トラベルジャーナル Travel Journal

トラベルジャーナル Travel Journal Weekly Travel Journal   (TJ / トラベルジャーナル) 1964年創刊の観光ビジネス専門誌。観光立国を支えるすべての人々に向けてを媒体コンセプトに、これからのツーリズムを拓くためのビジネスのヒントを発信しています。
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修学旅行に吹く逆風は想像以上に多方面に影響が及びます。学校、保護者、自治体、旅行会社だけでなく、子供の将来、引いては旅行・観光産業の未来においても。東京都葛飾区が全員無償化に踏み切ったことに異を唱える業界関係者はいないでしょう。課題はこの動...
10/11/2024

修学旅行に吹く逆風は想像以上に多方面に影響が及びます。学校、保護者、自治体、旅行会社だけでなく、子供の将来、引いては旅行・観光産業の未来においても。東京都葛飾区が全員無償化に踏み切ったことに異を唱える業界関係者はいないでしょう。課題はこの動きをどうやって広げていくか。今回意見を求めた識者はそろって国の関与を叫んでいます。「教育は国が持続可能であるための最大の投資」と指摘する駒沢女子大学の鮫島卓教授は次期観光立国推進基本計画に盛り込むことを提言しています。
https://www.tjnet.co.jp/2024/11/10/contents-249/

家の近くに不定期で間借り出店する小さな本屋さんがあります。店先には「あなたに合う本おすすめします」と直筆の看板。店主の本に対する思いが伝わってきます。街中から書店が消えていくなか、最近はコンセプト型店舗や本に囲まれたカフェ・宿など、本の価値...
03/11/2024

家の近くに不定期で間借り出店する小さな本屋さんがあります。店先には「あなたに合う本おすすめします」と直筆の看板。店主の本に対する思いが伝わってきます。街中から書店が消えていくなか、最近はコンセプト型店舗や本に囲まれたカフェ・宿など、本の価値を新たに見直すような展開がずいぶん増えてきました。デジタルでなんでも済んでしまう時代だからこそ紙の本と向き合う時間を大切にしたいものです。特集は恒例の本の企画。果たしてあなたに合う本、おすすめできたでしょうか。
https://www.tjnet.co.jp/2024/11/03/contents-248/

伊勢志摩でウツボ、福島でイセエビ、函館でブリ、海外でワインを楽しむなら英国。気候変動の影響でその土地の名物といわれる食材が減少し、新たな代名詞になるかもしれないものたちです。「いま○○を出す店があったら、それはヤバイよ」。夏に旅行した際、土...
20/10/2024

伊勢志摩でウツボ、福島でイセエビ、函館でブリ、海外でワインを楽しむなら英国。気候変動の影響でその土地の名物といわれる食材が減少し、新たな代名詞になるかもしれないものたちです。「いま○○を出す店があったら、それはヤバイよ」。夏に旅行した際、土地の名物を期待して立ち寄った飲食店でこう言われました。無理に出せば味の低下や料金の高騰を招くことに。流通側も消費側も変化をしなやかに受け止めなければなりません。旅行業は行動の変化を促す大事な役割を担っています。
https://www.tjnet.co.jp/2024/10/20/contents-247/

旅は人間の本能といわれますが、海外旅行の停滞ぶりを見ると現代に生きる日本人の旅する力はすっかり衰えてしまったと思わざるを得ません。旅先の情報を集め、現地の人々と触れ合い、トラブルに直面しながらその地について肌で感じ、成り立ちや文化を知る。旅...
13/10/2024

旅は人間の本能といわれますが、海外旅行の停滞ぶりを見ると現代に生きる日本人の旅する力はすっかり衰えてしまったと思わざるを得ません。旅先の情報を集め、現地の人々と触れ合い、トラブルに直面しながらその地について肌で感じ、成り立ちや文化を知る。旅する力は旅から学ぶ力でもあります。エイチの萬年良子さんは旅する力をトラベルリテラシーと表現。本質的な旅の体験こそ人生の学びと説きます。旅する力が衰えたのなら産業界による育成が急務ではないかという問題意識からの特集です。
https://www.tjnet.co.jp/2024/10/13/contents-246/

クールといわれる日本のコンテンツ。それを海外に売り込む戦略が観光産業や地域産業の成長に結び付いている実感が何となく湧かないのは、自分の無知ゆえか否か。それとも対象領域が広範なためか。そんなモヤモヤは、クールジャパン戦略の実績として挙げられた...
06/10/2024

クールといわれる日本のコンテンツ。それを海外に売り込む戦略が観光産業や地域産業の成長に結び付いている実感が何となく湧かないのは、自分の無知ゆえか否か。それとも対象領域が広範なためか。そんなモヤモヤは、クールジャパン戦略の実績として挙げられた数字を見ても、なかなか晴れません。1つの解は、「観光や地域の総合戦略と連携することが大前提」というJR東日本びゅうツーリズム&セールスの高橋敦司社長の指摘。再起動した戦略に観光産業側が目を向けてみることも大切です。
https://www.tjnet.co.jp/2024/10/06/contents-245/

喫煙同様、飲酒をリスクと捉える世界的風潮が高まりつつあります。WHOは飲酒のリスクに警鐘を鳴らし、アイルランドではアルコール製品に疾病リスク記載を義務付け、厚労省も飲酒のガイドラインを公表しました。さらにパフォーマンス重視のZ世代はアルコー...
29/09/2024

喫煙同様、飲酒をリスクと捉える世界的風潮が高まりつつあります。WHOは飲酒のリスクに警鐘を鳴らし、アイルランドではアルコール製品に疾病リスク記載を義務付け、厚労省も飲酒のガイドラインを公表しました。さらにパフォーマンス重視のZ世代はアルコール離れが顕著で、今年の旅行トレンドにはノンアル旅が挙がります。海外ではそんな旅を企画する旅行会社も誕生しているというから私たちはノンアル旅の潮流についてもっと知る必要がありそうです。マーケティング的にも健康のためにも。
https://www.tjnet.co.jp/2024/09/29/contents-244/

日本は先進国、東南アジアは途上国。これまでのそんな分類とパワーバランスは、経済面で新興国の勢いが増すなか、大きく変化しています。観光面もしかり。「彼らに対し、途上国という考えは不要」というエクスペディアグループのマイケル・ダイクス氏の指摘が...
22/09/2024

日本は先進国、東南アジアは途上国。これまでのそんな分類とパワーバランスは、経済面で新興国の勢いが増すなか、大きく変化しています。観光面もしかり。「彼らに対し、途上国という考えは不要」というエクスペディアグループのマイケル・ダイクス氏の指摘が的確に表しています。日本はもはや世界の古都といった指摘もあるなか、日本が抱く自画像と世界の認識の乖離を真正面から受け止めなければなりません。とにもかくにも、日本人が海外旅行に出かけ、世界を見ることに尽きるのですが。
https://www.tjnet.co.jp/2024/09/22/contents-243/

7月に佐渡島の金山が世界文化遺産に登録され、現地では観光波及効果へ期待の声が上がります。一方で懸念されるのは一時的な観光客の急激な増加とその後の減少。過去に多くの世界遺産登録地域が直面してきた課題です。本来、人類共通のかけがえのない財産とし...
15/09/2024

7月に佐渡島の金山が世界文化遺産に登録され、現地では観光波及効果へ期待の声が上がります。一方で懸念されるのは一時的な観光客の急激な増加とその後の減少。過去に多くの世界遺産登録地域が直面してきた課題です。本来、人類共通のかけがえのない財産として将来の世代に引き継いでいくべき宝物が世界遺産。観光振興を直接的な目的とするものではないだけに世界遺産をコンテンツとして扱うツーリズムのあり方が問われます。そこで特集ではあらためて世界遺産のいろはについて学びました。
https://www.tjnet.co.jp/2024/09/15/contents-242/

これほど魅力と成長のポテンシャルがあるのに。恐らくクルーズ旅行の販売に長年携わる誰しもが抱いてきた思いではないでしょうか。米国では旅行のトップ商材であっても、日本でその存在は控えめ。外国船社が運航するクルーズ客船はこの10年で増えましたが、...
08/09/2024

これほど魅力と成長のポテンシャルがあるのに。恐らくクルーズ旅行の販売に長年携わる誰しもが抱いてきた思いではないでしょうか。米国では旅行のトップ商材であっても、日本でその存在は控えめ。外国船社が運航するクルーズ客船はこの10年で増えましたが、日本船社に限ればわずか数隻で身近な存在ではなかったといえます。しかし、そんな状況が変わる日がついにやって来るかもしれません。売り手こそ、ブームに乗るのではなく、つくり出す気概で向こう数年の好機を捉えてほしいと思います。
https://www.tjnet.co.jp/2024/09/08/contents-241/

日本の競争力低下と新興国の台頭、インバウンドの質的変化とアウトバウンドの停滞、観光を巡る住民感情の悪化、人口減少・高齢化社会に果たすべき役割とビジネスの現実、AIの進化に人々の価値観の変化……。コロナ禍が明けて私たちが直面するのは過去に経験...
01/09/2024

日本の競争力低下と新興国の台頭、インバウンドの質的変化とアウトバウンドの停滞、観光を巡る住民感情の悪化、人口減少・高齢化社会に果たすべき役割とビジネスの現実、AIの進化に人々の価値観の変化……。コロナ禍が明けて私たちが直面するのは過去に経験したことのない難しい局面です。金子達仁さんの著書にあやかって企画した特集は16年2月15日号以来。前回を読み返せば、沖縄ツーリスト会長の東良和さんが「過渡期はこの先も永遠に続く。だから毎年が転機」と。悩ましいです。
https://www.tjnet.co.jp/2024/09/01/contents-240/

文化と一口に言っても、史跡、舞台芸術、アートなど裾野が広いもの。観光と密接なのはツアーに組まれることが多い史跡などまだ一部ではないでしょうか。国連世界観光機関駐日事務所の本保芳明代表は、アジア諸国の観光競争力が高まるなかで日本が競争力を維持...
18/08/2024

文化と一口に言っても、史跡、舞台芸術、アートなど裾野が広いもの。観光と密接なのはツアーに組まれることが多い史跡などまだ一部ではないでしょうか。国連世界観光機関駐日事務所の本保芳明代表は、アジア諸国の観光競争力が高まるなかで日本が競争力を維持する鍵は文化と指摘します。しかし、1人当たり文化GDPは欧米よりはるか下。誘客には自らの文化の価値に目を向ける必要がありそうです。折しも香港政府観光局は世界最大級のアートフェアと提携。そんな戦略が日本にあってもいいのでは。
https://www.tjnet.co.jp/2024/08/18/contents-239/

訪日外国人を引き付けるユニークエクスペリエンス(特別な体験)とはどのようなものでしょう。観光庁の支援事業では全国各地から357のコンテンツが採択されました。ブルゴーニュやシャンパーニュに負けない!とうたう日本酒ツーリズムに神戸ビーフの生態を...
11/08/2024

訪日外国人を引き付けるユニークエクスペリエンス(特別な体験)とはどのようなものでしょう。観光庁の支援事業では全国各地から357のコンテンツが採択されました。ブルゴーニュやシャンパーニュに負けない!とうたう日本酒ツーリズムに神戸ビーフの生態を知り尽くす特別体験、空手ツーリズムにトップリーダーと過ごす本物のひととき、そして次郎長の夢など想像の域を超えた体験が並びます。特集ではユニークエクスペリエンス創出のポイントやビジネスのヒントについて考えてみました。
https://www.tjnet.co.jp/2024/08/11/contents-238/

カスハラの事例を見聞きするにつけ胸が苦しくなります。当事者の苦痛はいかばかりか。同じハラスメントでもパワハラなどと違い、企業に措置義務がなかったカスハラでようやく法整備がなされようとしています。航空大手は義務化を待たずに対応指針を打ち出し、...
04/08/2024

カスハラの事例を見聞きするにつけ胸が苦しくなります。当事者の苦痛はいかばかりか。同じハラスメントでもパワハラなどと違い、企業に措置義務がなかったカスハラでようやく法整備がなされようとしています。航空大手は義務化を待たずに対応指針を打ち出し、業界全体に波及する流れをつくりだそうと大きな一歩を踏み出しました。この先、国などからガイドラインが示されるとしても、実際に従業員を守るのは個々の企業。経営コンサルタントの黒須靖史さんは「実効性は経営者の腹次第」と指摘します。
https://www.tjnet.co.jp/2024/08/04/contents-237/

JATAに寄せられる消費者の相談で多いのがキャンセル料に関するものです。ウェブで予約した航空券のキャンセル時に全額に近い取消料がかかったなどトラブルが頻発しているといいます。消費者庁はキャンセル料の高さややむを得ない事情でも少額しか戻らない...
28/07/2024

JATAに寄せられる消費者の相談で多いのがキャンセル料に関するものです。ウェブで予約した航空券のキャンセル時に全額に近い取消料がかかったなどトラブルが頻発しているといいます。消費者庁はキャンセル料の高さややむを得ない事情でも少額しか戻らないなど過去1年間にキャンセルした消費者の6割近くが不満を感じている実態を踏まえ、キャンセル料のあり方について議論を始めました。損害の発生を前提としないキャンセル料設定も増えるなか標準旅行業約款を縛る平均的な損害も焦点です。
https://www.tjnet.co.jp/2024/07/28/contents-236/

公共入札市場は国内旅行市場を上回る巨大ビジネス。コロナ禍では活路を求める事業者が増えました。新たな収入源になり得るこの領域で今回起きた大手旅行会社の談合は、自治体側にも問題があり改善要請がなされるなど、目立った特徴があります。なぜ談合は起こ...
21/07/2024

公共入札市場は国内旅行市場を上回る巨大ビジネス。コロナ禍では活路を求める事業者が増えました。新たな収入源になり得るこの領域で今回起きた大手旅行会社の談合は、自治体側にも問題があり改善要請がなされるなど、目立った特徴があります。なぜ談合は起こってしまったのか。公共入札ビジネスを「不」としてしまわないために、知っておく必要があります。一方で、取材した公正取引委員会の担当者の言葉が印象に残っています。「談合は誰がやっても差がない仕事で起きやすい」と。
https://www.tjnet.co.jp/2024/07/21/contents-235/

外国人観光客の振る舞いが地域で暮らす人々の生活を脅かす事態が各地で起きています。かねてから問題視されていた民家や私有地に無断で入り込んでしまうだけでなく、最近では乱暴狼藉をはたらくようなケースも見られ対策が求められています。観光社会学者の中...
14/07/2024

外国人観光客の振る舞いが地域で暮らす人々の生活を脅かす事態が各地で起きています。かねてから問題視されていた民家や私有地に無断で入り込んでしまうだけでなく、最近では乱暴狼藉をはたらくようなケースも見られ対策が求められています。観光社会学者の中井治郎さんは歴史的円安による日本を訪れる客層の質的な変化を指摘したうえで、社会全体の観光との付き合い方として一段ギアを上げた次の段階の付き合い方が必要と説きます。訪日外国人の質的変化とマナー問題について考えました。
https://www.tjnet.co.jp/2024/07/14/contents-234/

「観光魅力度ランキングで日本が1位」。世界経済フォーラムの調査で日本が初の首位に立った前回、こんな表現をよく耳にしました。テレビ局などがそう表現したためか観光産業内でも散見され、本質が理解されていないとやきもきしたものです。本誌がなぜ毎回特...
07/07/2024

「観光魅力度ランキングで日本が1位」。世界経済フォーラムの調査で日本が初の首位に立った前回、こんな表現をよく耳にしました。テレビ局などがそう表現したためか観光産業内でも散見され、本質が理解されていないとやきもきしたものです。本誌がなぜ毎回特集するほど価値を感じているのか、今回図らずも2人の識者から発信される形となり、報われた気分です。今回も見事に分析してくださったクニエの平林潤ディレクターには感謝しかありません。後は読者の皆さんに届くことを願うばかりです。
https://www.tjnet.co.jp/2024/07/07/contents-233/

【求人募集】株式会社フランストラベルセンター インバウンド業務のほかに海外旅行部門、特に在日フランス企業を顧客として業務にあたっており、在日フランス人及び他の国籍の方の日本国内旅行など広く取り扱う。即戦力となる人材を募集中。
01/07/2024

【求人募集】株式会社フランストラベルセンター
 インバウンド業務のほかに海外旅行部門、特に在日フランス企業を顧客として業務にあたっており、在日フランス人及び他の国籍の方の日本国内旅行など広く取り扱う。即戦力となる人材を募集中。

会社名 株式会社フランストラベルセンター<当社のご案内>インバウンド業務のほかに海外旅行部門、特に…

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