14/06/2012
五十嵐です。
梅雨時期というのに、熊本は夏日…。
座っているだけで汗がジワッとにじみます。
さて、昨日に引き続いて上天草市に関するお知らせです。
本日14日(木)午後3時、地元有志の方が関係各所に直接確認してくれました。
その内容をまとめてお知らせします(状況は刻一刻と変わりますが…)。
現状をしっかり把握したうえで、より効果のある行動に繋げましょう。
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●3月 県海運組合が上天草市に、がれき受入れを求める「要望書」を提出。
→上天草市はいきなりの話、国の要請もない段階。とにかくそれはありえないと口頭で回答。
●3/21 県海運組合が上天草市に「陳情書」を提出。
→この陳情書を受けて、6/22に審議をするという流れ。
陳情書を受け取った以上、手続き的にも審議が必要。
実は海運組合側も「輸送コストがかかる」「地元の反対」などを理由に、受入れは無理と判断している。
現時点で瓦礫受け入れや運搬に関しては「100%ない」という考え。
しかし陳情書は取り下げず。
審議は上天草市役所にて6/22(金)10:00〜/受付は当日8:30〜
傍聴は先着36名まで。
※もともと4〜5人の傍聴席だった予定が、多くの問合せを受けて広い会場に変更
審議をする専門委員は上天草の市議会議員。
市議会議員の方々は、まだ状況が把握できていないのではないか。
放射能に詳しい人は誰もいないし、ただちに影響がないと思っている人は誰もいない。
市役所担当者曰く、議員の方には「受入れは難しいですよ」と伝える方針。
(参考までに)
●5/12 天草漁協新和支所が天草市に「要望書」を提出。
→天草市役所環境課は却下で返事済み。受入は現在も今後もないだろう、とのこと。
※天草市、上天草市、苓北の3地域の処理施設(広域連合)で瓦礫を受入れるのは、実質不可能という確認が行われている。「瓦礫を受入れないと表明した3協定」は存在しない。
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6/22は、あくまで手続き上の審議会と考えて良いと思います。
受入れありきではないとは思いますが、市役所の対応は電話口に出る人によってややバラツキがあります。
いきなり「反対」「抗議」の意志を伝えるのではなく、どのような議論が行われるのか、市側がどのような考えを持っているのか、確認することが大切かと思います。
6/15夜には、地元のグループが集まって6/22の件について話し合う予定とのこと。
地元の方々がどう判断されるのか、まずはそれを待ちたいと思います。