Zoom楽座

Zoom楽座 ZOOMによるカタリバ

いちりん楽座8月18日(日)14時〜(開場13時30分)テーマ「懲役18年。なぜ、そんなことに。そしていま」逮捕の前、逮捕から懲役18年間、そして出所してからのこと。その体験を聞いてみたい。池谷が司会しインタビューしていく。けれども一方的な...
10/08/2024

いちりん楽座
8月18日(日)14時〜(開場13時30分)
テーマ「懲役18年。なぜ、そんなことに。そしていま」

逮捕の前、逮捕から懲役18年間、そして出所してからのこと。
その体験を聞いてみたい。
池谷が司会しインタビューしていく。けれども一方的なお話ではなくて、参加者同士のカタリバにしていきたい。

ゲスト:加藤三郎

加藤さんは、太田龍などの著作や日雇労働の過程で「日本帝国主義の悪行」を知り、反日主義思想を培った。日本はアイヌや蝦夷の人々を抑圧してきた歴史がある。
そこで、戦争で儲けている企業(三井アルミ)や帝国主義日本の背景にある神社本庁や平安神宮の放火、東急観光爆破、東大法文1号館爆破をした。犯行声明を出していった。
そして、OSHO(バグワン・シュリ・ラジニーシ)のコミューンにいたとき、逮捕される。
手錠をはめられ合掌している姿を、私は新聞で見た記憶がある。1970年台。
そして、懲役18年をくらったわけだ。
  ▽
「日本帝国主義に鉄槌を浴びせる、などという意識ではなく、精神的、思想的な意味で、歴史的な批判、宗教的な批判、原住民の世界観の復権、それを世界的な規模で繋げていく思想闘争みたいな意識が強かった」と言う。

獄中、論考とエッセイを書き「思想の科学賞」を受賞(1988年)。

「カタリバだから、いろいろ批判し言われると思うけどいいですか?」と聞くと、「私はどんな批判も,構わないです。どこまでそうしたことについて,話し合える力が私にあるかは、わかりませんが、私なりに話すしかない。どうして、こんな生活になってしまったのか、ほんとうに考え、これを克服することに,実践的に踏み出す必要がある」とも。
  ▽
出所以来、生計を立ててきたのは、山仕事。やまで榊の枝を切り、花市場で卸売。仏花用のシキミの枝,生花ようのドウダンツツジ、アセビ、ハイゴケなども。
地元の道の駅に出荷して、、岐阜生花市場、名古屋市のヤマエ生花市場、名港フラワーブリッジ市場でも売るようになり,生計が立つようになる。「いまは鉄くず屋をやっている」という。
そのあたりも聞きたい。
  ▽
参加ご自由。参加費無料。途中入退室可。
GoogleMeet
以下をクリック。
https://meet.google.com/gsx-wcfc-ray

池谷がインタビュー。たぶん2〜3時間語り合っていると思う。カタリバなので、参加者からの意見や質問、感想もご自由に。
  ▽
禁固時代、ヴィルヘルム・ライヒの著作に出会い、「反日思想」からの離脱を自覚した。そしてライヒのその生体エネルギー法のワークを実践した。

人は悲しみ、怒り、寂しさなど負の感情に出会うと、胸の筋肉が硬直して、鎧のようになる。それを叫びや慟哭などで徹底して深入り体験すると、すこーんと抜ける。そして、あるがままの自分に立ち返るという心理療法だ。
  ▽
「OSHOがライヒを高く評価していたこともあり、私は1987年頃までライヒの考え方に依存していました。けれども、OSHOに依存してしか,私の犯罪について理解していなかった私の在り方の、あまりの安易さ。その気づきが,私にはとても重要でした。それが、サニヤシン(放棄、すべてを捨てるという意味だが、この場合、OSHOの弟子という意味を持つ)のOSHO依存、個人崇拝批判の核心にあります」


加藤さんのFacebookに記載されているので、以下すこし補って紹介する。

現在、鉄くず屋
以前の職業: 名古屋ヤマエ生花市場での卸売の野の花社代表
以前の職業: 岐阜生花市場への出荷の生産者
以前の職業: 荻島瓦葺き屋の従業員
以前の職業: 七宗町道の駅ロックプラザへの出荷の野の花社代表
以前の職業: 熊本刑務所の受刑者
以前の職業: 東京拘置所の被拘禁者
以前の職業: 公団住宅入居申請代行会社の宣伝部員(アルバイト)
以前の職業: サマデイ瞑想センタのスタッフ
以前の職業: 京都府丹後半島禅海寺のスタッフ
以前の職業: シャンティユガ瞑想センターのセンタースタッフ
以前の職業: 酒問屋坂本屋のアルバイト作業員
以前の職業: 高田馬場日雇い労働差者の寄せ場の日雇い労働者
以前の職業: 大阪西成区の日雇い労働者の寄せ場、釜ヶ崎の日雇い労働者
以前の職業: 松田組の従業員 労働者
以前の職業: 釜ヶ崎日雇い労働者の寄せ場の日雇い労働者
以前の職業: 木村組の作業員
以前の職業: 笹島寄せ場の日雇い労働者
以前の職業: 松田組の作業員
以前の職業: 木本土建の作業員
以前の職業: 金石土建の作業員
以前の職業: ヤング・ポップの従業員
以前の職業: 熊谷組下請け飯場の作業員
以前の職業: 金石土建の土木作業員
以前の職業: 荻窪牛乳店の従業員
以前の職業: 早稲田大学理工学部生協の従業員
以前の職業: 金石土建の作業員
県立加茂高校に在学
岐阜県 加茂郡在住

いちりん楽座 テーマ:障碍(しょうがい)があるから楽しいこの世ゲスト 長澤靖浩(ながさわ やすひろ)6月8日(土)14時〜17時(入室は13時半から 雑談)    ▽参加ご自由。無料。途中入退室可、顔出し自由。GoogleMeet 下記をク...
01/06/2024

いちりん楽座 
テーマ:障碍(しょうがい)があるから楽しいこの世
ゲスト 長澤靖浩(ながさわ やすひろ)

6月8日(土)14時〜17時(入室は13時半から 雑談)
  ▽
参加ご自由。無料。途中入退室可、顔出し自由。
GoogleMeet 下記をクリックすれば参加できます。
https://meet.google.com/ohk-xxgz-znx
  ▽
10年前、13分間の心肺停止から奇跡的に蘇生した長澤さんは、酸欠状態の長かった脳に後遺症が残り、車椅子ユーザーとなった。

意識不明状態で経験した臨死体験は「この上のないやすらぎと覚醒」の世界だったという。

しかし、その世界はどのような意味でも「障碍」がないために、どんなドラマも生まれない静寂だけの世界だった。

蘇生したら、この世は障碍だらけで、だからこそ毎日が出会いや驚きに満ちたワンダーランドなのだと目覚めた。
  ▽
しかも、実際に自身は狭義の意味での障碍者になった。
そして社会もまた障碍だらけであった。
そこから始まった障碍へのチャレンジ。
二度とベッドから起き上がれないと言われていた体のリハビリ。

長澤さんの考えでは、真のリハビリとは準備された医学的プログラムのことではなく、やりたいことをやろうとして、諦めずに挑戦し続けることだという。

障碍者としての権利を得るための行政とのやりとり、就労支援でのさをり織りの体験や、障碍のあるなしにかかわらず一緒に踊るダンスバリアフリーへの参加。
そして車椅子による日本中や海外への一人旅。

そこでは様々な困難や差別にも出会うが、見ず知らずの人の温かい援助がいつも行く手を開いてくれる。

心臓発作以前よりも、この世の味わいは深くなり、生きていることのすばらしさを痛感しているという。
  ▽
前回までのいちりん楽座では狭義の「臨死体験」を主題のように扱ったため、それがどんなものであるかに話題がフォーカスした。

しかし、今回はむしろ、蘇生してからの「障碍だらけの世界で生きることのすばらしさ」を実体験中心に語っていただく。

実際、近著『一三分間、死んで戻ってきました』の本当に重要な部分は、むしろ後半のその部分なんです、と長澤さんは語る。

え? 電動車椅子での行動で、そんなことまでできるの?
そんなに人生を楽しめるの?

そのレポートは、私たちひとりひとりの困難に満ちた人生もまた照らし出してくれるかもしれない。
  ▽
前半は主に池谷が、蘇生後の長澤さんのライフストーリーをインタビューしていきます。

後半は「障碍だらけのこの世を生きること」についての参加者の様々な声を交響させましょう。

https://bookscope.thebase.in/items/84975205

いちりん楽座「13分間死んで戻ってきました」5月19日(日)14時〜17時(入室は13時半から)GoogleMeetで行う。下記をクリックすれば参加できる。参加ご自由。無料。どなたでも。https://meet.google.com/asj...
14/05/2024

いちりん楽座
「13分間死んで戻ってきました」
5月19日(日)14時〜17時(入室は13時半から)
GoogleMeetで行う。下記をクリックすれば参加できる。
参加ご自由。無料。どなたでも。
https://meet.google.com/asj-herx-onx

突然の心肺停止13分間。蘇った長澤さんの感じた世界は、生死を超えた世界は、尽十方無碍光(じんじっぽうむげこう)であった。
そこから帰還することで、わかった。
「この世は障碍(しょうがい)があるからこそのワンダーランドである」と。

言葉も、ありのままの透明な覚醒を妨げる障碍(しょうがい)である。
しかし、その障碍があるからこそ、美しい物語を紡ぐことができる。
そんな体験を語ってもらう。

死について考える「カタリバ」。
死ぬのは確実。いつ死ぬのかわからない。
死んだらどうなる?
分かる人はだれもいない。
でも、臨死体験者はたくさんいる。
友人の長澤さんは、その一人だ。
死の世界の垣間見たようだ。
  ▽
それは、暗黒ではなく、無ではない世界。
はかりなきひろがりの世界であった、という。
「無碍光如来」(むげこうにょらい)という言葉がある。
親鸞が述べている浄土の世界だ。
限りなきひろがりのある無限世界、そしてそこは清浄そのものだ。
彼はその世界にいた。あったのだ。
そして、そこからこの世に戻ってきた。
  ▽
そのまま、その世界にいればよかったのか。
どうして、この障碍の多い世界にもどってきたのか。
そこが、興味深い。
限りなきひろがりのある無限世界であるゆえに、そこは安住の世界ではなかったらしい。
この障碍の多い、悩みと苦悩の多き世界ゆえに、ダイナミックな世界があるというのだ。運動機能に障碍が起きたが、それはそれとして多方面に活躍している。

ということで、この煩悩多き世界で遊んでいる長澤さんをゲストに「いちりん楽座」を開催する
ゲスト長澤 靖浩
1960年 大阪生まれ
2013年 心室細動で13分間心肺停止し、臨死体験。死生観に大きな変化をもたらす。
著書に『一三分間、死んで戻ってきました』
https://bookscope.thebase.in/items/84975205
東京でのお話の一部
https://www.youtube.com/watch?v=uhM1PckjlMU

28/04/2024

『法華経』ってなんだ? というテーマで「いちりん楽座」を開催した。
若本大作さんが、これまでの伝統的な本門迹門という分け方ではなく、『法華経』の説法の対比構造に着目して分析整理した。
伝統教学の枠組みを突破した自分なりの見方であり、こうした分類法はとてもわかりやすく、新鮮な切り口であった。
  ▽
あとは自由なカタライ。以下ランダムに。

「仏」とか「成仏」というのが、その実態はなにか。達成できるものなのか。
『法華経』でたくさんの記別(仏になるという約束)をブッダから与えられても、何万年も何十万年も生死を繰り返して成仏するという。
その間「私」というアイデンティティをもって修行するのだろうか。
智慧第一の舎利弗にしても、「汝未来世に於て、無量無辺不可思議劫を過ぎて、若干千万億の仏を供養し、正法を奉持し菩薩所行の道を具足して、当に作仏することを得べし」と述べられる。無量無辺不可思議劫というのは、天文学的な時間だよ。
  ▽
しかし「私」というしても意識を持っていくら修行したとしても、成仏きるはずがないではないか。「私」そのものが解放・脱落されなければ、成仏はないのではないか。逆に言えば「私」そのものが脱落したら、今生で成仏は可能とは言えないか。真宗の「妙好人」のような生き方はどうなのか。

「私と他」を分けるものはなにか。脳か、心臓か、あるいは免疫系か。
神智学で言うところのアストラル体、コーザル体のような考え方はどうか。スウェーデンボルグの言う霊界の構造について。
  ▽
『法華経』のエッセンスは、南無妙法蓮華経と日蓮は言うが、それはどうしてか。
そして、それを唱えるとどういう効果があるのか。現実の引き寄せ力、イマジネーション、モチベーション、呼吸法による心身の活性との関係。
他のマントラとはどう違うのか。

この世界がどのように閉塞的になっていって、いかに管理されていっているのかの事例。宗教はそれをどう超えられるのか。むしろ人民支配のためのシステムとして作用するのか。

今の暮らしをどうしたらいいのか。これからどうなるのか。
そして、やがて訪れる死をどうとらえるか。「死」とはなにか。

ということで、次回は5/3(金)14時から、13分間の臨死体験した長澤さんをゲスト「いちりん楽座」を開催する。

昨日のカタリバのデータ

いちりん楽座の案内。カタリバ『法華経』ってなんだ?4月28日(日)14時〜17時。(入室は13時半から)参加費無料。どなたでも。GoogleMeetで行う。下記をクリックすれば参加できる。https://meet.google.com/as...
23/04/2024

いちりん楽座の案内。

カタリバ『法華経』ってなんだ?
4月28日(日)14時〜17時。(入室は13時半から)
参加費無料。どなたでも。

GoogleMeetで行う。下記をクリックすれば参加できる。
https://meet.google.com/asj-herx-onx
 ▽
日本で有名なお経は二つ。『般若心経』そして『法華経』だ。
まず『般若心経』は『大般若経』六百巻のエッセンスで、短く要約されている。よく写経もされる。呪文のようにして加持祈祷にも使われる。

そしてもうひとつは『法華経』だ。
聖武天皇が全国の国分寺に収めて読ませたり、聖徳太子が注釈書を書いたり、平安時代、最澄が天台宗をもたらしたとき、枢要な経典として比叡山で学ばれ続けるようになった。
鎌倉仏教の祖師たち、法然、親鸞、道元、日蓮などは『法華経』を中核に学び修行した。日本仏教の源泉の一つといえる。とくに日蓮は、『法華経』こそが最高至極のものとして南無妙法蓮華経というお題目を唱えることが成仏道とした。
また、戦後に興隆した新興宗教も『法華経』を大切にしている。霊友会、立正佼成会、そして創価学会など。
  ▽
しかし、この『法華経』。「すごい、すごい」と言われながら、その真意を理解するのは難しい。そもそも、しっかり読む人はなかなかいないのだ。

ひとつには、原始仏典と違って、展開の仕方がSFX的すぎる。神話、寓話、アニメ。メタファーの世界。

内容をつかもうとしても、「法華経はすごいんだぞ」と『法華経』自身が自己賛美するばかり。「信ずればわかる。毀謗したら地獄に落ちる」みたいな言い方もされる。「はて、とはいうものの、いったいなにがどうすごいのか。なにが本体なのか?」。かなり理解し難い。
  ▽
『法華経』には何が書かれていて、『法華経』の作者は何を言いたいのか。
『法華経』を構造的に把握してみたい。
ゲストの、若本大作さんが、独自の解釈で展開してくれると思う。

一方的な講座ということではなく、ともに疑問を投げ出し語り合うという、カタリバである。
参加者は、参加する前に一度『法華経』を読んでおいてくれるといいんだけれど、まあ読んでなくても、まったく大丈夫。ちと専門的な用語が飛び出してくるけど。「そもそも意味わからんとガンガンとツッコミを入れてくれればありがたい。

「Being Peace 平和を生きる~プラムヴィレッジスタイルのマインドフルネス」いちりん楽座の案内2月27日(日)19時30分〜20時30分(19時から開始前の雑談タイム)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。Goog...
25/02/2024

「Being Peace 平和を生きる~プラムヴィレッジスタイルのマインドフルネス」

いちりん楽座の案内
2月27日(日)19時30分〜20時30分(19時から開始前の雑談タイム)

参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。
GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあればワンクリックで参加できる。
https://meet.google.com/cda-bdoe-hap

テーマ:マインドフルネスについての語り合い。
翻訳家の島田圭介さんにゲストとして登場していただく。

実際にプラムヴィレッジでリトリートを体験し、ティク・ナット・ハン師の数多くの著作を翻訳している島田啓介さんに、なぜプラムヴィレッジに惹かれたのか? 30年のお付き合いのあるティク・ナット・ハン師とそのお弟子さんとの体験を中心にかってもらう。

今回プラムヴィレッジから5人のダルマティーチャー(法師)が来日するが、そのツアーの世話役のひとりとして、この来日に望むこと、おすすめポイントなども紹介。

プラムヴィレッジ(すもも村)は、フランスに亡命したティク・ナット・ハンにより、1982年に南フランスに開設された。僧侶、尼僧、一般の在家修行者たちのために開かれた仏教共同体。ベトナム、日本などのアジアをはじめ、ヨーロッパ諸国、イスラム教の人など、200人以上のブラザー、シスターと呼ばれる僧侶、尼僧が暮らす、ヨーロッパ最大の仏教僧院です。この共同体は、世界中から何千人もの宗教、宗派を超えたリトリート(瞑想会)参加者を迎えている。

子どもも一緒に家族でサマーリトリートに参加する人も多く、夏には湖の畔でテントを張ったり、冬にはクリスマスや新年のお祝いをしたりと、年間を通して多くの人がプラムヴィレッジでマインドフルネスを実践している。

◎講師紹介 島田啓介
翻訳家、精神保健福祉士(PSW)・カウンセラー、マインドフルネス瞑想案内人、マインドフルネス・ビレッジ村長。体と心の癒しに取り組む里山ハウス「ゆとり家」主宰。(https://www.yutoriya.net/)

丹沢の里山での生活と瞑想・翻訳・執筆活動を実践中。90年代初期に出会ったマインドフルネス瞑想を実践しながら、様々な分野での伝え手となる。95年のティク・ナット・ハン来日ツアーの中心メンバーで、師の著作の翻訳の多くを手がける。

マインドフルネスを中心にした講演、講座、研修など多数。翻訳書や雑誌などへの執筆多数。研修、授業、オンライン講座、個人面談にも、「日常で活かせるマインドフルネス」の手法を取り入れている。

プラムヴィレッジ
https://www.tnhjapan.org/plumvillage

いちりん楽座の案内「一遍上人を語る」2月17日(土)13時〜15時(入室は12時半から可 しばし雑談)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあればワンクリックで参加でき...
04/02/2024

いちりん楽座の案内
「一遍上人を語る」
2月17日(土)13時〜15時(入室は12時半から可 しばし雑談)

参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。
GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあればワンクリックで参加できる。
https://meet.google.com/cda-bdoe-hap

鎌倉時代の祖師たちは、それまで鎮護国家として位置づけられていた仏教を、一人ひとりの生き方の教えとして弘めていった。
動乱期のなか、時代の価値観を突破していく凄さ、探究心、人間的な魅力を感じさせる人たちが現れた。
その代表的な祖師たちが、法然、親鸞、道元、日蓮、そして一遍だと思う。
一人ひとりが、じつに魅力的だ。

法然のチャレンジ精神と寛容な人柄。親鸞の実存的な深み。道元の透徹した哲学性と修行の深遠さ。日蓮の信念と行動力、弟子に対する思い。そして、一遍の突破力。

今回は、一遍を取り上げたい。
一遍は、亡くなるときに、惜しいかな自らの著作をすべて焼却してしまった。「一代聖教皆尽きて南無阿弥陀仏に成り果てぬ」そして死後のことについては「葬礼の儀式をととのふべからず。野にすててけだものにほどこすべし」との指示を与えた、という。
ゆえに著作など、伝えられるものがほとんどない。
しかし、踊り念仏や、「一遍上人絵伝」などにわずかに伝えられている。

一遍は時衆を率いて遊行(ゆぎょう)を続け、民衆(下人や非人も含む)を踊り念仏と賦算(ふさん)とで極楽浄土へと導いたとされる。

踊り念仏など、いまの言うと、パンクロックのようなエネルギーであったと思う。勇躍歓喜の念仏の踊り。

その絵伝を見ながら、みんなで語り合いたい。
一遍上人の生き方と教え。
絵伝にみられる庶民の暮らし。

一遍の教えとして伝えられているのが次の言葉。「よろづ生きとし生けるもの、山河草木、吹く風、立つ浪の音までも、念佛ならずといふことなし」と。

「念佛の行者は智慧をも愚癡をも捨て、善惡の境界をも捨て、貴賤高下の道理をも捨て、地獄をおそるる心をも捨て、極樂を願ふ心をも捨て、又諸宗の悟をも捨て、一切の事を捨てて申す念佛こそ、彌陀超世の本願に尤もかなひ候へ。
かやうに打ちあげ打ちあげ唱ふれば、佛もなく我もなく、まして此内に兎角の道理もなし。善惡の境界、皆淨土なり。外に求むべからず。厭ふべからず。
よろづ生きとし生けるもの、山河草木、吹く風、立つ浪の音までも、念佛ならずといふことなし。」

今回は、断食道場を主催している松浦さんと語り合いながらすすめていく。
ティク・ナット・ハンのこと、断食のこと、特別支援教育のこと、ミャンマーの瞑想のこと、内観療法や野口整体なども語られていくと思う。

松浦寿郎さんのプロフィール

東京の東向島の生まれ。東京学芸大学教育学部卒業後、公立学校で教職(特別支援教育)に就くかたわら、各種の心理療法、ボデイワーク、野口整体を学ぶ。

ベトナムの禅僧で平和活動家のティク・ナット・ハンとの出会いを機に仏道に親しみ、日本各地の禅寺に参禅。インドとミャンマーを巡拝し、ヴィパッサナ瞑想を学ぶ。四国遍路を歩いて結願。出羽三山で修験道を行じる。2005年 福井県小浜の仏国寺(曹洞宗)にて受戒得度し在家の仏弟子(居士)となる。法名は「寿山善道」。

熊野の巡拝および四国遍路の折に、一遍上人にご縁を感じ、踊り念仏をはじめる。2015年3月、 山梨県北杜市にくらしの道場「ひのはる庵を開庵。2015年5月より、ひのはる坐禅断食会を主宰。

いちりん楽座「日蓮の墨筆を読む」②人間としての日蓮の魅力をその墨跡をもとに学んでいく。生き方、人柄、時代背景、後世に与えた影響など、自由に論議していく。2月12日(祝)13時〜15時 12時半から入室可(雑談から)参加ご自由、参加費無料、途...
01/02/2024

いちりん楽座「日蓮の墨筆を読む」②
人間としての日蓮の魅力をその墨跡をもとに学んでいく。
生き方、人柄、時代背景、後世に与えた影響など、自由に論議していく。

2月12日(祝)13時〜15時 12時半から入室可(雑談から)

参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。
GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあればワンクリックで参加できる。
https://meet.google.com/cda-bdoe-hap

日本仏教の祖師たちの中で、日蓮ほど弟子檀那に対してお手紙を書いた人はいないだろう。そして、じつに名文が多い。きめこまかな内容のものが多い。

講師は、私の長年の親友、犀角独歩さん。これまで1,000件もの日蓮墨跡を抽出して深掘りしている。
二人で論議していくが、一方的な講義ではない。参加者はどんどん話に突っ込んでいただきたい。

①日蓮その人の墨書である。その勢い、息遣い、掠れ具合など、闊達で自由な筆使いがじつに味わい深い。「日蓮がたましひを すみにそめながしてかきて候ぞ」(経王御前御返事)
②たった一節でも、人柄、暮らしぶり、信念が偲ばれる。このときはどういう時代で(壮年期、佐渡流罪中、身延での隠棲期)、どんな弟子に対しての手紙だろうか、など。
③この一節は、どういう法門のため書かれているのか。どういう位置づけになるか、など。
④日蓮の遺文には、「真筆」「曽存:真筆はあったが紛失。消失して写本だけ残る」「後世の偽書」「真義未決」のものがある。古文書の読み方、書誌学的な見方も学んでいく。

講師:犀角独歩(さいかく・どっぽ)。本名 岩立盛郷(いわたちせいごう) 一九五五年、熱烈な創価学会 員を両親に東京に生まれる。三十五歳のとき、創価学会を脱会し大石寺に移る。宗務院教学部・内事部『大日蓮』編集室嘱託。四十歳で棄教。脱会者支援を始め、日本脱カルト研究会入会、元会報編集長、元理事。 日蓮宗現代宗教研究所等で執筆。日蓮の実像を追及。いまは主に『宗教問題』に執筆。

いちりん楽座1月28日(日)19時〜21時(18時半から雑談トーク)ゲスト 一尾茂疋(いちお しげひこ:瀬戸ツクルスクール)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあれば...
24/01/2024

いちりん楽座
1月28日(日)19時〜21時(18時半から雑談トーク)
ゲスト 一尾茂疋(いちお しげひこ:瀬戸ツクルスクール)

参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。
GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあればワンクリックで参加できる。
https://meet.google.com/cda-bdoe-hap
  ▽
政治が問題、教育が問題、行政が動かない‥‥言いたいことはたくさん。

しかし、いくら叫んでも現実は動かない。エネルギー使い、イライラして、時間なくす。

自分で作る。自分の思いを実現していくことがたいせつ。とはいうものの至難。

しかし、この一尾さんはその道を開いている。
自ら実践している人の話を聞くと、力づけられる。体験から得られた知恵は貴重だ。
  ▽
一尾茂疋(いちお しげひこ)さんは、幼稚園から小中一貫校、そしてカレッジに至るまで、トータルに運営している。「市民立小中高一貫校」と呼ぶ。

小中高一貫校の授業料は、公立並み(月に6千〜8千円)。
生徒は80名余、常時40名余の生徒が通う。その教育環境を求めて、教育移住した家族が50名近くいる。

その実践の経緯、スクールのシステム、これからの展望を聞く。講座ではなくて、参加者からどんどん質問してもらって語りあいの場にしていきたい。

※一尾茂疋
1975年生まれ、愛知県瀬戸市在住。大学卒業後は、流通業、外資系医療機器メーカー、進学塾、出版社、海外語学学校、個別指導塾、国内大手英会話スクールなどで勤務。ツクルスクールは、2014年にスタート。
  ▽
全国で不登校児は30万人いる。どんどんと増えている。コロナ禍の影響もあるが、今の学校自体が、社会に適応していないってことではなかろうか。

公教育が、社会で生きていく力を養うものになっていいるのかどうか。子どもの才能の芽を摘んでいないか。偏差値教育は、子どもを萎縮させ、あるいは傲慢にさせる。

子どもは、興味を抱いたところから深掘りする。すごい集中力で学んでいく。ところが、試験のために学んだら身につかない。自分の好きなことを伸ばしたほうがいいにきまってる。

一斉授業は、能力のある子には時間のムダ。授業ついてこれない子は、萎縮してしまう。

自分にあったものを、「自分が選んで自分で深めていく」のがいい。とくに低学年は、子ども同士思いきり遊びまくることが一番の学びとなる。人生の財になる。

いい会社・安定した会社に行こうとすると、偏差値教育のワナにはまる。自分で独立して生きていける道があるのだと思う。そこを「出口」としていけば、学びのあり方は大きく変わる。

いちりん楽座の開催。池田大作著『人間革命』を読む。創価と戦後史。『人間革命』を素材に、戦後どのようにして創価学会は発展していったのか。それを戦後史、占領政策を背景に読んでいく。 ▽1月17日(水)19時〜21時(入室は18時半〜雑談)参加費...
15/01/2024

いちりん楽座の開催。
池田大作著『人間革命』を読む。創価と戦後史。

『人間革命』を素材に、戦後どのようにして創価学会は発展していったのか。それを戦後史、占領政策を背景に読んでいく。
 ▽
1月17日(水)19時〜21時(入室は18時半〜雑談)
参加費無料 どなたでも参加自由 途中入退・顔出し自由
GoogleMeet:Googleアカウントがあれば参加可能。スマホはアプリのダウンロードが必要。下記をクリックするだけ。
https://meet.google.com/cda-bdoe-hap
  ▽
最大の宗教団体である創価学会は、当初は創価教育学会といとった。戦争中、治安維持法と不敬罪で大幹部は投獄される。初代会長の牧口常三郎は獄死。後に二代目会長となる戸田城聖は、獄中で悟(さとり)ともいえる体験を得る。

そして、出獄したのは1945年の7月3日。終戦詔勅の42日前だ。
出獄したした戸田は、政界の黒幕 古島一雄を訪ねる。
そして、敗戦の予測を聞く。「一ヶ月以内」と。

それを聞いた戸田は、やがてアメリカ軍が侵略すると必要になるのは、日米会話だ。そこで通信教育の準備に入る。そして、8月30日に、すでに朝日新聞に、日米会話の通信教育の広告を出す。やがて、出版社を作り、信用組合で金融業も始める。その営業部長いが、池田大作(後の第三代会長)というわけだ。
  ▽
戸田は、もとより実業家であった。当時、17もの会社を経営していた。証券会社ももっていた。炭鉱会社も大阪の油脂工業手中に収めるような勢いであった。政界の黒幕との付き合いもあった。岸信介とも懇意である。

その戸田城聖によって、創価学会は再建された。戸田というたったひとりから、やがては75万世帯と発展してゆく。(1951年:昭和26年 5月3日に75万世帯の折伏を達成し、7年後に亡くなる 58歳)

その後を継承した池田大作は、750万世帯の達成を目標とし、いまや公称1200万世帯である。そして、創価学会の政治部とも位置づけられる公明党は、政権与党。選挙のときには、550万から850万票もの得票がある。

その創価学会の躍進を戸田城聖の出獄の場面から描いていったのが『人間革命』である。著者は池田大作ということになっているが、私は疑っている。あまりに表現、展開が見事だから。

そして、途中でゴーストライターのS氏が亡くなると、新聞連載は休止。何年かたって、再開されるが、まったく文章の勢い、切れ味は落ちていく。そして、次の『新 人間革命』となると、これはもう聖教の新聞記者のレベルに落ちていく。

劇作者の、井上ひさしの感想が面白い。
───感想としては、「これは恥ずかしい」のひとこと。自分のことをここまで持ち上げて書くことのできる神経は普通ではない。
いや、ほとんど異常といってよい。含蓄のかけらもない図々しい人間にしかこういう文章は書けないと思う。
ひょっとしたら「山本伸一」(作中の主人公、作者の池田大作自身)にごまをする代作者の筆になるものかもしれない、それならまあ分からないこともないのであるが…
いずれにしてもこの「人間革命」を読んで筆者は池田大作と創価学会に対する興味をあらかた無くしてしまった。(井上ひさし箸 「ベストセラーの戦後史」より)

※いちおう、第一巻の「黎明」の章だけ、テキストにしておきました。池谷が勝手にゴシックにしたりカラーにしたりしています。

https://docs.google.com/document/d/1d_-lhjMmqwH-tU84IK9Mmc9SGyplLcRFL8bpbo_l-1o/edit?usp=sharing

いちりん楽座の開催。テーマは『立正安国論』を読む。1月13日(土)19時〜21時(入室は18時半〜雑談)参加費無料 どなたでも参加自由 途中入退・顔出し自由GoogleMeet:Googleアカウントがあれば参加可能。スマホはアプリのダウン...
09/01/2024

いちりん楽座の開催。
テーマは『立正安国論』を読む。

1月13日(土)19時〜21時(入室は18時半〜雑談)
参加費無料 どなたでも参加自由 途中入退・顔出し自由
GoogleMeet:Googleアカウントがあれば参加可能。スマホはアプリのダウンロードが必要。下記をクリックするだけ。
https://meet.google.com/cda-bdoe-hap
  ▽
日蓮の教えの中核は『立正安国論』である。その一代の化導は「立正安国論に始まり立正安国論に終わる」とされる。
『立正安国論』とは、次のような意味合いがある。
①正しい教えを立てて、国を安んずる。
②正しい教えが立てられれば、国が安んずる。
③正しい教えが立てられなければ、国は安寧秩序を失い滅ぶ。

では「正しい教え」とはなにか。
日蓮においては、「正しい教え」とは、『法華経』である。
そして『法華経』のエッセンスである「南無妙法蓮華経」である。
  ▽
『法華経』以外の教えは、権教(仮の教え)であり邪教(不幸に陥らせる)である。
『法華経』のみ信じて実践すれば、自らが幸福となり国は安泰となる。そのように日蓮は確信した。

ゆえに、まず為政者が正しい教えである『法華経』を信じなさい。国の理念の基軸に置きなさい。そして、誤った教えである念仏や禅などを禁止しなさい。「如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには」(あれこれ祈るよりも邪教の根源である念仏を禁止しなさい)と幕府に迫る。
 ▽
①いま日本国の悲惨な現実を見よ。飢饉、疫病、地震などの災害が頻繁に起きている。
②それは、諸天善神が国を守護しないからである。善神が国を去ったことで、鬼神が跋扈し、そのために万民が乱れるのである。
③善神が国を去ったのは、人々が「正しい教え」(すなわち『法華経』)を守らないで、誤った教えを信じているためである。
④そのことは、護国(金光明経、仁王経、薬師経など)の経典に示されている。
⑤だから、「正しい教え」である『法華経』を為政者が信じれば、諸天善神は日本を守護して、国は安泰となる。
⑥『法華経』に基づいて邪教を禁止し、諸経・諸宗を統一し、正法が確立されない限り国の安泰はない。(「早く天下の静謐を思わば須く国中の謗法を断つべし」「汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か」)
⑦それを実践しなければ、さらに災難が起きる。すなわち、「自界叛逆難」(内乱)「他国侵逼難」(他国から攻められる)が起きる。そして、現実に蒙古の来襲が起きることになった。
 ▽
『立正安国論』は、鎌倉時代の僧侶・日蓮(1222〜1282)が執筆し、文応元年(1260)に鎌倉幕府第5代執権・北条時頼に提出した文書である。
『立正安国論』は、旅人である「客」とそれを迎え入れた家の「主人」との問答形式で書かれている。
客は安国論の宛先である北条時頼、主人は日蓮である。
こうした問答形式の叙述は、たとえば空海の『三教指帰』(空海24歳の作)にも見られる。『三教指帰』は、儒教・道教・仏教の教えを比較し仏教の優越性を説いている。

ともあれ、時の執権、北条時頼にこの書を提出して、政治の誤りを正して真実に導こうというところが日蓮の気概。背景にはなにもないな30代の無名の僧侶であった。
 ▽
以来、日蓮は、他宗は堕地獄の基であると非難しつづけたことで、幕府から逮捕監禁、斬首されそうになったり、伊豆や佐渡に流罪されることになる。

現実に起きている災難の根拠を、護国の経典に求め、その対処法として『法華経』の正しさを伝えようとしている。その意味では、個人の救済に先立って、まず国の安寧秩序をもとめようとしている。そこが、日蓮の独特な宗風である。

以来、この日蓮の志は、弟子に受け継がれ、弾圧にも屈しない法華信徒が増えてゆく。
近年にあっては、本門佛立宗、霊友会、立正佼成会、創価学会、顕正会などの新興宗教に受け継がれてゆく。折伏という布教をともないエネルギッシュな宗教運動となっていく。
 ▽
とくに講師なし。池谷が進行役。それぞれが、体験や思いを語り、分かち合う。テキストは、画面共有しながら読んでいく。とくに用意する必要なし。予備知識も必要なし。

本日、いちりん楽座。テーマは「歎異抄を読む」世間は休みだし、本日も「いちりん楽座」開催する。1月8日(月)19時〜21時(入室は18時半〜雑談)参加費無料 参加ご自由 途中入退室自由 顔出し自由アプリ GoogleMeetGoogleのアカ...
08/01/2024

本日、いちりん楽座。
テーマは「歎異抄を読む」
世間は休みだし、本日も「いちりん楽座」開催する。

1月8日(月)19時〜21時(入室は18時半〜雑談)
参加費無料 参加ご自由 途中入退室自由 顔出し自由
アプリ GoogleMeet
Googleのアカウントがあれば参加可能。スマホはアプリのダウンロードが必要。
下記をクリックするだけ。

https://meet.google.com/cda-bdoe-hap

信仰、宗教の究極のところを示すひとつの書だと思う。
あれこれと宗教を学んできたが、一書をあげよと言われたら、『歎異抄』だ。
もっとも心に響き、もっとも生き方に影響を与えてくれた。
日常の生き方に質的な変化を及ぼす力がある。
 ▽
『歎異抄』は親鸞の思想のエッセンス。
だが、それは親鸞の著作ではない。
晩年の親鸞の言葉を、弟子の唯円房がまとめたものだ。
親鸞と弟子の唯円との年齢差は、約四〇歳。
親鸞が亡くなって、約二十年以上も経って書かれた。
へぼくは仕事が編集なので(執筆やゴーストライターもよくやる)、編集者の視点から読むと
 ▽
唯円房は書いている。
「耳の底に留むるところいささかこれをしるす」
「故親鸞のおおせごとそうらいしおもむき、百分が一、かたはしばかりをも、おもいいでまいらせて、かきつけそうろうなり」
師匠の語ってくれた言葉はたくさんあるが、耳の底に残っているところ、師の教えの百分が一、かたはしを書いた、という。
 ▽
冒頭の一行で要点をあらわしている。
「弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて、往生をばとぐるなりと信じて念仏もうさんとおもいたつこころのおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり」

内容はなんとも深遠。けっしてわかりやすいわけではない。
まあ、そういった信仰の教義を論じるもよし、親鸞生き方、親鸞を生んだ鎌倉時代のこと、日本仏教のこと、その後の真宗の教団のこと、縁に従ってなんでも語り合ってみたい。

とくに講師なし。池谷が進行役。それぞれが、体験や思いを語り、分かち合う場。
テキストは、画面共有しながら読んでいく。とくに用意する必要なし。予備知識も必要なし。

いちりん楽座の案内。「DSと陰謀論」12月24日(日)13時〜15時 盛り上がれば18時くらいまで。参加ご自由、参加費無料。途中入退室自由。GoogleMeet-------------------------------------—「ま...
13/12/2023

いちりん楽座の案内。

「DSと陰謀論」

12月24日(日)13時〜15時 盛り上がれば18時くらいまで。

参加ご自由、参加費無料。途中入退室自由。

GoogleMeet

-------------------------------------—

「まさか国によって殺されようとする時代が来るなんて、思ってもみなかった」

友人が言っていた。まさにそうなんだ、国は国民を殺しにかかってきているようにすらみえる。

人間家畜化計画?人口削減?

それは、どういうことなんだ?どうして?

どこが?アメリカ?CIA?

いやいや、その背後にいる国際金融資本?FRBの創設につながるユダヤ系左派の大資本家たち?

それをさらに束ねているなにかがいる、ある。

新世界秩序 NWO(ニューワールドオーダー)というものもある。

そうしてDS(ディープステート)とよばれる存在があるのではないか。

  ▽

コロナ騒ぎ、ワクチンなども、そういう背景から来ているんじゃないか。

人々を分断し、互いに敵対させ、そうして管理しようとする流れ。それは世界的に起きている。

それらの背後にあるものについて、いろいろ論議してみたい。人は陰謀論とせせら笑うかもしれない。誇大妄想と言うかもしれない。

だがそれが「なるほど」と立証できそうな事態が次々と起きている。

たとえば、どんなこと?

それはどういうことについて言えるの?

そんなことを語り合ってたみたい。

  ▽

国家、政府の体たらくが情けない。貧困に陥り、自信をなくし、ますます衰退していく。ワクを7回も打ち、免疫力は低下していく。人口動態をみていると、超過死亡者数は40万人以上だ。

出生者数なんて、そのうち50万人になるよ(いまは70万人。団塊の世代のときは270万人)。年寄りばかりの国。子育て支援も厚くない。社会に適応していない学校制度。偏差値教育で子供の可能性の芽は摘み取られる。

  ▽

そもそもが、日本は敗戦によってアメリカの属国となった。以来、ずっとアメリカの顔色を見ながらの政治である。戦争を遂行していた官僚制はそのまま残り、戦争を起こした大元帥であり最高責任者は、原爆について「遺憾には思うが戦争中であることですから広島市民には気の毒だと思うが、やむを得ない事とわたくしは思ってます」。また、「戦争責任というような言葉のあやについては、私は文学方面についてはきちんと研究していないので、答えかねます」と。しかし、国民の大多数に支持されている。

1946年、戦力不保持をうたう日本国憲法が成立した。しかし、いまや自衛隊の軍事力は世界で8位だ。連合国による占領は終わり、日本国が主権を回復したのは 1952年4月28日。

  ▽

独立国になっても、1951年日米安保条約、日米地位協定が結ばれ、アメリカからの制限がかかったままだ。それに抗おうとする首相はスキャンダルなどで排除される。

いまや三権分立は建前だ。司法も行政府に逆らえない。立法府の国会で論議しなくても、閣議決定で重要事項がきめられてしまう。自衛隊の海外派遣、集団的自衛権の行使容認、防衛費の総額43兆円(2023年度から5年間)とするなど。そのうち、緊急事態法案(政府に立法権や予算議決権、民主主義の根幹をなす人権が大幅に制限)も通るだろうし、憲法は改悪されて自衛隊は軍隊に、さらには核兵器を持つことすら容認されるだろう。どんどんとエスカレートしていくことだろう。

  ▽

それは、背後にアメリカがいるから。軍産複合体があるから。戦争すると儲かるシステムがあるから。アメリカの戦略によって日本は動かされていく。総理といっても、ていのいい番役さんにしか過ぎない。アメリカの言うなりに、ほいほいと他国に経済援助(例 ウクライナ支援に1.1兆円とか)、その分、庶民から税金でむしり取る。

こうしたことをマスコミはちゃんと報じない、偏向報道なのだ。そして、人々はテレビばかり見ている。「テレビが言ってたもん」と会話でよく出てくる。そんな国になっている。

  ▽

コロナ、ワクチン、LGBT、昆虫食。

さらには、3.11と9.11.マウイ島。アポロ計画月面着陸。ソ連の共産主義とナチズム。ケネディ暗殺。ニセ科学。あれやこれや。

まあ、そんなところから、「DSと陰謀論」みたいな語りあいをしてみたい。とくにゲストはいないので、それぞれが持っている知識で語り合えればと思う。

いちりん楽座の案内「牧師さんの話を聞いてみようか!」12月23日(土)13時〜15時参加ご自由、参加費無料。途中入退室自由。GoogleMeetで行う。下記URLをクリックすれば参加できる。https://meet.google.com/u...
11/12/2023

いちりん楽座の案内

「牧師さんの話を聞いてみようか!」

12月23日(土)13時〜15時

参加ご自由、参加費無料。途中入退室自由。

GoogleMeetで行う。下記URLをクリックすれば参加できる。

https://meet.google.com/ubj-kvhe-brw

友人の牧師に登場してもらう。

いろいろ不思議な方。なにしろ東大で森林環境科学を学んで、牧師の道を歩んだ。

教会は、スウェーデン人の牧師がつくられたところで、しばらく牧師がいなかった。そこに招聘された。

1男2女の父親で、子どもを自分でとりあげたこともある。奥さんが産気づいて、救急車を呼んだが間にあわない。看護師の奥さんの指示で、赤ちゃんをとりあげたと。

  ▽

クリスマスも近いので、そんな神戸さんからキリスト教の話を聞いてみたい。

教えの話し、クリスチャンになった経緯。

牧師という役目、仕事ってなんだろう。
キリスト教の死生観とはなにか。

現代の教会のはたす役割とは。
など、いろいろ流れに任せてお聞きしてみたい。

「カタリバ」なので参加者からの自由な発言も歓迎。

始めに、神戸さんのギターの伴奏で、賛美歌を何曲か歌ってみたい。

  ▽

ゲストのプロフィール

神戸輝明(かんべてるあき)
1975年愛知県豊橋市出身 5人兄弟の4番目

小学生3年生の時、洗礼を受け、クリスチャンとなる。
2000年東京大学農学部卒 専攻は森林環境科学

2000年~2012年まで遠州中央浜北教会で仕え、主にユースやチャーチスクールの働きを担当する。

2014年1月、笠井キリスト福音教会の牧師として招聘される。

牧師をしながら名古屋のCBS(キリスト聖書神学校)の神学生として学び、2019年3月に卒業。

現在、笠井キリスト福音教会牧師の傍ら、子ども食堂の代表や、浜松市東区保護司、静岡刑務所篤志面接委員も務めている。

1男2女の父。

《集会・活動案内》

●日曜礼拝:毎週日曜日 10:30~

●ユース礼拝:毎月第四日曜日16:00~

●祈祷会:第一、第三週水曜日10:00~

●子ども会:不定期、年4回程度

●サンデースクール(幼児~小学生向け):毎週日曜日 10:30〜

〒431-3107 静岡県浜松市東区笠井町1069-1

Tel:(053) 433-7648

[E-mail:[email protected]](mailto:E-mail:[email protected])

いちりん楽座「池田大作の死と創価学会」11月26日(日)13時〜18時(12時半からオープン)GoogleMeethttps://meet.google.com/gdo-vywv-hjk参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由上記URLをクリ...
24/11/2023

いちりん楽座「池田大作の死と創価学会」
11月26日(日)13時〜18時(12時半からオープン)
GoogleMeet
https://meet.google.com/gdo-vywv-hjk
参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由
上記URLをクリックするだけで参加できる。
ついに創価学会のカリスマ、池田大作氏が亡くなった。11月15日。
ほんとうに亡くなったのか、すでに亡くなったのに秘され続けていたのか、真相はわからない。
かつて公明党の浜四津敏子(公明党の元参議院議員、環境庁長官、党の代表代行)の死は、3年間公表されていなかった。
その例でみられるように、じつのところかなり前に亡くなっており、発表されたのが11月15日ということなのかもしれない。
  ▽
池田氏は10年余にわたって、会員の前に姿を表わしていなかった。
会員に聞くと「センセイはたいへんお元気です」とみんな言っていた。
日本で二番目に発行部数の多い、日刊の「聖教新聞」には記念行事ごとに、池田氏からのメッセージや和歌や提言が寄せられていた。
不思議なことに、死後3日の11月18日に、聖教新聞に和歌が三首寄せられた。死後5日に、創価学園の記念行事のメッセージが掲載された。
すでに死んでいるのに??である。(「これは生前寄せられたものです」ということわりもなし)
死んでいようが生きていようが、これまでそのようなかたちで、池田大作の「代作グループ」がメッセージを発しており、これからも発信していくのだろうか。
  ▽
ともあれ、池田大作氏は、創価学会のカリスマ、中核、求心力の軸でありつづけた。
いまでも、師弟不二が原点、永遠の指導者とされている。
そのような中核の指導者が亡くなって、創価学会はどのようになっていくか。
いまの創価学会はどのような勢力なのか。どのように社会に影響を与えているのか。
会員の活動、信仰の躍動はどうなっているのか。
会員が日々拝む本尊の問題、教義の骨格、日蓮正宗(破門されていまは仏敵と呼んでいる)との関係、そして政権与党である公明党はどうなるのか。
そもそも信仰とはなにか。戦後の新興宗教。祈りとは。宗教指導者。日蓮の教えと実践。政治と宗教について。
そんなさまざまなことを語りあいたい。

いちりん楽座の案内「古代インド哲学(ヴェーダーンタ)とサンスクリット語」10/9(月 祝日)13時〜15時 12時半から開場。13時まで、雑談して13時からスタート。ゲストは、インドのアシュラムで10年余に渡って古代インドの哲学(ヴェーダー...
25/09/2023

いちりん楽座の案内
「古代インド哲学(ヴェーダーンタ)とサンスクリット語」
10/9(月 祝日)13時〜15時 12時半から開場。13時まで、雑談して13時からスタート。
ゲストは、インドのアシュラムで10年余に渡って古代インドの哲学(ヴェーダーンタ)とサンスクリット語を教えているMedha Michikaさん。
参加費無料。どなたでも。
途中入退室可。顔出し自由。聞くだけでも可。
インドのこと、サンスクリット語のこと、ヴェーダの哲学の話がメインになります。
GoogleMeetで行います。アプリ不要、Googleのアカウントのみ。
URLは開始2時間前にアップします。
  ▽
「ヴェーダーンタ」とは、インド哲学の書物「ヴェーダ」の最終章のこと。「ヴェーダ」は知識を意味し、「アンタ」は終わりを意味する。「ヴェーダンタ」は「知識の終わり」「知識の結論」を意味する。
またヴェーダーンタは、「ウパニシャッド」とも呼ばれる。インド哲学のエッセンスと言われます。
ヴェーダーンタ哲学の教典として、有名なものは『バガヴァッド・ギーター』である。ヒンドゥー教が世界に誇る珠玉の聖典だ。そこにすべての祭祀、哲学、ヨーガの本質が述べられている。ヴェーダンタ哲学の教えはたった一つ「私の存在はブラフマン(宇宙)」ということになる。
  ▽
Medha Michika(メーダ・ミチカ)さんのプロフィール
インドのアシュラムに10年間住みながら、ヴェーダーンタやサンスクリット文法を学び、教えている。日本人の女性。
恩師スワミ・ダヤーナンダ・サラスヴァティが主宰するヴェーダーンタ・サンスクリット39ヶ月コースの専任サンスクリット講師として、世界中から来た生徒達にヴェーダーンタ文献の文法を教えている。
南インド、コインバートール市近郊の森の中にあるアシュラムに2010年から在住し、恩師のお膝元でヴェーダーンタを学び続けながら、サンスクリットとヴェーダーンタを教え、執筆活動を続ける。
サンスクリット語はパーニニ文法が専門。著書多数。 米国カリフォルニア州ロスアンゼルスでITエンジニアとして働いた後、世界70カ国を旅して歩く。
2006年からリシケシに移り住み、2007年からリシケシのスワミ・ダヤーナンダ・アシュラムにおいてヴェーダーンタとサンスクリット語(パーニニ文法)を学び始める。
ウパニシャッド、ギーター、ブランマスートラを、シャンカラーチャーリャの解説と共に、恩師スワミ・ダヤーナンダ・サラスヴァティの下で学ぶ傍ら、同期生達の為の補講を任される。恩師の使命により、彼の元に残ってヴェーダーンタとサンスクリットを教えながら執筆活動を続けている。
 ▽
Medha Michikaさんのブログから、池谷が適当にピックアップ。
広大なインドの、どの地域のどの村でも、ヴェーダの伝統が残る場所に行って、そこなへんにいるおじさんやおばさんに、「神様はどこにいますか?」という質問をしたならば、必ず驚いてキョトンとした顔をされるでしょう。
なぜなら、「ここにある全ては神様(バガヴァーン)」なのですから。
神様のいないところなど、ないのです。
神様が多数存在しているのが多神教。
ひとつの神様が、私やあなたや、動植物とは別に存在しているのが一神教。
神しか存在するものはない、存在しているのは神のみ、というのがヒンドゥー教です。
ここにあるもの全て、木も花も、空も、惑星も、うざい連れ合いも、憎いあの人も、全てはバガヴァーンなのです。
そして、私の身体も、食べ物も、それが変化した細胞も、それを可能にしている知識も、
私の生理機能も、私の全ての感情も、それを引き起こした全ての原因と、それを可能にしている全ての知識も、全てはバガヴァーンなのです。
全てであるバガヴァーンは、全てであるがゆえに、バガヴァーンの本質は、今ここに在る私自身なのです。
この事実をきちんと教えるのが、ヴェーダというサンスクリット語の文献です。
そして、こんなすごい事実があることを気付かせてくれるために、いろいろな仕掛けを、日々の生活の中に仕組んでいるのが、インド伝統の生活様式(ヒンドゥイズム)です。
宇宙にも、自分の中にも、周りの人々や動植物にも、共通に存在している、さまざまな法則を、デーヴァター(神々)と呼びます。
この宇宙の全知識であるバガヴァーンを、様々な側面から見て神格化したのが、デーヴァターです。
インド伝統の生活様式には、毎日の一挙手一投足に、人生の全ての出来事に、デヴァター(神々)の存在と、そのグレース(神々の成せる業)を認識させるために、様々な仕掛けが、いたるところに仕組まれています。
これらの仕掛けは「祈る」という行為によって作動します。
祈ることによって、様々なデーヴァター達が姿をあらわしてくるのです。
つまり、今まで当たり前だったものの中に、神々を認識できるようになるのです。
ヴェーダの伝統生活では、朝から晩まで祈り続きです。
朝起きたとき、ベッドから降りるとき、お風呂に入るとき、太陽礼拝をするとき、 テンプルにお参りするとき、食べるとき、勉強するとき、、、祈る機会が盛りだくさんです。
そうやって祈っていると、掌に、地面に、お風呂の水に、足首に、テンプル(寺院)に、祈りのことばに、食べ物に、消化機能に、自分の知能に、先生に、全てに宿っている神々が、ちょこちょこと顔を出してくるのです。
つまり、私たちの認識の中に入ってくるのです。
朝起きたら、自分の掌を見て、掌に宿る女神たちを見るためのお祈りを捧げます。
自分が造ったり、奏でたり、書いたり、描いたり、撫でてあげたり出来るのは、この宇宙を動かしている女神たちのシャクティ(能力)の表れなのだと、祈りを通して、認識できるようになるのです。

いちりん楽座のご案内。9月8月(金)13時〜15時「金もなく東南アジアからインドへ。ユーラシア大陸横断を」ゲスト:岩瀬 豪志(つよぽん)GoogleMeetで行う。下記サイトをクリックするだけ。グーグルのアカウントがあれば、アプリ必要なし。...
25/08/2023

いちりん楽座のご案内。

9月8月(金)13時〜15時

「金もなく東南アジアからインドへ。ユーラシア大陸横断を」

ゲスト:岩瀬 豪志(つよぽん)
GoogleMeetで行う。下記サイトをクリックするだけ。グーグルのアカウントがあれば、アプリ必要なし。。
12時半から雑談しながら、適当に始めていきます。
https://meet.google.com/qtz-vwkw-och
途中入退室オッケー。参加ご自由。参加費無料。
 ▽
プロフィール

岩瀬 豪志(つよぽん)

豊橋市出身 1993年生まれ

京都の明治国際医療大学の鍼灸学部卒業後、地元で鍼灸師として勤務。

鍼をしても根本治療にならないと思って2年で辞めた。でも、自分に何ができるかもわからず旅に出る。

日本国内をヒッチハイクで3ヶ月旅、その後2019年から1年間海外へ。

ヒッチハイク、野宿、ホームステイ、物乞い、路上パフォーマンスなどしながらお金をほぼ持たずに放浪。

東南アジアからインド方面へ。その後日本から陸路と海路のみでユーラシア大陸横断を始めるも、コロナでどこにも行けなくなり途中のトルコから帰国。

帰国後はラオスのレンテン族から学んだ手縫いの服作りや色んなモノ作りなどの教室を始め、その中で今の妻の知り合い2021年に結婚。

2022年にたまたま森町にご縁ができて移住。

妻とも日本は北海道から沖縄までヒッチハイク。初めての妊娠中には北欧、東南アジア、インドへ2ヶ月間旅。

帰国後、今年3月に1人目の子ども(めちゃかわいい)が元気に誕生。

今は古民家を自分で直し人力で田畑を開墾中。衣食住や子ども、地域との関わりをテーマに、お金をかけずに楽しく知恵を使ったシンプルな暮らしを探求中!

今後一番力を入れたいのは竹細工。

“これで良いのだ”がモットー。

彼のおもしろそうで、とっても魅力的な旅はこちらに。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004210982712

いちりん楽座の案内テーマ「医学博士で農業。そしてリーディング」ゲスト 宮崎数史8月28日(月)13時〜15時GoogleMeet Googleのアカウントあればクリックすれば入室可。https://meet.google.com/asj-u...
21/08/2023

いちりん楽座の案内

テーマ「医学博士で農業。そしてリーディング」
ゲスト 宮崎数史
8月28日(月)13時〜15時

GoogleMeet Googleのアカウントあればクリックすれば入室可。
https://meet.google.com/asj-ubqm-wur

参加無料、どなたでも。

講座とか講演ではないので、語り合いの場としたい。
進め方としては、池谷が聞いて、宮ちゃんが語るという形で進めます。参加者からの質問、自由です。
  ▽
「ぬくもり野菜宮ファーム」主宰。医学博士号(浜松医科大)を持ちながら農業を本格的にやっているという、なんともめずらしい。しかも、リーディングまでやってしまうという。

趣味の家庭菜園ではない。マックスバリュ豊田店、わくわく広場アピタ磐田店の2店舗に野菜を切らさず出荷している。学校給食の野菜も出荷。もちろん有機農法。廃菌床などを活用。
野菜の波動をしかとつかんで、育てるという農法。
  ▽
フツー、医学博士に会うなんてことはない。
それが、たぶん儲かりもしないような農業をやっている。不思議。微生物の研究から土壌微生物の研究にいって、実際に野菜を作り出したのかな。
しかも、リーディングのような非科学的なこともやる。不思議。まあ、そんなことを聞きたい。
 ▽
宮崎さんの半生記というところから聞いていくとおもしろそう。
サラリーマンしながら大学院生となり医学博士(浜松医大)になった。

修士を出てないけれど飛び級で博士になる。子育てにお金がかかるからと准教授がアシスタントとして雇ってとくれた。

脱サラした次の年に長女が大学生になったから、社長が、非常勤顧問で置いてくれて会社に行かなくても、給料を出してくれた。すごいなぁ。

やりたかったら、やっちゃえば何とかなる。
やりたいこと、躍動することにすすんでいけば道は開ける。
そのあたりを聞きたい。
 ▽
ぼくのフィールドから質問していくと、こんな感じ。

生きているということは、細胞が死んでは新しく生まれる。生死、生死を繰り返していく。この瞬間にも、生死生死がある。
にもかかわらず、自分という本体は続いている。しかし、病を得て老化していく。そもそも老化とはなにか。ほんとうに死ぬと細胞も死ぬ。それは分解されていく、土に還るってこと。そして、次なる新たな生命の土壌となる。

ただ人は、生きているという生存力はなくなっても、生存しようというエネルギーは続くのか。生存力がなくなれば死ぬ。けれども、生存しようというエネルギーというか、欲は死んでも続くのか。そのあたりと転生の問題。
 ▽
で、宮崎さんの専門の話も。

医学博士号をとったときの論文のテーマは「細胞の形を決めるタンパク質の働きを解明する」。神経の伸びていく形を決めることを含む。

腸内細菌を培養しないで、遺伝子配列を読むことで、培養できない無数の腸内細菌がいることが明らかになり、脳の発達に関係してることがわかってきた。

腸内細菌と脳の発達の関係性が明らかになってきて、技術がブレイクスルーした。

次世代シークエンサーが登場したから、それにより土を機械にかけるとそこにいる細菌が全部わかるようになった。培養できないために見えていなかったたくさんの細菌がいることがわかってきて、それが野菜の成長をいろんな角度から助けていることがわかってきた。

野菜の遺伝子が野菜を食べた6時間後にお母さんの母乳から検出された、その遺伝子は母乳を飲んだ乳児の免疫をあげている可能性がある野菜の中から土壌菌の遺伝子が検出された。
その遺伝子は野菜の免疫をあげている可能性がある。

つまり土壌菌の遺伝子が野菜を食べた人の中で人の免疫をあげている可能性がある。
コロナでおかしくなった遺伝子は土壌菌の遺伝子で修復される可能性がある。

人の中から土壌菌の遺伝子を検出して論文を書くのが課題。

遺伝子を簡単に見つけられる時代になったので、母乳の中に野菜の遺伝子を見つけることができる。野菜の中から菌の遺伝子を見つけることができる。

窒素肥料がたくさんあると野菜と土壌のハブとなる菌は手を繋がずにそれぞれ勝手に生きるので菌の遺伝子は野菜に入ってこない力のない野菜になる。

この辺を理解して農業してる人は、ほぼいないから有機農家でさえ有機肥料をたくさんあげようとする。

窒素肥料は、あげなかったら、空気中から入ってくる。共生している菌によって。

これを分かってない人は野菜が奪った窒素を足さなければと思って、足してしまうから菌と野菜の共生がなくなって力のない野菜になる。菌の遺伝子が入ってない野菜になる。

不思議で面白い、そして難しい学問的な話にもなるかねしれないし。コロナとワクチンの話も聞きたいし。まずは登場していただく。

「いちりん楽座」飽きずに続けてゆきますよ。参加者が多かろうが少なかろうが関係なし。一人でも参加してくだされば、やりとりが起きてゆくのでありがたいこと。ということで、「親鸞と浄土真宗」について語りあいます。8月25日(金)13時〜15時Goo...
18/08/2023

「いちりん楽座」飽きずに続けてゆきますよ。参加者が多かろうが少なかろうが関係なし。一人でも参加してくだされば、やりとりが起きてゆくのでありがたいこと。

ということで、「親鸞と浄土真宗」について語りあいます。
8月25日(金)13時〜15時
GoogleMeet 参加ご自由 

こちらから入れます。Googleのアカウントがあれば、そのまま入れます。アプリは必要なし。
12時半くらいから雑談しています。

https://meet.google.com/qfi-dyuc-uav

〈企画の趣旨〉
あらゆる宗教の中でも、親鸞の終えは実存的で深い。私など「歎異抄」の教えが一つの行動の源泉だ。そして、親鸞の後の教団(浄土真宗)は深く根を張って強靭である。
そのあたりを語り合いたい。

参加者次第だが、歎異抄を読むという形になるか、ざっくばらんにどんな方面からでも語り合っていく。いちおう、次のような点が概要だ。

①「もとより救われているという教え」である。信ずるから救われるのではない、信そのものも如来からたまわる。他力ゆえに自力の行はない。善行したからとて、真面目に信仰したからといって、往生は関係ない。等しく救われる。そういう教えだ。そのあたり「二種深心」の教えからみていく。

②来世の往生を願うだけではなく、むしろ平生往生を説く。この現実に生きている日々の中に浄土があるという教え。むしろ煩悩の林に遊べ、と説く。

③神祇不拝。神や他の如来、菩薩を頼まない。弥陀の一仏のみ。そして、方角とか吉凶、占いも信じない。それなのに、最大の既成仏教の団体となっている。

④南無阿弥陀仏と称えて往生するのではない。門徒はそれほど南無阿弥陀仏は称えない。すなわち救われているからだ。称えるとしたら、報恩感謝の念仏。救われていることのありがたさで称える、つぶやく。しかし、親鸞の詩である『正信偈』や『和讃』はしっかりとなえる。他の既成仏教の比ではない。

⑤じゃあ、真宗の信仰ってなんだと言うと、ひとつには、弥陀に救われているのでありがたいと感じ生きていること。そして、そんな話をしてくれる集いに出ること。聞法功徳という。坊さんは、説法はうまい。かつては「節談説教」というのがあった。それが、浪曲、講談、演歌の大本になったという説もある。

⑥加賀の一向一揆など、100年の間、封建領主を追い出して自治権を得た。「百姓の持ちたる国」として。それらの歴史が根強い北陸に行くと、真宗王国の感がする。また、広島、名古屋、岐阜の高山なども根強い。

⑦一向一揆はいわば最大の戦国大名。信長も秀吉も家康も、もっとも手を焼いた。いまの大阪城は、真宗の拠点であった。そのあとに秀吉が城を築いたのだ。

⑧明治維新では、官軍に多額の寄付をして貢献した。そして、西欧の影響を受けて、主体的自我の確立が叫ばれた時代、親鸞の教えは知識人に受けた。清沢満之のような哲学者も現れる。倉田百三など「出家とその弟子」などベストセラー。

⑨明治になって神仏分離令や上地令(寺の荘園や土地が取られてしまう)が発せられて、天台宗や真言宗などの既成仏教は大きな打撃を受けた。真宗はもとより領地はない。門徒こそが「福田」である。そして、神祇不拝ゆえにもとより分離していたので影響なし。

⑩戦争中は、「戦時教学」といって、天皇陛下と弥陀は一体。戦死することは、極楽往生になるという教を伝えた。その反省があるとはいえないのは、マスコミも他の宗教もだいたいそんなものだ。

⑪天皇家と姻戚関係にある。門徒と門主の関係は、疑似天皇制を思わせる。

⑫東本願寺は、親鸞の血統の大谷家と宗門と分離した(お東騒動)。そして、いま西本願寺は「新領解文」騒動で、分裂しそうになっている。いま盛り上がっている事件なので、そのあたりを論じてみたい。

いちりん楽座のご案内。8月17日(木)13時〜15時テーマ「貧困女子。でも、愉快にやっていけてるで。シングル  子ども4人(みんな父親ちがう)」参加ご自由。途中、入退室可。顔出し、匿名も自由。参加費なし。その波乱万丈の人生を聞いていく。Go...
14/08/2023

いちりん楽座のご案内。
8月17日(木)13時〜15時
テーマ「貧困女子。でも、愉快にやっていけてるで。
シングル 子ども4人(みんな父親ちがう)」
参加ご自由。途中、入退室可。顔出し、匿名も自由。参加費なし。
その波乱万丈の人生を聞いていく。
GoogleMeetで行う。下記をクリック。
https://meet.google.com/ktk-hkde-utc

高橋啓さんって、すごいのは。
①タトゥーしてる。びっしり。しかもかなり目立つヤツ。
②子育て四人 それぞれ父親が違うってびっくり。
③大阪(西成のあいりく地区)をベースに自由に楽しくいきている(この場を体験すると、おどろくよ。他のエリアってかなり窮屈でつまらない)

人生ドラマがものすごくおもしろそう。子育てっすごく大変だと思うし。旦那もいつもいるわけじゃない。タトゥーしてたら、いろいろ偏見もあったろう。ママ友との関係とか。

そんなことはぶっとばして、自由でおらかに大阪の西成や神戸をフィールドで活動している。

すごい波乱万丈の人生だ。十代でタトゥー。子育て4人。みんな父親が違う。OSHOのサニヤシン(弟子)。普通の大阪のおばちゃんの感じで話をしてもらう。

プロフィール。
14歳で裏ビデオ出演。1年後警察に呼び出されるもすっかり忘れて家出。

夜の街のよくあるやつに巻き込まれながら、当時のまわりの先輩方が西成あいりん地区が安いとのことで、西成警察裏ペントハウスエイトと言うウィークリードヤに引っ越す。

しかし中毒ジジイに軟禁。精神を自分に保つために内観しながら心斎橋筋を通って逃げた。心の中はかなりの葛藤だが、ちょっとしたことでは動じなくなった。

風俗経験はSMからスタートしイメクラ、デリヘル、飛田新地、ピンサロ、ストリップを一通り「女装アナル性感」に落ち着いた。
その後DV旦那の子を妊娠。1人で逃げて最初からシングルマザーで育てる決意をするもフラフラして弱さも手伝い、アル中と精神病院に。

世間体を逸れたら、幸せなわけではないとわかった。
種違い息子4人と孫3人。色々なボランティアで助けられて生きてきた。そして、いまこちらからのボランティアにかかわる。

ヒッピーとインドのサニヤシンの整体の師匠アマラと出会い、ファミリー付き合いの中で独自に得たマッサージの知識(気功のようなもの)や実践を関西reggae業界では「アホアホマッサージ」という名前で1杯or一服軽く脱力。最近もっぱら100%ピュアカカオ、発酵カカオバーを行商。介護付きシェアハウスでも活動。

彼女の映像。なかなかのもの。
[西成あいりん地区 十代から刺青を入れた生き方 - YouTube](https://www.youtube.com/watch?v=k0xr_2BJnbc)

いちりん楽座のご案内テーマ「公教育&社会に市民革新を!~瀬戸ツクルスクールの挑戦~」ゲスト:市民立小中高一貫校「瀬戸ツクルスクール」代表 一尾茂疋さん8月23日(水)13時〜15時GoogleMeetで行います。始まる2時間前にURLを張り...
02/08/2023

いちりん楽座のご案内
テーマ「公教育&社会に市民革新を!~瀬戸ツクルスクールの挑戦~」
ゲスト:市民立小中高一貫校「瀬戸ツクルスクール」代表 一尾茂疋さん
8月23日(水)13時〜15時

GoogleMeetで行います。始まる2時間前にURLを張ります。
参加ご自由。参加費無料。途中入退室オッケー。
50名余の生徒が通う市民立小中高一貫校「瀬戸ツクルスクール」を主宰している一尾茂疋さんをゲストに語ってもらいます。池谷がインタビューします。一尾さんのお話を聞いて、語り合いましょう。

お聞きするのは、主に次の3点。
①いまの義務教育の問題点。
②瀬戸ツクルスクールをはじめた経緯。
③瀬戸ツクルスクールの特徴、目指しているところ。
池谷の問題意識は次のようなことです。

〈不登校児童がどんどん増える〉
不登校児童 年間25万人以上。年率25%アップ。そのまま行けばやがて50万人を超えるかも。不登校が問題なのではなくて「学校が問題」ではないか。学校が社会のニーズに応えられないのではないか。

〈戦後の教育のあり方でいいのか〉
戦後の復興期 、「追いつき追い越せ」時代には、真面目で勤勉、忠実で、従順な労働者を作るために学校教育は適応していたかもしれない。均一な労働力提供の課程として。
しかしいまや坂道を下ってゆく日本。これまでの教育方法でそのままであっていいはずがない。

〈創造性を伸ばす教育になってないのでは〉
創造性が要求される時代に入らざるを得ない。 それに対して、今の学校教育のありよう:一斉授業、詰め込み教育、偏差値重視、規則で縛り付ける同調圧力的な空気は創造性を奪う。それは有能な奴隷となる教育であって、自ら起業する、企画する人を育てる教育とは思われない。
偏差値重視、学校の格付けの教育の背景には、最終出口は、一流企業に合った。いいい学校に出ればいい会社に入って安定した人生のコースに入る。しかし、いま一流企業もだめになっていく。そもそも有能なサラリーマンになるための教育そのものは、歪んでいる。ほんとうに自分が好きなものに挑戦しようという人間を育てない。

〈選択肢がない不幸〉
子どもたちにもっと選択肢があっていいはずだ。
店とか会社なら、お客が減ればその理由はなにか。自分たちのコンテンツと サービスをみなおす。しかしいまは、均一な学校制度しかないので変化に対応しない、できない。子どもは「行くか、行かないか」しかないので、不登校になる。
しかし学びたい人は、自分で工夫してどんどんと学んでいける道がある。ネットを通して学ぶツールもたくさんある。学校は相対化されていかざるを得ない。

〈費用面の問題〉
教育機会確保法が改正(不登校児童・生徒に対して、学校への登校を強制せず、それぞれにあった学習環境を保障する。能力に応じた教育機会を確保する)され、フリースクールやオルタナティブスクールが増えてきた。

けれども大きな問題は、費用がかかりすぎること。いまの学校教育では、1人年間100万円以上の税金がかかっているのに、フリースクールやオルタナティブ・スクールとなると、大変にお金がかかる。
月謝だけでも月に5万円とか10万円。それでは、経済的負担が多すぎる。
親としては、子どもが学校に行かず、家にずっといられても困る。 子どもは友だちがほしい。友だちがいないと、 コミュニケーション能力が発達しない。基礎学習の習得は心配。そして、親と子の自己肯定感が低くなる。心配は増える。

〈個人事業主を目標に教育する学校があった〉
学校教育の大きな問題として偏差値教育がある。いい大学を出ていい会社に入れば安定した人生を送れるという考えがある。それが根底から崩れ去ろうとしていると思う。
この時代に必要なのは創造的なこと、起業できるスピリット、自分の頭で考えて自分でリスクを取って行動できる人間であること。
  
安定した会社や 一流企業を目指そうというものではなくて、個人事業主、 自分で自分の仕事を作る力を養う。それを目指している学校があることを知った。それが、「瀬戸ツクルスクール」「瀬戸プラクティカルカレッジ」。

〈瀬戸ツクルスクール〉
「瀬戸ツクルスクール」は、教育機会確保法の趣旨に沿った全日制のスクール。
小学校中学校高校と一貫して行っている。
生徒は50人余が通う。 個人事業主を作ることを最終目的に教育を行っている。費用は食費と月3,000円ぐらいの施設運営費程度。
そんな学校があるのか------。
ということで、一尾さんに話を伺うことにした。以下は、池谷がネットで調べてまとめたこと。これら素材に聞いていくことになる。
  ▽
瀬戸ツクルスクールは、「市民がつくる公教育の形」をテーマに、公立学校同様に昼食費・施設利用費の実費しか徴収せず運営している。
国からの補助を一切受けず、というのがすごい。利益度外視で運営している。
小学生から中学生の学習サポートからスタートさせ、母親が子どもとの関わり方を学ぶ「せとオヤ子育てプロジェクト」も発足。
瀬戸市教育委員会主催の瀬戸市教育アクションプラン推進会議委員。学校教育へのサポートもしており、PTA家庭教育セミナーの講師や教員向けの研修講師、授業サポーターでもある。北米アドラー心理学会認定プログラム、ポジティブディシプリン学級&ペアレントエデュケーター。
  ▽
瀬戸ツクルスクール設立のきっかけは、子どもが主体となって学んでいるサドベリー・スクールを見学して、「これなら自分でもできるかもしれない」という手応えを感じたこと。サドベリー・スクールでは、生徒は学ぶべき内容を学校から押し付けられることがなく、自らの好奇心の赴き、ルールの範囲内で追求することができる。

〈人件費は基本的に無償〉
難しいのは、維持運営費だ。月謝を安く抑えるとしたら、人件費、固定費をどうするのか。
一尾さんは、平日10~15時は本スクールの運営に携わり、17~22時は塾を経営し、塾の経営で生計を立てている。
学校の建物は、最初はダンス教室を借りたり、次に公民館。やがて閉校になった専門学校の校舎。地元企業が趣旨に賛同してくれ、経営者の方が校舎を購入し、2020年6月から拠点としている。支払っているのは光熱費だけ。

参考にしたのはアドラー心理学。アドラーは、「人とのつながりが大事」ということことで「Gemeinschaftsgefühl(共同体感覚)」という言葉がある。
「自分の利益のためだけに行動するのではなく、自分の行動がより大きな共同体のためにもなるように行動する」という考え方に共感している。
またアドラー心理学をベースにした「ポジティブ・ディシプリン」という、手をあげたり叱ったりではなく、でもしたい放題にさせるわけでもない日々の課題に子どもと同じ目線で向き合い、自信と力を伸ばしていく考え方を参考にしている。

食事は、お弁当持参はお母さんたちの負担が増える。子どもたちが皆でメニューを決めて、買い物に行って、一緒に作って食べる。昼食作りは、昼食作りは脳に良い。失敗を通して学ぶ機会にもなる。

他にも毎週水曜日は公園で運動する「パークデイ」、金曜日は畑で農作業をする「ファームデイ」にしている。
全てが任意。来たい子が来たい日に来る。週5回のスクールで、全日参加する子は全体の6割前後。

一般的な学校と比べて、毎日毎日「自己決定」をする回数が、かなり多い。この、自己決定をするということが本当に大事。
具体的な時間割としては、朝10:00~11:15はスクールミーティング(関係づくり、昼食メニュー決め、ルールづくりなど)の後に、絵本タイム、学習タイム。学習はタブレットなどを利用し、自分のペースで進める。

「学力=学ぶ力」。本質的には、学ぶ力を学力という。
そもそも何かができるようになること自体が学ぶ楽しみの一つ。だから一斉授業はやらない。タブレットなどを利用し、自分のペースで進めている。

スクールは法人化しておらず、一般社団法人やNPOといった非営利組織の形式でもなく、任意団体でもない。団体という形式を取ることで、どうしても教育がサービス化してしまう。保護者の方とも対等な関係を築くために、あえてこの形にこだわっている。

Address

静岡県

4370605

Telephone

+818054126370

Website

Alerts

Be the first to know and let us send you an email when Zoom楽座 posts news and promotions. Your email address will not be used for any other purpose, and you can unsubscribe at any time.

Contact The Business

Send a message to Zoom楽座:

Shortcuts

  • Address
  • Telephone
  • Alerts
  • Contact The Business
  • Claim ownership or report listing
  • Want your business to be the top-listed Media Company?

Share