅就業障害者支援制度における労働法適用の検討
 第4章 在宅就業支援団体で働く在宅就業障害者の実態
第Ⅱ部 ひとり親家庭の在宅就業
 第5章 ひとり親家庭等の在宅就業支援事業の実態と問題点
 第6章 ひとり親家庭等の在宅就業支援事業における家内労働の実態
 第7章 ひとり親家庭等の在宅就業支援事業の終了後の実態
第Ⅲ部 被災地域と過疎地域の在宅就業
 第8章 東日本大震災における就職困難者の就労支援と在宅就業
 第9章 ふるさとテレワーク推進事業の実態と問題点
 第10章 地方移住した自営型在宅テレワーカーの実態
 第11章 自営型在宅テレワーカーから雇用型在宅テレワーカーに転職した事例
終章 研究の到達点と展望
参考文献
あとがき

新刊書紹介OMUPユニヴァテキストシリーズ⑧くらしとビジネスの法律著者:堂山 健体裁:A4版、並製本、98頁定価:1,980円(本体価格1,800円+税)刊行日:2024年1月30日刊行ISBN: 978-4-909933-63-8 C00...
06/02/2024

新刊書紹介

OMUPユニヴァテキストシリーズ⑧
くらしとビジネスの法律

著者:堂山 健
体裁:A4版、並製本、98頁
定価:1,980円(本体価格1,800円+税)
刊行日:2024年1月30日刊行
ISBN: 978-4-909933-63-8 C0032

内容
 本書は、弁護士である筆者が、京都西山短期大学で行った「ビジネス法律」及び「くらしと法律」の講義の内容を取捨選択し、全15章のテキストにまとめたものである。多くの入門書は、法学部の一年生など、これから時間をかけて専門的に法律を学ぶ人を想定読者としているが、本書は、他学部教養課程や短期大学の学生など、法律を教養科目のひとつとして選択し、わずか一学期の間に法律の全体像を学ぶ人に向けて執筆されている。そのため、本書では、専門用語をなるべく日常用語に言い換え、敢えて法律の詳細や例外には立ち入らずに、重要な原則のみを簡潔に説明することが試みられている。また、本書は文量が抑え込まれており、法律の要点を素早く知りたい読者が、短い時間で手軽に読破できる一冊となっている。学生のみならず、例えば就職直後の新社会人が、社会常識としての法律を自学自習するために利用するにも手頃な教科書である。

目次
序文
第1章 本書の目標と法律を学ぶ目的
第2章 法律の体系
第3章 裁判制度
第4章 契約の基礎
第5章 契約書
第6章 契約によらない法律関係
第7章 消費者の保護
第8章 基本的人権の保障(憲法1)
第9章 統治と民主主義(憲法2)
第10章 情報社会における法律
第11章 労働に係る法律
第12章 犯罪と刑事手続き
第13章 家族・親族の法律
第14章 国際化社会における法律
第15章 専門家への相談

新刊書紹介文学と地域 -自他が尊重される<場>を問う著者:岡村 知子体裁:A5判、上製本、348頁定価:3,960円(本体価格3,600円+税)刊行日:2024年1月22日 ISBN: 978-4-909933-56-0 C0095 内容 ...
06/02/2024

新刊書紹介

文学と地域 -自他が尊重される<場>を問う
著者:岡村 知子
体裁:A5判、上製本、348頁
定価:3,960円(本体価格3,600円+税)
刊行日:2024年1月22日
ISBN: 978-4-909933-56-0 C0095

内容
 本書は、文学作品の舞台となっている地域や、作品が生み出される〈場〉に着目しつつ、1930年代以降、現代にかけて著された小説や戯曲、短歌やラジオドラマの精読を試みたものである。第一部では、久保栄や太宰治、金達寿、津島佑子、村上春樹の作品を取り上げ、過酷な労働環境や戦時下における郷土と植民地、ジェンダー非対称な社会構造において浮かび上がる、自己と他者をともに尊重することの(不)可能性について追究した。同様の観点から第二部では、鳥取にゆかりのある書き手(杉原一司や岡本愛彦、小谷治子、徳永進、松本薫)の著した作品を読み解いた。国家や地域、家族といった、個人を内包する共同体を単位として利害を追求することは、避けがたく人権侵害を生じさせる。それらを即座に解体させることが不可能である以上、共同体に内在/外在する暴力に向き合う個々人の相貌を批評的に描き出す文学作品は、日々新たに読み直されるべきであろう。

目次
序章
第1部 文学が生まれる場所
第1章 音更村の生産関係に分け入る
     ─久保栄「火山灰地」論
第2章 深層/表層の郷土と善悪の基準
     ─太宰治『津軽』論
〈コラム1〉太宰治が津軽に見出したサンボリズム
第3章 彼の〝そば〟に内在する〈喜び〉
     ─金達寿「番地のない部落」論
第4章 閉ざされた集落に見る演戯と始原
     ─津島佑子『生き物の集まる家』論
第5章 アジアをめぐる〈再話〉の可能性
     ─津島佑子『笑いオオカミ』論
第6章 台湾の地に見る生と死の円舞(ロンド)
     ─津島佑子『あまりに野蛮な』論
第7章 ドイツの仕立て屋を媒介する語り
     ─村上春樹「レーダーホーゼン」論
〈コラム2〉コロナ禍において自他を肯定するために

第2部 鳥取の地から
第8章 杉原一司の短歌・歌論を読む
     ─同人雑誌を足場とした創作方法の模索と実践
第9章 杉原一司の書簡と関連作品を読む
     ─モノと他者をめぐる〈抒情性〉への屈託
〈コラム3〉地域で文学的価値を見失わないために
第10章 岡本愛彦のラジオドラマを読む
     ─尊ばれた生命を生きることの背理
〈コラム4〉砂川哲夫の仕事に見る「人間探求」の内実
第11章 小谷治子のラジオドラマを読む
     ─故郷と異郷の間(はざま)で引き裂かれつつ書くこと
【表1】ラジオドラマ脚本一覧/【表2】小谷治子作品・関係資料一覧
第12章 徳永進のエッセイを読む
     ─医療者が患者について語ることの意義
第13章 松本薫の純文学作品を読む
      ─家の内部と社会をつなぐ想像力の在処(ありか)
〈コラム5〉過疎の地において、自分でしかない自分と向き合うこと

初出一覧
あとがき
索引

住所

大阪府堺市中区学園町1/1
Sakai-shi, Osaka
599-8531

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