私立ジーピー学園吹奏楽部

私立ジーピー学園吹奏楽部 全ての吹奏楽部員と指導者・音楽を愛する人の為に、株式会社Gakkenの音楽編集部がお届けする吹奏楽情報ページです。

吹奏楽雑誌『アインザッツ』の遺伝子から誕生した吹奏楽総合情報ページ。すべての吹奏楽部員と指導者のための吹奏楽相談室書籍や、アレクサンダー・テクニークに基づく練習法、指導法なども紹介。オザワ部長の吹奏楽ドキュメンタリーや指導メソッドなど各種書籍、コンクール取材レポートも掲載。あわせて吹奏楽関連コンサート・イベント、新製品と新刊・CDリリース情報等も提供します。吹奏楽と音楽を「より楽しむ」ため、般田(パンダ)部長と共に吹奏楽の明るい明日を目指します。

【これはまた貴重な記録……!】丸谷先生、お若いです😭ブレーンさんのDVDご案内、シェア致します。
10/10/2024

【これはまた貴重な記録……!】

丸谷先生、お若いです😭
ブレーンさんのDVDご案内、シェア致します。

みなさん、昨日の「笑ってコラえて」は観られましたか?
丸谷先生の厳しくも温かいメッセージには思わず心がじんと熱くなりましたね!
そして、丸谷先生のDNAは今も淀工に受け継がれているんですね。

さて、もっと丸ちゃんを知りたい!というそこのあなた🙋‍♀️
今日は、淀川工業高等学校吹奏楽部を13年間追い続けた異色のドキュメントDVDをご紹介!

実はこのDVD私も全て観たのですが、
ここまで見せてくれるの?と思うほど、淀工吹奏楽部のありのままの様子が描かれています。
時代は違えど、部員一人ひとりが自分で考えながら成長していく様子には、心を打たれました。

吹奏楽と関わる全ての人の背中を押す、笑いあり涙ありの青春物語!

ぜひ秋の夜長に鑑賞してみてはいかがでしょうか。

\秋にオススメの2枚組DVD!約5分程度でテーマごとに1話完結する編集となっております/
【Winds DVD】淀工吹奏楽日記 丸ちゃんと愉快な仲間たち スペシャルエディション
https://www.brain-shop.net/shop/g/gBOD-7008/

【本日です!】丸谷先生には学研の吹奏楽部取材で大変お世話になりました。早朝から夜遅くまで、子どもたちの相手をし続けて……改めて尊敬の念とともに番組を観させていただきます。
09/10/2024

【本日です!】

丸谷先生には学研の吹奏楽部取材で大変お世話になりました。早朝から夜遅くまで、子どもたちの相手をし続けて……改めて尊敬の念とともに番組を観させていただきます。

■日本列島ダーツの旅 スペシャル!所ジョージが兵庫県宍粟市(しそうし)山崎町へ!出会ったのは草刈り中のお父さん。すると本職は石屋だと石材店の中を案内してくれた。さらに、猟で獲ったという鹿の頭蓋骨と角を気....

【オザワ部長のトークイベント!】映画『ロール・ザ・ドラム!』のトークイベントオザワ部長が登場します!日 時◆10月11日(金)18時の回終了後場 所◆アップリンク吉祥寺 ゲスト◆上野耕平さん(サクソフォン奏者)、オザワ部長(吹奏楽作家)★ト...
09/10/2024

【オザワ部長のトークイベント!】

映画『ロール・ザ・ドラム!』のトークイベントオザワ部長が登場します!

日 時◆10月11日(金)18時の回終了後
場 所◆アップリンク吉祥寺 
ゲスト◆上野耕平さん(サクソフォン奏者)、オザワ部長(吹奏楽作家)

★トークイベント後に「空とラッパと小倉トースト」と「いちゅんどー!西原高校マーチングバンド 〜沖縄の高校がマーチング世界一になった話〜」の販売&サイン会があります

* * * * *

音楽はときとして武器にもなり、絆にもなる―。スイスののどかな村で起こったブラスバンド分裂騒動。個性的で愛おしい登場人物たちが奏でる物語に心からブラボー!
欧州のブラスバンド事情も垣間見え、特に吹奏楽ファンや音楽ファンにはおすすめの一作。
―――オザワ部長

『ロール・ザ・ドラム!』
https://culturallife.co.jp/roll-the-drum/

【オザワ部長がJ-WAVEに出演!】別所哲也さんがナビゲーターをつとめる「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(毎週月曜~木曜の6:00-9:00)に、オザワ部長が出演します(生放送だよ!)▼10月0日(木)AM8:35頃...
09/10/2024

【オザワ部長がJ-WAVEに出演!】

別所哲也さんがナビゲーターをつとめる「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(毎週月曜~木曜の6:00-9:00)に、オザワ部長が出演します(生放送だよ!)

▼10月0日(木)AM8:35頃『MORNING INSIGHT』
吹奏楽作家・オザワ部長をお迎え!
過去の名演奏とともに吹奏楽部の甲子園、”全国吹奏楽コンクール”にインサイト!
高校生の”熱き青春ドラマ”がそこにあります・・・

東京のFMラジオ局J-WAVEでオンエアしている番組、別所哲也がナビゲート「TOKYO MORNING RADIO」のサイトです。番組で放送した情報など掲載しています

【10月19日にオーケストラ・トリプティークが鹿野草平、團伊玖磨、伊福部昭ら3つの交響曲を特集/日本の交響曲作家(シンフォニスト)とZEN&SHIN】興味深いコンサートが開催されます。吹奏楽コンクール課題曲作曲でもご存知、2021年東京パラ...
17/09/2024

【10月19日にオーケストラ・トリプティークが鹿野草平、團伊玖磨、伊福部昭ら3つの交響曲を特集/日本の交響曲作家(シンフォニスト)とZEN&SHIN】

興味深いコンサートが開催されます。吹奏楽コンクール課題曲作曲でもご存知、2021年東京パラリンピック開会式のBGMとして交響曲第1番が使用された鹿野草平の新作《交響曲第2番》を委嘱初演します!

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日本の傑作交響曲の歴史を辿り、新たな挑戦を聴く「日本の作曲家の作品を専門に演奏するオーケストラ・トリプティーク」が、満を持して、日本の交響曲を特集します。1950年に作られた團伊玖磨(生誕100年)の《交響曲第1番》。1954年に作られ、1979年に改訂初演された伊福部昭(生誕110年)の《シンフォニア・タプカーラ》。そして、2021年東京パラリンピック開会式のBGMとして交響曲第1番が使用された鹿野草平の新作《交響曲第2番》を委嘱初演します!鹿野草平の新作は、コンサートホールのステージ+客席数カ所にオーケストラを分割配置して、立体的な音響効果を意図した交響曲となります。

珠玉の管弦楽曲を集めたコンサート~アニメ「犬夜叉」や「金田一少年の事件簿」で人気の和田薫がアニメ「パズドラ」(テレビ東京系)のテーマ音楽として作曲した《MATSURI!》をコンサート用にリアレンジして舞台初演となります。和田薫は、作曲を目指す学生時代に團伊玖磨が審査したコンクールで見出され、大学で伊福部昭に指導を受け、現在では日本の作曲界を牽引する存在であり、交響曲も作曲しています。
異色の作曲家デュオZEN&SHINがお届けするオーケストラロック
工学博士号を持つ二人組ZEN&SHINの楽曲を鹿野草平のオーケストレーションでコンサート作品として送り出すプロジェクトから生まれた傑作《機関車天国》は改訂版による舞台初演です!
ロックとオペラが融合したプログレッシヴな名曲として知られるZEN&SHINの《ブラック・パンサー》も舞台初演。
そのソプラノソロには、オペラからポップスまでクロスオーヴァーに活躍する西田真以(ブラック・パンサーのオリジナル歌手)を迎えます。
生誕100年の團伊玖磨を記念して、代表的な作品である《祝典行進曲》を、管弦楽版で上演して、そのメモリアルイヤーをお祝いします。
■チケット販売はこちら
チケット:4000円(学生1000円/小中高500円)
ピーティックス(電子チケット)https://zenshin.peatix.com
ライン(予約)https://page.line.me/gsx6850b
グーグルフォーム(予約)https://forms.gle/t5TCKkkGweXXF3RSA
主催:オーケストラ・トリプティーク
チケット予約
[email protected](オーケストラ・トリプティーク)
問合:070-8450-2601
2024年10月19日(土曜)14時~(約2時間予定) 開場13時30分(予定)
練馬文化センター大ホール
(西武線・大江戸線練馬駅から徒歩1分)
〒176-0001 東京都練馬区練馬1丁目17-37
演奏予定曲(曲順・楽曲は予定です)
鹿野草平:交響曲第2番(委嘱世界初演)約10分
團伊玖磨:祝典行進曲(1959/1976管弦楽版)約6分
團伊玖磨:交響曲第1番(1950) 約20分
和田薫:MATSURI!(TVアニメ「パズドラ」より/改訂舞台初演)
伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ(1954/1979)
ZEN&SHIN:機関車天国(オーケストラ版改訂舞台初演)約5分
ZEN&SHIN:BLACK PANTHER(オーケストラ版舞台初演)約5分 ほか(予定)。
※ZEN&SHIN楽曲は、鹿野草平によるオーケストレーションで舞台初演となります
演奏:オーケストラ・トリプティーク
指揮:野村英利
コンサートマスター:三宅政弘
ソプラノソロ:西田真以
プロフィール
■野村英利(のむらひでと)指揮
2004年東京音楽大学器楽科卒業。在学中にアメリカコロラドで行われるアスペン国際音楽祭に世界中から選ばれた20人のうちの一人として奨学金を得て参加、ファイナルコンサートに出演。2005年より桐朋音楽大学で黒岩英臣氏に師事。その後ザルツブルクモーツァルテウム大学指揮科でデニス・ラッセル・デイヴィス、ホルヘ・ロッターの各氏に師事。2011年ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団を指揮、ヨーロッパデビューを果たす。2012年同大学を主席で卒業、修士号を取得。
これまでにショルティ指揮コンクールに入選。2015年第54回ブザンソン国際指揮者コンクールセミファイナリスト。2016年第8回ルイジ・マンチネッリ国際オペラ指揮コンクールにおいてファイナリストに選ばれた。
ザルツブルクモーツァルテウム管弦楽団との共演のほか、サンレモ交響楽団、ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニー管弦楽団、バーゼル交響楽団等、各国のオーケストラと共演を重ねる。
2010年より、オーストリアを拠点に活躍する現代音楽専門アンサンブルOENMの指揮者として、ヴェルディ音楽祭(パルマ)、ウィーンモデルン現代音楽祭など、各国の音楽祭に出演。特に現代音楽の分野において高い評価を得ている。
オペラの分野においては、2012年プッチーニの《ラ・ボエーム》を指揮してデビューしたのを皮切りに、これまでにモーツァルトの《魔笛》ヴェルディの《椿姫》《イル・トロヴァトーレ》など多くのオペラを手掛けいずれも成功させ、活躍の場を広げている。
■三宅政弘(みやけまさひろ)コンサートマスター
兵庫県立西宮高等学校音楽科卒業。東京音楽大学卒業。全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門大阪大会高校の部 第一位。江藤俊哉ヴァイオリンコンクールヤングアーティスト部門第三位。東京音楽大学コンクール第三位。桐朋祭超絶技巧選手権ヴァイオリン部門グランプリ受賞。2009年9月、2011年1月にソロリサイタルを開催し、好評を博す。これまでに、竹本洋、後藤維都江、山本彰、辻井淳、東儀幸、田中千香士、海野義雄、横山俊朗の各氏に師事。
■西田真以(にしだまい)ソプラノ
東京都出身。7歳からヴァイオリンを学び、13歳で声楽に転向。菊池英美氏、V.テッラノーヴァ氏、A.ロフォレーゼ氏などに師事。
武蔵野音楽大学高等学校及び同大学声楽学科在学中に、高校生のための歌曲コンクール優秀賞、第1回トスティ歌曲国際コンクールアジア予選ソーニョ賞部門第1位などを受賞。 大学卒業後すぐ
にイタリアへ渡り、国立ミラノG.ヴェルディ音楽院声楽科(大学、大学院)を満点の成績で卒業した。 在院中の2011年に院内オペラプロジェクト・オーディションに合格し、「奥様になった女中」の主役でオペラデビュー。その後も「フィガロの結婚」、「椿姫」などの主役を演じた他、演奏会にもソリストとして多数出演した。イタリアにて、ボナフィーニ-ロンコーニ 国際声楽コンクール、シンフォニアム国際声楽コンクール共に第3位入賞。学外では、「ラ・ボエーム」、「ドン・ジョヴァンニ」などの主役やメインキャストを演じた。
帰国後は、在日イタリア商工会議所主催の様々な日伊国交イベント、イタリア政府観光局100周年記念パーティ、イタリア外務省「世界イタリア料理週間」オペラ・ディナー(銀座アルマーニ)、
ITALIAN WEEK 100 AWORDS などイタリアを代表するセレモニーへ多数出演。また、インドネシア元大統領夫人デヴィ・スカルノ夫人にその歌唱力を認められ、IBLA音楽財団主宰Grand
Prizeコンサート(紀尾井ホー ル、ニューヨーク・カーネギーホール)や、ザ・グランド・インペリアル・チャリティ・バンケット(目黒雅叙園)などの国際チャリティイベントでも歌唱。さわかみオペラ「ドン・パスクアーレ」にてノリーナ役を歌うなど、オペラやクラシック音楽のコンサートに出演を続ける一方で、テレビ番組「THEカラオケ★バトル」の出演を機に、オペラからポッ
プスまで自在にジャンルを超えるクロスオーヴァーへの挑戦を開始。昨年3月にリリースされたZen&Shin作曲のアルバム「Yellow Big Bang」の中で「Black Panther」と「木漏れ陽」を歌唱。
最近では、TVドラマ、映画、アニメの劇中歌や挿入歌も歌っている。
■オーケストラ・トリプティーク
日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラとして、プロ奏者により2012年結成。
伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして8回の公演に出演。
NHKや新聞の取材も受け、テレビニュースでも特集され、音楽雑誌ほかで好評を得る。
これまでに浜離宮朝日ホール(朝日新聞社内)や旧奏楽堂(上野公園内)、東京国際フォーラムほかでコンサートを行い、リリースしたCDはタワー・レコードやamazonのチャートで幾度も1位を記録。
フルオーケストラ、弦楽オーケストラ、アンサンブル、小編成まで様々な形態で日本の作曲家の音楽をアーカイヴすべく活動している。
2021年4月の無観客演奏会がニコニコ超会議で放映され約7万人が視聴。その録音は8月の東京パラリンピック開会式で使用され大きな話題となった。
トリプティークは三連画。前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意である。

【オザワ部長の思い】今年度複数の中高入試問題にも採択された吹奏楽小説『空とラッパと小倉トースト』の著者にして吹奏楽部員憧れのオザワ部長が執筆にかける思いを語った記事がnoteにアップされました。新刊の吹奏楽小説第2弾、『いちゅんどー!西原高...
02/09/2024

【オザワ部長の思い】

今年度複数の中高入試問題にも採択された吹奏楽小説『空とラッパと小倉トースト』の著者にして吹奏楽部員憧れのオザワ部長が執筆にかける思いを語った記事がnoteにアップされました。
新刊の吹奏楽小説第2弾、『いちゅんどー!西原高校マーチングバンド 〜沖縄の高校がマーチング世界一になった話〜』(オザワ部長・著/新紀元社)もあわせてぜひお読みくださいませ♫

https://note.com/ozawa_bucho/n/nb357e66714d9?fbclid=IwY2xjawFCPi1leHRuA2FlbQIxMQABHab9d519fpSfh3FlPlcopui8zO75dXvdWyemOcnzbZ9CUg-W39-ZcQUfgw_aem_8mdh2iq9zyNIksHaBxHJWg

執筆中に浮かんでくる不安  僕はこれまでおもに吹奏楽をテーマにした書籍を執筆してきました。当初はドキュメンタリー書籍が多かったですが、徐々に事実をもとにしたノンフィクションノベルへ以降し、近著の『空と.....

02/08/2024

笑ってコラえて!■夏だ!ビールだ!乾杯だ!の旅 ジャングルポケットが真夏の海へ!夏にしか観ることができないコーナー!今年も湘南の海で海水浴に来た人と一緒に乾杯!小学6年生の女の子と恋話で盛り上がる中、お....

【コントラバス奏者にエールを】バンドに一人、あるいはゼロというところもあるコントラバス。チラシにもある通り、そんなコントラバス奏者が「仲間に出会えるコンテスト」として開催されてきた中学生・高校生のためのコントラバス・ソロコンテストも回を重ね...
26/06/2024

【コントラバス奏者にエールを】

バンドに一人、あるいはゼロというところもあるコントラバス。チラシにもある通り、そんなコントラバス奏者が「仲間に出会えるコンテスト」として開催されてきた中学生・高校生のためのコントラバス・ソロコンテストも回を重ねて第4回となります。
ぜひこの貴重な機会に応募してみてください。

……チューバにもあれば、いいのになー。

https://www.otonowa.net/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3zzxkIk8v112mSmYQGHo-Y6NCSx0hI2Ecpjt1dRruabTZBcb7vgPSXZV4_aem_AVq4Iq...
10/06/2024

https://www.otonowa.net/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3zzxkIk8v112mSmYQGHo-Y6NCSx0hI2Ecpjt1dRruabTZBcb7vgPSXZV4_aem_AVq4Iqwybv_b0udIseWqbituOFx1aA3UAjX9xpm9RF0hB5jQvJbf07nLif8L_5sLe0yl6CsnfI9ePUk1ybel5-u6
【リード没後20年……】

来年、2025年は2005年のA.リード没後20周年になります。
そこで第23回A.リード音の輪コンサートが開催されます。ただいま参加申込受付中!かつてこのコンサートに出演していたあの「コバケイ」(コバケンではない)さんも指揮をします。奮ってご参加くださいませ。

【オザワ部長レポート】第47回全日本アンサンブルコンテスト(2)全日本アンサンブルコンテストのコメント集、以下は高等学校の部です。★高等学校の部★【兵庫県・尼崎市立尼崎双星高校吹奏楽部(打楽器8重奏)】初出場リムリック・デイドリーム(N.ド...
07/05/2024

【オザワ部長レポート】第47回全日本アンサンブルコンテスト(2)

全日本アンサンブルコンテストのコメント集、以下は高等学校の部です。

★高等学校の部★
【兵庫県・尼崎市立尼崎双星高校吹奏楽部(打楽器8重奏)】初出場
リムリック・デイドリーム(N.ドートリー)
銀賞

●船田悠人さん(2年・打楽器) ※演奏後
「(初出場だったが)緊張はあまりなくて。初めてのことだったので、とにかく全力で楽しもうと思っていました。演奏をしているときにみんなの顔を見ていたら笑みがけっこうこぼれていたので、僕も自然と笑顔になりました。緊張感よりは、やりきったという感じがいちばんでかかったです。曲が終わったときに自分でも『いい雰囲気でいけたな』と思ったことと、お客さんが多くて拍手が大きくて感動したことが印象に残っています。どんな審査結果になっても、8人が悔いなく演奏できたので、よかったと思います」

【静岡県・浜松市立高校吹奏楽部(金管8重奏)】初出場
軌道共鳴(三澤慶)
銀賞

●宮津陽希さん(2年・トランペット) ※演奏後
「(初出場だったが)あれよあれよという間にいただいた機会だったので、この場にいられることが嬉しかったです。緊張はほとんどしなくて、舞台上では全員がニコニコしている状態でした。本番中、いつもはみんなあまり顔が上がらなくて目が合わないことが多いんですけど、今日は全員と目が合った。調子がいいのかな、と思いました。演奏後は、あっという間に終わっちゃった感がありました。アンサンブルコンテストは5分間なので、コンクールと違って早いな、と思いました。(演奏の出来は)いままでやってきた中でも良かったと思います。練習では演奏が崩壊するときもあったので、それに比べると上出来だったなと思います」

【北海道・旭川明成高校吹奏楽部(クラリネット4重奏)】初出場
「オーディションのための6つの小品」より I. II. III. VI(J.M.ドゥファイ)
銀賞

●河合美詩さん(2年・クラリネット) ※演奏後
「(緊張感は)わたし的には初めての場所だったので、何もわからない状態で逆に緊張しなかったです。演奏は楽しかったです。ホールの響きがすごいきれいだったし、(内装に木材が多く使われているため)木のぬくもりを感じました(笑)。演奏が終わったときは、テンポがちょっと早くなっちゃったけど、吹ききれてよかったなと思いました。この大会のために、部活の中でみんなの時間をお借りして練習させていただいたので、アンサンブルで学んだことをしっかりまわりに発信できるように頑張りたい。自分たち自身もここでの経験を消化して、成長できるようにしていきたいです」

【香川県・香川県立坂出高校吹奏楽部(サクソフォン4重奏)】
トルヴェールの《惑星》より 彗星(長生淳)
金賞

●十川絢羽さん(2年・アルトサックス) ※表彰式後
「(金賞受賞の感想は)本当に信じられなくて、びっくりというか、夢かなみたいな感じです(笑)。演奏は、本番で自分たちのベストを更新し続けるのは難しいことだと思うんですけど、ベストよりベター、私たちらしい演奏ができたので悔いはないです。緊張はちょっと(笑)! いい緊張感でした。(自分たちへのご褒美は)スタバに(笑)」

オザワ部長メモ:坂出高校は全日本アンサンブルコンテストに12年連続12回目の出場。金賞は3回目。十川さんが「表彰状についた金メダルがほかの色のものより重い気がする」と言っていたのが印象的でした。

【埼玉県・埼玉県立伊奈学園総合高校吹奏楽部(サクソフォン8重奏)】
蜃気楼(福島弘和)
金賞

●三原奏愛さん(2年・ソプラノサックス) ※表彰式後
「西関東大会では、演奏後のメンバーの表情も煮えきらない感じだったのですが、本日の全国大会では自分たちの持てる力を発揮できたと思います。(何か苦労したことは?)出演順が早い番号を伊奈学園は引きがちなので(今回は6番)、自分たちなりに早起き対策を立ててやってきたのがつらくもあり、いい思い出でもあります。(金賞と発表されたときは)正直、自信がありまして(笑)、『やっぱりか〜!』と思ってしまいました。新しい代で初めての大きな大会だったので、いい初陣になったかなと思います」

【長崎県・長崎県立佐世保北高校吹奏楽部(木管三重奏)】
木管三重奏のためのフモレスケ(田村修平)
銀賞

●山北倖輝さん(2年・オーボエ) ※表彰式後
「出場する前は、自分たちがいい演奏できるかなと不安だったんですけど、いざステージに出るとすごく楽しくて。もともと、楽しく演奏しようというのをモットーにやってきたので、本番も楽しんで演奏できたことがよかったと思います。(初出場で、プログラム1番だったが)出場順が決まったときは緊張したんですけど、それまでは前の団体の演奏を聴いて緊張してしまうことが多かったので、それがなかった分、『自分たちの音楽を届けよう』と思って楽しむことができたかなと思います。演奏は1ケ所ミスっちゃったところがあったんですけど、ちょっと心配していたところはできたので、何より自分たちが楽しめたことがよかったと思います。(オーケストラの経験があるとお聞きしたが?)アルカスSASEBOというホールにジュニアオーケストラがあり、今回出場した3人とも部活以外にそこにも所属しています。自分は中学のときはオーケストラだけで高校から吹奏楽部に入り、ほかの2人は中学時代から吹奏楽部でした。オーケストラでは個人個人の表現ができるので、その経験がある3人が集まったから、すごく表現力のあるアンサンブルができたんじゃないかと思います。

【オザワ部長レポート】第47回全日本アンサンブルコンテスト(1)2024年3月20日、群馬県の高崎芸術劇場で2023年度の全日本アンサンブルコンテストが開催されました。2024年度は全日本吹奏楽コンクール・高等学校の部と中学生の部がお隣の栃...
07/05/2024

【オザワ部長レポート】第47回全日本アンサンブルコンテスト(1)

2024年3月20日、群馬県の高崎芸術劇場で2023年度の全日本アンサンブルコンテストが開催されました。2024年度は全日本吹奏楽コンクール・高等学校の部と中学生の部がお隣の栃木県・宇都宮市で開催されるので、今年は北関東2県が吹奏楽的に熱いエリアとなります。

なお、高崎芸術劇場は2019年にオープンした新しいホールで、群馬交響楽団が本拠地としています。とても美しく、響きもいいホールでした。

全日本アンサンブルコンテストは1日で中学校、高校、大学、職場・一般という全部門の演奏・審査を行う非常にハードな大会です(審査員の方、相当大変だろうな……)。3〜8人の演奏、楽器の編成もバラバラなので、各学校・チームの個性が見える面白さはありました。中学生であっても、「よくこのレベルの曲を!」と驚愕することも多く、ここで得た経験や技術が新年度の合奏などに活かされることを思うと、とても楽しみになりました。

また、特に高等学校の部では初出場校が目立ちました。
長崎県立佐世保北高校(長崎)、旭川明成高校(北海道)、尼崎市立尼崎双星高校(兵庫)、金沢学院大学附属高校(石川)、浜松市立高校(静岡)が初めて全国の舞台に立ち、いずれも銀賞を受賞しました。
各校はもちろんのこと、それぞれのエリアにも良い刺激と影響を与えることでしょう。

作曲家としては三澤慶さん、田村修平さんの作品の多さが目立っていました。

それでは、出場者のコメントです(一部、演奏前のコメントもあります)。
なお、学年は大会当時のものです。

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★中学校の部★
【埼玉県・朝霞市立朝霞第三中学校吹奏楽部(打楽器7重奏)】初出場
独奏マリンバ、独奏ティンパニと5人の打楽器奏者のための「マートラ」(西村朗)
銀賞

●鈴木ひよりさん(2年・打楽器) ※演奏前
「今日のためにみんなで頑張ってきたので、しっかり、納得のいく演奏ができるように頑張ります。いままで大変だったのは、みんなで決めるところをちゃんと決められなかったりしたこと。この大会ではちゃんと決めて、悔いのない演奏をしたいです。いまはみんなちょっと緊張があるんですけど、楽しくできたらなと思っています」

【東京都・羽村市立羽村第一中学校吹奏楽部(金管8重奏)】
軌道共鳴(三澤慶)
金賞

●岡田修矢さん(2年・トランペット) ※表彰式後
「緊張しました。練習した成果が出せて、いい演奏ができたと思います。(金賞受賞は)めっちゃ嬉しいです」

●島﨑朱里さん(1年・バストロンボーン)
「自分で納得しきれない部分もあったのですけど、いままでの努力を発揮できてよかったです。(全国大会までで大変だったのは)個人的にはトロンボーンの2人を支える音色を作るのに苦労しました。(金賞は)嬉しかったです」

【東京都・小平市立小平第三中学校吹奏楽部(打楽器7重奏)】
協奏曲(J.シュワントナー)
金賞

●田村陽さん(2年・打楽器) ※表彰式後
「今回の演奏は、いままでの中では比較的うまくいったかなと思っています。おそらく、みんなの中では個人的なミスというのはあったと思うんですけど、その中でも一人ひとりの演奏がひとつの音楽になって、この素晴らしい結果に至ったのかなと思います。(かなりたくさんの楽器がステージ上に並んでいたが)正確には数えていませんが、たぶん20種類以上は……。僕はマリンバとティンパニをやらせていただいていました。(金賞と発表された瞬間は)すごく嬉しかったですし、努力してよかったと思いました。曲は(協奏曲という抽象的なタイトルで)お題がなく、全部一から作っていく感じだったので、難しい面もたくさんありました」

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★大学の部★
【東京都・東海大学吹奏楽研究会(金管8重奏)】
「幻影」より III.歪んだ時間 II.すれ違う心 I.切り裂かれた都市(小長谷宗一)
金賞

●大平裕太(3年・チューバ)
「初めて経験する全日本アンサンブルコンテストという大舞台で、緊張とワクワクが入り混じっていました。全国大会の雰囲気に圧倒されましたが、その中でも精いっぱいの演奏はできたと思います。(演奏については)緊張もありましたが、審査員やお客様に聴かせてやるぞという気持ちで本番に挑み、いままでの大会の中でいちばん良い演奏ができました。(金賞受賞は)とても嬉しく、驚きました。3年間取り組み続けてきたアンサンブル活動がようやく報われたなと感じました。同時に、たくさんの人の支えがあって金賞をいただけたと実感しており、ご指導いただいた先生方や応援してくださった皆様には感謝してもしきれません」

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★職場・一般の部★
【東京都・創価グロリア吹奏楽団(金管8重奏)】
ダンツァ・ストゥルットゥーラ(田村修平)
金賞

●伊賀誠さん(トランペット)
「舞台上で演奏して感じたのは、あまりまわりの音が聞こえなかったんですが、仲間を信じていつもどおりの演奏をしようと心がけました。演奏後に聴いてくださった方々の感想をお聞きしたところ、『すごくよかった』と言っていただけたので、すごく自信がつきました。(緊張は?)ありました。ステージに入るまではなかったんですが、ステージ上でセッティングをして、いざお客様のほうを見たときに緊張感に襲われて。1音出したときにまわりの音が聞こえなかったというのがさらに緊張を掻き立てたんですけど、その緊張を楽しむように意識しながら演奏しました。(金賞受賞で感じたのは?)まずこれまで応援してくださった方々、支えてくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、自分たちで勝ち取ったんだという金賞への嬉しさがこみ上げてきました」

(※レポート(2)高等学校の部コメント集に続く)

【試験に出るオザワ部長!】北海道,長野県に続き徳島県でも!がぜん注目があつまる小説「空とラッパと小倉トースト」ぜひご一読を!#PR
01/04/2024

【試験に出るオザワ部長!】

北海道,長野県に続き徳島県でも!
がぜん注目があつまる小説「空とラッパと小倉トースト」
ぜひご一読を!
#PR

拙著「空とラッパと小倉トースト」が、‪ #徳島県 でも公立高校の国語の入試問題に採用されたとのお知らせがありました。

実際、入試で問題を解いたという方もいらっしゃるかな?

‪入試問題としては、 #立命館慶祥中学校 ‪や #長野県 の公立高校に続く3つ目の採用。

問題を見せていただきましたが、作者なのになかなか難しかったです💦

この本を読むと国語力もアップ……するかどうかはわかりませんが、春休みの読書にぜひ。
電子書籍版、Audible版(アマゾンのオーディオブック)もあります。

‪ #吹奏楽 ‪ #吹奏楽小説

【オザワ部長の小説が、高校入試問題に採択されました!】今年2月の立命館慶翔中学校(北海道)に続き、3月頭に実施された長野県の県立高校後期入試問題(国語科)に、オザワ部長著の『空とラッパと小倉トースト』(Gakken刊)が採択されました!それ...
08/03/2024

【オザワ部長の小説が、高校入試問題に採択されました!】

今年2月の立命館慶翔中学校(北海道)に続き、3月頭に実施された長野県の県立高校後期入試問題(国語科)に、オザワ部長著の『空とラッパと小倉トースト』(Gakken刊)が採択されました!

それほどに吹奏楽部員たちの青春が見事に描かれたこの作品は紙の書籍・電子書籍に加え、Audibleでもお楽しみいただけます。

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瑞々しい吹奏楽ライフの日々、受験対策にも(笑)どうぞご購読くださいませ。 
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【オザワ部長レポート③】7年ぶりの全日本マーチングコンテスト金賞に輝いた愛工大名電の挑戦!愛知県の強豪、愛知工業大学名電高校吹奏楽部は、2023年11月19日に大阪城ホールで開催された第36回全日本マーチングコンテスト・高等学校以上の部に出...
30/01/2024

【オザワ部長レポート③】7年ぶりの全日本マーチングコンテスト金賞に輝いた愛工大名電の挑戦!

愛知県の強豪、愛知工業大学名電高校吹奏楽部は、2023年11月19日に大阪城ホールで開催された第36回全日本マーチングコンテスト・高等学校以上の部に出場した。

吹奏楽コンクールでは全国大会に45回出場(高等学校の部で最多)しているだけでなく、マーチングコンテストでも全国大会に25回出場という名電。しかし、金賞からは2016年以来遠ざかっていた。

そんな名電は今年、新たなチャレンジを仕掛けてきた。名電のマーチングを指導し、ドリルデザイナー(マーチングの設計図であるコンテの作成者)でもある梶山宇一先生はこう語る。
「今年の名電は新たに2つの挑戦をしました。1つは指揮者。他校では一般的に行われているように、ドラムメジャーだけでなく顧問の遠山翔大先生が指揮台に立って指揮をするという、2人の指揮で大会に臨みました。もう1つは楽曲。初めて作曲家の鈴木英史先生にマーチング用の楽曲アレンジを依頼しました。楽譜の仕上がりを受けて、私は今年のメンバーの持つ響きを考え、英史先生のサウンドが会場いっぱいに届くようオーケストレーションに気を配りながら楽器を配置しました」
 2021年はジョン・ウィリアムズの名曲メドレー、2022年は天野正道の《「GR」より シンフォニック・セレクション》を取り上げた名電だが、2023年は冒頭に小長谷宗一作曲《グランド・マーチ》を持ってきた後は、《ニュー・シネマ・パラダイス》など鈴木英史が編曲したエンニオ・モリコーネの作品を奏でた。
「たくさんの有名曲のメドレーだったので、それぞれの曲のイメージがしっかりマーチングの動きに現れるように工夫しました」

全国大会での演奏・演技は、冒頭の《グランド・マーチ》から豊かなサウンドがホールいっぱいに響き渡り、その後は演奏と動きが見事に両立されたマーチングが続いた。モリコーネの美しいメロディをしっかり聴かせながらも、ハッとするような動きもあり、終盤にかけて客席を巻き込みながら盛り上がっていく高揚感があった。
トータルのバランスの良さでは、出場25団体の中でもトップクラスだと感じられた。

名電のマーチングをここまで仕上げる上で、梶山先生は様々な苦労に直面したという。
「まず、各パートの人数で3人・5人・7人・11人という素数が多かったです。割り切れない数字でコンテを作るのは大変なのですが、その難しさを見ている人が感じないようにする点で少し苦労しました。それと、カンパニーフロントのスタート位置。フロアの真ん中にするか、後ろにするかで悩みに悩み、いろいろ試した末に真ん中から5メートル後ろをスタート位置に決めました。苦労といえば、今年度はメンバーの半数をマーチング未経験者が占めており、メンバーに音楽とマーチングの楽しさを知ってもらいつつ全国大会を目指す道のりは大変でした。最終的に、メンバーが互いを支え合って、笑顔で大阪城ホールに立てたことがよかったと思います」

審査の結果は、7年ぶり8回目の金賞だった。梶山先生にとっては、賞の色以上に感慨深いものがあったようだ。
「会場に応援にきてくれたたくさんの卒業生たちが、現役生たちと喜びを分かち合っているのが嬉しかったです。特に、コロナ禍でマーチングコンテストがなかった年の子たちが祝福してくれている姿に感動しました。また、指揮をした遠山先生は、2013年に名電のドラムメジャーとして出場し、銀賞を受賞してから10年ぶりの大阪城ホール。顧問となって、生徒たちとともに受賞した金賞には格別な思いがあったと思います」

かつてメジャーバトンを振りながらメンバーを先導していた遠山翔大先生は、今回はタキシード姿に白手袋でフロアの最前列の指揮台に立ち、力強く指揮をしていた。
顧問として初めて全国大会の舞台を経験した遠山先生はこう語る。
「僕はマーチングの指揮をするのは初めてだったんですが、すごくフィット感がありました。『これ以上はできんな!』というベストな演奏・演技ができたと思います。全国大会に至る過程では、17人という人数の少ない3年生が全体を指導する係、演技中心にチェックする係、1年生を教える係、などそれぞれに役割を決めて頑張ってきました。エースプレイヤーがいるわけではなく、部長や副部長などもメンバーの中にはいませんが、全体のチームワークですごい力を発揮してくれた。カンパニーフロントのときには、私も今まで経験がないくらい熱く感動しました」

遠山先生の現役時代から数えて10代後のドラムメジャーを務めたのは、座奏ではアルトサックスを担当している3年生、堀田悠斗くんだ。
「ドラムメジャーは先代の3年生と顧問の先生方によって選ばれるのですが、まさか自分が選ばれるとは思っておらず、それまでリーダーとして集団をまとめる経験がなかったので、最初はやっていけるか不安でした。ただ、僕だけじゃなく、17人の3年生が手を取り合い、支え合ったからこそ乗り越えられたと思います」

全国大会出場は25回目とはいえ、「マーチングの聖地」大阪城ホールに到達するのは簡単なことではなかった。
「今のチームで動き始めたころは、一人ひとりが演奏に自信が持てていませんでした。特に後輩たちは、もともとみんな力はあったのに心細そうな様子だったので、上級生は自信を持たせるように声をかけたり、指導したりしてきました。県大会、東海大会と経験するうちにみんなが自信を持てるようになり、全国大会のときには『今年のメンバーならいけるんじゃないか』という気持ちになれていました」

出場順は9番。79人で挑む名電は、堀田くんの『行くぞ!』という掛け声に『おー!』とメンバーが大声で応えてから、大阪城ホールのフロアに駆け出していった。
「今年は遠山先生が指揮をしてくださっていたので、例年以上にテンポが安定したのと、先生の存在がメンバーに安心感を与えていたと思います。自分が特に記憶に残っているのはカンパニーフロントです。僕が先導し、みんなが横一列で後ろから前進してくるのですが、ものすごいサウンドが響いてきて、自分が歩いているというよりは後ろから背中を押されているような感覚になりました。6分間が終わったとき、『あぁ、いい演技ができたな』としみじみ思いました。

表彰式では、メンバーを代表して堀田くんが表彰状を受け取った。
「まわりは不安がっていたのですが、自分は自信があったので、結果を聞くのが楽しみでした。ゴールド金賞をいただけて、まずホッとしました。表彰状を受け取ってから名電の列に戻るとみんなが泣いていて、金賞の実感が湧くとともに、その表情に自分も感極まってしまいました。自分たちの努力が認められたのも嬉しかったですが、メンバーがひとりも欠けることなく大阪城ホールに来るという目標を達成できたのがいちばんの喜びです。この思い出がいつまでもみんなの心に残ってくれたら、と思っています」

名電では、練習場がある付属中学校の敷地内に入ると、すべての部員が5メートル8歩というマーチングの基礎となる行進(フォワードマーチ)をしてから校舎に入ることになっている。入部してから毎日続けてきた一歩一歩の歩みが、大阪城ホールへ、全国大会金賞へとつながったのだ。
堀田くんたち3年生の行進は終わりを迎えたが、名電の後輩たちがその歩みを引き継ぎ、2024年度もまた笑顔と感動にあふれた未来へ向かって進んでいくことだろう。

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◆NEWS~編集部より◆
オザワ部長が愛工大名電吹奏楽部の全面協力のもと執筆した、福岡出身の少女が名古屋の名門校吹奏楽部に入って友達や音楽との出会いで成長していく姿を描いた吹奏楽青春小説『空とラッパと小倉トースト』――この作品が、20204年度中学校入学試験問題に採択されました!
北海道の立命館慶祥中学校の国語読解問題で、本文の第2楽章から保育園児たちを招待したコンサートでの、座奏Bのリーダー・アリスの心の動きを読み取らせる内容でした。
しっかりとした文章と心に響く内容であればこそ、この作品に目をとめていただけたのではないかと思います。ぜひ皆様にも手に取っていただければ幸いです。福岡出身のナレーターによるAudibleも必聴モノです! 

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23/01/2024

第27回定期演奏会が2024年2月11日,アクトシティ浜松大ホールにて開催されます。今回は客演指揮者に作曲家の高昌帥氏をお招きしての演奏会です。長崎活水高校吹奏楽部へ書き下ろした、「吹奏楽のためのアンセム」を演奏します。
第2部のオリジナルミュージカル風ステージでは脚本をオザワ部長さんに書き下ろしていただき、三浦秀秋さんの音楽により上演いたします。これも見どころです。
オーラスでは今年度、コンクールで演奏した「秘儀Ⅸ」西村先生急逝の報は誠に残念ですが、心を込めて演奏させていただきます。
盛りだくさんの浜松聖星高等学校吹奏楽部定期演奏会へ是非、ご来場ください。当日券も発売いたします。

23/01/2024
【オザワ部長レポート②】全日本マーチングコンテストで輝いた箕面自由学園、市立柏箕面自由学園高校吹奏楽部ゴールデンベアーズ(大阪)は、2018〜2019年と2年連続で全日本マーチングコンテスト金賞を獲得するも、2020年はコロナで大会が中止、...
23/01/2024

【オザワ部長レポート②】全日本マーチングコンテストで輝いた箕面自由学園、市立柏

箕面自由学園高校吹奏楽部ゴールデンベアーズ(大阪)は、2018〜2019年と2年連続で全日本マーチングコンテスト金賞を獲得するも、2020年はコロナで大会が中止、2021年はコロナの感染者増で出場を辞退。2022年は復活の全国大会で涙涙の金賞返り咲きを果たした。
そして、2023年。箕面自由学園の伝統のショーが大阪城ホールに花開いた。
抜群に響く華々しい《ファンファーレとアレグロ》から始まり、美しい隊列をキープした外周の行進、そして、軽快なステップと音楽で箕面自ワールドを展開する《シャンソンメドレー》と、大阪城ホールの観客を魅了した。

2年連続の金賞を受賞した後、3年生のドラムメジャー、高階伎世くんは目を潤ませながらこう語った。
「この大阪城ホールで金賞を取るというのが中学生のときからの夢で、今日それが実現できたのは、ドラムメジャーとして立たせてくれたみんな、ずっとそばで見守ってくれたお父さんお母さん、ファンのみなさん、先生方、サブの子たち、本当にみなさんの支えがあったからこそです。ここに来るまでには、途中でチームが分裂してしまうというピンチもありましたが、一丸となって再スタートを切り、大阪城ホールにみんなで立つことができました。今は感謝の気持ちしかないです」
高階くんの首には、吹奏楽部で独自に作った金メダルがかけられていた。

千葉県の柏市立柏高校吹奏楽部は、かつて270人以上いた部員が今年度は110名。3年生は29人というかつてないピンチの状況だったものの、新たに主顧問となった緑川裕先生の指揮で全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞した。
200人以上部員がいたころは赤組(吹奏楽コンクール)・白組(マーチングコンテスト)・青組(全日本高等学校吹奏楽大会in横浜など)の3チームに分かれていたが、今年度は青組はおらず、赤組と白組も掛け持ちがいるという状況。それでも、顧問・宮本梨沙先生を中心とした指導のもと、全日本マーチングコンテストに22回連続での出場を決めた。

全国大会当日、入場前に大阪城の濠の前に集合していた市柏。白組部長でフルート担当の3年生・齋木椛さんは本番直前の心境をこう語ってくれた。
「全国大会を前にして、特に後輩で緊張している人もいるので、練習どおり頑張れるようにしたいと思っています。マークタイム(規定演技のひとつで、その場での足踏みのこと)が壮大に盛り上がるように工夫してきたので、注目していただきたいです」
 一方、ホルン担当の3年生・三浦世楠くんはこう話してくれた。
「今年は1、2、3年生でいろいろな大会に挑んできたので、緊張感はありますが、全国大会は結果よりみんなで楽しみたいと思います。もちろん金賞はとりたいですが、まずは笑顔で終わりたいです」

市柏の演奏・演技は熊谷淳作曲《IK Fanfare》からスタートし、後半には鈴木英史編曲によるベートーベンの名曲を持ってきた。齋木さんが語っていたマークタイムはベートーベンの有名な《ピアノソナタ第8番「悲愴」》。叙情的な美しい旋律を奏で、終盤は《交響曲第9番》で歓喜の調べを奏でた。
結果は銀賞だったものの、持てる力を出し尽くしたマーチングだったのではないだろうか。

大会後、齋木さんはこうコメントを寄せてくれた。
「まず、大阪城ホールという大きな舞台で演奏でき、とても感動しました。マーチングコンテストへの取り組みがスタートした時点では『このメンバーで全国大会へ行けるのか』という不安が大きく、どのような練習をすればより良い演奏・演技ができるかを考えながら練習を積みました。その結果、全国大会では自分たちなりの最高の演奏・演技が披露できたのではないかと思っています。同期のみんなや後輩たちの努力の結果であり、また、先生方のご指導のおかげです」
三浦くんも、大会前に語ってくれた目標は達成できたようだ。
「今年度は部員数も少なく、いくつもの大会に重複して出場するメンバーが何人もいて、大変な1年でした。そんな中、結果としては銀賞でしたが、このメンバーで出場する最後の大会で楽しく演奏・演技をすることができました。悔いのない最高の大会として締めくくることができ、感謝の気持ちでいっぱいです」
少ない人数で苦境を乗り越えてきた3年生の言葉は、とても爽やかだった。
今年は日本マーチングバンド協会の大会にも出場するなど、果敢に挑戦を続けた1年だったが、新世代のイチカシが始動したことを実感させられた。

箕面自由学園高校、市立柏高校、それぞれにピンチを乗り越えた先に大阪城ホールで最高の演奏・演技を輝かせた。この2校だけではなく、ほかの学校もきっと山あり谷ありの経験をしてきたことだろう。今年度はコロナに加えて、インフルエンザなどにも苦しめられたに違いない。メンバーの少なさを様々な工夫で補ったバンドもあっただろう。
そういった困難を克服してきたからこそ、ひときわ音が響き渡り、行進がいきいきし、笑顔が輝いていたのではないだろうか。
改めて、出場したすべての高校生たち、指導した先生たちに拍手を送りたい。

▼第36回全日本マーチングコンテスト高等学校以上の部
http://www.ajba.or.jp/00ajba/03_marching/marcon36koukou.htm

▼第36回全日本マーチングコンテスト中学校の部
http://www.ajba.or.jp/00ajba/03_marching/marcon36junior.htm

【これは楽しみです!!】今週土曜の14時から、注目です!
09/11/2023

【これは楽しみです!!】

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