中公新書ラクレ & ノンフィクション(中央公論新社)

中公新書ラクレ & ノンフィクション(中央公論新社) 中央公論新社が刊行する、中公新書ラクレとノンフィクション単行本のFBページ。中公新書ラクレは中公新書の弟分で、毎月10日頃発売です。

2月上旬の新刊が発売になります。 ――――――――【中公新書ラクレ】 ――――――――『校長の力 ――学校が変わらない理由、変わる秘訣』工藤勇一 著「壇上のエラい人」は何をする人? 管理職になるための道筋とは? 実績を上げる校長はどこが凄い...
07/02/2024

2月上旬の新刊が発売になります。
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【中公新書ラクレ】
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『校長の力 ――学校が変わらない理由、変わる秘訣』
工藤勇一 著
「壇上のエラい人」は何をする人? 管理職になるための道筋とは? 実績を上げる校長はどこが凄いの? PTA、教育委員会、議会との関係は?――現職校長が知られざる実態を明らかに。著者は『学校の「当たり前」をやめた。』で反響を呼んだ麹町中学校・前校長。現在、校長を務める横浜創英中学・高校の改革も適宜紹介。その気になれば、校長はここまでできる! 全教員必携の経営論・人材育成論にして、保護者向け永久保存版テキスト。
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『天気でよみとく名画 ――フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ』
長谷部愛 著
「悪魔」の正体は局地風(ゴッホ《星月夜》)、描かれた雲から降水確率もわかる(フェルメール《デルフト眺望》)、天気の表現でわかる作家の出身地などなど、古今東西の名画やマンガを天気という視点で見直すと、意外な発見に満ちている。画家たちの観察眼は気象予報士よりも凄いかも!? さらに、同じ地域でも時代の異なる作品を比較することで、温暖化などの変化に気づくことだってできる。現役気象予報士による美大の人気講義を再現。
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『世界のロシア人ジョーク集』
早坂隆 著
シリーズ累計100万部突破のジョーク集、今回のネタは「ロシア人」。もともとロシアは、アネクドートと呼ばれるジョーク文化を持つ「ジョーク大国」であり、ソ連時代、共産党による民衆への抑圧が激しくなるにつれ、陰に隠れて恐怖政治を笑うアネクドートが発展したという歴史がある。恐怖政治、酒好き、文化・スポーツ大国、そして現代のウクライナ侵攻……。歴史と民族性を学びながら、そのお国柄を、今こそ笑い飛ばそう!
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『開業医の正体 ――患者、看護師、お金のすべて』
松永正訓 著
クリニックはどうやってどう作るの? お金をどう工面しているの? 収入は? どんな生活をしているの? 患者と患者家族に思うことは? 上から目線の大学病院にイライラするときとは? 看護師さんに何を求めているの? 診察しながら何を考えているの? ワケあって開業医になりましたが、開業医って大変です。開業医のリアルと本音を包み隠さず明かします。開業医の正体がわかれば、良い医者を見つける手掛かりになるはずです。
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【単行本】
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『毎日10分 長生き風呂カラオケ』
渡邊雄介 著
「入浴中にウトウトしてしまう」「最近、つまずきやすい」「食事中によくムセる」――ひとつでも思い当たったら、風呂カラオケの始めどきです。お風呂はうまく歌えて気分が上がり、「のど」のトレーニングにも最高のひとりカラオケボックスです。歌えば、全身への御利益があります。〈誰ともしゃべらなかった日にも「発声」できる〉〈のどの調子で、「今日の健康状態」がわかる〉〈記憶と感情が活性化、認知症が遠ざかる〉〈胃腸のマッサージになり便秘解消〉〈ムセたりよろけたりしにくくなる〉〈そして、溺れない!〉入浴中の事故防止、誤嚥予防に1日3曲、世にも簡単でお得な最強の健康法声とのどの専門医がおすすめします。
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『ふたごパンダのおくりもの』
西島三重子 文/はせがわゆうじ 絵
<あげるよろこび もらうしあわせ>ゆらん ゆらん。ふたごパンダがしあわせもとめて行ったのは?子どもから大人までプレゼントにも最適な1冊。【大好評癒やし絵本シリーズ第3弾】
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【コミックス】
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『猫ピッチャー 16』
そにしけんじ 著
ミー太郎が大活躍する、大人気猫マンガ。「WBG(ワールドベースボールゲームズ)特別編」も収録。<読売新聞日曜版人気連載>
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【中公選書】
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『日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題 ――文化の架橋者たちがみた「あいだ」』
片岡真伊 著
日本文学は「どうしても翻訳できない言葉」で書かれてきた、と大江健三郎は言う。事実、谷崎も川端も三島も、英訳時に改変され、省略され、時に誤読もされてきた。なぜそのまま翻訳することができないのか。どのような経緯で改変され、その結果、刊行された作品はどう受け止められたのか。一九五〇~七〇年代の作家、翻訳者、編集者の異文化間の葛藤の根源を、米クノップフ社のアーカイヴ資料等をつぶさに検証し、初めて明らかにする。
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『統帥権の独立 ――帝国日本「暴走」の実態』
手嶋泰伸 著
帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権。天皇大権に属し、その「独立」は内閣からの干渉を阻止した。そのため満洲事変以降、陸軍の暴走をもたらした最大の要因とされてきた。しかし近年、通説の見直しが進む。明治政府はなぜ「独立」を必要としたのか。否定論者がいながら、なぜ「独立」は維持されたのか。海軍の役割とは。本書は、軍事の特殊専門意識に着目、明治からアジア・太平洋戦争敗北までの通史を描く。
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

1月上旬の新刊が発売になります。 ――――――――【中公新書ラクレ】 ――――――――『グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話』池上彰/佐藤優 著「舌切り雀」には商売の厳しさが、「浦島太郎」にはあなたの定年後が、「花咲かじじい」には部下...
17/01/2024

1月上旬の新刊が発売になります。
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【中公新書ラクレ】
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『グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話』
池上彰/佐藤優 著
「舌切り雀」には商売の厳しさが、「浦島太郎」にはあなたの定年後が、「花咲かじじい」には部下の使い方が、「雪女」には夫婦の現実が、「すっぱいぶどう」には競争社会の身の処し方が書いてある! 大人こそ寓話を読み直すべきだ。長く重い人生を軽やかに生きるための知恵が詰まっているのだから……。グリム、イソップから日本の民話、寓話まで。計20話の読み解きを収録。スピーチのネタにも使える一冊。
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『川路利良 ――日本警察をつくった明治の巨人』
加来耕三 著
薩摩藩の下級武士の家に生まれながら、戊辰戦争の活躍で西郷隆盛に引き立てられ、幕末の激動の時代を生き抜いた川路利良。大久保利通の信頼も得て、維新後に警察の創設を任され、フランス視察を経て、日本に近代的警察機構を作り上げる。しかし、新政府の方針を巡り、西郷と大久保が対立。川路は、大恩人である西郷の敵となり、政府軍を率いて西南戦争へ赴く――。日本という新しい国家と警察組織に一身を捧げ、初代大警視(警視総監)まで上り詰めた男の生涯を描く。
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『ウイルス学者さん、うちの国ヤバいので来てください。』
古瀬祐気 著
地元の医者は逃げ、インフラは停まり、遺体が道に転がる中、僕はアフリカに派遣された――引継ぎゼロ、報酬1ドルもなんのその!ウイルスでパニックになった世界を救う感染症専門家のドキドキ・アウトブレイク奮闘記。
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【単行本】
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『戦後政治と温泉 ――箱根、伊豆に出現した濃密な政治空間』
原武史 著
吉田茂、鳩山一郎、石橋湛山、岸信介、池田勇人。戦後のある一時期、首相たちは敗戦の影が色濃く残る東京を避け、熱海、伊豆、箱根の温泉地で政治を行っていた! サンフランシスコ講和会議や抜き打ち解散など、大勝負を控えた吉田は決まって箱根に籠った。吉田の影響か、鳩山、石橋、大野伴睦、河野一郎ら反吉田勢力も伊豆や箱根に滞在するようになり、重要な決定を下していた。敗戦直後の1940年代後半から1960年代前半にかけて、東海道筋に点在する温泉地に、濃密な政治空間が出現していたという知られざる史実を解き明かす。
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『テックラッシュ戦記 ――Amazonロビイストが日本を動かした方法』
渡辺弘美 著
霞が関からテック企業へ転身し、日本では知られざる重要業務に携わった経験から、岩盤規制を打ち砕く戦術と哲学を明かす。GAFAMが生まれない日本のボトルネックはここにある。
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『百間外伝 これくん風到来』
山本一生 著
見つけましたよ、初さん――。読売文学賞受賞作『百間、まだ死なざるや』から、内田百間とその仲間たちの数奇な運命の輪が広がる。長野初、谷中安規、森田草平、平山三郎、中村武志ら百間に最後まで付いていった人たち、百間から離れていった人たち。「日記読み魔」がそれぞれが放つ光を掬い上げ、気難しくて涙もろい不世出の文章家・百間の別の一面を浮かび上がらせる。猫のノラもクルも登場。
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【中公選書】
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『明治六大巡幸 ――「報道される天皇」の誕生』
奥武則 著
生涯にわたって全国各地を行幸し、神話世界を別にすれば日本史上で最初の「旅する天皇」であった明治天皇。とりわけ1872年から1885年にかけ6回にわたって全国各地を回った大規模な巡幸は「明治六大巡幸」と呼ばれ、天皇と民衆の視覚的相互関係におけるエポックメイキングな出来事として研究の対象とされてきた。六大巡幸はまた、「旅する天皇」の誕生であると同時に、「報道される天皇」の誕生でもあった。日本における最初の本格的メディアとして新聞が続々と創刊された同時代性に着目し、両者のかかわりを重層的な視点で描く。新聞と天皇を重ね合わせるところから、近代日本の初発の時期における国民国家の形成において、当時のニューメディアが果たした役割を明らかにする。
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

12月上旬の新刊が発売になります。 ――――――――【中公新書ラクレ】 ――――――――『人生最後に後悔しないための読書論』齋藤孝 著年を重ねた今だからこそ、わかる本がある。博覧強記の齋藤教授が、文学や哲学からマンガまで古今東西の作品をもと...
14/12/2023

12月上旬の新刊が発売になります。
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【中公新書ラクレ】
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『人生最後に後悔しないための読書論』
齋藤孝 著
年を重ねた今だからこそ、わかる本がある。博覧強記の齋藤教授が、文学や哲学からマンガまで古今東西の作品をもとに、人生100年時代を充実させるヒントを伝授。谷崎潤一郎の「変態」な記録、闘う美しい高齢者を描く『老人と海』、江戸時代の「健康本」、「三大幸福論」の魅力など。挫折した本に再挑戦するコツ等の「ライフハック読書術」も充実。老後の生活を支えるのは「知性」だ。齋藤式メソッドを身につけて、「老賢者」になろう!
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『ChatGPTは世界をどう変えるのか』
佐藤一郎 著
インターネットは衰退するのか? GAFAMの行く末は? ChatGPTがビジネスや社会にもたらす変革について、展望する。
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【単行本】
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『毛沢東 革命と独裁の原点』
興梠一郎 著
習近平が統べる現代中国はなぜここまで強権的な独裁国家になったのか。それは、習近平が強烈に意識し、模倣してきた建国の父・毛沢東自身の躓きに由来するのだ。毛沢東にとって共産主義は、究極の「選択」だった。しかし、たとえ「救国」のためであっても、民主主義の理想をかなぐり捨てて暴力革命を選んだツケを、中国は今日まで払い続けている。若き毛沢東が書いた手紙、新聞記事、論考および旧ソ連の史料等をもとに、中国共産主義の原点を説き明かし、現代中国が類を見ない独裁国家になった遠因を炙り出す。
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『八女茶 発祥600年』
福岡の八女茶 発祥600年祭実行委員会 監修
日本茶のなかでも高品質な玉露の産地として知られる福岡・八女。室町時代、明より茶の種を持ち帰り、栽培方法や釜入り製法がこの地に伝わってから、2023年で600年の節目を迎えた。 全国的にみると小さな産地である八女は、いかに高級茶葉の産地となったのか。 独特な気象条件のもと機械化をせず、手摘みにこだわる。徹底した手法を貫き、品評会で全国に名を轟かせる「八女伝統本玉露」。その圧倒的なうま味、甘み、冴えにより、一杯が忘れられない体験になると言われる。 今、八女茶は世界へむけて羽ばたこうとしている。日本一の玉露を作る茶の匠たちを追いかけて、八女茶の魅力に迫る一冊。
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

11月下旬の新刊が発売になります。 ――――――――【単行本】 ――――――――『蛸足ノート』穂村弘 著胃カメラの飲み方を褒められ、似合わない服装に赤面し、おばちゃんの会話術に学ぶ。日常に予期せぬ笑いと魔法が絡みつくエッセイ集。 ―――――...
22/11/2023

11月下旬の新刊が発売になります。
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【単行本】
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『蛸足ノート』
穂村弘 著
胃カメラの飲み方を褒められ、似合わない服装に赤面し、おばちゃんの会話術に学ぶ。日常に予期せぬ笑いと魔法が絡みつくエッセイ集。
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『検事の軌跡』
中尾巧 著
「トンボの眼」で見て「柔らか頭」で考え、決断する――。事件捜査にあたっての思考の真髄が明かされる、元検事長によるエッセイ集。
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『ワケあり式部とおつかれ道長』
奥山景布子 著
36歳で出仕デビュー、しかしすぐ出社拒否、家族の悲劇(母・姉・夫の死、父の不遇)に次々見舞われた“遅咲きの式部”はどんな人生を歩んだのか? 権力をほしいままにした人物で知られる道長の、知られざる人間ドラマや素顔とは? 式部と道長が“自ら”人生を語り、平安時代や『源氏物語』ワールドを生々しく追体験できる一冊。
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【中公文庫】
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『しりあがり寿版 瘋癲老人日記』
谷崎潤一郎 著
77歳、不能老人のドM生活! 今日ハオ爺チャン、ネッキングサセタゲマショウカ――文豪・谷崎が老年の性を追究した晩年の最高傑作。〈挿絵〉しりあがり寿
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11月上旬の新刊が発売になります。 ――――――――【中公新書ラクレ】 ――――――――『宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019』宮部みゆき 著ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――作家...
10/11/2023

11月上旬の新刊が発売になります。
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【中公新書ラクレ】
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『宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019』
宮部みゆき 著
ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――作家の好奇心を刺激した125冊を一挙公開!『読売新聞』「本よみうり堂」の読書エッセイ、待望の書籍化。作家デビュー36年目、初めての新書刊行!
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【単行本】
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『雑草学のセンセイは「みちくさ研究家」』
稲垣栄洋 著
田んぼさえ見たことないワカモノ相手に悪戦苦闘。オヒシバとメヒシバも見分けられなかった著者が、教授になり人気作家になるまでの雑草戦略。人生で大切な“草”知識、ボーボー育ちます!
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『はるさんと1000本のさくら』
ただのぶこ 著
【書店員が選ぶ絵本新人賞2023大賞作品】はるさんは、村で一番若いおばあさん。山あいの谷の小さな村にはもう、十人のおばあさんしか住んでいません。「わたしたちに何ができる?」おばあさんたちは話し合って、みんなで千本の桜を植えることにします。限りある命と、繋がれる想い。過疎の村が時を経て生まれ変わるまでを、大きな視点で優しく描いた物語。
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【中公選書】
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『権力について ――ハンナ・アレントと「政治の文法』
牧野雅彦 著
暴力の支配するところに、本当の意味の権力は存在しない――アレントがそう定義するのはなぜか。そして、アレントの言う「権力」を理解することによって、私たちは何を得ることができるのか。世界の行く末が見通せない現在、ますます重みを増すアレントの思想を解読する。
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10月下旬の新刊が発売になります。 ――――――――【単行本】 ――――――――『中継地にて ――回送電車Ⅵ』堀江敏幸 著土に還る。天に昇る。大気中に消え去る。どのような消え方も、ここでは許容されるだろう(「中継地にて」より)。さまざまな媒...
24/10/2023

10月下旬の新刊が発売になります。
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【単行本】
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『中継地にて ――回送電車Ⅵ』
堀江敏幸 著
土に還る。天に昇る。大気中に消え去る。どのような消え方も、ここでは許容されるだろう(「中継地にて」より)。さまざまな媒体の注文に応じて生み出された52篇の小さいけれど大きな世界。変わったことも、変わらないことも実感できる「回送電車」11年ぶりの発車オーライです。
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【中公文庫】
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『発達障害に生まれて ――自閉症児と母の17年』
松永正訓 著
幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の理想の子育てから自由になる軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。「普通」という呪縛を問う。〈解説〉河合香織
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10月上旬の新刊が発売になります。 ――――――――【中公新書ラクレ】 ――――――――『厚生労働省の大罪 ――コロナ政策を迷走させた医系技官の罪と罰』上昌広 著総理が命じても必死でPCR検査を抑制。執拗に感染者のプライベートを詮索。世界の...
06/10/2023

10月上旬の新刊が発売になります。
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【中公新書ラクレ】
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『厚生労働省の大罪 ――コロナ政策を迷走させた医系技官の罪と罰』
上昌広 著
総理が命じても必死でPCR検査を抑制。執拗に感染者のプライベートを詮索。世界の潮流に背を向け、エアロゾル感染は認めない……。いまとなっては、非科学的としか思えないあの不可解な政策の数々はなんだったのか。だいたい、あの莫大なコロナ関連予算はどこに消えたのか。新型コロナは、日本の厚生行政とムラ社会である医療界が抱えてきた様々な問題を炙り出した。医療界きってのご意見番が、日本の厚生行政に直言する! ――――――――

【単行本】
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『地球行商人 ――縄文の鬼、都の妖怪に会いに行く』
黒木亮 著
米陸軍特殊部隊と同じ異名をとるチームは、いかにして世界の食品市場を攻略してきたのか。立ちはだかる、国家の動乱と異文化の壁!
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『JRは生まれ変われるか ――国鉄改革の功罪』
読売新聞経済部 著
60万人を抱えた日本最大の組織は、国鉄改革から30余年を経た今、官と民の狭間で苦悶を続けている。人口減少、廃線ラッシュ、コロナの傷痕など……課題は山積。JR7社はそれらとどのように向き合い、いかに乗り越えようとしているのか。読売新聞経済部が総力を挙げて取材!
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

6月の新刊が発売になります。 ――――――――【中公新書ラクレ】 ――――――――『ウクライナ戦争の嘘 ――米露中北の打算・野望・本音』手嶋龍一/佐藤優 著ウクライナに軍事侵攻したロシアは言語道断だが、「民主主義をめぐる正義の戦い」を掲げる...
12/06/2023

6月の新刊が発売になります。
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【中公新書ラクレ】
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『ウクライナ戦争の嘘 ――米露中北の打算・野望・本音』
手嶋龍一/佐藤優 著
ウクライナに軍事侵攻したロシアは言語道断だが、「民主主義をめぐる正義の戦い」を掲げるウクライナと、米国をはじめとする西側諸国にも看過できない深謀遠慮がある。戦争で利益を得ているのは誰かと詰めれば、米露中北の「嘘」と野望と打算、その本音のすべてが見えてくる。世界は迫りくる核戦争の恐怖を回避できるのか。停戦への道はあるのか。ロシアと米国を知り尽くした両著者がウクライナ戦争をめぐる虚実に迫る。
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『ゲーセン戦記 ――ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀』
池田稔 著/ナカガワヒロユキ 聞き手・構成
シューティングブームからコロナ禍での生き残り戦略まで、人生のほとんどをゲーセンの現場で過ごしてきた同店の池田店長が、数々の名作タイトルと共に歴史の変化や今後の展望などを論じる一冊。
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【単行本】
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『名場面でわかる 刺さる小説の技術』
三宅香帆 著
名場面があれば小説は勝てる! 『バズる文章教室』等で話題の書評家が、人気作家25人の書いた名場面を例に、「読む技術」と「書く技術」を指南。あなたが書きたい場面を活かすポイントがわかる、創作クラスタ必読の1冊。
※5/24発売
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『わが忘れえぬ人びと ――縄文の鬼、都の妖怪に会いに行く』
山折哲雄 著
宗教学の碩学が愛する先達に捧げる人物エッセイ。一人の師も必要とせず独立独歩の精神で生きた棟方志功、筑豊の子どもたちから古都奈良の仏像へ「命がけの転向の旅」をした土門拳、借り物でなく自前の哲学、歴史観、人間観を追求した梅原猛、西洋と東洋のあいだ、科学と宗教のあいだに橋をかけた河合隼雄。生きた世界も時代も異なるが、芯の部分において彼らに共通するものを見出しつつ、それぞれの魅力を味わい深い筆致でつづる。
※5/24発売
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『神さまのいない場所で』
伊東友香 著
誰に愛されたいんだろう 自分に愛されたかった――そうつぶやく著者が、自分を愛せるようになるために、胸の裡からこぼれ出た想いをそのまま綴った56篇の詩。その言葉たちは、どうでもいいことばかりの日常に、救いをもたらしてくれる。リリー・フランキー「ここにある言葉は、歩いてやってくる。そして気がつけば、心の椅子の隅っこにひざを抱えて、座ってる」藤原新也「だれも気づかない底なしの哀しみからこぼれ落ちる慈しみの水滴」鈴木涼美「残された者の引き受けた孤独にこそ、神様は宿るのかもしれない」
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

5月の新刊が発売になります。【中公新書ラクレ】 ――――――――『事務次官という謎 ――霞が関の出世と人事』岸宣仁 著次官は、同期入省の中から三十数年かけて選び抜かれた者だけが座れる「社長」の椅子。だが近年、セクハラ等の不祥事で短命化が進む...
10/05/2023

5月の新刊が発売になります。

【中公新書ラクレ】
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『事務次官という謎 ――霞が関の出世と人事』
岸宣仁 著
次官は、同期入省の中から三十数年かけて選び抜かれた者だけが座れる「社長」の椅子。だが近年、セクハラ等の不祥事で短命化が進む。省庁の幹部が政治家に忖度しているとの批判も絶えない。ブラックな労働環境、志望者減、若手の退職者増など、“頂点”から“裾野”まで官界に異変が広がる。次官はどうあるべきか? 証言を集め、歴史や法をひもとき、民間や海外と比較するなど徹底検証。霞が関を取材し尽くす生涯一記者ならではの極上ネタ満載。
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『格上の日本語力 ――言いたいことが一度で伝わる論理力』
齋藤孝 著
「言いたいことを上手く伝えられない」「相手に誤解されてしまう」といった悩みを抱えるあなたも、日本語の構造や特徴さえ押さえれば、話の筋はクリアに、「頭がよく」見えるようになる! 「文章を短く区切って、大事なことから」「事実と非事実を分ける」「『論理的相槌』を打つ」等々の齋藤式メソッドを身につければ、真意が十分に伝わり、人間関係や仕事がスムーズになる。『言いたいことが一度で伝わる論理的日本語』を増補した決定版。
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【単行本】
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『台湾漫遊鉄道のふたり』
楊双子 著/三浦裕子 訳
炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも――。結婚から逃げる日本人作家・千鶴子は、台湾人通訳・千鶴と“心の傷”を連れ、1938年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。台湾グルメ×女たち×鉄道小説!
※4/20発売
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『明治のナイチンゲール 大関和物語』
田中ひかる 著
今や看護師は、社会に欠かせない職業である。所定の学校で専門知識や技能を身につけ、国家試験に受かってはじめて就くことのできる専門職であり、人の健康や命を守る尊い職業として、広く認知されている。しかしかつては、「カネのために汚い仕事も厭わず、命まで差し出す賤業」と見なされていた。 家老の娘に生まれながら、この「賤業」につき、生涯をかけて「看護婦」の制度化と技能の向上に努めたのが、大関和(ちか)である。和は離婚して二人の子を育てる母親でもあった。和とともに看護婦となり、彼女を支え続けた鈴木雅もまた、二人の子を持つ「寡婦」であった。 これは近代日本において、看護婦という職業の礎を築いた二人のシングルマザーの物語である。
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『女子マンガに答えがある ――「らしさ」をはみ出すヒロインたち』
トミヤマユキコ 著
もう「少女」を名乗れない私たちの、人生の答えはマンガにある! 不朽の名作から今が旬のマンガまで、幅広い作品中での女性たちの描かれ方を縦横無尽に語り、現代女性の欲望と生き方を探る。「おもしろい女」「たくましい女」「ハマる女」「嫌な女」……あなたに似た女が、マンガの中にはきっといる。
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『人間ドックの作法 ――心構え、受けるべき検査、検査結果の見方など、丸ごと徹底解説』
森勇磨 著
「あなたは何のために人間ドックを受けていますか?」――人間ドックを「ただ受けただけ」で終わらせてしまわないために、年に一度の健康チェックを完璧に使いこなすワザ、満載です。現役医師YouTuberによる「人間ドックの正しい使い方」。『予防医学ch/内科医監修』の管理人であり、ベストセラー『40歳からの予防医学』著者でもある森勇磨氏の最新書下ろし。
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【中公選書】
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『関東大震災がつくった東京 ――』
武村雅之 著
関東大震災の被害を拡大させたのは無謀な都市開発だった。江戸、明治大正、そして戦後から現在、東京の拡大と震災の歴史を追う。
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

4月の新刊が発売になります。【中公新書ラクレ】 ――――――――『インドの正体 ――「未来の大国」の虚と実』伊藤融 著「人口世界一」「IT大国」として注目され、西側と価値観を共有する「最大の民主主義国」とも礼賛されるインド。実は、事情通ほど...
10/04/2023

4月の新刊が発売になります。

【中公新書ラクレ】
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『インドの正体 ――「未来の大国」の虚と実』
伊藤融 著
「人口世界一」「IT大国」として注目され、西側と価値観を共有する「最大の民主主義国」とも礼賛されるインド。実は、事情通ほど「これほど食えない国はない」と不信感が高い。ロシアと西側との間でふらつき、カーストなど人権を侵害し、自由を弾圧する国を本当に信用していいのか? あまり報じられない陰の部分にメスを入れつつ、キレイ事抜きの実像を検証する。この「厄介な国」とどう付き合うべきか、専門家が前提から問い直す労作。
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『新版 中野京子の西洋奇譚』
中野京子 著
幕にまたがり飛翔する魔女、笛吹き男に連れられて姿を消したハーメルンの子どもたち、悪魔に憑かれた修遭女、死の山の怪……。科学では説明できない出来事や、人々が語り継がずにいられなかった不思議な話。誰もが知る伝承に隠された、恐ろしい真実とは? 歴史奇譚の魅力に触れたら、あなたはもう、戻れない……。稀代の語り手が贈る、21の「怖い話」。新版刊行に際し、「余話 「怖い」に魅かれる一因」「奇譚年表」も収録。
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『ポストイクメンの男性育児 ――妊娠初期から始まる育業のススメ』
平野翔大 著
改正介護・育児休業法により、男性育児の増加が期待される中、男性が育児をするには、様々な問題点が存在し、孤立する父親は少なくない。本書では、そんな父親たちが抱える悩みの原因から、今からできる解決策、そして今後望まれる社会体制について、産婦人科医および産業医として妊娠・出産・育児の現場を見てきた男性筆者が綴る1冊。
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【単行本】
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『「傷つきました」戦争 ――超過敏世代のデスロード』
カロリーヌ・フレスト 著/堀茂樹 訳
ジェンダー、人種、肌の色――正しさは“属性”で決まる?人の立場や出自で行動をジャッジし、「傷つきました」の一言で議論が終了……歌手の髪型、ヨガの流行、日本風パーティにまで、過敏な抗議が止まらない。文化を検閲し社会を分断する風潮は、どこへ行き着くのか? フェミニストで反差別運動の旗手が、アメリカの議論に欠けている普遍主義の視点から、世界的ポリコレの暴走に対話の活路をもたらすエッセイ。
※3/22発売
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『ふたごパンダとおともだち』
<いのちの おもさは かわらない>読んでほっこり、ときどきクスリ。ふたごのパンダのなかまたち『ふたごパンダのこころコロコロ』で好評を博した癒やし絵本第2弾。子どもから大人まで、プレゼントにも最適な1冊です。
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【コミックス】
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『猫ピッチャー15』
『猫ピッチャー15 NFT特装版』
そにしけんじ 著
読売新聞日曜版の人気連載。シリーズ累計90万部を突破し、この4月で連載開始10周年を迎えた人気猫マンガ。プロ野球界初の猫選手が大活躍する姿に、癒やされること間違いなしです。15巻では、NFTデジタル特典付きの『猫ピッチャー15 NFT特装版』も同時発売。ミー太郎をスマートフォンで、持ち歩ける! 一緒に写真が撮れる!
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

3月の新刊が発売になります。【中公新書ラクレ】 ――――――――『シニア右翼 ――日本の中高年はなぜ右傾化するのか』古谷経衡 著久しぶりに会った親が右傾的ネット動画の視聴者になり、保守系論壇誌の購読者になっていた。中にはヘイトが昂じて逮捕・...
09/03/2023

3月の新刊が発売になります。

【中公新書ラクレ】
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『シニア右翼 ――日本の中高年はなぜ右傾化するのか』
古谷経衡 著
久しぶりに会った親が右傾的ネット動画の視聴者になり、保守系論壇誌の購読者になっていた。中にはヘイトが昂じて逮捕・裁判に至る事例も――。こんな事例があなたの隣りでも!? 50歳以上の「シニア右翼」の乱心は決して一過性の社会現象ではない。かつて右翼と「同じ釜の飯を食っていた」鬼才が、内側から見た実像を解き明かしながら、日本の戦前・戦後史、そして近年のネット技術の発展が生みだしたこの「鬼っ子」の来歴と病根に迫る。
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『「将軍」の日本史』
本郷和人 著
幕府のトップとして武士を率いる「将軍」。源頼朝や徳川家康のように権威・権力を兼ね備え、強力なリーダーシップを発揮した大物だけではない。この国には、くじ引きで選ばれた将軍、子どもが50人いた「オットセイ将軍」、何もしなかったひ弱な将軍もいたのだ。そもそも将軍は誰が決めるのか、何をするのか。おなじみ本郷教授が、時代ごとに区分けされがちなアカデミズムの壁を乗り越えて日本の権力構造の謎に挑む、オドロキの将軍論。
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【単行本】
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『君はなぜ、苦しいのか ――人生を切り拓く、本当の社会学』
石井光太 著
日本の子供が感じている幸福度が、先進国38カ国のうち37位。子供のうち7人に1人が貧困、15人に1人がヤングケアラー、児童虐待の相談件数は年間20万件、小中学生の不登校は24万人以上、ネット依存の子供が100万人を突破……。子供たちを覆う息苦しさの正体とはいったい何なのか。貧困と格差をどう乗り越えるか、虐待する親からどうやって逃げるか、いじめはなぜなくならないか、マイノリティーといかに向き合うか……。子供が直面している困難の正体を見極めたうえで、マイナスをプラスに変える処方箋を提案する。
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『失った30年を越えて、挑戦の時 ――生活者(SEIKATSUSHA)共創社会』
経済同友会代表幹事 櫻田謙悟 著
長く停滞が続く日本経済。しかし、この国が抱える問題と処方箋は、すでに出尽くしている。最大の問題は、日本が自らの強みを活かしてどのような経済社会を目指すのか、というビジョンが明確に示されていないことである。日本復活の鍵は、変革の主体である「生活者」にある。本書では、「経済成長」「社会包摂」「持続可能性」の3つの観点、18項目からなる指標を用いて「日本再興のKPI」を示したうえで、「生活者共創社会」実現のためになすべきことを提言する。
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『私のものではない国で』
温又柔 著
安心して。名まえさえ言わなければ、だれもあなたをガイジンとは思わない――良き外国人? 本物の日本人? 台湾出身で〈日本語に住む〉著者が問う〈ふつう〉への抵抗。同一化を迫る呪いを解き、束ねきれない混沌に気づく散文集。後藤正文さん(ASIAN KUNG-FU GENERATION)等との対話も収録。
※2/20発売
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『「私のはなし 部落のはなし」の話』
満若勇咲 著
日本にいまだ残る「部落差別」を丸ごと見つめ、かつてないドキュメンタリー映画として多くの観客を集めた『私のはなし 部落のはなし』監督による初エッセイ。大阪芸術大学での原一男監督の講義から学んだこと、若松孝二監督の撮影現場での体験、屠場(とじょう)とそこで働く人々を写した『にくのひと』(2007年)が各地で上映され好評を博すも、劇場公開を断念せざるをえなかった経験、そこから12年を経て、今作公開に至るまでの歩みを綴る。プロデューサーの大島新氏、配給会社「東風」の木下繁貴氏との鼎談、角岡伸彦氏の解説を付す。
※2/20発売
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『検事の矜持』
中尾巧 著
司法の世界で、検事は何を考え、いかに行動し、真実を探るのか――。その思考と行動論理を綴るエッセイ。『検事はその時』を増補・改題。
※2/20発売
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

2月の新刊が発売になります。【中公新書ラクレ】 ――――――――『君たちのための自由論 ――ゲリラ的な学びのすすめ』内田樹/ウスビ・サコ 著かたや哲学者であり武道家、かたやアフリカ・マリ出身の元大学学長。2人の個性派教育者による、自由すぎる...
07/02/2023

2月の新刊が発売になります。

【中公新書ラクレ】
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『君たちのための自由論 ――ゲリラ的な学びのすすめ』
内田樹/ウスビ・サコ 著
かたや哲学者であり武道家、かたやアフリカ・マリ出身の元大学学長。2人の個性派教育者による、自由すぎるアドバイスとメッセージ。曰く、「管理から逃れて創造的であるために、もっと“だらだら”しよう」「“ゲリラ的”な仕掛けで、異質なもの同士の化学反応を生み出そう」「将来は“なんとなく”決めるべし」「世の中に“なんでやねん!”とツッコミを入れよ」。若い人たちが「大化け」するための秘訣を、コロナ禍の教育現場から発信。
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『弘兼流 70歳からのゆうゆう人生 ――「老春時代」を愉快に生きる』
弘兼憲史 著
人生100年時代、定年後の30年はあまりに長い。でも長い時間だからこそ、新しい自分に出会うことも可能です。家族、仕事、人間関係……。自分や周囲の変化を恐れず、目の前の課題に挑戦する勇気があれば、「老後」は「第二の青春」になるはず。第一線で活躍し続ける漫画家が、愉快で快適なセカンドステージを築くための秘訣をつづる。『弘兼流 「老春時代」を愉快に生きる』(2020年、海竜社刊)を増補、改題した決定版。ベストセラー第二弾。
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『人事ガチャの秘密 ――配属・異動・昇進のからくり』
藤井薫 著
若手・中堅社員が不満を募らせているように、配属や上司とのめぐりあわせは運任せの「ガチャ」なのか? その後の異動や昇進は? 人事という名のブラックボックスに調査のメスを入れた結果、各種パターンが浮かび上がった。たとえば「人事権を持たない人事部」「一見問題ないミドルパフォーマーが盲点」等々。人事は何を企図して(企図せず)行われているのか。読者のキャリア形成に役立つ羅針盤を提供する。管理職や人事部も見逃せない一冊。
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【単行本】
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『安倍晋三 回顧録』
安倍晋三 著/橋本五郎/尾山宏 聞き手/北村滋 監修
2022年7月8日、選挙演説中に凶弾に撃たれ、非業の死を遂げた安倍晋三元首相の肉声。なぜ、憲政史上最長の政権は実現したのか。一次政権のあっけない崩壊の後に確信したこと、米中露との駆け引き、政権を倒しに来る霞が関、党内外の反対勢力との暗闘……。乱高下する支持率と対峙し、孤独な戦いの中で、逆風を恐れず、解散して勝負に出る。この繰り返しで形勢を逆転し、回し続けた舞台裏のすべてを自ら総括した歴史的資料。オバマ、トランプ、プーチン、習近平、メルケルら各国要人との秘話も載録。あまりに機微に触れる――として一度は安倍元首相が刊行を見送った36時間にわたる未公開インタビューの全記録。
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『太陽の男 石原慎太郎伝』
猪瀬直樹 著
『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した2人の天才を考察することで、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。東京都知事と副知事として、作家同士が都庁舎で折々語りあった猪瀬直樹が見た慎太郎の素顔とは……。『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』に続く作家評伝を、一周忌に満を持して上梓する著者渾身の書き下ろし。
※1/19発売
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『伝説の校長講話 ――渋幕・渋渋は何を大切にしているのか』
田村哲夫 著/古沢由紀子 聞き手
「共学トップ校」現役学園長が半世紀続ける「魂の授業」。大人の胸にも響く、中高生のリベラル・アーツ教育を再現。全く新しい超進学校が躍進できたのはなぜか?
※1/19発売
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『歳はトルもの、さっぱりと』
石井ふく子 著
『渡る世間は鬼ばかり』などホームドラマで知られる石井ふく子さんは96歳の現役プロデューサー。その暮らしは、縁を大切に育てる「おかげさまの心」にあふれています。近所に住む女優たちに「ちょいと菜」を差し入れ、医者通いの輪を広げ……つかず離れずさっぱりと、それでいて情深い""世話焼き""は、往年のスターたちに学び、磨かれました。ひとりで生きてきたけれど、人はひとりではない。石井ふく子流、老いを生きる知恵が満載。
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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

1月の新刊が発売になります。【中公新書ラクレ】 ――――――――『世界のマネージョーク集 ――笑って学ぶお金とのつきあい方』早坂隆 著累計100万部突破の人気シリーズが、「マネー」をテーマに新登場。風刺・ユーモアを通して、お金についての知識...
06/01/2023

1月の新刊が発売になります。

【中公新書ラクレ】
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『世界のマネージョーク集 ――笑って学ぶお金とのつきあい方』
早坂隆 著
累計100万部突破の人気シリーズが、「マネー」をテーマに新登場。風刺・ユーモアを通して、お金についての知識や教養を深めることができる「本邦初?」の異色の一冊。そもそもお金とは、人間にとっていったい何? 欲望やいやらしさ、それでも憎めないところなど、お金があぶり出すものは、まさに人間の本質か。お金をめぐるニュースも絶えない現代。日本経済の混迷や「働き方」、格差問題、そして消えない将来不安……。ジョークの力で笑い飛ばそう!
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『地図記号のひみつ』
今尾恵介 著
学校で習って、誰もが親しんでいる地図記号。だが、実はまだまだ知られていないことも多い。日本で初めての地図記号「温泉」、ナチス・ドイツを連想させるとして「卍」からの変更が検討された「寺院」、高齢化を反映して小中学生から公募した「老人ホーム」……。地図記号からは、明治から令和に至る日本社会の変貌が読み取れるのだ。中学生の頃から地形図に親しんできた地図研究家が、地図記号の奥深い世界を紹介する。
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『防衛省に告ぐ ――元自衛隊現場トップが明かす防衛行政の失態』
香田洋二 著
2020 年、イージスアショアをめぐる一連の騒ぎで、防衛省が抱える構造的な欠陥が露呈した。行き当たりばったりの説明。現場を預かる自衛隊との連携の薄さ。危機感と責任感の不足。中国、ロシア、北朝鮮……。日本は今、未曽有の危機の中にある。ついに国防費は GDP比2%に拡充されるが、肝心の防衛行政がこれだけユルいんじゃ、この国は守れない。元・海上自衛隊自衛艦隊司令官(海将)が使命感と危機感で立ち上がった。
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【単行本】
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『その悩み、大胸筋で受けとめる ――棚橋弘至の人生相談』
棚橋弘至 著
八方塞がりの恋愛、上司からの圧、低い自己肯定感、離婚の踏ん切りどき……誰しも抱える悩みに、新日本プロレス「100年に一人の逸材」棚橋弘至が向き合う。3年間の連載で見出したプロレス的思考からの導きは――マッチョな言葉でズバリ解決? いいえ、「全力で受けとめ、そっと背中を押す」系でした。人生いつも崖っぷち、逆境と痛みを知る46歳プロレスラーが心に沁みる名言を続出。書籍化にともない、新たに同世代ミドルたちの不安にも「神」回答。
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『子どもお悩み相談会 ――作家7人の迷回答』
子どもの毎日は、山あり谷あり。第一志望の学校に落ちた! 体育が好きになれない。大人になるって楽しい……? ストレス社会でがんばる子ほど肩の力がみるみる抜ける人気作家7人の迷回答。
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『美術業界を蝕む女性差別と性被害 ギャラリーストーカー』
猪谷千香 著
美大卒業後、作家として自らを売り出したいと願い、一人ギャラリーに立つ若い女性作家につきまとうギャラリーストーカー。美術業界の特殊なマーケットゆえに、被害から免れることが極めて難しいという異様な実態がある。孤軍奮闘する若い女性作家につきまとうのは、コレクターだけではない。作家の将来を左右する著名なキュレーター、批評家、美術家など、業界内部の権力者によるハラスメント、性被害も後を絶たない。煌びやかな美術業界。その舞台裏には、ハラスメントの温床となる異常な構造と体質、伝統があった! 弁護士ドットコムニュース編集部が総力を挙げて取材した実態と対策のすべて。
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『世界のヘンな研究 ――世界のトンデモ学問19選』
五十嵐杏南 著
テーマパークやカジノ、大麻など、日本に住んでいると不思議に思うユニークな授業が、世界にはたくさんある。本書は、サイエンスライターとして世界各国の科学関連のニュースに触れる著者による、「所変われば学びも変わる」異文化事情を伝える1冊。
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『声をつなぐ ――崖っぷちで見つけた「希望のデモクラシー」』
辻元清美 著
落選で気づいた「鎧」姿の私。無手勝流の原点に返った著者が、ヘイトや誹謗中傷という「闇」に抗し、全国行脚で出会った新しい社会活動の担い手たちに「希望」を見出す物語。
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12月の新刊が発売になります。【中公新書ラクレ】 ――――――――『ゆるい職場 ――若者の不安の知られざる理由』古屋星斗 著「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半か...
07/12/2022

12月の新刊が発売になります。

【中公新書ラクレ】
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『ゆるい職場 ――若者の不安の知られざる理由』
古屋星斗 著
「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。
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『中学入試超良問で学ぶニッポンの課題』
おおたとしまさ 編著/蟹江憲史/山本祐 監修
中学入試の社会科は、現実社会を映す鏡である。2022年の実際の入試問題の中から、中学受験のプロが9問を厳選。外国人労働者、環境、格差、ジェンダーなど多岐にわたる分野はSDGsにも通じており、大人の学びにとっても格好の教科書となる。掲載校は麻布、田園調布、武蔵、頌栄、浅野、鴎友、駒場東邦、東京純心、市川。圧倒的本気度の9問は、子どもにとってはペーパーテストでも、大人にとっては解決すべきリアルな課題だ。
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『人生は、日々の当たり前の積み重ね』
曽野綾子 著
「夫の後始末」その後。夫・三浦朱門の死から5年。90歳を迎えた著者が辿り着いた境地。老後の日常と気構えを綴るエッセイ集。『自分流のすすめ』に、インタビュー「寂しさは埋まらなくても、友と猫と食事があれば」(『婦人公論』2018年9月11日号掲載)を新たに収録した決定版。
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【単行本】
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『樋口一葉赤貧日記』
伊藤氏貴 著
貧乏なのに、紙幣の顔。生まれは裕福、晩年は借金三昧。いくら稼ぎ、いくら借り、何を買い、何を思ったのか? 金銭事情で読み解く、日本初の女性職業作家の新しい姿。
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『琉球切手を旅する ――米軍施政下沖縄の二十七年』
与那原恵 著
一九四八年~七二年、米軍施政下に置かれた沖縄。この地に生きた美術家が描いた色鮮やかな切手が、遠く離れた場所へ人々の「言葉」を運んでいた――。米軍による占領、琉球政府発足、島ぐるみ闘争、そして、復帰運動を経て、返還合意へ。激動の時代、琉球・沖縄の文化と自然を世界に伝えた二五九種の琉球切手をめぐる物語。
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『獄中の思索者 ――殺人犯が罪に向き合うとき』
美達大和 著
二件の殺人事件を起こし、LB級刑務所で無期懲役囚として30年近くを過ごしてきた著者による自己省察の記録。「罪と罰」「運命」「信仰」などについて獄中で深めた自らの思索を綴る。
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『こころのねっこ ――「こどもの詩」55周年精選集(2017-2021)』
読売新聞生活部 監修
『読売新聞』の名物投稿欄、生活面の「こどもの詩」が2022年4月で55周年を迎えた。子どもの目にしか映らない風景や大人もびっくりする新発見まで、飾らない言葉で表現される詩は、どれも胸を打つ。本書は、『ことばのしっぽ 「こどもの詩」50周年精選集』の続編として、2017年から2021年の5年分から約200篇を厳選して掲載したもの。特に2020年春の緊急事態宣言以降はコロナに関する詩も多くあり、「こどもたちのウィズコロナ」も感じさせる一冊。
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