20/12/2023
株式会社unerryは、WEBサイト閲覧者の来店コンバージョンを分析する新たなダッシュボード「Beacon Bank 来店計測 for WEB」の提供を開始した。このサービスは、国内1.5億IDの人流ビッグデータとWEB行動DMPのデータを組み合わせることで、WEBサイト閲覧者が実店舗や施設へ来訪したかどうかのコンバージョン判定を可能にする。 「Beacon Bank 来店計測 for WEB」は、Google Analyticsの来店状況レポートの機能停止に伴い、WEBコンテンツが実店舗への来店促進にどれだけ貢献しているかの計測に関する業界のニーズに応えるために開発された。このダッシュボードでは、WEBサイト経由の来店率やWEBサイトの来店貢献率などを分析することが可能だ。また、広告やSNSなどのWEB集客手段が実店舗の来訪にどの程度影響を与えているかのチャネル別評価も行える。 株式会社カインズのマーケティング本部マーケティング部長、小林雅明氏は、このサービスについて「顧客化に影響のあるメディアやコンテンツの把握が改めて可能になる」と評価し、オウンドメディアコンテンツの効果可視化やクロスドメインでのコンテンツマーケティング推進に期待を寄せている。 「Beacon Bank 来店計測 for WEB」の特徴としては、店舗を持たない企業でも導入可能であること、WEBサイト閲覧の残存効果日数を柔軟に設定できること、導入作業が数分で手軽に利用開始できることなどが挙げられる。これにより、リテールやアミューズメント業界、メーカー業界、メディア業界、自治体・地域開発・観光など、さまざまな業種での活用が期待される。 unerryのプロダクトマネージャー、渡邊大将氏は、「Beacon Bank 来店計測 for WEB」がオンライン上での顧客アプローチが実際の来店・来訪につながったかを明らかにし、顧客接点に近いポイントでの改善サイクル強化に貢献できると述べている。また、店舗運営の有無に関わらず、タグの埋め込みだけで提供可能な本サービスは、オフラインの行動変容を起こす世界中のあらゆるWEBサイトに導入される可能性を秘めている。 この新サービスの提供を通じて、unerryは企業、メディア、そして生活者にとってメリットのある体験づくりに貢献し、消費者のマインド・行動に影響を与える魅力的なコンテンツが溢れる社会の実現を目指している。 【関連リンク】 unerry、WEBサイト閲覧者の来店コンバージョンを分析するダッシュボード「Beacon Bank 来店計測 for WEB」を提供開始
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